2019/08/09 - 2019/08/18
356位(同エリア516件中)
RiEさん
旅行8日目。
今日の深夜便でウズベキスタンを離れるため、昼過ぎにサマルカンドを出発して、TAXIで首都:タシュケントに移動する。
ヒヴァ⇒ブハラの移動は空港で乗車したTAXIドライバーから交渉を持ちかけられ、ブハラ⇒サマルカンド間は道端で屯っている白タクに声を掛けてTAXIチャーターを交渉したけど、ここサマルカンドではウルベルク天文台付近にシェアTAXI乗り場があるので、そこで探すことにした。
タシュケントには夕方前に到着できたものの、スーツケースを2個持ち歩いて観光するのは難しいため、大きなショッピングモールで降ろしてもらい、時間を潰してからTAS空港へ。
マジックアワーが広がったタシュケントの街並みを心に刻み、短い首都滞在に幕を下ろした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
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今朝は気温が低くないようで肌寒さはなく、10:00を過ぎるころには無風になって暑さを感じるようになったサマルカンド。
HOTELの朝食をInstagramにUPしたら、サマルカンド出身だと名乗る人から「この写真、サマルカンドの典型的な朝食スタイルだよ!」だとコメントが入った。サマルカンド トラベルイン ホテル
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昨日は見なかったボウルが置かれていたので食べてみると、茹でて潰したようなドロドロした穀物系で、これ自体は味がなく、スタッフに食べ方を聞いたら「ジャムを付けるの」と教えられた。
不思議な組み合わせだけど、ロシアは紅茶にジャムを入れるし…そんな流れを汲んでいるのかと思ったり。サマルカンド トラベルイン ホテル
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サマルカンドナンを横から見ると随分厚みがあるのがわかる。
急性胃炎で食べ損ねたヒヴァの薄焼きピザのようなナンと比べると、パンに近くモッチリとした歯ごたえがあった。サマルカンド トラベルイン ホテル
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チェックアウトを済ませて、スーツケースだけフロントで預けてからランチへ。
さっき食べたばかりだけど13:00には出発したいので、ランチタイム前に近所の“Besh Chinor”へ向かう。
2泊しかしていないサマルカンドで3回目の訪問…スタッフにすっかり顔を覚えられ、私たちが店内に入ると他のスタッフがすぐに、英語が話せる担当者を呼びに行ってくれた。Besh Chinor 地元の料理
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【Bagizagan・白】34000スム
これはBagizaganの“RKASITELI”というシリーズのワインで、グラスでワインを注文すると1杯:8000スムらしいから、この後の長距離移動でトイレが心配だけどボトルでオーダーした。
ちなみにBesh Chinorのトイレは和式で流れないタイプだけど、旅慣れてる人なら特に問題なく利用できる。Besh Chinor 地元の料理
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【ミックスサラダ】4000スム
「もちろん食べるだろ?」と当たり前のように追加されたお勧めのサラダ。
ランチタイムに突入すると、あっという間に満席になったので周りを観ていたら、どの客もナンとこのミックスサラダに、メイン料理の組み合わせでオーダーしていた。Besh Chinor 地元の料理
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【サマルカンド・プロフ】
クラクタになった人参・ニンニク・ウズラの卵・ひよこ豆・青唐辛子・レーズン、肉はステーキのように分厚く大きいので別途カッティングボードが用意される。
オレンジにしか見えないレモンが添えてあって、肉は脂身たっぷりなのにササミの様にパサパサだった。
「1人前は少ない」と言われたけどかなりのボリュームで、ごはん粒がそれぞれ油でコーティングされているため口当たりが重たく、皿を傾けると油が流れる…ブハラで食べたブハラ・プロフの方が断然あっさりしていた。
私も少し手伝ったけど油で症状が再発したら困るので、ほとんど夫が食べた。Besh Chinor 地元の料理
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【野菜串】7000スム
【牛挽肉シャシリク】10000スム
【トマトソース】1000スム
昨日、テイクアウトで美味しかった2本をリピ♪
ウズベキスタン料理がこれで食べ収めかと思うと、シャシリクに関しては名残惜しい。
合計:74250スムだった。Besh Chinor 地元の料理
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13:00過ぎにスーツケースを引き取って、徒歩で大通りまで移動してTAXIを捕まえようと試みるも、私たちのスーツケース2個を確認すると停まってくれないため、路上で10分くらい粘った。
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ようやくロシア製のクラッシックカーを運転するおじいちゃんドライバーが停車してくれ、13:15に出発することが出来た。
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かなりの年代物だけど走りは問題なし。
HOTEL近く⇒シェアTAXI乗り場まで4USドルと強気な値段を言われたけど、乗せて貰えただけでも助かったので言い値で乗車した。 -
ウルベルク天文台付近のシェアTAXI乗り場に到着。
この時点で手持ちのウズベキスタンスムは残り4000スム(50円くらい)。
紙幣の国外持ち出し不可とはいえ見事に使い切ってしまったので、後はUSドルで切り抜けるしかない。
シェアTAXI乗り場に到着すると、TAXIから降りる前に客引きが車を取り囲まれた。
おぉ!そういうノリなのか…と気合を入れて下車し、スーツケースをガッチリ挟んで、勝手に持っていかれないようにガードしてから10人くらいと値段交渉開始。
タシュケントに行くのがわかると35USドル⇒25USドルから誰も下げなくなったけど、こちらも譲れないので他をあたろうとしたら勝手にスーツケースを強奪され、トランクに詰め込まれてしまった。
ブハラ⇒サマルカンド移動が40USドルだったので、いくら物価が高いとはいえ「流石に25USドルは高い!」と訴えると「エアコン入れるから23USドル、決まりだ!」とエアコン押しされて折れることになった。 -
ドライバーの男性は英語がほぼ話せなかったけど、助手席に男性客が1人乗り込んできて、彼は英語が堪能だったので、以降意思疎通もスムーズに…シェアTAXIも悪くないかも。
どうなることかと思ったけど13:40に出発。 -
ウズベキスタンでは給油のたびに降ろされて敷地外を歩かされたため、いつも通り車を降りようとしたら、サマルカンドの街中なかにあるMETAN給油は降りなくてOKだった。
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ドライバーが料金を支払っている間にトイレに行っておけば良かったけど…この後トイレに行きたくて苦しい思いをすることに。
幹線道路沿いには何もなくて、トイレに立ち寄れるような店も見当たらないため、ひたすら我慢で限界に近付いたころ、ようやく有料トイレに立ち寄ってくれて命拾いした。 -
17:15にタシュケント市内に入り、英語が堪能な男性は途中下車してしまったけどその前に降りたい場所を聞いてくれた。
