2018/05/14 - 2018/05/17
331位(同エリア3444件中)
玄白さん
友人所有の山中湖ロッジでの別荘滞在が、今年もスタートした。冬はクローズしているが、4月中旬にロッジはオープンする。今年は4月はニュージーランド旅行のため、来ることが出来なかったので、今年初めての来訪だ。
今回は、花の都公園や忍野村で花の撮影を楽しんだり、夜な夜な、富士五湖をめぐり、富士山、湖、天の川の星景撮影をして別荘ライフを堪能してきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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友人のロッジを、合鍵まで作ってもらい自由に使わせてもらうようになって早や、四年目。ロッジを起点に撮影した富士山の写真を、まるで我が家のように飾らせてもらっている。
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山中湖には、2つの公共日帰り温泉がある。西側にあるのが、山中湖温泉「紅富士の湯」。我が家お気に入りの温泉である。ロッジ滞在中は、必ず利用している。何しろ、通常料金は¥800だが、ロッジオーナー特典の Welcome Card を持っていると、\300で利用できるのである。
源泉は、28℃の鉱泉なので加温していて、かけ流しではないが、2種類の露天風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、ジャグジーなど設備が充実している。何より、風呂に浸かりながら富士山が眺められるのである。 -
山中湖東側の平野にあるのが、「石割の湯」。紅富士の湯は火曜日が定休日なので、火曜日はこちらを利用している。二つの温泉は、ともに山中湖村の外郭団体である「山中湖観光振興公社」が運営している。
今回もまた、ロッジ滞在中、紅富士の湯が定休日のとき利用した。 -
以前には、たまに外食をしていたが、最近では「紅富士の湯」の近くにあるスーパー「オギノ」で食材を買い出しして、自炊である。夕昏、夜に撮影に出歩くので、アルコール付きの豪華な食事はもっぱらランチになる。
新緑に囲まれ、小鳥のさえずりを聞きながら、ビールやワインを味わうのは、この世の極楽である。
ランチの後は昼寝して酔いを醒まし、夜の撮影に備える。 -
イチオシ
初日は、連れ合いが買い出ししている間に、花の都公園の様子見、2日目には、連れ合いと共に公園の花の撮影。
さすがにチューリップはピークを過ぎているが・・・ -
黄色のチューリップは、まだ盛りを過ぎてはいない。
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菜の花さえ、まだ花を咲かせている。
花の都公園は、無料エリアと有料エリアに分かれている。
今の季節に、無料エリアで見られる花は、チューリップのみ。 -
有料エリアは入場料¥500、駐車場¥300だが、Welcome Card を持っていると、いずれもタダになるというのがうれしい。
有料エリアでは、ネモフィラがちょうど見頃を迎えている。 -
チューリップとネモフィラの競演
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チューリップとネモフィラの競演
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チューリップとネモフィラの競演
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きれいな花が鑑賞できるフラワーパークは数あれど、ここの魅力は何といっても、富士山と花の取り合わせが楽しめること。
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イチオシ
面積的には、無料エリアの方がずっと広い。一旦有料エリアから出て、道路から離れた無料ゾーンにもチューリップ畑がひろがっている方にも行って見た。
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イチオシ
丘を埋め尽くすネモフィラの大群落は、ひたち海浜公園が有名。花の都公園のネモフィラは、規模はひたち海浜公園に及ばないが、富士山と一緒に見られるというのが、大きな魅力だ。
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地面を埋め尽くす青い絨毯の如く。
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縦構図でもパチリ。
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ここでは2種類のネモフィラが育てられている。真ん中が白く周辺が青い、よく見られるネモフィラはインシグニスという品種(ひたち海浜公園もこれ)だが、白い花びらに紫の5つの斑点がある品種もある。ネモフィラ・マクラータという品種だそうだ。
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ネモフィラは北米原産の花で11種類ほどあるという。
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青いセントーレアが少しだけ咲いていた。
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二日目に縦構図でもう一枚。
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青い花に交じって、数本、白い花。
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毎年、5月中旬から下旬にかけて10日間ほど、クマガイソウ観察ツアーをやっている。昨年も参加したが、今年も見学してみた。
