初秋の山陰めぐり（１２）昭和レトロなカラコロ工房と「ふれんち酒場びぃどろ」のディナー

2019/09/18 - 2019/09/18

小泉八雲記念館前から周遊バス「ぐるっと松江レイクライン」に乗ってカラコロ工房へ。
松江市の堀川沿いに建つカラコロ工房は昭和初期に建てられた旧日本銀行松江支店のレトロな建物を利用した「匠」をテーマにした製造・販売一帯型の工芸館です。
昭和レトロな雰囲気を楽しんだ後、館内にある「ふれんち酒場びぃどろ」でフレンチ、イタリアン、和食からアラカルトでおいしいディナーを頂きました。
ディナーを終えて外に出ると美しいトワイライト風景が広がっていました。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

９月１８日午後５時前。
松江城下町、塩見縄手の散策を終えた後は周遊バス「ぐるっと松江レイクライン」に乗車して移動します。

２０分に１本（冬季は３０分に１本）の運転なので便利。
一日乗車券を買ったので何度でも乗車できます。

ぐるっと松江レイクライン 乗り物

乗車したバス停は松江城の北側。バスは松江城の西側を南下し、一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅前にも立ち寄ります。

松江しんじ湖温泉駅 駅

駅に停車中の一畑電車を撮ろうと思ったけど、自転車置き場の屋根に遮られて電車のクーラーとオレンジ色の車体の下の方しか写りませんでした。

一畑電車 乗り物

宍道湖を見ながら進みます。

宍道湖 自然・景勝地

宍道湖沿いに東へ。

対岸もよく見えていました。

宍道湖しじみ館の前を通過。

宍道湖しじみ館 美術館・博物館

右に曲がると宍道湖大橋。

宍道湖大橋を右に見ながらバスは直進します。

宍道湖大橋 名所・史跡

堀川沿いのカラコロ工房前バス停に着きました。
周遊バスなので少し遠回りをするため小泉八雲記念館前から１７～１８分かかりました。

旧日本銀行松江支店の建物を利用したカラコロ工房。

カラコロ工房 名所・史跡

昭和レトロ感が漂います。

１９３８年の建築で、２０００年にカラコロ工房として再生したと書かれています。
堀川めぐり遊覧船の記事でも書きましたが、「カラコロ」とは松江に住んだ小泉八雲が、木橋でだった松江大橋を、人々が下駄で歩く音をを表現したことに由来するそうです。

中に入ってみましょう。

旧日銀カウンター

旧日銀シャンデリア

レトロで重厚な建物をうまく活かしています。

広場には早くもハロウィンの飾りつけ。

もうそんな時期なんですね。

外側はレトロなままのエレベーター。
内側は新しい機械になっていました。

エレベーターに乗って２階へ。

工芸品のお店かな

しまねｓｕｐｅｒ大使？

カラコロ工房案内図。

カラコロ工房１階にある「ふれんち酒場びぃどろ」へ

ふれんち酒場 びいどろ グルメ・レストラン

午後５時半のオープンと同時くらいに入りました。

和食、フレンチ、イタリアンなどのお料理が楽しめるお店です。

宍道湖産しじみも味わえます。

今日はよく歩きました。
お疲れさまのかんぱーい！

まずはさっぱりと生湯葉のお刺身

９月のおすすめメニューの中から
ノルウェー産トロさばのマスタードヴィネガー煮ニンニク風味

秋メニューから
秋茄子一本丸ごとベーコンとチーズのはさみ焼き　アコーディオン仕立て

茄子の甘みがチーズやベーコンと絶妙にマリアージュ！

牛ほほ肉のトロッと柔らか煮　赤ワイン風味

そしてシメは
宍道湖産しじみのボンゴレ。
これなかなかのボリューム、かなりアルデンテなのでさっぱりとしてどんどんいけちゃいます。
これおススメです。

ふ～おなかいっぱい！イタリアではパスタは前菜だそうですが、それってすごくない？

行き当たりばったりで入ったお店でしたが、おいしいものをアラカルトで頂けて満足でした。
メニューには島根県産豚や島根の魚やピザ、その他コースメニューもありました。

ホテルへ戻るためにカラコロ工房前バス停に戻って来ました。

時刻は午後６時20分。
ふと見上げるとなんとも美しいトワイライトの空。

夕焼けの赤というよりは紫がかっていてとても幻想的でした。

やって来たぐるっと松江レイクラインは「夕日鑑賞コース」のバス。
宍道湖大橋を渡った対岸に夕日公園のバス停があって、夕日の時刻に合わせてレイクラインのバスもそちらを迂回して来ます。
乗り込んだバスは立ち客もいるくらいの混雑でしたが、みなさん、夕日を見てきたのかな？

ぐるっと松江レイクライン 乗り物

１０分弱で松江駅前に到着しました。

松江駅 駅

駅近くの松江エクセルホテル東急に戻ります。
今日は新山口から４時間近い列車移動のあとで松江市内をけっこう歩いて回ったので疲れました。ホテルに戻ったら寝落ちｚｚｚ

（つづく）

松江エクセルホテル東急 宿・ホテル