ニューヨーク・チャイナタウン発の上海料理店「ジョーズ シャンハイ」～絶品の小籠包が食べられるチャイナタウンで一番行列が出来る超人気店～

2017/12/05 - 2017/12/05

ニューヨークのチャイナタウンは元々広東料理のお店しかありませんでしたが、福建省や四川省の料理を扱うお店が出現し、最近のトレンドの一つと言えるのは上海料理を扱うお店が増えていることです。その中でも絶大の人気を誇るのは、日本にも進出している「ジョーズ シャンハイ」です。

「ジョーズ シャンハイ」は上海料理全般を一応扱いますが、同店を訪問するお客が求めるのはあくまでも小籠包です。アメリカ人がいつも行列をつくっているので、同店で食事をするまでは、本当においしいのかすごく懐疑的だったのですが、小籠包に関しては、評判通りで、かなりおいしいと思います。ニューヨークを訪問して、アメリカンな食べ物に飽きてきたら、ぜひお勧めしたい選択肢ですね。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

「ジョーズ シャンハイ」はニューヨーク・チャイナタウンのぺル・ストリート沿いにあります。

このしなびたメニューは、ニューヨークでの老舗感を漂わせてくれます。

小籠包はメインでなく、前菜扱いですが、これをメインとして食べる人が多いと思います。

冷菜類もたくさん揃えています。

ネットの評判では、小籠包以外は特筆すべきものは特段ないような印象を受けました。

注文してしばらく待ちます。

開店したばかりの時間帯だったので、客はまばらでした。

このお店でこれだけ人が少ないのは珍しいかもしれません。ただしばらくしたら、次から次へと人が入店してきました。

中華ではやはりお茶がいいですね。

鴨の酒蒸しです。

厚切りで、アメリカらしくボリュームたっぷりです。味は至って普通でした。

蟹入り小籠包です。

中を開けると、肉汁と共にスープが出てきます。蟹入りのため、黄色のスープが特徴的で、小籠包の味を倍増させます。

酢醤油です。好みに応じてつけます。個人的には、あまり付けない方がいいですね。

量が多そうに見えますが、おいしかったので、ペロッと平らげることが出来ました。

小籠包を食べてみて、なぜこのお店の前に毎日行列が出来るのかをよく理解できました。

ただ、ニューヨークでは皆に大絶賛されているここの小籠包も上海出身のネイティブに言わせると、本場の味にはかなわなく、ニューヨークの小籠包のトップ5にも入らないことをネットで読んだことがあります。その上海人曰く、おいしい小籠包を見極める際の重要なポイントとして、中のスープが澄んでいるかどうかをあげていました。ニューヨークの小籠包は、ほとんどのお店で不純物と捉えられる肉汁がたくさん含まれていて、おいしい小籠包とはけっして言えないものが多いとのことでした。まあ、日本のラオタがニューヨークのラーメン事情を分析したら、ニューヨークのラーメンについて同種のコメントをするでしょうね。

ザガットではそれなりに評価されています。

現地の日系のペーパーでも紹介されています。

日本人の口に合う食べ物であるのはたしかです。

現地のメディアでももちろん取り上げられています。