シェムリでコロナ避難生活①…まずはお宿をご紹介をします

2020/04/07 - 2020/05/07

新型コロナ下、シェムリでの新避難生活がスタートです。
私が選んだホステルをご紹介します。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

「333Hostel」。
私が宿探しをした4月上旬はまだ閉まっている宿が多く選択肢は少ない状態。そんな中から予約サイトで安そうな宿を何軒かピックアップし、実際に部屋を見て決めました。この宿もドミが目当てでしたが予約サイトに表示されているにもかかわらずクローズになっていました。ファンのダブルは1ヶ月(30泊)120ドルでいいと言う。うーむ、安いかなと思いましたがこんな時期で旅行者はいなし、部屋も空いてるので交渉の余地は十分あります。少し粘って100ドルにしてもらえました。ありがとうございます。
コロナ特別料金かもしれませんが…。

333 HOSTEL, Siem Reap ホテル

ちなみに、とある日のBooking.comではA/Cダブルが1泊17ドルと出ていました。

入口に出されている看板ではFAN8ドル、A/C10ドルとなっています。予約サイトで予約して来たらどうなるんでしょうか？看板を指摘すれば値下げしてくれるような気もしますが、支払い済みの場合は？とか考えると面倒くさそうです。予約サイトの管理が甘い宿は結構あります。
35ドル/週(FAN)、60ドル/週(A/C)、120ドル/月(おそらくFAN？)の表示もあります。どの宿も長期なら交渉次第で割引きしてくれるかもしれないので予約サイトで30泊予約してしまうとかはとりあえずやめた方がいいと思います。

レセプション。

3階の私の部屋。
入口とバルコニー側に2つ扉があり風の抜けがよく、大きな窓もあるので部屋の中はとても明るいです。ただ4月、5月は一番暑い時期なのでFANのみだとちょっとつらいかも。本当に暑くて寝苦しい夜が2,3日ありました。

バルコニーから眺める。

共同のトイレ、シャワー。
3階にある3部屋のうち、他の2部屋はトイレ,シャワーは付いているので実質的には私専用と言えます。ちゃんとお湯も出ます。

3階の部屋のいいところはこの眺め。

開放感があって気持ちいい。
料金が安いことは重要ですが、長期で滞在するなら居心地の良さも大切です。昼間でも暗い“穴蔵ドミ”では気が滅入ってしまいますから。

共用テーブルがあるのもグッド！

周りは落ち着いた住宅地、夜はとっても静かです。

建物の裏手に回ると…

小さいながらもプールがあります。

一応、デッキチェアも用意されています。
旅行者がいないせいで掃除がされてなったけど、この後きれいにしてくれました。

朝食は有料ですが、水、お湯、お茶、コーヒー(3in1)はフリーです。時々バナナやマンゴーも出してくれます(時期によります)。

まずは前回2020年1月に訪れた時に通っていた定食屋へ。

コロナの影響かどうかはわらないけど、やってたりやっていなかっり…。というか閉まってる日のが多い。おばちゃん一人で道楽的にやってるところだからそんなに儲けはないんだろうな。今後はあまり“使え”なさそうです。

なんか後ろ姿に哀愁が漂っています。

代わりに見つけたのが近所のこの定食屋。

おかずの種類は豊富です。

おかずとご飯のセットで4000リエル。
ボリューム満点なんてすが…、どのおかずも味付けが濃すぎ。うまさも微妙。

それに本当は4000リエルなのに、ここのオヤジは最初6000と言いやがった。ツーリストプライスってやつですよ。なんか感じの悪い店なのでまた違う店を探すことにします。

こちらは前回も利用した「QBベーカリー」。
食パン一斤(ハーフ)が2000リエル。
朝めし確保！

こちらも前回とてもお世話になったホームメイド・ローカル焼酎「スラソー」を売る商店。

店内はかなりディープです。

1ボトル(450mlくらい)1500リエル。ポリタンクから注いでくれます。
これで酒も確保！

とある日、宿のレセプションにはお供え物が…。そして“HAPPY NEW YEAR”の文字。そう4/14はクメール正月(年によって日は変わります)。この日は前日の4/13で大晦日。

近所のクロム市場へ行って見ると、確かに人出が多くいつもより賑わってる。正月準備のための年末の買い出しは万国共通のようです。

正月用の星型の飾りがあちらこちらで売られています。

あまり伝統的な感じがしない…なぜに星型？

クメール正月は別名“水かけ祭り”とも呼ばれます。正月中は町中のそこらかしこでバケツや水鉄砲で水をかけ合うはずなんですが、なぜか今年は見かけない。どうも新型コロナの影響で自粛になったようです。

4月はマンゴーの旬の時期でもあります。畑や庭先で採れたであろうマンゴーが一斉に町中に並びます。驚くのはその値段。なんと1kg1000リエル(通常は3000)。日本円だと25円ほどです。中サイズなら3～4個で1kg、マンゴー3つでたったの25円ですよ。これが食わなきゃ損ってやつです。毎日腹いっぱい食ってたら“しばらくは見たくない状態”になってしまいました。

ネットの記事によるとコロナのせいで輸出できず値崩れしているとか。ひょっとしたらこれも影響してるんでしょうか…。
シェムリでの生活はまだまだ続きます。
(つづく)