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今月もまた友人所有の山中湖ロッジにやってきた。お目当ては紅葉と富士山だが、天気予報では比較的好天続きのはずだったが、富士山は雲に隠れることが多く、意外にその姿を捉えるチャンスは少なかった。<br /> 滞在中、山中湖と河口湖方面を行ったり来たりすることが多く、投稿した写真は日付を跨いだり順不同になっていたりと、わかりづらい旅行記になっていますが、ご容赦のほどを。<br /> 前半は山中湖畔、河口湖、富士吉田の紅葉編だったが、後編は4泊5日滞在中、ただ一夜の星空撮影である。山中湖ロッジに通うようになって4年になるが、以前からカメラに納めたいと願っていた絶景に、今回初めて巡り合えたのだった。その絶景とは・・・

2018年山中湖ロッジ滞在記(7)11月編その2 今年最後の滞在記 ~星空と雲海の絶景~

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2018/11/15 - 2018/11/16

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旅行記グループ 山中湖ロッジ滞在記

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26

玄白

玄白さん

今月もまた友人所有の山中湖ロッジにやってきた。お目当ては紅葉と富士山だが、天気予報では比較的好天続きのはずだったが、富士山は雲に隠れることが多く、意外にその姿を捉えるチャンスは少なかった。
 滞在中、山中湖と河口湖方面を行ったり来たりすることが多く、投稿した写真は日付を跨いだり順不同になっていたりと、わかりづらい旅行記になっていますが、ご容赦のほどを。
 前半は山中湖畔、河口湖、富士吉田の紅葉編だったが、後編は4泊5日滞在中、ただ一夜の星空撮影である。山中湖ロッジに通うようになって4年になるが、以前からカメラに納めたいと願っていた絶景に、今回初めて巡り合えたのだった。その絶景とは・・・

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  •  河口湖モミジ回廊のライトアップ撮影を9時に切り上げ、山中湖西岸に移動。9時55分に、富士山頂上に月が沈む、いわゆるパール富士が見られるのである。だが、予報に反して、富士山は雲に覆われたまま。残念! 結局、今回のロッジ滞在中は、ダイヤモンド富士もパール富士も見ることはできなかった。<br /> 皮肉なことに月が富士山の裏に沈んだ頃になって晴れ間がのぞいてきた。待つこと30分、東の空の雲が消え,冬の星座が輝いている。富士山と一緒に撮影することはできないが、数カット撮影。

     河口湖モミジ回廊のライトアップ撮影を9時に切り上げ、山中湖西岸に移動。9時55分に、富士山頂上に月が沈む、いわゆるパール富士が見られるのである。だが、予報に反して、富士山は雲に覆われたまま。残念! 結局、今回のロッジ滞在中は、ダイヤモンド富士もパール富士も見ることはできなかった。
     皮肉なことに月が富士山の裏に沈んだ頃になって晴れ間がのぞいてきた。待つこと30分、東の空の雲が消え,冬の星座が輝いている。富士山と一緒に撮影することはできないが、数カット撮影。

  •  富士山とオリオン座など冬の見栄えがする星空を撮るには、西の方に移動しなければならない。移動時間と星の位置を勘案して、精進湖に行ってみた。ここは左岸の街路灯の明かりが邪魔ではあるが、富士山と星空撮影のメッカの一つである。

     富士山とオリオン座など冬の見栄えがする星空を撮るには、西の方に移動しなければならない。移動時間と星の位置を勘案して、精進湖に行ってみた。ここは左岸の街路灯の明かりが邪魔ではあるが、富士山と星空撮影のメッカの一つである。

  •  時々、雲が沸いたり消えたりする空模様である。雲が消えるのをじっと待って、シャッターを切るので、滞在時間の割に撮影枚数は捗らない。<br /> この夜は同好の人は数人で、湖岸は閑散としている。

     時々、雲が沸いたり消えたりする空模様である。雲が消えるのをじっと待って、シャッターを切るので、滞在時間の割に撮影枚数は捗らない。
     この夜は同好の人は数人で、湖岸は閑散としている。

