2019/08/09 - 2019/08/18
186位(同エリア307件中)
RiEさん
旅行3日目。
今日はヒヴァ:イチャン・カラ内の観光を1日楽しむ予定だったのに、夜明け前に始まった胃の痛みと不快感で目覚めてから時間が経つにつれどんどん体調が悪化していき、ついに起き上がることさえ難しくなり、2011年ハノイ旅行で病院に駆け込んだ食中毒を彷彿とさせる苦しさに悶える私。
原因は恐らく慣れない油と脂、その脂をお茶で洗い流すことなくビールばかり飲んでいたこと。
気持ち悪さと嘔吐に加えて寒気まで感じ始めたので、布団を被ってひたすら耐えたけど手持ちの薬では対処出来ず、夫に頼んで薬を買いに行ってもらった。
でも今日はあいにく日曜日でチャン・カラ内の薬局は定休日、結局HOTELでTAXIを呼んでもらい(日曜だったので出払っていて2時間待った)、薬が効いて私が動けるようになったのは17:00を過ぎていて1日の大半が終わっていた。
日曜日じゃなければ薬をスムーズに入手でき、午後の早いうちから観光できたかもしれないのに…ヒヴァは定番観光スポットを全く観ていないため、また再訪すべき街が増えてしまった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
寝落ちから一旦起きた深夜3:00頃には特に異変は無かったのに、明け方5:00頃から胃の痛みと胃の不快感で目が覚めた。
持参していた胃にも効果のある乳酸菌由来整腸剤を飲んだ後から、胃がグルグルし始め食道も気持ち悪くなり、6:30頃に吐いたものの、胃のキリキリ感&グルグル感が増して足をまっすぐ伸ばして寝られなくなってしまった。
7:00頃に2度目の嘔吐があったので朝食はキャンセルして、夫に緑茶だけ持ってきてもらったけど、その頃からしゃがめない程の苦痛が始まる。
それに加えて突然しゃっくり地獄が40分以上続き、胃の痛みと疲れがピークに達してウトウトしていたら9:00過ぎに3度目の嘔吐があり、お腹は下っていないし冷えてもいないけど、寒くてたまらず綿布団を被って横になっていた。
私の予想は急性胃炎で、昨晩食べた前菜風の茄子料理が原因。
作り置き料理だったようでオーダー後すぐに運ばれてきたし、口にすると時間が経った脂っぽさを感じたけど、つまみが欲しかった私がほとんど食べたから、お腹の弱い夫が元気ということは…それ以外思い浮かばない。Shaherezada Boutique Hotel ホテル
-
イチャン・カラにランチを食べに行くという夫に、薬を買ってきてくれるように頼んだところ、現地の言葉で必要な薬がスムーズに購入できるよう、フロントの女性に症状を話して紙に書いてもらったそう。
11:30過ぎても、西門近くにあるイチャン・カラ内唯一の薬局はまだ空いていなかったので、薬局近くのカフェでランチをしながら開店を待ってみたものの、1時間半経っても開く様子が無かったため、夫は手ぶらでHOTELに戻ってきた。
結局、徒歩圏内に薬局が無いためHOTELでTAXIを呼んでもらい、城壁外の薬局に買いに行ってくれることになったけど、今日はあいにく日曜日でTAXIが出払っていて、2時間近く待機してようやくフロントから呼び出しがあった。
15:00に待望の薬を入手でき、薬を飲んで1時間くらい経つと起き上がれるようになったので、メイクをして着替えることが出来た。
今日が移動日じゃなくて本当に良かった…!!! -
若干前かがみになりながらも歩けるようになったので、17:00過ぎにHOTELを出発してイチャン・カラへ。
イチャン・カラ内の薬局が開いていれば数時間観光できたのに…でも、時間は戻せないので残りを楽しむしかない。 -
本当はイスラーム・ホジャ・ミナレットに登ってヒヴァの街並みを見下ろしたかったけど、今の状態じゃとてもその体力がないので断念。
でも1か所くらいは観光したくて、昨日は外観だけ写真を撮ったパフラヴァーン・マフムード通りに建つパフラヴァン マフムド廟へ向かった。
ここは唯一、イチャン・カラ内の主要な史跡内部の観光チケットがなくても、現地払いで見学できる。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
重厚な扉の上部をふと見ると、エンジ色で描かれた紋様が天井を覆っていた。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
イラストの男性がヒヴァの英雄として今もなお崇められている、ヒヴァの大臣・レスラー・詩人・哲学者・毛皮職人として多彩な才能を発揮したパフラヴァン・マフムド。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
正面通路を抜けた左側のブースでチケット(大人1人:10000スム)を購入して中に進む。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
東屋のような建物に井戸が置かれていた。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
建物入口手前に絨毯が敷かれているので、靴を脱いで中へ。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
入って最初に目を奪われるのは、見渡す限り埋め尽くされた緻密なタイルと青白い世界。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
視線を落とすと正面に、強烈な光でライトアップされた墓石があった。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
これがパフラヴァン・マフムドの墓石かと思ってたけど、違う人の名前が記載されている。
パフラヴァン・マフムド廟は、パフラヴァン・マフムドの墓を中心にしてムハンマド・ラヒム・ハーン(入口正面の墓石の主)や、ハーンの親族の廟がある合同の廟になっている。
偉人の傍に葬ってもらうと、一緒に天国に連れて行ってもらえる説を信じている人が多いので、パフラヴァン・マフムドの墓の周りにが人気なのだそう。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
