2016/03/10 - 2016/03/10
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mimicatさん
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味の素の工場見学に行ってきました。
若かりし頃、化学調味料に対する反発のようなムーブメントがありまして、そのまま大人になったので、私は味の素を買ったことがありません。
本だしとか、インスタント調味料には毎日お世話になっているのに、味の素だけは、わが生涯で一度も購入したことがないんですよ。
親が使ってたので、食べたことがないとは言わないし、実家にはでーんと置いてあるけど、ウチには味塩さえ置いてないです。
そんな私がココの見学に興味を持ったのは、このキャラクターのせい。
パンダ好きにはたまらんぞー。
アジパンダに会いに行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
川崎工場の最寄駅は京急大師線の鈴木町駅。
厄除け祈願で有名な川崎大師の一つ手前の駅です。 -
工場見学の時に教えてもらったのですが、「鈴木町」の駅名は、味の素の創業者である鈴木三郎助氏からきているそうです。
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うまみ体験館ってのが本日の目的地です。
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このキャラクターかわいいー
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アジパンダ。
かわいいなぁ。 -
出口に向かうには線路を渡らないと。
なんかローカル線って感じですよね。 -
目的地は駅の前です。
っていうか、味の素の工場の中に駅があるって感じで、周りは全部味の素の関連施設でした。 -
「駅からはアジパンダの足跡をたどって来てね」って工場のアクセス案内に書いてあったけど、駅を出たら本当に足跡が道路にプリントしてあって、ちょっと驚いた。
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この道路は私有地にある道路なのかな。
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味の素うまみ体験館です。
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中に入るとショップ。
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味の素型にアジパンダボトルが並んでおります。
パンダ押し。 -
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
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ぐいぐい来てます。
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クッキングパンダ
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シェフパンダ
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チャーハン作ってます。
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勿論、味の素や調味料がずらっと並んで売られていますが、それと一緒に、アジパンダのキャラクターグッズも売られております。
この種の商品の売り上げも、決して馬鹿にはできないと思われます。 -
本物(?)のアジパンダちゃんもやってきました。
皆さま記念写真撮影にお忙しい。
さて、味の素の工場見学は2つのコースに分かれています。
味の素コースとほんだしコース。
私たちが申し込んだのは味の素です。
どちらも、最初は4面スクリーンのシアターからスタート。
古代から日本人が愛し続けている、主に魚介類のスープから出る「うまみ」についてのイントロダクション。
きれいで迫力ある映像と、原料のサトウキビ畑では風がシアターにも吹くので、臨場感があります。
「ざわわ。ざわわ。ざわわ。」です。 -
ほんだしコースは先にバスに乗って工場へ出発。
味の素コースはショップの反対側にある展示コーナーから見学スタート。
こちらの写真は「味の素」の生みの親、池田菊苗博士と創業者の鈴木氏です。 -
この小さいボトルに入っているのは池田博士が1908年に世界で初めて抽出したグルタミン酸です。
手書きの特許証は有難味が増しますね。 -
で、こちらが鈴木氏が最初に作った味の素です。
1909年ですから、100年以上前の製品ですが、このパウダー、今でも使える(食べられる)そうです。
そもそも、味の素には消費期限がないそうです。
非常に安定した結晶なので、100年たっても劣化せず食用に使用可能だそうです。
すっごいですねぇ〜。 -
実家で母が使っていたのはこんなパッケージの味の素だった。
懐かしいなぁ。 -
工場の模型とスクリーンを使って味の素の作り方の説明がありました。
味の素はグルタミン酸ナトリウムが主成分。
グルタミン酸は昆布などに含まれているのはよく知らていますが、味の素6gに含まれるグルタミン酸を昆布から取り出そうとすると、両手で抱えきれないくらいの昆布が必要になるそうです。
味の素はサトウキビが主原料。コーンやキャッサバ芋も使用されています。
キビ砂糖を濃縮したような糖蜜にグルタミン酸生成菌を加えて発酵・精製して製造しています。
今流行りの発酵食品ですよ。
でも、最後には菌は完全に死滅するので、ちょっと系統が違うけど。
タンクが並んでいますが、1.発酵タンクー材料を発酵、2日間熟成→2.余計なものを除く→3.結晶化、4. 乾燥→5.ボトリングと進んでいきます。