  • 待つこと一時間、ようやく上空の雲が完全に消えたので、縦構図で、オリオン座、冬の大三角、そして湖面に映り込んだ星々をパシャリ。

    イチオシ

    待つこと一時間、ようやく上空の雲が完全に消えたので、縦構図で、オリオン座、冬の大三角、そして湖面に映り込んだ星々をパシャリ。

  • 湖面に映り込んだ星空をメインにして。

    湖面に映り込んだ星空をメインにして。

  •  午前1時半、精進湖での星空撮影を終え、再び河口湖に戻る。湖岸に近づいてみるとすでに気嵐(蒸気霧)が発生し始めている。これは明け方、河口湖が雲海で覆われ、紅富士とのコラボが撮影できるのでは、と期待に胸を膨らませ、新道峠に向かう。<br /> 2時半すぎ、新道峠に到着したが、林道の終点の駐車スペースは満車で方向転換すらできない。バックでしばらく林道を下り、やむなく退避スペースの一つに駐車して峠に登り、3時頃撮影開始。こんな夜中にここにくるのは、夜明けの富士山撮影のカメラマンだけなので、退避スペースに車を停めておいても迷惑にはならない。

     午前1時半、精進湖での星空撮影を終え、再び河口湖に戻る。湖岸に近づいてみるとすでに気嵐(蒸気霧)が発生し始めている。これは明け方、河口湖が雲海で覆われ、紅富士とのコラボが撮影できるのでは、と期待に胸を膨らませ、新道峠に向かう。
     2時半すぎ、新道峠に到着したが、林道の終点の駐車スペースは満車で方向転換すらできない。バックでしばらく林道を下り、やむなく退避スペースの一つに駐車して峠に登り、3時頃撮影開始。こんな夜中にここにくるのは、夜明けの富士山撮影のカメラマンだけなので、退避スペースに車を停めておいても迷惑にはならない。

  • 予想通り、気嵐が雲海に発達しつつある。星空と富士山、河口湖町の街灯りに照らされた雲海、これぞ一度撮りたいと思っていたシーンである。

    予想通り、気嵐が雲海に発達しつつある。星空と富士山、河口湖町の街灯りに照らされた雲海、これぞ一度撮りたいと思っていたシーンである。

  • 河口湖上空から忍野村方面に続く夜霧。

    河口湖上空から忍野村方面に続く夜霧。

  • 夜明けまで十分時間があるので、一時間ほどインターバル撮影で星を流してみた。

    夜明けまで十分時間があるので、一時間ほどインターバル撮影で星を流してみた。

  • 午前4:45 そろそろ天文薄明の時間で、空はやや明るく青みが強くなってきた。星はまだ見えている。

    午前4:45 そろそろ天文薄明の時間で、空はやや明るく青みが強くなってきた。星はまだ見えている。

  • ブルーアワー。東の空が朱に染まり始めた。

    イチオシ

    ブルーアワー。東の空が朱に染まり始めた。

  • どんどん、明るくなり始めた。この時間、富士山上空には明るい星はないので、星は消えつつある。

    どんどん、明るくなり始めた。この時間、富士山上空には明るい星はないので、星は消えつつある。

  • まもなく、夜明けだ。

    まもなく、夜明けだ。

  • 雲海は、その厚みを増して、街灯りを隠すほどになってきた。

    雲海は、その厚みを増して、街灯りを隠すほどになってきた。

  • ほとんどの星は見えなくなったが、左上に明けの明星(金星)だけは別格に明るいので、まだ輝きを失っていない。

    ほとんどの星は見えなくなったが、左上に明けの明星(金星)だけは別格に明るいので、まだ輝きを失っていない。

  • 分厚い雲海に育ってきた。

    分厚い雲海に育ってきた。

  • 朱に染まった空を映して、雲海もわずかに赤みを帯びてきた。

    朱に染まった空を映して、雲海もわずかに赤みを帯びてきた。

  • どんどん移り変わる情景に寒さを忘れてシャッターを切り続ける。雲海は、完全に河口湖を塞いでしまった。<br />このころになると、紅富士狙いのカメラマンさんたちが続々集結し、第2展望台は大混雑となった。

