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フランス領ギアナに入国。

2010年 カリブ海・南米北部-B(仏領ギアナ編)

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2010/11/14 - 2010/11/15

19位(同エリア19件中)

まさとし

まさとしさん

フランス領ギアナに入国。

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  • スリナムから川を渡り、フランス領ギアナに入国。

    スリナムから川を渡り、フランス領ギアナに入国。

  • フランス側でもイミグレーションのある港に付けてもらえた。ここでフランス領ギアなの入国手続きを済ませスタンプが押された。フランスのスタンプではなく、ギアナ独自のものだ。<br /> 到着したのはギアナのサンローラン・ドゥ・マロニという町だ。<br /> ギアナの首都はカイエンヌでサンローラン・ドゥ・マロニはギアナで第二の都市になる。<br /> しかし到着したのは町はずれだったらしく、ずいぶん寂しい町だ。おまけに雨が降ってきた。結局スクーターをヒッチハイクして町の中心部まで出られることができた。<br /><br /> フランス海外県だがここの住民はフランス人ではなくカリブ海の住民のノリで大丈夫のようだ。。<br /> フランス領ギアナはかつてフランスの流刑地で島流しになった囚人が収容されていた場所だ。とはいえ今ではちゃんとしたフランスの海外県として住民には市民権がある。しかしここはフランスにしては荒廃した町並みが広がっている。サンマルティンのようにインフラがきれいに整備されていると思っていた。ギアナは観光地ではないのでインフラは後回しというわけだろうか。ギアナの第一印象はスリナムとたいして変わらないということだ。首都カイエンヌはわからないが、サンローラン・ドゥ・マロニを見ている限り、建物や通りの標識、路面の状態など老朽化はかなりひどい。銀行などの建物も古くとてもフランスだとは思えないボロさだ。<br /> 植民地時代の建物など古い家屋は手入れされているものも多いが、廃墟のような建物が足を引っ張っている。日曜ということもあるがスリナムに比べ人通りがなく、空き地の多さが一層殺風景な町並みを作り出しているといえる。<br /> 通貨はユーロで物価だけは高い。こんなところに一泊もするのかと後悔してしまう。日帰りで来ればよかったがもう手遅れだ。

    フランス側でもイミグレーションのある港に付けてもらえた。ここでフランス領ギアなの入国手続きを済ませスタンプが押された。フランスのスタンプではなく、ギアナ独自のものだ。
     到着したのはギアナのサンローラン・ドゥ・マロニという町だ。
     ギアナの首都はカイエンヌでサンローラン・ドゥ・マロニはギアナで第二の都市になる。
     しかし到着したのは町はずれだったらしく、ずいぶん寂しい町だ。おまけに雨が降ってきた。結局スクーターをヒッチハイクして町の中心部まで出られることができた。

     フランス海外県だがここの住民はフランス人ではなくカリブ海の住民のノリで大丈夫のようだ。。
     フランス領ギアナはかつてフランスの流刑地で島流しになった囚人が収容されていた場所だ。とはいえ今ではちゃんとしたフランスの海外県として住民には市民権がある。しかしここはフランスにしては荒廃した町並みが広がっている。サンマルティンのようにインフラがきれいに整備されていると思っていた。ギアナは観光地ではないのでインフラは後回しというわけだろうか。ギアナの第一印象はスリナムとたいして変わらないということだ。首都カイエンヌはわからないが、サンローラン・ドゥ・マロニを見ている限り、建物や通りの標識、路面の状態など老朽化はかなりひどい。銀行などの建物も古くとてもフランスだとは思えないボロさだ。
     植民地時代の建物など古い家屋は手入れされているものも多いが、廃墟のような建物が足を引っ張っている。日曜ということもあるがスリナムに比べ人通りがなく、空き地の多さが一層殺風景な町並みを作り出しているといえる。
     通貨はユーロで物価だけは高い。こんなところに一泊もするのかと後悔してしまう。日帰りで来ればよかったがもう手遅れだ。

  • 町中の商店はほとんどが中国人経営。今夜泊まることになった「スターホテル」という宿も中国人経営で東南アジアにありがちな旅社風の宿だ。ただお湯やエアコン、テレビが付いているとはいえ55ユーロもする。インターネットは無料で使えるらしい。

    町中の商店はほとんどが中国人経営。今夜泊まることになった「スターホテル」という宿も中国人経営で東南アジアにありがちな旅社風の宿だ。ただお湯やエアコン、テレビが付いているとはいえ55ユーロもする。インターネットは無料で使えるらしい。

  • 旅社風の内部。

    旅社風の内部。

  • 宿にはプールがある。<br /><br /> この街では中国人の商店だけ開いているが、食事をする場所もほとんどない。今泊まっている宿のレストランともう1軒中華料理屋を見つけたが何ともわびしい町だ。<br /><br /><br /> 昨夜寝てないので何もない町の方が休養にはいいとはいえるが、それにしてもフランス領ギアナにはがっかりだ。明日の朝にはスリナムに戻ろう。

