21. アンマンからの帰国：サウジ、クルディスタン、イスラエル、ヨルダンの旅

2020/01/04 - 2020/01/04

ヨルダンではアンマンでの乗継ぎの合間にジェラシュ遺跡に訪れたのち、そのままタクシーでアンマン市内を流してもらいながら見て回り、14時間と言う乗継ぎ時間を活用した。

そして、カタール航空で香港国際空港へと飛び、ピーチに乗継ぎ関空へ。
アンマンからドーハまでの移動は順調だったが、ドーハから香港行きのフライトでは、ドーハの滑走路上でエンジンが停止し、ターミナルに引き返すと言う、まさかの事態が発生した。結局機材トラブルにより2時間以上遅れ、香港でピーチのチェックインカウンターに達した時にはピーチの定刻時刻の50分までだった。

普通に考えたらチェックインもクローズしている時間だったが、ダメもとで行ってみると何とピーチの到着が遅れ、二時間遅れの出発になっていたため、何とかチェックインすることができ、予定通り帰国した。今回の旅行は最後の最後でプチハプニングがあったが、途中まで怖いほど順調に旅程を勧めることができた。

今回訪れた国はどこも魅力的で時間があればもっとじっくりと回ってみたいと場所ばかりだった。

エリア アンマン(ヨルダン)

関空から出発し、西安で乗り継ぎ広州へ。そして広州からサウディアでサウジ第２の町、ジッダへと向かった。
今回の旅はジッダから空路、メディナに移動後、エアアラビアでシャルジャで乗継ぎ(時間が15時間あるのでシャルジャを観光)、イラクのクルド人自治区のエルビル、そしてエルサレムを観光する。
日本への帰路、ヨルダンのアンマンでも乗継ぎ時間があるので、17年ぶりにアンマンに訪れ観光することにしていた

アンマンから約50キロ離れたジェラシュ遺跡を見たあと、アンマンに再び戻ってきた。

アンマンもエルサレム同様に波状になった丘に町が形成されている。

しかもこの日は金曜日で公共交通機関は休み。そのため引き続きタクシーで周遊した。

アンマン市内に訪れたのは実に19年ぶりだが、まるっきり町を覚えていない。

アンマンと来ればシタデラだが、まだ一度も訪れたことがなかったので、ついでにいってもらった。

新石器時代から歴史があるアンマンのシタデラ。

アンマン城 城・宮殿

シタデラから見下ろすと、反対側の丘には住宅が密集している。

アンマンの街 散歩・街歩き

アンマンのシタデラの入口。金曜日でも営業しているようだ。

内部はこのように特段の目を見張るべきものはないように感じた。ジェラシュ遺跡遺跡を見た後だったので、よけいにそのように感じたのかもしれない。

シタデラを見るよりもシタデラのある丘から見下ろす町を見ている方が楽しかった。

シタデラに上った後にモスク丘の上から降りてモスクに向かった。

ところが訪れようとしたモスク付近は交通規制が引かれ、近づくこともできなかった。

仕方ないので行き場を失ったので、アンマン市内を一通り回ってもらった。

そして北バスターミナルに。

北バスターミナルで運転手とお別れ。運転手はとても親切だったのでチップも弾み、ご機嫌！

タクシー タクシー系

北バスターミナル店舗は締まっており、唯一開いているのがバスのチケット売り場のみ

エアポートバスは金曜日でも30分～1時間間隔で走っている。

サリヤ エアポートエクスプレス バス系

50分程で空港に戻ってきた。

アンマン国際空港から日本まではカタール航空で香港まで向かい、ピーチに乗り継いで帰国する。カタール航空のチェックインカウンターには多くの日本人ツアー客がいた。20名くらいいたんじゃないだろうか。

