2010/11/29 - 2010/12/01
29位(同エリア30件中)
まさとしさん
エクアドルからアルバを経由して帰国の途につきます。
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エクアドルのキトからパナマを経由して1時間後、アルバに着陸態勢に入った。
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アルバは島全体が白い砂のビーチに囲まれたリゾート地だが今日は天気が今ひとつだ。
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中心都市のオランヘスタッドはアルバの首都でここでもクルーズ船が停泊している。
近代的なアルバ空港に到着。入国はスムーズだ。またこの空港はキュラソーと違いバス停の場所もわかりやすく、首都オランヘスタッド行きのミニバスもすぐにやってきた。値段は2.25ギルダー(130円くらい)。 -
オランヘスタッドの中心部にやってきた。ここもキュラソーほどではないがカラフルなオランダ様式の家が建ち並んでいる。とりあえず安宿はないか探したがなさそうだ。通行人に聞いても安いホテルの意味を理解してもらえない。
確かに周辺は高級ブランド物のテナントや華やかなカジノの建物しか見あたらない。カリブ海のラスベガスといわれている場所ではやはり安宿はないのか。
裏通りに行ってみたがホテルらしき建物は見あたらない。観光案内所も閉まっているので頼れる場所もなく、仕方ないのでガイドブックに載っている一番安い宿に向かうことにした。
中心部からバスを向かった先はパームビーチだ。パームビーチ周辺はラスベガスのような大型リゾートホテルがそびえ立っていて、ファーストフードやスーパーマーケットもあったり便利な場所だ。
パームビーチでバスを降り、内陸の方へ1キロ歩いたところに目的のココナッツインという宿がある。ロンリープラネットに載っている一番安い宿だ。
かなりわかりづらい場所にあり、少し迷ってしまった。日が暮れてきてだんだん不安になってくるなか、何人かに道を聞き何とか宿を見つけ出すことができた。
ココナッツインはモーテルタイプの宿で1泊69ドルだが、税金を含めると現金の場合総額85ドル(朝食付)らしい。でも2泊するので80ドルに値引きしてもらえた。それでも高い。結局初日のバハマと同じ値段になってしまい、今回の旅行での宿代最高値タイ記録になってしまった。
またWi-Fiは別に5ドル払うことになったがあるだけマシだと考えたい。 -
部屋は広くキッチンもついていて快適に過ごせそうだがシャワーはお湯は出ない。
宿の近くに中華料理屋があったので夕食はここですますことにした。この宿は夜は車がないと外出するのが難しそうだ。治安というより野犬が多いのが気になる。 -
【11月30(火)】
ホテルで朝食を済ませた。ハムエッグにパンとコーヒーでまずまずだ。ココナッツインはプールもあるが、ここまで来たらビーチに出たい。今日は晴れ間も見え、昨日のように厚い雲に覆われてはいないが、いつ雨が降り出してもおかしくない天候だ。 -
客室棟はこんな感じ。
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ココナッツインの正面口。
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ホテルが不便な場所にあるので徒歩でパームビーチへ向かった。15分ほどかかるが途中には中華料理の店とファーストフードが多い。
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こちらはマクドナルド。
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パームビーチへ出た。砂浜はきれいだが天気が。
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この周辺にはラスベガスとカンクンを合体させたようなカジノ併設のビーチリゾートがそびえ立ち、現在建設中のリゾートもある。
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午前中は首都のオランヘスタッドの街へ出る事にした。
ホテルエリアからはバスが頻繁に出ているようで待たずにバスが到着した。
オランヘスタッドのバスターミナルに到着したら雨が降り出した。 -
オランヘスタッドの海岸道路沿いは派手なカジノが林立している。
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高級ブランドのテナントが入ったショッピングモールがあり、カジノの周辺には宝石店などが並ぶ。カジノで買った人間に金を使う場所を準備しているラスベガスでもマカオでも同じだ。
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ショッピングモールの内部。あまり客はいない。
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派手な建物。
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オランヘスタッドの街並もキュラソーのようにオランダ風の建築様式の家が見られる。ただ復元されたような感じでどこまで歴史があるのかは疑問だ。
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時計塔があったので何かと思い、いってみたら歴史博物館だった。かつての要塞を利用した施設だ。
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海岸沿いにクルーズ船を見に行ったら岩場にイグアナが放し飼いにされていた。
これだけたくさんのイグアナを一度に見たのは初めてだ。気を付けないと踏んでしまいそうだ。 -
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今回エクアドルに行ったにもかかわらずガラパゴス諸島には行けなかったが、ここでイグアナを見られて多少気休めにはなった気がしないでもない。
昼前にはパームビーチに戻ってきた。
雨が降ったりやんだりであまり遠出はできない。やはりこの島はレンタカーがないと行動範囲が限られる。とはいえ車を借りてまで行きたい場所があるのかというと微妙な感じだ。
