2020.01 年末年始・鉄路でぐるっと九州四国（21）特急列車で四国大移動・徳島ラーメンを食べに行こう

2019/12/29 - 2020/01/03

宇和島観光を終了して、特急宇和海20号で宇和島を出発します。そしてそのまま特急を乗り継いで高松へ。本日の宿は高松ですがせっかく特急乗り放題の切符ですので、高松からさらに足を伸ばして、徳島へとラーメンを食べに行くことにしましょう。

468冊目　2020/05/04投稿

エリア 徳島市(徳島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急

宇和島駅に戻ってきました。時刻は1419。出発がどんどん遅れていますが、まあいいや。

宇和島駅 駅

プラレール。ちゃんとお城もあります。
ちなみに、朝お世話になった観光案内所は9時から14時までの営業だそうで、もう閉まっていました。

予土線の車両は新幹線タイプのキハ32

ああ、ちゃんと尾灯が点灯するんですね。細かい。

こちら側はさすがに平面のままです。

折返しとなる宇和海15号が到着。10分で折り返しです。

特急 宇和海 (松山駅 - 宇和島駅) 乗り物

それでは宇和海に乗りましょう。お、N2000タイプか。

中間車両は普通の2000系。併結できるものな。宇和海用のサイクルスペースがあります。

海側の座席に座って、出発進行。

宇和島を出るとぐんぐん標高を上げていきます。城山郷土館での文学作品でも、この鬼ヶ城連山が場面の舞台になっていた小説として、松本清張の「梟示抄」、江藤新平の逃亡シーンが挙げられていたなあ。

それでは、さらば宇和島。さらば宇和海。

そのあとは内陸部を走っていきます。

特急宇和海って名前の割には、海が見えるのは宇和島の手前くらいですよね。この列車。まあその区間の見下ろすような宇和海が実にいいわけなんだけど。

伊予大洲の手前で肱川を渡り

肱川 自然・景勝地

おお、朝は霧がかっていたけれども、晴れてくれました。綺麗に伊予大洲城を見ることができましたよ。あそこの庭園とお城、よかったなあ。

大洲城 名所・史跡

山に囲まれつつ田園風景

建物が見えてくると

内子あたり。内子の観光も昔したことあったなあ。

ボーッとしているうちに松山へ

1622、松山駅に到着。ちょっと遅れたかな。

特急 しおかぜ 乗り物

出迎えてくれるアンパンマン。

アンパンマン駅名標。さあもういい時間ですので、そのままいしづちに乗り換えます。とりあえず高松行きなので先頭3両で車体のカラーラインが青の車両の座席に座っておけばいいはず。

松山駅 (愛媛県) 駅

列車は出発。案外空いてるな～

いやあ、快適快適。ただ、新型（といっても2014年だから6年前のデビューだけど）の8600系が未乗車なので、そちらにも乗ってみたかったなあ。なにより向こうだと充電できるし。

松山駅を出発。

しおかぜ26号で日が暮れゆく瀬戸内海を眺めます。

ああ、もう日が暮れつつあるなあ。

で、自由席にしては空いてるなあと思っていたら、JR四国は正月は特急しおかぜ・いしづちの併結運転を取りやめて全車しおかぜで岡山へ行く運用。そのために自由席の場所も変わっていたのでした。車掌さんが検札に来るまで気づかなかったよ。
なおこちらの案内は、翌日の高松駅にて。

で、座席を変わって今度こそ自由席へ。座れてよかった。あとで思ったら、自由席・指定席の運用が変わっていたのなら、リニューアル済みの指定席車両が自由席として運用されていたかもしれないのか。ちゃんと確認しておけばよかったな……。

景色見ながらボーッとしたりうとうとしているうちに、あっという間に宇多津。大慌てで乗り換えです。お、8600系やん。

宇多津駅 駅

いしづちが区間運転になっていたおかげで乗り換えが必要でしたが、おかげで8600系電車にも乗れそうですね。デッキの様子。新型にしては思ったよりもシンプルと言うかそっけないと言うか……なんて思ってしまうのは、昨日九州の特急にずっと乗っていたからでしょう。

宇多津駅を出発。本日は多客期につき、高松発着のいしづち・しまんとは多度津までの区間運転なのでした。

坂出では向こうのホームにしまんと7号が。あちらも多度津で南風に接続ですね。

坂出駅 駅

多度津から高松なのであっという間に到着です。向こうのホームにも8600系停まってますね。

座っていた座席を。快適なシートでした。

このタイプの座席、どこかの車両と似ていますよね。どこだっけ……北海道？　そもそも特急列車にあまり乗らないので、最近乗車した特急電車を考えると北海道（それでも9ヶ月前）かなあ。最近の東日本の特急列車とかはどうなってるんでしょうね、内装。

特急 いしづち 乗り物

床面は木製パネルでシートは黄緑色。優しい配色です。

乗車してきた、いしづち26号。

特急 いしづち 乗り物

サイドビュー

ヘッドマークはLED表示機（かな？）。ひらがな・アルファベット表記を交互煮出しています。

特急 いしづち 乗り物

高松駅ホームに8600系が並びました。どちらも多度津までのいしづち区間運転に充当。

高松駅 駅

さて、時刻は19時、特急乗り放題切符があるのに宿に籠もるには少し早い時間ですよね。しおかぜ・いしづち車内でのんびりしていたら疲れもとれたので、徳島まで足を伸ばしてみることにします。徳島ラーメン食べたくなったんじゃ。