アンマン・クイーンアリア国際空港 (AMM) 空港

空港では時間つぶしに、まずロイヤルヨルダン航空のビジネスクラスラウンジに。

食事は意外に少なくお酒のつまみのような感じだ。

座席は高級感あるのだが・・・。

さすがロイヤルヨルダン航空のラウンジ。アルコール飲料も取り揃えている。結局ラウンジではナッツ類とワインしかいただくことがなかった。

ロイヤルヨルダン航空のラウンジからの眺め

おすすめのラウンジがこのトランジットホテルと一体になっているぺトララウンジ。

トランジットホテルのレストランと一体になっている。

そのため食事の種類はとても豊富。

肉類も食べることができる。ロイヤルヨルダン航空のラウンジに早く見切りをつけてこちらに来ればよかった。

時間が来たので搭乗待合へ。

機材はやや古いので、パーソナルテレビも小型だ。

カタール航空 航空会社

アンマンを発ち一路ドーハへ。

Qatar Airways QR401
AMM - DOH
Amman - Doha
3 January 2020
☆☆
日本でいえばドライカレーのような味付けで、好みはわかれるだろうが、個人的にはそこまで美味しいとは思わなかった。

ドーハに到着。ドーハは2006年以来13年ぶりだ。当時はまだ現在のターミナルを改修拡大中だったので、今回と様相は全然異なる。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

ドーハのラウンジは人があふれ、席を探すのも大変な状況だった。
Al Maha Services Transit Lounge

オリックスラウンジ (ドーハ国際空港) 空港ラウンジ

ドーハから日本に直接戻りたいところだが、残念ながら価格的なこともあり、香港へと飛ぶ。

ところがこのフライト、タキシングウェイを走りランウェイまで達したところで急にエンジンの音が低くなった。機材トラブルで何と、ターミナルに引き返すことになった。フライトキャンセルになるのではないか、とは言え飛んでる途中に機材トラブル起こすのではないかとヒヤヒヤした。

飛行機はターミナルに戻り調整が行われ、結局2時間以上経過し再びランウェイへ。

今回は何とか飛ぶことができたが、香港の乗り継ぎ時間は4時間もない。ピーチに乗り継げるのか不安だった。

ドーハ市内を横目に離陸

香港での乗り継ぎを考えると、ドーハから香港までのフライトは気が気ではなかった。

Qatar Arways
QR818 DOH - HKG
Doha - Hong Kong
4 January 2020
飛び立ってすぐに配膳された機内食。マッシュポテトとビーフはよくあっていて、ビーフの濃い味が中和されて組み合わせがよかった。

カタール航空 航空会社

Qatar Arways
QR818 DOH - HKG
Doha - Hong Kong
4 January 2020
☆☆☆
香港に到着前に配膳された機内食

カタール航空は定刻よりも三時間近く遅れて香港にアプローチ

到着後慌ててバゲージクレームに向かったが、こんなときに限って荷物が流れてこない。
もうピーチへの乗り継ぎは絶望だと思った。

ピーチのチェックインカウンターに到着した時間は出発の50分前。もう乗り継ぎは絶望だと思いながらもダメもとでいくと、ピーチが出発が遅れてるので問題ないと。

ピーチの遅延によって救われ何とか日本に戻れることになった。

1月の香港は信じられないほど閑散としていた。いつも入出国には長い列がつくられ時間もかかるのに、デモの関係で何れも3分も並ぶことがなかった。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ピーチは結局二時間以上遅れて出発することに。ん？てことは関空に到着するのが24時を余裕で過ぎてしまう。。。関空から対岸まで出るのにタクシーしかないのか！？

とりあえず、日本に戻れば自宅は関空から近いし、あとはどうにでもなるので、気にせず飛び立った。

Peach Aviation
MM060 HKG - KIX
Hong Kong to Kansai
4 January 2020
ピーチでは機内食を注文して食べた。

ピーチ航空 航空会社

二時間以上の遅れのため、関空に到着したときには日付が回っていた。当然この時間帯には鉄道は走っていない。

関西国際空港第二ターミナル 空港

幸い対岸の泉佐野までは深夜バスが走っていることを知り、バスの時間まで牛丼を食べて時間潰し

第１ターミナルから泉佐野駅行きのバスは出発する。泉佐野駅からタクシーで帰宅。ドーハからプチハプニングだったが帰国時で良かった。出発時だと疲労度もストレス度も比ではなかっただろう。

関西国際空港 空港