空港に向かうまでの2時間ほど…時間が潰せそうなショッピングモール:モール・サマルカンド・ダルボザを指定すると、ドライバーが送ってくれた。モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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Timberlandやメイソウなど外資系店舗も入っている5階建てのショッピングモールで、2階の子供系店舗が多く入るフロアでは通路を蒸気機関車が周遊していた。
女性の服装もサマルカンドとは違って、ミニスカートやデニムを着用している人ばかりのため、あまりに都会過ぎて頭が付いていかない。モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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様々な車メーカーの刻印が押されたスマホケースや、怪しげな雑貨を売る店はあったけど、ウズベキスタンらしい土産物を販売している店は無かった。
私たちはヒヴァから少しずつ都会にやって来たので、余計にギャップを感じるのかも。モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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1階にはMakroスーパーが入っていて、ヒヴァで大人気だったスイカも山積みされていた。
モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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ガラスケース内に量り売りのサラダやキムチが売られていて、ここでも都会を感じる。
ウズベキスタンには第2次大戦中、ウラジオストク近郊に暮らしていた朝鮮系高麗人たちが、スターリンによって中央アジアに強制移住させられた過去があり、現在もこちらで暮らしている人が多いため、タシュケントやサマルカンドでは韓国料理を味うことが出来るそう。モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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ナッツやドライフルーツの量り売りも様々な種類があった。
モール サマルカンド ダルボザ ショッピングセンター
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空港に向かう時間帯になったので外に出てみると、夕焼けが街をオレンジ色に照らしていた。
今までの街とは比べ物にならないほど交通量が凄まじくて、他の街とのギャップを強く感じる。 -
ドレスを着ている若い女性を見かけたけど、サマルカンドのような可愛らしい花柄ではなく、こんな感じのデザインばかりだった。
各地域それぞれに“流行”があるのは興味深い。 -
YANDEX TAXIで車を呼びだす。
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モール・サマルカンド・ダルボザ⇒タシュケント国際空港まで18000スムだったけど、スムが無いのでUSドル支払いをお願いして、料金は2USドルだった。
今までTAXIに乗ると民族音楽やウズベキスタンポップスばかりだったのに、このドライバーが流していた音楽は最近の洋楽だったので驚いた。 -
巨大な建物が続く大都会タシュケントを、車窓から束の間の眺めを楽しんだ。
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19:30にタシュケント国際空港に到着。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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空港敷地に入る前に最初の検査が行われるので、プチ渋滞が発生していた。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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続いて出発ロビーがある2階に上がると、駐車場方向がマジックアワーに包まれていて幻想的だった。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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空港建物に入る前に2度目の手荷物・預け荷物検査がある。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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チェックイン時に手渡されたのがこの金券。
タシュケント国際空港にはスターアライアンス系ラウンジが(プライオリティパスが利用できるラウンジも)無いため、代わりに機内で使用可能な1人20USドル分のクーポン券を貰った。
これで何を買うか相談の結果ワインに決めたけど、そのワインが引き金で後々とんでもないことに。タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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搭乗時刻までラウンジで過ごさないのは久しぶりなので、免税店をウロウロしたり…
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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本を読んで待つこと2時間(出発ロビーでも、また麦茶さんたちを見かけた)。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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ようやく搭乗コールがかかったので搭乗口に移動する。
ラウンジは無いけど、スターアライアンスメンバーの優先搭乗は行われた。タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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旅行3日目の明け方から始まった急性胃炎による体調不良で、移動の多い旅がどうなるか心配だったけど、後半はワインも飲めるまでに回復したし、郷に入っては郷に従え(ウズベキスタンの場合、食事にはお茶)をヒシヒシと実感した。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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深夜便で韓国の仁川国際空港へ移動して、ソウルまで出るのは面倒だから仁川近郊で乗継1泊して帰路に就くため、まだ夏の旅は終わらない。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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23:40に普通に機内食が出されて、ランチ以降何も食べていなかったしワインもあったので、ペロッと食べてしまった。
上は魚(ピリ辛白身魚&青梗菜)、下は鶏(酸っぱいあんかけ風チキン)。
長らく野菜不足だったから韓国で美味しい韓国料理を食べて、フェイスマスクのストックを購入して…まだ万全ではない体調を考慮し、ゆるめに過ごす予定が、最後に爆弾が落ちることになるとは。
続きは16へ。
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