荻窪発の欧風カレーとシチュー専門店「トマト」～東京最高峰の欧風カレーが食べられる超人気店～

2018/11/11 - 2018/11/11

東京では、欧風カレー、インドカレー、スパイシーカレー等、様々なバリエーションのカレーを食べることが出来、カレー好きにはたまらない都市です。スパイスを効かせたカレーがトレンドの今日この頃ですが、普通の日本のカレーを無性に食べたくなることがあります。

所謂日本のカレーライスは、インドではなく、イギリスを経由し、カレー粉を使ったルーに特徴があります。カレーライスは、大衆的な食べ物として認知されているのはもちろんですが、資生堂パーラーのような高級洋食店でも提供されており、ラーメン、うどん、お寿司等と並ぶ、国民食として位置づけられると言っても過言ではないです。

荻窪にある「トマト」は、日本のカレーライスをさらに極めた欧風カレーを提供することで、食通に知られている人気店です。開店は11：30ですが、週末だと少なくとも30分前には列に並ばないと、人数制限のため、食べられない可能性が高いです。事前予約は受け付けていないため、列に並ばないと食べることは出来ませんが、3か月や半年先まで予約で埋まっているお店も多いこの時世なので、グルメファンにとっては公平なシステムのように思います。

エリア 荻窪・西荻窪(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

荻窪駅で下車です。

南口の仲通を歩いていきます。

お店の前に到着したのは、午前11時頃でした。そしたら、このようにすでに20～25人位が列に並んでいました。


お昼は30人位で打ち切りにしていたようなので、ラッキーでした。

カレーが有名ですが、シチュー系もおいしいことで知られています。

11時半から12時の間にたくさんの人がお店の前まで来ていましたが、皆さんのお店の回し方については知らない人だったのでしょう。

お花の飾りですが、何も置いていないよりかはいいですね。

さて、13時くらいだったと思いますが、お店の中にようやく入ることが出来ました。

普通のカレーライスと比べると、値段は割高です。

ただし、店主の手間暇を考えると、この値段はけっして高くなく、もっと高くてもいいのではと思わせる味でした。

カウンターとテーブル席があります。

カレーとシチューに関する説明書きですが、食べながら、手間暇かけた味であることがわかります。

カレーは36種類のスパイスを調合して作られています。

店内です。

玉ねぎと福神漬けです。

並んでから2時間半が経過しましたが、ようやくカレーが運ばれてきます。準備万端です。

ライスです。チーズとレーズンがかかっています。

注文したのは、牛タンカレーです。チーズをトッピングしました。

ネットでは野菜のトッピングが絶賛されていましたが、もう品切れでした。

カレーをライスにかけたところですが、写真からもわかるとおり、ルーはシチュー状で、食べていて、具材をかなりの時間をかけて煮込んだことが食感としてわかります。

普通の日本のカレーのルーでここまで旨味を感じることはほとんどないので、食べていてシェフのレシピと技に脱帽でした。また、かなり手間暇をかけた味であることがわかります。素晴らしいの一言です。

ネットの情報では食後にシャーベットが出されるとのことだったのですが、この日は出されることなく、少し残念でした。ただ、シャーベットは出されても、あくまでも脇役に過ぎず、主役のカレーは想定外においしかったので、大満足でした。

カレーのジャンルを問わず、カレー好きにはぜひお勧めしたい名店ですね。

せっかくだったので、荻窪界隈を少し散歩しました。

角川庭園まで来ました。

角川文庫の創始者の旧邸が一般公開されています。

角川源義氏です。

旧邸の中から見た庭です。

旧角川邸の家屋です。

庭の隅にあったミニ日本庭園です。

入口付近です。

裏から撮った角川旧邸です。

周辺にあったもう一方の名所と言える太田黒公園まで来ました。

太田黒公園の入口です。

中を歩いていきました。

この公園の日本庭園もなかなかでした。

太田黒公園は、音楽評論家大田黒元雄の自邸を整備したの由来です。

東京では、このように昔は住宅として使われていたのを公園として一般開放しているケースが多いですね。

池もあります。

池の中では、鯉が泳いでいました。

この眺めはよかったです。

太田黒公園に関する説明です。

荻窪の住宅街の一軒家ですが、荻窪にはこのようにおしゃれな家がたくさんあり、歩いていて、なかなか見応えがありました。

こちらはアパートですが、ハイカラなデザインです。

読書の森公園の中です。

公園にアンネのバラがあることで知られています。

薔薇が咲いています。

公園の近くにあったガンジー像です。

ニューヨークでもガンジー像は見ました。

住宅街の中にあったレトロな雰囲気が漂う旅館です。

昭和の臭いがする看板です。

荻窪駅の近くにあった大衆中華料理店です。店構えからして、最初は洋食店と思いました。

明治天皇の小休所です。

角川庭園も含め、少しマイナーですが、荻窪界隈には観光スポットは数か所あります。

地下道をくぐり、荻窪駅の北口方面まで行きました。

何の変哲もない通路ですが、キャラが紹介されていました。

荻窪がある杉並区の新しいキャラは、なみすけです。

想像性を働かせたキャラですね。

この地下道は小さい子供には人気スポットだと推察します。

地下道を出たすぐ近くに、このようなレトロなレコード屋がありました。

右に見えるアルバムは、ジャケットのカバーからしてサイモンとガーファンクルのベスト盤のようです。

サイモンとガーファンクルが座っている裏に見える背景は、セントラルパーク沿いに立っている高級アパートのようですので、セントラルパークで撮ったショットですね。当たり前ですが、二人はまだ若いです。

吉祥寺駅の近くでよく見る商店街ですが、荻窪にもあります。ただ、賑わいが違いますね。

丸の内線で地下鉄に乗り、帰宅しました。