    宿にはプールがある。

     この街では中国人の商店だけ開いているが、食事をする場所もほとんどない。今泊まっている宿のレストランともう1軒中華料理屋を見つけたが何ともわびしい町だ。


     昨夜寝てないので何もない町の方が休養にはいいとはいえるが、それにしてもフランス領ギアナにはがっかりだ。明日の朝にはスリナムに戻ろう。

  • サンローレンの町並み。

    サンローレンの町並み。

  • 町の中心部にはきれいな建物もある。

    町の中心部にはきれいな建物もある。

  •  夕方、かつて島流しにあった罪人たちを収容する施設が町の中心の港の横に残っている。「トランスポーテイション・キャンプ」という名で輸送された人のキャンプという意味だろうか。

     夕方、かつて島流しにあった罪人たちを収容する施設が町の中心の港の横に残っている。「トランスポーテイション・キャンプ」という名で輸送された人のキャンプという意味だろうか。

  • どことなくアウシュビッツ収容所を思わせる塀の内部の収容施設は改修され、一部は事務所などに使われていたりする。

    どことなくアウシュビッツ収容所を思わせる塀の内部の収容施設は改修され、一部は事務所などに使われていたりする。

  • 当時のままの状態で残っている建物も多い。内部には囚人を鎖でつなぐための留め金が残されていて少し生々しい。改修されていない建物の階段などは崩れそうになっているので二階に上がるのは危険だ。

    当時のままの状態で残っている建物も多い。内部には囚人を鎖でつなぐための留め金が残されていて少し生々しい。改修されていない建物の階段などは崩れそうになっているので二階に上がるのは危険だ。

  • 塀の外から

    塀の外から

  • 収容所の横は港になっていてのどかな風景が広がっている。<br /><br /> 対岸はスリナムだ。川の中には座礁した船の残骸が放置されている。

    収容所の横は港になっていてのどかな風景が広がっている。

     対岸はスリナムだ。川の中には座礁した船の残骸が放置されている。

  • 沖合に島があるなと思ったら大型の座礁船だった。船から木が生えていたので島に見えてしまったが、ちょっと興味深い光景だ。

    沖合に島があるなと思ったら大型の座礁船だった。船から木が生えていたので島に見えてしまったが、ちょっと興味深い光景だ。

  •  夕食は昼に比べ、営業している店が増えたように思う。ピザの店なども営業しているが、結局選択枠は中華料理しかない。

     夕食は昼に比べ、営業している店が増えたように思う。ピザの店なども営業しているが、結局選択枠は中華料理しかない。

  • ここで注文したチキン照り焼きのチャーハンがうまかった。カリブ諸国のチャーハンは味付けが濃く、また具ににんじんや豆など訳のわからないものが入っていることが多くはっきり言っておいしくなかったのだ。でも今夜のチャーハンはうまかった。さすがにフランスの中華だ。これを食べられただけでフランス領ギアナに来た価値があったように思う。値段は5ユーロと我慢の範囲内だ。

    ここで注文したチキン照り焼きのチャーハンがうまかった。カリブ諸国のチャーハンは味付けが濃く、また具ににんじんや豆など訳のわからないものが入っていることが多くはっきり言っておいしくなかったのだ。でも今夜のチャーハンはうまかった。さすがにフランスの中華だ。これを食べられただけでフランス領ギアナに来た価値があったように思う。値段は5ユーロと我慢の範囲内だ。

  • 【11月15日(月)】<br /><br /> スリナムの首都パラマリボに今日の13時までに戻ることができれば、ブラジルビザが申請できる。しかし平日のサンローレンの街も見てみようと思い、朝、町を歩いてみたので出発が遅れてしまった。平日のサン・ローレンの町は交通量が増え、商店が営業しているだけでこれといって面白みはなかった。8時過ぎホテルをチェックアウトして歩いてスリナムへの船が出る桟橋へ向かった。<br /><br /> 出国を手続きを済ませ、船に乗り込んだ。料金は15スリナムドルか4ユーロ。そのままスリナム側に到着し入国手続きを済ませた。スムーズにスリナムに戻ることができた。

    【11月15日(月)】

     スリナムの首都パラマリボに今日の13時までに戻ることができれば、ブラジルビザが申請できる。しかし平日のサンローレンの街も見てみようと思い、朝、町を歩いてみたので出発が遅れてしまった。平日のサン・ローレンの町は交通量が増え、商店が営業しているだけでこれといって面白みはなかった。8時過ぎホテルをチェックアウトして歩いてスリナムへの船が出る桟橋へ向かった。

     出国を手続きを済ませ、船に乗り込んだ。料金は15スリナムドルか4ユーロ。そのままスリナム側に到着し入国手続きを済ませた。スムーズにスリナムに戻ることができた。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • arfaさん 2023/07/12 02:20:53
    55ユーロのゲストハウスに5ユーロのチャーハン
    こんばんは。
    ギアナってホント物価高いんですねぇ。
    こういうマイナーな旅行先の情報って言った人のカキコミがホント参考になります。
    新コロナ騒動前に私もいろいろ行きたいところはあったんですが東アフリカをエジプトから南下してザンビア、そこから西へ向かいナミビアから出るコース、ナイジェリアからベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボアールからブルキナファッソ、南下してガーナのアクラから出るコースとともにキューバからコロンビアまでフェリーで回りたいなと思ってました。(調べたら船が見つからないところもかなりありました)
    いろいろ参考になりそうなので他にも読ませていただきます。

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