    どんどん移り変わる情景に寒さを忘れてシャッターを切り続ける。雲海は、完全に河口湖を塞いでしまった。
    このころになると、紅富士狙いのカメラマンさんたちが続々集結し、第2展望台は大混雑となった。

  • 雲海もほんのり朱に染まっている。

    雲海もほんのり朱に染まっている。

  • 日の出。富士山頂上に日が当たり始めた。だが期待したほど紅色にはならなかった。天気が良すぎたかな。

    日の出。富士山頂上に日が当たり始めた。だが期待したほど紅色にはならなかった。天気が良すぎたかな。

  • 展望台のすぐ前のブッシュの枯れ枝にも朝日が当たり、赤く染まった。

    展望台のすぐ前のブッシュの枯れ枝にも朝日が当たり、赤く染まった。

  • 雲海にも朝日が当たり始めた。

    雲海にも朝日が当たり始めた。

  • 忍野村方向の雲海

    忍野村方向の雲海

  • 日が高くなり、撤収する人たちが続出。混雑していた峠の第2展望台はガラガラになった。玄白も撤収しよう。

    イチオシ

    日が高くなり、撤収する人たちが続出。混雑していた峠の第2展望台はガラガラになった。玄白も撤収しよう。

  • 河口湖湖畔まで降りてきたころは雲海は薄れてきたが、湖面はまだ蒸気霧が漂っている。

    河口湖湖畔まで降りてきたころは雲海は薄れてきたが、湖面はまだ蒸気霧が漂っている。

  • 富士山はおろか、対岸もまだ霧にけむり、見えない。<br /><br />ロッジに朝帰りして軽く朝食を摂ってから昼まで就寝。午後一番でロッジの清掃をしてチェックアウト。帰路の途中、再び河口湖湖畔のモミジトンネルで昼間の紅葉と富士山を撮影。<br /><br />5月以降、毎月山中湖ロッジを自由に使わせてくれた友人に感謝。また、来年もご厚意に甘えることになりそうだ。

    富士山はおろか、対岸もまだ霧にけむり、見えない。

    ロッジに朝帰りして軽く朝食を摂ってから昼まで就寝。午後一番でロッジの清掃をしてチェックアウト。帰路の途中、再び河口湖湖畔のモミジトンネルで昼間の紅葉と富士山を撮影。

    5月以降、毎月山中湖ロッジを自由に使わせてくれた友人に感謝。また、来年もご厚意に甘えることになりそうだ。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ryujiさん 2018/11/28 09:42:43
     素晴らしい写真を見せてもらいました!
     こんにちは、玄白さん。 いつも楽しみに旅行記を拝見しております。

     タイトルの旅行記、凄いです。 今回は、富士山・星空・雲海の三者揃い踏みですね。小生は思うにまったく非の打ち所がない出来ですね。 自身の好きな星空もそうですが、今回は雲海について(今まで雲海を認識していなかった)の感想です。 あの富士の下に広がった朝方の微妙な色合いは何ですか?、どう表現してよいか全くわからない。 兎に角、感激のひと言で申し訳ございません。

     玄白さんアリガトウ、また素晴らしい写真を楽しみにしています。
                       ryuji

    玄白

    玄白さん からの返信 2018/11/28 10:25:02
    Re:  素晴らしい写真を見せてもらいました!
    ryujiさん、こんにちは
    玄白の旅行記訪問、いいね投票、書き込みありがとうございます。
    以前にみた富士山写真集に出ていた河口湖町を覆う雲海が街灯りに照らされ、背後に富士山が聳えているという写真を見て、自分でもこんな風景を撮影してみたいとずっと思っていましたが、なかなかチャンスがおとずれませんでした。今回、ようやくそんなチャンスに巡り合えてラッキーでした。
    これからも出来が悪い写真も織り交ぜて、粗雑な旅行記を投稿し続けていくつもりですが、また気が向いたときにご覧いただけると幸甚です。

    玄白

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