タイルには草木をモチーフにしたタイルで埋め尽くされていて…
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
少しずつデザインが異なり、見飽きることは無かった。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
一定の間隔で並べられたソファーに青年が腰かけていて、廟に参拝に来た地元の人が声をかけ言葉を交わすと、彼らのために歌のようにも聞こえる短い祈りを捧げる。
幾度となく繰り返される短い祈りがドーム型天井に声が響き渡り、内容がわからなくても厳かな気持ちになっていく。
廟の左右には部屋が続いていたので、まずは正面墓石に向かって右手から入ってみた。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
奥行ある通路があり壁に沿って2つ小部屋が並んでいて、各部屋に1つずつ墓石が配置されていて、こちらも強烈なライトアップがされている。
墓石の写真を撮っていたら、先に見学していたウズベキスタン人家族に声を掛けられて、墓石前でなぜか記念撮影に参加させられる私。パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
続いては反対側の部屋へ。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
コチラは正方形の小部屋になっていて、中央同様に天井はドーム型で吹き抜けていた。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
ガラス張りの奥に墓石が納められていて、先に部屋に入っていた人たちが身を乗り出すように懸命眺めている姿が印象的だった(随分長く見つけているので近くでの見学は叶わず)。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
タイルだけで表現された建物内部は本当に美しく、そして素晴らしかった。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
サンドカラーの外観からは想像できない美しさが秘められている。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
-
パフラヴァーン・マフムード通りをイスラーム・ホジャ・ミナレットと反対側に向かって進み、右手に曲がると土産物屋が集まっている。
その中の1店舗で義母・義姉・友人に良さそうな土産を見つけたので購入した。 -
移動が多いため荷物を増やしたくないので、ポーチとアトラス柄のパシュミナをセレクト。
改めて振り返ると、ヒヴァで提示された価格は、他の地域よりも別格でお値打ちだったから、買い物を楽しみたい方はヒヴァがお勧め。
HOTELに戻ると「明日チェックアウトよね?」とフロントで声を掛けられたから、2泊分の宿泊費:1091000スムを先に支払った。 -
HOTELに荷物を置きがてら1時間ほど横になって、20:00過ぎに外に出てみるとちょうど日が傾き始めていた。
HOTELから見える南門は改札がないので、城壁の外を知りたくて出てみることに。タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
-
どっしりとした姿の南門。
タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
-
中に入ると思いのほか長くて、天井はドーム型を形成していた。
タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
-
装飾が施された大きな扉の先…は、工事中で殺風景。
タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
-
城壁の外側から見た南門。
サンドカラーの城壁が淡く染まり、幻想的な雰囲気がより濃くなる。タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
-
城壁はずっと遠くまで続いていて、とても立派だった。
イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
日が沈むまで見ていたくて、城壁前の道を自転車に乗った子供たちが猛スピードで駆け抜けていく姿をしばらく眺めていた。
イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
-
マジックアワーはあっという間に夜を呼び寄せる。
-
イチャン・カラに入ると野良猫が近づいてきて「撫でて」と言わんばかりに身を投げ出したので、少しマッサージをしてあげた。
イチャン カラ 旧市街・古い町並み
-
ゆっくりなら観光できるまで体調が回復。
痛みは無いけど若干の圧と不快感は残るため、薬を飲んでから水以外全く口にしておらず、当然食欲もなかった。
でも「1人ゴハンを1日2回もするのは嫌だ」と夫が訴えるので、「私は一口も食べない。食べてぶり返すのが怖いし、食欲もないから座っているだけ」と宣言して、昨夜のレストランの少し先に建つホテルマリカ・ヘイヴァック併設の“Malika Kheivak Restaurant”へ。カフェ ヘイヴァク 地元の料理
-
ウズベキスタンスタイルのチャイハナ風席とテーブル席が用意されていて、靴を脱ぐ気力がなかったのでテーブル席に着席すると、日本人客もチラホラ見かけた。
カフェ ヘイヴァク 地元の料理
-
Menu。
他のテーブルから漂う料理の匂いが思いのほかツラくて、すぐにHOTELへ帰りたくなったけど、約束した手前仕方なく我慢していたら、夫が何度も「本当に食べないの?」「薬飲めないじゃん?」としつこい。
「匂いだけで、もう十分気持ち悪いから戻りたい」と言ったら、勝手に緑茶を注文し始めた。カフェ ヘイヴァク 地元の料理
-
【Green Tea】3000スム
