2019/08/08 - 2019/08/08
3位(同エリア129件中)
+mo2さん
旅行も5日目ですが、本日はゆったりとナイル川クルーズの1日。
朝食後、エドフのホルス神殿の見学。その後ナイル川を下っていきますが、途中、エスナの水門を追加。予定より早くルクソールに到着したため、午後はルクソール東岸の観光に出かけました。
まずは、エドフのホルス神殿からスタートします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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前夜は部屋に戻るなり爆睡してしまったので、早朝シャワーを浴び全裸のまま何気なくカーテンを開けると目の前におじさんが。深夜のうちにエドフに到着していたようで馬車を待機させていた御者のようです。こっちもおじさんなのでどうでもいいですが(笑) 朝食後、7時にエドフのホルス神殿へ出発です。
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エドフでは馬車に乗って神殿まで向かいます。大学で4年間、馬術部に所属していたので、馬には馴染みあるのですが、馬車に乗るのはなんと初体験!!
御者のおじさんにチップ要求されます by +mo2さん馬車 その他の交通機関
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屋根付きの駐馬車場に到着。御者のおじさんに「前に座れ写真を撮ってやる」ということで1枚。チップ欲しかったようですが代わりにボールペンをあげたら大喜び。この旅行中、色々なところでチップを要求されましたが、事前に4トラでボールペンが有効との情報を見て、100円ショップの10本100円のボールペンを持参し大活躍しました。
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遺跡内はかなり広く駐馬車場から歩いていきますが、大きな神殿が遠くからも見えていますのでテンションはあがります。それにしても今日もいい天気、空が青いです。10年連続、海外旅行で雨に降られ続けている雨男としては感動的な光景・・・
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ハヤブサ神ホルスに捧げられたこの神殿は、プトレマイオス朝時代の紀元前237年に建設が始まりクレオパトラ(7世)の父プトレマイオス12世の時代、紀元前57年に完成したものです。
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入り口には、昨日のコム・オンボ神殿と同じくトト神とホルス神に聖水をかけられる王の姿が。コム・オンボ神殿がプトレマイオス13世の時代でしたから、こちらはその少し前ですね。
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神殿の周りは日干しレンガで造られた塀で囲まれています。
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高さ36m、幅79mもある巨大な塔門です。レリーフも含め左右対称ですが、この時代に重要視されたことだそうです。
古代エジプト神殿のなかで最も保存状態がよいものの1つ by +mo2さんホルス神殿 城・宮殿
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中央のホルス神にプトレマイオス12世が、捕虜を差し出しています。
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上の方にもたくさんの神々のレリーフがありました。ホルス神、ハトホル女神などはわかりますが、どれがだれでどういう関係なのかはわかりません。
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入口には 左右に大きなハヤブサの姿をしたホルス神像が立っています。
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エジプト国内で最も美しいと讃えられているこのホルス神像、台座の部分からだと3m近くある大きなものです。
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ホルス神とその妻ハトホル女神。コム・オンボでは、ハトホルはセベク神と夫婦とされていましたが、ここではホルス神の妻。他にも多くの神の夫となり息子と考えられた神がいるようです。この辺のあやふやさも古代エジプト神話の楽しいところ。
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古代エジプト神殿のなかで最も保存状態がよいものの1つといわれているホルス神像ですが、その訳は、何世紀にもわたり、砂漠の砂やナイル川によって堆積した川の沈泥の層の下12メートルの深さに埋没していただからだそうです。神殿は1860年に発掘されています。
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ホルス神とハトホル女神に捧げものをする王と女王。王がプトレマイオス12世とすると女王はクレオパトラ5世でしょうか。女王が手にもつ楽器(?)は小さなハトホル女神の顔が描かれており可愛いです。
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塔門をくぐると広い前庭にでます。周囲には列柱回廊が。
この雰囲気見覚えがあります。エンタシスの柱で有名な法隆寺の西院伽藍廻廊のようです。 -
ちなみにプトレマイオス朝は、古代エジプト最後の王朝ですが、王家はエジプト人ではありません。エジプト末期王朝時代にペルシャに支配されたエジプトを解放したアレキサンダー大王の後継者、プトレマイオス(1世)によって建設された王朝なので、王家はグレコ・マケドニア人となります。
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塔門と美しい中庭
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こちらは第1列柱室前のホルス神像。こちらも左右2体あります。
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こちらのホルス神像が被る二重王冠は上下エジプトの統一を象徴するものだそうです。
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第1列柱室に入ります。列柱も壁もレリーフでびっしりです。
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柱の上部も見ますが、天井を支える柱頭のモチーフも色々違いがあります。
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レリーフの多く(特に顔の部分)は、その後、神殿がコプト教会として使用されていた時代に破壊されており残念です。