【12月1日(水)】
アルバ最終日でチェックインの12時までは自由に時間が使える。今日は天気も回復し青空が広がっている。 -
晴れ渡った日は午後から天候は悪化する事が多いが、午前中は問題ないだろう。午前中は島の北西部の先端にあるカリフォルニア灯台とその近くのアラシビーチに行くことにした。
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宿の近くにはサボテンが自生している。
宿からリゾートホテルの建ち並ぶパームビーチまで歩いてそこからバスに乗ることになる。バスはけっこう本数が多いのですぐに来た。 -
アラシビーチへ向かうバスの車窓から座礁船の残骸が見えた。
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このバスの終点はアラシビーチになる。このあたりは大型リゾートもなくのんびりしていてビーチも素朴な感じできれいだ。アルバの穴場ビーチかもしれない。
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ここからカリフォルニア灯台まではさらに1キロほど歩くことになる。ここにも自生しているサボテンが。
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直線距離ではたいしたことないが車道を歩くため遠回りしなくてはならない。灯台まで頑張って歩いたが、そこからの眺めはまずまずだ。中途半端な砂丘がある程度でそれほどたいした景色ではないが向こうには青い海と白い砂浜が広がっている。
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カリフォルニア灯台からパームビーチ方面を眺める。
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とりあえずカリフォルニア灯台まで行って来たという満足感は得られたのでよかった。おそらくアルバで最も重要な名所の一つだからだ。
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高級リゾートの立ち並ぶパームビーチに少し寄ってみた。今日は天気がよくビーチは賑わっている。
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そのまま宿に戻って出発の準備をしてチェックアウトを済ませた。荷物を背負いパームビーチへまた戻る。この徒歩でも移動が大きな時間のロスになる。バスをオランへスタッドで乗り継ぎ空港へ向かった。
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ミニバスも走っていて本数が多いのでスムーズ空港まで来ることができた。ミニバスの値段は一回2.50(130円くらい)ギルダーだ。
オランヘスタッドから空港方面を経てサンニコルスへ向かうミニバス乗り場。 -
アルバの通貨。四角のコインがあるのが印象的だ。
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アルバの空港はアメリカ便とその他の国への便でターミナルビルが分かれている。アメリカ行きのビルが一番大きく広々している。それだけアルバへはアメリカ人観光客が多いという現れだろう。
帰国の途につくが、今日はこれからニューヨークに向かう事になる。コンチネンタル航空なのでニュージャージー州のニューアーク空港になるが、このフライトからスターアライアンスゴールド特典が使えるので長蛇のチェックインカウンターの列も気にならない。
しかしニューアーク行きは1時間の遅延だ。ただでさえニューヨーク到着が遅いのに勘弁してもらいたい。遅延は乗り継ぎ便の変更を生み、その処理で一般客が迷惑を被り何重にも被害が出て収拾がつかなくなる。1時間の遅延が多大な被害を生むのだ。
とにかくコンチネタル航空にはいい思い出はない。今回も遅延と出だしからやらかしてくれたが、何も期待しない方がいい。10年前ベネズエラに行ったときはひどい目に遭わされた。ニューアークのチェックインカウンターで行列の流れが遅く1時間以上待たされ、順番が回ってきたときには出発1時間前を切ったので手続きは締め切ったとか言いやがった事は一生忘れない。
オーバーブッキングの対応で行列の進みが遅くなっていたのだろうが、そのお詫びの言葉もなく突き放すような態度には怒りを覚え、二度と使いたくない航空会社だと思わされた。
結局文句を言って当日発のアメリカン航空の便に振替えさせたがおとなしくしていると何をされるかわからない航空会社だ。日本への帰国便もオーバーブッキングで搭乗口付近で降ろす客を探し回っていた。今回も油断は禁物だ。他の航空会社の遅延ならここまで頭に来ないがコンチネンタル航空は別だ。
コンチネンタル航空がスターアライアンスに加盟して目的地が増えたのはいいが、できれば使いたくない航空会社だ。今回もマイレージ特典で空席があったから使うに他ならない。
ユナイテッド航空と合併するのはいいが、どういうスタンスで行くのか見物だ。
アルバでは出国手続きを済ませたあとバハマのように飛行機に乗る前にアメリカの入国手続きと税関検査を受けることになる。
この方がニューヨークに着いてからすぐ街に出られるので助かる。しかしアメリカの入国審査官はヒマなようで僕の旅行内容をすべて聞いてきて荷物もすべて調べられることになった。どうせこちらも遅延のおかげで時間も有り余っているし、暇つぶしにはちょうどいいだろう。
日本の繊細な旅行グッズを係官に見せびらかせたあと、ニューヨークで楽しんでくれという係官の言葉を受けて待合室に向かった。
しかしアルバの空港ではコンチネンタル航空のビジネスクラスのラウンジがなく、腹を満たすためには5ドル以上するホットドッグを買わなくてはならない。こんな事なら町中のマクドナルドで食事を済ませておけばと後悔した。
またアルバ空港はWi-Fiも1時間の時間制限があり、スピードも遅いものしか利用できないセコさだ。あるだけマシなのかもしれないが、アメリカの飛行機移動はつくづく貧乏臭く苦痛に思えてならない。
どうせコンチネンタル航空は機内食は出ず、飲み物だけだろう。
1時間遅れの予定が結局2時間近く遅れてアルバを出発した。
ニューヨークには9時に到着。思ったよりは早くついたがそれにしても寒い。
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