朝、緑茶を飲んで嘔吐したトラウマから濃いお茶は胃に負担がかかりそうなので、薄ーい状態で口にしてみたら大丈夫だった。
圧や不快感が解消するまでは、絶食した方が治りが早い気がしたので、明日も空腹を感じるまで何も食べないことに。カフェ ヘイヴァク 地元の料理
-
【Beer】20000スム
【Lamb Kebab】12000スム
【Vegetable Kebab】6000スム
夫の夕食。
Vegetable Kebabにはこぶし大のトマト・パプリカ・じゃがいも・ピーマンが刺してあってこれは美味しそうだったけど、肉のケバブ(肉質固めで塩味付き)は匂いが強烈で一気に気持ち悪くなってしまった。
合計:47000スム。カフェ ヘイヴァク 地元の料理
-
今夜がヒヴァ滞在最後の夜なので、名残惜しくてイチャン・カラを少し散策してからHOTELに戻ることに。
遠くから眺めたカルタミナルは、ぼんやりとした蜂蜜色に見えたけど…カルタ ミナル 建造物
-
近づくとブルーグリーンが美しく、オリエンタル模様がまるでレースのように浮かび上がっていた。
夜になると風が出て過ごしやすいから、多くの人が夜の散策を楽しむ。カルタ ミナル 建造物
-
「ここが薬局、休みだったけど」と教えてくれたのは、カルタミナルの目と鼻の先にある建物。
…日曜日に病気になった自分を恨むしかない。イチャン カラ 旧市街・古い町並み
-
しばらく眺めていたら、カルタミナル周辺の露天商が片付けを始めた。
東門内の通路で見かけたような扉に、次々と什器や商品を運び込んで手早く店仕舞いをする。イチャン カラ 旧市街・古い町並み
-
イチオシ
昼間購入した土産物屋の前を通過しグルっと大回りして、パフラヴァーン・マフムード通りからイスラーム・ホジャ・ミナレットを眺めた。
パフラヴァーン・マフムード廟はライトアップがなく真っ暗なせいか、より強調された幻想的な姿を心に焼き付ける。パフラヴァーン マフムード通り 散歩・街歩き
-
イスラーム・ホジャ・ミナレット周辺の露店も片付けのピークらしく、皆忙しそうに動き回っていた。
明日は次の街…オアシスの都:ブハラに移動する。
ウルゲンチ到着時に空港からHOTELまで移動中にドライバーと交わした契約(8:00にHOTEL・エアコンあり・450000スム)でヒヴァからブハラに移動するので早起きしないと。
続きは05へ。パフラヴァーン マフムード通り 散歩・街歩き
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 03 ...
2019/08/09~
ヒワ
-
次の旅行記
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 05 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 01 ...
2019/08/09~
タシケント
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 02 ...
2019/08/09~
ヒワ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 03 ...
2019/08/09~
ヒワ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 04 ...
2019/08/09~
ヒワ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 05 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 06 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 07 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 08 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 09 ...
2019/08/09~
ブハラ
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 10 ...
2019/08/09~
サマルカンド
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 11 ...
2019/08/09~
サマルカンド
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 12 ...
2019/08/09~
サマルカンド
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 13 ...
2019/08/09~
サマルカンド
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 14 ...
2019/08/09~
サマルカンド
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 15 ...
2019/08/09~
タシケント
-
神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019 16 ...
2019/08/09~
仁川
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ヒワ(ウズベキスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ヒワ(ウズベキスタン) の人気ホテル
ウズベキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ウズベキスタン最安
1,760円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 神秘的なブルーと素朴なサンドカラーが美しい東洋文化と西洋文化の交差路 in ウズベキスタン★2019
0
43