神保町発のカレー専門店「共栄堂」～カレーの聖地・神保町で一番歴史があるカレー店。ミシュランガイド東京ビブグルマン選出店～

2019/03/06 - 2019/03/06

日本で一番古いインド料理店は、以前に紹介した東銀座の「ナイルレストラン」ですが、東京におけるカレーの聖地として知られる神保町で一番古いカレーのお店は、大正13年創業の「共栄堂」です。「共栄堂」が提供するカレーは、欧風カレーやインドカレーでもない、スマトラカレーです。スマトラカレーは、インドネシアのスマトラ島のカレーですが、特徴としては、たくさんの種類のスパイスを使い、また、小麦粉を使わないため、さらさらとした口当たりで辛さが伝わってきます。どちらかと言うと、インドカレーに近いかもしれません。

「共栄堂」のスマトラカレーは他店ではなかなか味わえないですが、カレー以外にデザートの焼きリンゴも名物として人気があります。同店の焼きリンゴは焼き具合が絶妙で、界隈の他店のものよりも美味しかったのをよく覚えています。冬季限定メニューの焼きリンゴは、平日はお昼のピークを過ぎた14時以降にしか食べることが出来なく、また、単品の注文は出来ないため、デザートとしてしか注文出来ません。

エリア 神田・神保町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

地下鉄神保町駅から歩いて2，3分の場所にあります。

お店は地下一階にあります。

メニューです。基本はスマトラカレーです。

スマトラカレーの味は、東南アジアにルーツがあります。

カレーを注文すると、スープが付いてきます。

スマトラカレーのチキンを注文しました。

カレールーです。

カレーは日本のカレーと異なり、とろっとしていません。

焼きリンゴが隠れた名物として知られているので、食べてみました。

作り置きしていなく、注文を受けてから焼くようなので、味は美味しいです。

神保町のカレー店では「ボンディ」も焼きリンゴを提供していますが、こちらの方が美味しいと感じました。

店内です。

食事を終え、お店を後にしました。

今年に入り、再訪しました。

この日はカレーにサラダ（小）を付けました。

野菜不足には嬉しい一品です。

牛たんカレーです。

カレーのルー自体は、何を食べても同じです。

いい具合に牛たんが煮込まれています。

感想ですが、玉ねぎをたくさん使った甘い味のカレーが好みの人には向かないかもしれません。カレー自体は日本米に合う味なので、美味しく頂けました。

一階には、古書店街の神保町らしいお店があります。

江戸時代や明治時代からの古典版画を扱うお店です。

地下鉄神保町駅です。