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10時から3時まで一時間ごとにインストラクターが案内して群生地に連れて行ってくれる。普段は、野生動物防護柵で囲まれ、入り口は閉じているが、ツアーの時だけ中に入れる。
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これはハナイカダ。葉っぱの真ん中に小さな地味な花をつける不思議な植物だ。葉っぱの真ん中に花があるということは、実も葉っぱの中央に成るということだ。実際、ネットで調べてみたら、黒い実が葉っぱの中央に実っている写真があった。
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クマガイソウ
花の名前のクマガイは、源平の合戦に登場する源氏方の武士、熊谷直実に由来する。熊谷直実に限らず当時の武士は合戦の際、背後からの矢や石つぶてを防ぐために、布製の袋、母衣を背負っていた。熊谷直実の母衣に花の形が似ているところから、クマガイソウと名付けられた。 -
インストラクターの話では、昨年より花付きが悪く、花の大きさも小振りだという。昨年の旅行記を見返してみたところが、確かに花数が少ない印象である。
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クマガイソウは環境省のレッドリストの絶滅危惧種に指定されていて、都道府県レベルでもレッドリストに指定している都道府県が多い。
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クマガイソウと似た、平安武士が背負っていた母衣の形の花をつける植物にアツモリソウというのがある。こちらは、さらに希少価値が高く絶滅のおそれが大きいのだが、残念ながらアツモリソウは実物を見たことはない。
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アツモリソウは平家方の武将、平敦盛に由来する。平家物語では、一の谷合戦で2人は合いまみえ、熊谷直実が、我が子と同じような年ごろの平敦盛の首を泣く泣くとったという名場面は歌舞伎や文楽の演目にも使われていて有名である。
文学から引用して花の名前を付けるなど、なんとも風雅ではないか。 -
連れ合いが自宅のベランダに飾ると言って、鉢植えを一つお買い上げ。
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夕方は、毎日定点撮影ポイントにしているパノラマ台へ。
初日は、きれいな夕焼けは見られず、平凡な姿の富士山だ。 -
富士山中腹にかかった雲が一瞬、わずかに焼けた。
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一日目の夜11時ごろ、本栖湖の千円札富士が眺められる展望台に到着。
富士山にかかる天の川を撮影しようというのである。だが、この日は気温が高いためか、靄っぽく、そのため地上の灯りを受けて空が明るい。天の川撮影には条件が悪いので、グルグル撮影に切り替え。 -
本栖湖は切り上げ、河口湖を見下ろす新道峠へ移動。ここも靄っぽかったが、標高が高い分、本栖湖よりは条件は悪くなかった。
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イチオシ
縦位置でも一枚。ここは河口湖町の夜景と富士山の撮影ポイントとして有名になり、この日も大勢のカメラマンで展望台は賑わっている。夜中の1時すぎに来たのでは完全に出遅れて、良い場所は確保できなかった。
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朝まで粘って紅富士出現を待つ。
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ブルーアワーになって、河口湖は、青みを増した。
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日の出の時間となった。期待したほどの朝焼けにはならず、残念。
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山中湖ロッジに戻る途中、富士吉田の農村公園に立ち寄り。田植えが終わったばかりの水田に富士山が映り込んでいるのを撮影しようというのだ。だが、このあたりの田んぼは、水が入ったばかりで、田植えはまだ終わっていない。
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二日目の夕方、定点撮影ポイントのパノラマ台。昨日と同じような富士山。
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昨日と違うのは、ちょっと淡いが、太陽柱(サンピラー)が出現したこと。
雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱いと氷晶は落下するときの空気抵抗により地面に対してほぼ水平に浮かぶ。このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見えるのが太陽柱である。ダイヤモンドダストのサンピラーも原理は同じである。
雲の中の六角板氷晶は、太陽の左右真横に偽の太陽が現れる幻日も引き起こしたりする。 -
イチオシ
太陽柱に富士山を入れてみた。
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二日目の夜は、精進湖で天の川撮影。ここは左側の湖畔の道路の街路灯が気になるところだが、やむを得ない。街路灯を外した構図にて。
今更ながら、ニュージーランドのテカポやマウントクックの星空は素晴らしかった。 -
イチオシ
撤収前に縦位置でも一枚