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第1列柱室と回廊の間の通路。この神殿は、しっかり壁も天井も残っているので中は薄暗いのですが、通路や屋根の穴から差し込む明るい光と影が、非常に美しいコントラストをなしていました。
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第2列柱室、室聖所と奥へ続いていきます。
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こちらは室内灯で照らされた神殿内ですが、幻想的ですね。シーズンによっては大混雑になると添乗員さんはおっしゃていましたが、8月ということもありゆっくりと見てまわることができました。
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天井が真っ黒ですが、こちらもコプト教徒が調理場として使用していたときの煤、もしくは宗教的彫像の破壊を意図した放火によるものと考えられています。
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第2列柱室のレリーフを見ていきますが、ユニークなものが多い。頭の上から出ているロープみたいなものをつかみながらお椀に乗っている人物(?)やコブラ、アンク(生命のシンボル)など・・・
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ホルス神から手を握られアンクを渡されるファラオ(プトレマイオス12世)
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現地ガイドのラヴィさんいわくWi-Fiマークを持つファラオだそうです。
※本当のところは、何を持っているのかは不明とのこと。 -
「死と再生」の象徴、スカラベのレリーフ。
もろにjourneyのアルバムですね。「ライヴ・エナジー」とか・・ -
こちらは、コブラのレリーフ。
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こちらの神様は誰かわかりませんが、手に持つお椀(?)の中にも小さな神様がいます。一寸法師?
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ホルス神とハトホル女神はわかるのですが、それ以外にもたくさんの神様がいます。この上にもたくさんの神様のレリーフが続きます。これって曼荼羅のようなものなのでしょうか、それとも物語の1場面?
三千大千世界(全宇宙の意)に、ガンジス川の砂粒の数(恒河沙)ほどの仏があまねく存在することが説かれている大乗仏教や八百万の神を信じる日本人にとっては、まったく違和感ないのですが、キリスト教やイスラム教のような一神教を信じる人々にとっては破壊せざるを得ないほど受け入れがたいことなのでしょうか・・・ -
ホルス神をアップにしました。ホルス神は、エジプトの神々の中で最も古く、最も偉大で、最も多様化した神の一つ。この神殿は、ホルスに奉納するさまざまな祝祭の中心であったそうです。
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壁に開いた穴から光が射し込むと・・・
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スッポトライトのように光を浴びることができます。
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かつては最高位の神官とファラオしか入れなかった室聖所。復元されたものですが船型の神輿が飾られていました。
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列柱室から外の回廊への狭い通路ですが、こちらへもレリーフやヒエログリフがびっしり。
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神殿の建物と外壁の間の回廊にでました。ここにもびっしりとレリーフがあります。
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こちらは比較的きれいに残っているレリーフ。
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神殿の横上についているのはライオンの頭の形の雨樋。ローマ神殿では珍しくありませんが、雨のないエジプトでも必要だったのでしょうか。
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神殿の外側にも様々なヒエログリフが刻まれていました。
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こちらにもナイロメーターがありました。ナイル川の水位を測り、そこから洪水の規模を予測し税金を決める為のものです。
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神殿西面の回廊のレリーフはホルス神が父の仇、セト神と争いやっつけている物語が続きます。
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セト神はカバで表され槍で突かれています。
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エジプトの神々や歴代のファラオについて、わかりやすくイラスト(漫画)付きで描かれた本がこちら「古代エジプトうんちく図鑑」芝崎 みゆきさんの著書。ホルス神とセト神の争いも描かれています。古代マヤ・アステカ、古代ギリシアなどこの方の描く遺跡紹介および古代の神々のエッセイは面白いです。
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この辺のレリーフは色彩が残っています。こうやって砂の中から発掘され見ることができるのは素晴らしいですが、色褪せていくことも考えると複雑ですね。
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見事なスフィンクスも展示されていました。
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帰りも行きと同じ馬車に乗って船着き場まで戻ります。朝早い行きと違い、帰りはエドフの街も人や車など賑わっていました。写真からはその雰囲気は伝わってきませんが(笑)
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船はゆっくりとエドフの街を離れてゆきます。
旅行記は、2019.8 エジプト8日間【11】ナイル川クルーズ~エスナの水門に続く。
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