ニューヨーク・ウェストビレッジ発の北京ダック専門店「Decoy」～ザガットがニューヨークで今一番おいしいと評価している中華料理店～

2018/02/26 - 2018/02/26

北京ダックはアメリカの中華では、認知度が高い料理で、昔から中華のジャンル（アメリカ中華、広東、四川、上海等）を問わず、扱っているレストランが多いと言えます。時代の流れなのか、そんな北京ダックもニューヨークではイタリアンやラーメンと同様におしゃれなお店で食べることが出来ます。現地の評価では信頼性が高いと言われるザガットサーベイでは、おしゃれな雰囲気が漂う北京ダック専門店のDecoyが中華料理店では一番高い点数を獲得しています。

ニューヨークのチャイナタウンで様々なお店で食べてきましたが、北京ダックは食べていかなかったので、ニューヨークを離れる前に機会を見つけて、Decoyで食事をしてきました。Decoyの特徴は、北京ダックのコース料理のみを提供している点にありますが、コースに含まれている北京ダック以外の品々は他の中華料理店では見られないものばかりです。今のニューヨークのトレンドを感じながら、中華を食べてみたいと考えている人にはぜひお勧めしたい名店です。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

Decoyはマンハッタンのウェストビレッジにあります。

住所は「529 1/2 Hudson Street (Btw Charles & W10 St.)」です。

地下一階にあるのがDecoyです。

入口です。

メニューは基本北京ダックのコースです。

基本のコースに様々なオプションをつけることが出来ます。

このやかんはアメリカの中華料理店で使われている定番です。

お茶の味は至って普通です。

中華料理店とは思えない店内です。

このようなお店には欠かせないバーです。ニューヨークに進出している日本の飲食店もこのようなバーを設けているところが多いです。

すぐ隣に人がいるので、ゆったりとした雰囲気で食事をしたい人には向かないお店です。

前菜の自家製ピクルスです。

Decoyチップスです。

魚の皮を揚げています。サルサのようなソースにつけて食べます。

熊本産の生牡蠣です。

少し高くなりますが、サイドを生雲丹に変えることも出来ます。

今風の演出ですね。

雲丹のアップです。

昔は雲丹を食べるのに抵抗したアメリカ人ですが、ニューヨークの寿司好きの間ではかなり浸透しているように思います。

北京ダックのソースとスープです。

待ちに待ったダックが来ました。

前菜だけでも量がそこそこあったので、二人で食べるにしてもかなりの量です。

北京ダックを包むクレープです。

北京ダックのアップです。

皮だけでなく、肉も食べるのがニューヨークでは一般的です。

3種のソースです。カラフルですが、やはり一番おいしいのは、定番の茶色のソースです。

クレープ包みにしたダックです。

前菜と北京ダックの上に、閉めにチャーハンが付きます。蟹とホタテのチャーハンです。

さすがにこの段階では、お腹がパンパンで少し摘む位しか食べれませんでした。

お店を退出です。

北京ダックだけを楽しむのではなく、コース料理全般を楽しむ感じです。量が多いので、ここで食事をする際は、お腹を空かしていくのがいいと思います。

チャイナタウンにあるお店と違い、利用している人は白人系のアメリカ人が多かったです。

値段もチャイナタウンにある平均的なお店よりも高いので、現地の中国人や華僑であえてこのお店を利用する人は少ないのかもしれません。

外観からはとても中華料理店には見えないですね。

帰宅のタクシーを降りたところからのショットです。

ライトアップしているのは、ヘルムズリー・ビルです。