2019年3月　大人の遠足#38　上野　横山大観記念館＆上野動物園

2019/03/09 - 2019/03/09

久しぶりにおいしい料理を食べようと、お気に入りのフレンチレストランを予約しました。
お気に入りと言いつつ、前回からはもう９年弱もたってしまった。
時が経つのは本当に早い。
折角上野まで行くので、横山大観記念館に寄ってから食事にしました。
食後は未定だったけれど、まぁ、上野に来たらシャンシャンかな。
翌日はズーラシアに行く予定にしているので、動物園が被っちゃうけどまぁ、いいか。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりに良い天気の週末。
上野公園では一部桜が咲いていました。

青空にピンクが美しい！
気温も高く、お花見日和です。
と言っても、ここまで咲いている木はほんの数本で、本格的な花見はあと2週間から3週間後でしょうか。

でも、もうぼんぼりが出ていて、気分は花見よ。

「月の松」です。
一昨年、清水観音堂を見学した時に、舞台側から見ようとして見えなかった、丸い形に枝振りを矯めた松です。
歌川広重が『名所江戸百景』で描いた浮世絵の松のモデルとなっています。
2012年に150年ぶりに復活したそうです。
そうか、これか。なるほど。
見れてよかった。
得した気分。

gogleマップによると、ここは通ってはいかん事になっているのだが、近道なので行ってみよう！

小さな島には弁財天。
ここは寛永寺の境内で、お参り以外の目的では立ち入り禁止、という看板がありました。
今日はお祭りみたいに屋台が出ていて、見ているだけで楽しいよ。

渡り廊下の下を潜り抜けて不忍池にでます。

池には鴨(?)が。のどかです。

もう雪柳が咲いてる。
春本番も間もなくです。

横断歩道を渡ると横山大観記念館です。
9年前は立ってなかったマンションができて、なんだか窮屈そうです。
高いビルが増えましたねぇ。

横山大観記念館。
画伯が亡くなるまで住んでいた家が記念館になってます。
こういう日本家屋は今時珍しいものになりました。

横山大観記念館は撮影禁止なので、こちらもチケットだけ撮っておこう。
季節ごとに展示が変わるので、前回（秋）とは全然違う絵が飾ってありました。
早春らしい梅の絵が美しかったです。
そういえば、庭に咲く本物の梅も綺麗でした。
時期的に梅の花見に行くなら今頃がラストチャンスかしらん？

予約時間には少し早いので、ご近所を散策。
お稲荷さんがありました。
美味しい水が出る井戸があるそうだけど、見つからず。

久しぶりに帰ってきましたよ。
今日のランチはとっても楽しみです。

プリフィックスコースにしました。
まずはスープ。
菊芋のスープに鹿肉の生ハムと菊芋のチップスが散らしてあります。
スープはクリームベースで泡立ててあるので口当たりが軽いです。
少し苦みがあって春の味。
生ハムの塩気が効いて、おいしいスープでした。
菊芋って知らなかったんだけど、今注目の健康野菜だそうな。
血糖値やコレステロール抑制に効くそうなので、仏料理には最適ですね。

この器が素敵。
ガラスコップも素敵。

前菜はほろほろ鳥のテリーヌかスタッフドトマト。
私たちは全員トマトを選びました。
テーブルに来た瞬間にハーブの良い香り。
目にも鮮やかな緑と赤の補色対比。
目、鼻、舌と、あちこち至福の一品でした。

下はトマトコンソメジュレ、トマトの中にはカニ肉が詰められていて、その上にブロッコリーのムース、ハーブ、バジルのフローズンフレークがかかっております。
これ、むっちゃ旨かった。
本当に美味しかったぁ～。

メインは魚のポアレか豚のロースト。+300円で牛肉のシチュー仕立ての3択。
私は300円プラスの牛ほほ肉とテールの赤ワイン煮込みを選びました。
ほほ肉は超柔らかいし、テールはゼラチン質がプルプル。
しっかりとした味のソースなので、さっぱりした沢山の野菜がうれしいです。
隠れてますが、クリーミーなマッシュポテトが付いているので、しっかりお腹にたまります。

夫たちは豚のロースト。
これも抜群にうまかったそうです。
マイタケが旨そうだった。

デザートは紅玉のサバランかクレームブリュレ。
私たちは全員クレームブリュレを選択。
1人くらい違うのにするかと思ったけどな。
上に載っているのは金柑のグラッセと金柑シャーベット、それに花豆です。
珍しいよね。