現在、日本ではボトリング作業のみで、味の素は原料のとれる海外工場で製造しているそうです。
フィルターを通して生成する段階で出る搾りかすは肥料として再生され、サトウキビ畑に使用されているそうです。資源が無駄にならないサイクルが確立しているのが素晴らしいですね。
-
製造工程の説明の後、パンダバスに乗って工場見学。64年に設置された発酵タンクを見に行きました。
工場は撮影禁止なので写真はナシ。
味の素は日本では作ってないので、発酵タンクも今は使われておらず、展示だけに使用されているようでした。
味の素は日本に3つの工場があって、川崎は一番古くて広い工場だそうです。
東京ドーム8個分、鉄道駅4つが近接しています。
味の素は作ってないけど、他の製品は製造中。
ここには医薬関連の研究所から集配の倉庫、工場排水の浄化施設や発電所も在りました。
うまみ体験館に戻って2Fの体験コーナーへ向かいます。 -
白衣と帽子とマスクをつけて、クリーンルームを通って味の素の充てん作業体験です。
簡易なネット帽子をかぶって、ゴム紐が上下についた特殊なマスクをつけて(耳じゃなくて頭に引っ掛けるので、長くつけていても痛くないです。これちょっとほしかった)、白衣を着たら、クリーンルームの入り口で靴カバーを付けます。 -
そのあと、コロコロで白衣の上からホコリを取ります。
あ、カメラは持ち込み可。ただし持ち込み品リストに記載しておきます。
そのあと手洗いです。
ゴシゴシ。 -
そのあとはエアシャワー。
両手を挙げてくるくる回ってホコリを飛ばします。 -
6人が定員のテーブルが10個くらい並んでいる部屋でした。
今日のメンバーは15名ほどなので、4名一組で充てん作業を行います。 -
こちら充填機と計量機です。
-
このミニボトルに5.9〜6.3gの量の味の素を詰めます。
-
準備するのは次の4点。
チェックリスト
容器
パッケージラベル
パッケージ袋 -
この機械のレバーを下して詰めます。
決まった量が出るのかと思ったら、私の2人前の人は6.3g以上でやり直しになってました。
隣の計量器でちゃんと計りますと、夫は6.25g、私は6.19gでした。
全部一緒にならないのが不思議。 -
こうやって詰めるのよ。
-
パッケージに詰めて、チェックリストに検品のハンコをもらったら完成です。
子供だましだとわかってても面白かった。
先ほどの部屋に戻って、味噌をお湯に溶いただけの薄い味噌湯が配られました。
最初の一口はそのまま。薄いわ。
そのあと、テーブルに置いてある味の素をパッパッパと3振りして、ちょっと揺すってから飲んだら、あら不思議。
とっても味わい深くなってました。
夫はマジで驚いてました。
うまみとは、つまりこういうことなんだな。
元々の味を(この場合は味噌)ぐっと引き立てる役割をするんですね。
ナトリウムは安定剤として少し入っている程度なので、うまく味の素を使うと一定の減塩効果も狙えるとのことでした。
あー、面白かった。
ありがとうございました。 -
10:30スタートで終了は12時。しっかり楽しみました。
次はほんだしコースも体験したいなぁ。
さて、せっかく近所なんで川崎大師へ寄っていくことにしました。
電車で一駅よ。
歩けそうな気がしたけど、電車に乗っていきます。 -
こんな中途半端な時期だし、平日だしで、参道はがら空き。
-
このビルおもしろい。
普通のビルなのに、表面だけ古い家屋の屋根を模してある。
くずもち屋さんですが、軽く食事もできるようなので、ここでお昼にします。 -
腹ペコよー。
天ぷらうどんにデザートのセットにしました。
私は久寿餅、夫は麩饅頭。
私は吉野の葛餅ファンなんだけど、川崎大師の久寿餅も大好き。
うどんは関東風の黒い出汁で、関西人が引くってアレですね。
これって結局ソバ出汁なんだよなー。
うどん出汁としては甘すぎです。
でも、もう慣れた。
何より腹ペコだから上手かった。
空腹は最高のシーズニングですね。 -
じゃ、お大師様へお参りしましょう。
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なんか新しいお寺の門があったわ。
そう言えば、川崎大師へお参りするのは何年ぶりだろう。
毎年、節分過ぎに初もうでに来ることにしてたのになぁ。 -
がらがら。
飴を切る包丁の音もほとんどナシで静かなもんです。 -
到着。
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五重塔
-
護摩木に災厄消除と書いてお願いします。
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来週からベトナム・カンボジアに行くので旅の無事と、新しいいい職場が見つかるようにってのも一緒にお願いしておきます。
少ない賽銭ですみません。 -
護摩を焚く炎が大きく上がり、読経の声が腹に響くのがスペクタクルで、いい感じです。
川崎大師で一番いいなぁと思うのはお坊さんの声ですね。 -
川崎大師を後にして、駅へ向かっていると目に入るのは味の素工場。
あれれ。
川崎大師駅も工場の最寄り駅の一つなのね。
うまみ体験館からはちょっと遠いけどね。 -
横浜に戻ってきました。
ランドマークプラザの本屋さんでアンコールワットのガイドブックを買って帰りました。
現地ガイドを雇うつもりでしたが、夫が膝を痛めたので、のんびり自分たちのペースで回れるように、ガイドブックを片手に回ることにしました。
ランドマークプラザでは沖縄のシーサーがお出迎え。
春っぽいけど、今日は真冬の寒さよ。 -
本日のおみや
ほんだし、Cook Doは工場見学のお土産として、味の素さんから頂きました。
右端の小さいのは充填体験で作ったモノです。
そして、上のピンクのボトルはアジパンダのガールフレンド、アジパンナちゃんのキャラクターボトルに入った味の素。
ピンクのアジパンナはこの工場限定品らしいです。
わが人生初購入の味の素です(340円だったかな)。
交通費:1030円
ランチ:1300円
工場見学は無料ですが、ショップで買い物結構したよ。
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