高松1917発のうずしお27号は既にホームに停まっていたので、座席を確保しに行きましょう。四国最新特急車両の2700系！　2600系には2018年に乗車しましたけど（https://4travel.jp/travelogue/11368798）、こちらは初めて。

うん。さっきの8600系と姉妹車だけあって、雰囲気が似てるなあ。

さて、座席を確保したので一旦駅を出て……。

高松駅 駅

やはり高松に来たからには、讃岐うどんも食べていかないと。というわけで、高松駅徒歩5分の、めりけんや高松駅前店にやってまいりました。

めりけんや 高松駅前店 グルメ・レストラン

かけうどん小に丸天ぷら一つ、合計340円なり。

ずずず～とうどんを啜って、ダッシュで駅へと戻ります。

特急発車3分前に、ホームへ戻ってきました。

高松駅 駅

側面の行き先表示、8600系と比べて小さい？

正面から。2600系と比べると、たしかに裾の部分が絞り込んであるな。

特急うずしお 乗り物

それでは乗り込みましょう。座席に座って出発進行。

こまめに高徳線の主要駅に停車しながら徳島へと向かいます。

あ～よく寝た。

徳島駅に到着です。国鉄型からJR型まで並びますねえ。

徳島駅 駅

徳島駅にて

駅名標と2700系。

しばらくすると、テールランプがヘッドランプへと切り替わり、うずしお28号として高松へと引き返していきました。早いとは思ってたけど折り返し時間5分しかないんか。

さて、次の特急はおよそ1時間半後似出発する2202発のうずしお32号。これが高松への最終列車。乗り遅れないようにしないとね。

それでは徳島の駅前へ。

さあて、どこのお店に行きましょうか。とりあえず、徳島ラーメンが食べたいので……

スマホ見つつ駅前を歩いているうちに

骨付鶏が食べたくなったのでこちらのお店に入ることにしました（笑）。いや、骨付鶏の本場は香川やん、とか言わないで。大丈夫、ラーメンは〆でちゃんと食べるから。

酒と飯のひら井 徳島店 グルメ・レストラン

それでは……

まずはビール。

あ、餃子も頼んじゃお。

で、お待ちかねの骨付鶏。いやあ、美味しいわ。

で、締めはちゃんと行かないとね。ラーメンはこちらの宝ラーメンにしました。

宝ラーメン 徳島駅前店 グルメ・レストラン

券売機で注文。生卵もつけちゃおう。

うん、この色。徳島ラーメンだよね。ただ、もうちょっと濃い方が好みだったかなー。ともあれ、おいしくいただきました。

宝ラーメン 徳島駅前店 グルメ・レストラン

さあ、最終列車まであと10分を切りました。

駅へ戻りましょう。

徳島駅 駅

徳島駅まで戻ってきて、こちらが最終のうずしお32号。なんとキハ185でありました。そう言えば、最終の高松行き特急はキハ185で、アンパンマン車両をくっつけてたなあ。昔乗ったことあるわ。

特急うずしお 乗り物

側面の表示も幕式。白地の幕にこの字体。国鉄やな。

ドアも折戸で段差あり。まあ、折戸の特急は近鉄で見慣れていますけど。

おかげで本日1日で四国の特急車両はほとんど乗れたのかな。形式として乗車していないのは2600系だけなんじゃない。最後が国鉄型というのもそれはそれで良いでしょう。

それではこちらの車両でアンパンマンと遊びながら……

冗談です。こっちのシートに座って……いや、ここは指定席なので

普通に自由席に座って帰りましょう。

そうそ、アンパンマン車両にはスタンプもおいてありました。「ゆうゆうアンパンマン　アンパンマン列車」

それでは徳島を出発。骨付鶏にラーメンを食べに、1時間半の滞在でした。

板野駅にて、うずしお31号と行違い。

板野駅 駅

向こうの車両、徳島に来るときに乗った編成ですね。もう、高松ー徳島を1.5往復してるのかぁ……むにゃむにゃ。

ハッと目が覚めると栗林駅。本日の宿の最寄り駅です。慌てて下車。まあ、寝過ごしても高松からの普通列車で来れるんですが……。

車掌さんに「この後まだ列車に乗りますか？」と聞かれて切符を回収されそうになりましたが、記念にほしいともらっておきました。ホームからこの日の高徳線下り最終列車となる、うずしお32号をお見送り。

栗林駅 駅

それではコンコースに降りて……。なんか不思議なオブジェが広がっていますね。前来たとき、こんなのあったっけ。

車掌さんが切符を集めていたことから察せられましたが、高松市街地の特急停車駅といえども、この時間はもう無人です。

では、改札を出て階段を降りて

栗林駅

栗林駅 駅

駅から出て駅前の道路を渡ったところにあるあのホテルが、今日のお宿ですね。

ビジネスホテル　サンシャイン高松

ビジネスホテル　サンシャイン高松 宿・ホテル

ここは年末年始は朝食お休みみたいです。まあどうせなら讃岐うどん食べたいし。

無事にチェックインしました。

宿のお値段。宿泊補助様々です。

それではお部屋へ。

普通のシングルルーム。

トイレはウォシュレット

普通のトイレ・バスですね。

折り紙がワンポイントで飾られていました。今日はよく休めそうですね。

本日乗車した四国の列車たちをまとめてみました。九州と違ってこちらは数が少ないので普通列車も混ざっています。予土線のかっぱ号は車内に乗り込んだけどすぐに降りたわけですが……まあいいや、いれちゃえ（笑）。