クレームはカスタードじゃなくて抹茶でした。
和風。
珍しいねぇ。
苦みがイイ感じでした。

コーヒーとクッキーが最後にサービスされます。

出たな！パンダ！
クッキーはシャンシャンですよ。
下の焼き菓子は笹に見立ててあるそうです。

パンダ→半だ。

この後上野動物園へ行くというと、不忍池沿いに入り口があるよと教えてくださいました。
あー美味しかった。
また、来よう！

教えてもらった通り、動物園へは池之端口から入場します。
普段は遠い西園から見学スタート。

西園は普段は遠くて駆け足で回るから、この際じっくり見ていこう。
まずは、サイだ！
サイはお気に入りの動物の１つ。

大きい～。
まるでタンクだね。

続いてはカバさん
お休み中でした。

バーバリーシープ。
大きな角がかっこいい。

シマウマはタテガミも縞模様。

バーバリーシープとシマウマは同じ檻に同居してました。

マヌルネコ
動物園に普通のネコが展示されているのかと思うくらい、やや大型の家ネコにしか見えない。

太目の猫ちゃんならこのくらいのサイズはザラにいる。
遠い目のネコは魅力的。

かわいいよぉ。
ご近所のネコさんとほとんど変わらない感じ。
でも、肉食でネズミだけじゃなくリスやウサギまで喰ってしまうそうな。
夜行性なので、今は寝ている途中に起きちゃったのかしらん。

ネコの次はネズミよ。
喰われないように気をつけろ。

超高速で駆け抜けるのはアルマジロ。
F!レーサー並み。
甲冑のような体はほぼ動かず、足だけがやたらと速く動きます。

君、足早かったんだね。
きっと腹筋はバリバリに割れてるよね。

続いては、こうもり。
これは表（背中）側。
羽の見た目は伸縮性のある薄いゴムシートみたい。

裏（腹）側
ふわふわの毛皮。

ゴムシートもろとも枝をつかんでぶら下がってる感じです。

夜行性の動物たちのコーナーには先ほどのネコもいました。

ハシビロコウ
本当に動きません。

「火つけ盗賊改方　長谷川平蔵である」

吉右衛門さんのイメージなんだなぁ。

フラミンゴの集団

なんだか今日はひときわ鮮やかです。

東園へ向かって橋と坂を上っていくと、上野のお山に出たようで、東照宮がフェンスの向こうにありました。
前に東照宮を見学した時には全然気付かなかったけど、動物園と隣接してたんだな。

このパネル結構面白かった。
やっぱり若冲はいいなぁ。

ホッキョクグマ

今日は暑いから大変ね。

これからどんどん暑くなっていくから、日焼けしてクロクマになっちゃうかもよ。

そんなアホな。

トラが肉を食らっております。
子供と比べるとそれほど大きくはないので、若いトラさんなのかしらん。

ほとんど肉は残ってないよぉ。

残った赤いところを、ザラザラの舌でこそげ取っております。
ここは人がたくさん集まっていて、押すな押すなで大変でした。
トラよりヒトの方が怖いわね。

ゴリラです。
赤いタオルを手に取って、

でもやっぱり白い方に変えました。

暑いもんねぇ。
白い方が多少涼しいかもね。

こういう人いるよな。

日陰ではガラスにもたれる背中。

若い子供たちは日向でじゃれております。

子ザルのようなお子様。
やんちゃ盛りです。

「本日のジャイアントパンダの展示は15:30で締め切ります」というアナウンスが流れました。
あと40分しかない！
大急ぎでゴリラから離れ、一目散にパンダ舎へ向かいます。
「出口」と書いてあるところから、ちらりと横顔が見えた。

シャンシャンかどうかは分からないけど、パンダであることは確実。
起きてササを食べてる様子が見られただけでヨシとしよう。

だって観覧希望者はこんなに長い列を作っているのだもの。
後で動物園のHPを見たら、この時は最高100分待ちだったそう。

春ですねぇ。

コツメカワウソなんだけど、爆睡してます。
プラスチックの箱の中で。
いいのか、こんな無防備で。

カワウソの手。
触りたい。

シロフクロウです。

首がエクソシストのように回る。

誰が悪魔やねん。

失礼しちゃうわ、もう。

こちらはミミズクかな？
こっちの方がイケメンに見えるよ。

パンダ、名残惜しおす。

せめて一度だけでもこっちを向いて。

シャンシャンは早ければ今年中国へ持ってかれちゃうんでしょう。
これが見納めになっちゃうのかなぁ（この子がシャンシャンかどうかは不明だが）。

でも、こんなには待てない。
しゃーない、帰るか。

上野駅でお土産に「クリームパンだ」を買いました。

本日のおみや

クリームパンだ
顔はクリームパンで、耳には固めのチョコクリームが入ってます。
以前、高いとか不細工とか言ってたけど、味は好きなのよ。
だからまた買っちゃった。

交通費：1500円
ランチ：約4000円
入場料：横山大観記念館　800円
　　　　上野動物園　　　600円
歩数：10,893歩(よく歩きました！）

シャンシャンの実物はチラッとしか見えなかったから（違うかもしれないけど）、チケットの写真で我慢しよ。