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星の日周運動も撮影。
久しぶりに、昨日の新道峠と、精進湖では、併せて500コマほどのインターバル撮影をしてタイムラプス動画を作ってみた。出来栄えはお粗末極まりないが・・・
https://youtu.be/AFO7CgYr3Jk -
山中湖長池親水公園に移動。垂直に立ち昇る天の川と富士山。富士山の頂上真上に輝く明るい星は木星である。
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花の都公園にも行って見た。チューリップ畑と天の川。すでに3時過ぎ、あと一ケ月あまりで夏至となり、夜の時間がずいぶん短くなっている。肉眼では、気がつかないが、すでに空は明るくなり始めている。
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イチオシ
三日目は、紅富士の湯の朝風呂に浸かる前に忍野村に出かけてみた。忍野八海の村営駐車場のすぐそばに「八海庭園 彦兵衛屋敷」という茅葺屋根の建物ときれいな庭園がある。何度か忍野八海には来ているが、こんな庭園があるとは知らなかった。
歴史的価値がある庭園なのか、調べてみてもよくわからなかった。 -
入場料¥200.今回は入り口で撮影しただけだったが、そのうち入ってみることにしよう。
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新緑がまばゆいほどきれいだが、秋もよさそうだ。
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朝から気温がグングン上がり、涼しい高原地帯の忍野村も暑い。湧池の正面にある「かまのはた」という土産物屋で、かき氷で涼む。このかき氷、スノーアイスといって、ふわふわの雪のような舌ざわり。普通のかき氷のように冷たくてツンとくることがない。
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中池から見た富士山。
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10時すぎになると、どっと観光客が増え、中池はごった返している。
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中池にコインを投げ込む人が後をたたず、池の底がコインで埋め尽くされるので、ときどき拾い上げて清掃しているという記事を読んだことがある。コインを投げ込むなという注意書きがあり、徹底してきたのか、一時よりはコインは減ったようだ。
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あまりの喧騒に辟易したので、新名庄川沿いを散策しながら、駐車場に戻る。
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途中、お釜池に立ち寄り。
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お釜池。ここまで足を延ばす人は少なく、この辺りは静かだ。
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新名庄川の桜並木が途切れた辺り。桜の季節には、川沿いは水仙が咲き乱れていたが、今はアヤメが咲いている。
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アヤメをアップで。
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ルピナスが咲き始めている。
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藁ボッチと富士山。去年もあったが、いずれ撤去されるかもしれないな。
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オマケ
山中湖ロッジの敷地に咲いていたオダマキ。ロッジのオーナーが植えたものか、自生しているものか?
4日目は、恒例となっている修善寺の老人ホームに義母を見舞ってから帰宅した。
今度の山中湖は、6月中旬を予定しているが、そろそろ梅雨入りなので天気が心配ではある。
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この旅行記へのコメント (2)
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- chikuouさん 2018/05/23 12:28:22
- いつもながらのきれいな画像をありがとうございます。
- どうしてこんなにきれいに富士山が見えるのですか。何回か挑戦しましたが、こんなにきれいに見えてことがありません。たいていは雲に覆われていて、かすかに頂上が見えるか、祖園が見えるぐらいです。冬の時期がいいと聞いて、今年2月に行きましたが、ほんのわずかの時間しか見えませんでした。秘訣があるのですかね。
- 玄白さん からの返信 2018/05/23 14:09:34
- RE: いつもながらのきれいな画像をありがとうございます。
- chikuouさん、こんにちは
山中湖ロッジ滞在旅行記訪問、書き込みありがとうございます。
春から秋にかけて月一度は山中湖に出かけていますが、富士山は恥ずかしがり屋ですから
きれいに見えるチャンスは少なく雲に隠れていることの方が多いです。
一般論として、早朝にきれいに見えることが多いです。日が高くなると、地表で温められた空気が上昇気流になって、雲がかかってしまいます。富士山に関しては「早起きは三文の得」ですね。(^_^)
玄白
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