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 月に一度の友人の山中湖ロッジでの別荘生活。2か月連続で天候に恵まれなかったが、今月に入りようやく好天に恵まれたので、いつもより長い5泊6日の滞在となった。このところ、星景撮影に入れ込んでいて、今回も夜の行動が多いという変則的別荘生活である。<br /> 秋になると、山中湖や河口湖では夜明け前に気嵐、雲海が出現することが多いので、滞在前半は、星空と絡めて幻想的な写真を撮ろうというのが、今回のテーマである。<br />

2018年山中湖ロッジ滞在記(4)10月編その1 山中湖と河口湖を夜中に行ったり来たり

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2018/10/21 - 2018/10/24

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旅行記グループ 山中湖ロッジ滞在記

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玄白

玄白さん

 月に一度の友人の山中湖ロッジでの別荘生活。2か月連続で天候に恵まれなかったが、今月に入りようやく好天に恵まれたので、いつもより長い5泊6日の滞在となった。このところ、星景撮影に入れ込んでいて、今回も夜の行動が多いという変則的別荘生活である。
 秋になると、山中湖や河口湖では夜明け前に気嵐、雲海が出現することが多いので、滞在前半は、星空と絡めて幻想的な写真を撮ろうというのが、今回のテーマである。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  •  10月21日は、日中所用があったのだが、久しぶりの快晴となったので、オーナーに無理を言って、一日前倒しで別荘を使わせてもらうことにした。自宅を夕方5時に出発、ロッジに夜9時にチェックイン。<br /> 少し仮眠を摂ってから、日付が変わった夜中の12時半に、定点撮影ポイントにしているパノラマ台へ。オーッ、早くも山中湖には激しい気嵐が沸き立ち、雲海状態になっている。

     10月21日は、日中所用があったのだが、久しぶりの快晴となったので、オーナーに無理を言って、一日前倒しで別荘を使わせてもらうことにした。自宅を夕方5時に出発、ロッジに夜9時にチェックイン。
     少し仮眠を摂ってから、日付が変わった夜中の12時半に、定点撮影ポイントにしているパノラマ台へ。オーッ、早くも山中湖には激しい気嵐が沸き立ち、雲海状態になっている。

  • 月明りは外してアップで。<br />今年の富士山初冠雪は9月26日で、例年より27日も早かった。9月中の初冠雪は6年ぶりだそうだ。やっぱり、富士山は雪を被っていた方が様になる。初冠雪からすでに一か月近く経っているので、5合目付近まで積雪がある。

    イチオシ

    月明りは外してアップで。
    今年の富士山初冠雪は9月26日で、例年より27日も早かった。9月中の初冠雪は6年ぶりだそうだ。やっぱり、富士山は雪を被っていた方が様になる。初冠雪からすでに一か月近く経っているので、5合目付近まで積雪がある。

  • 山中湖村平野地区の夜景。この辺りまで雲海が流れ込んでいる。

    山中湖村平野地区の夜景。この辺りまで雲海が流れ込んでいる。

  • 今夜の月齢は11日で月の入りは午前3時頃。月明りがあるうちに河口湖大石公園に移動だ。狙いは月明りに照らされたコキアと富士山。富士山にかかる雲が少し多いが、まずまずの絶景だろう。満足!<br />

    今夜の月齢は11日で月の入りは午前3時頃。月明りがあるうちに河口湖大石公園に移動だ。狙いは月明りに照らされたコキアと富士山。富士山にかかる雲が少し多いが、まずまずの絶景だろう。満足!

  • 縦位置にして、上空のオリオン座とシリウスを入れてみた。4日後には満月という月明りでかなり明るいので、星はたくさんは写らない。

    イチオシ

    縦位置にして、上空のオリオン座とシリウスを入れてみた。4日後には満月という月明りでかなり明るいので、星はたくさんは写らない。

  • 富士山の雲はどんどん変化していくので、同じ構図で何回もシャッターを切る。河口湖にも気嵐が出て、河口湖に浮かぶ”うの島”が浮かび上がっている。

    イチオシ

    富士山の雲はどんどん変化していくので、同じ構図で何回もシャッターを切る。河口湖にも気嵐が出て、河口湖に浮かぶ”うの島”が浮かび上がっている。

  • 月が沈み、空に星が増えてきたが、富士山にかかる雲は厚くなってきた。

    月が沈み、空に星が増えてきたが、富士山にかかる雲は厚くなってきた。

  • 再びパノラマ台に移動し、ここで夜明けの紅富士を待つ。薄明が始まるまでおよそ一時間あり、星空撮影がまだできる。山中湖上空の雲海は続いている。

    再びパノラマ台に移動し、ここで夜明けの紅富士を待つ。薄明が始まるまでおよそ一時間あり、星空撮影がまだできる。山中湖上空の雲海は続いている。

  • この日はオリオン座流星群が極大となる日。夏のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群ほど多くは流れないが、運よく富士山の山裾に流れた流れ星一個を捉えた。

    イチオシ

    この日はオリオン座流星群が極大となる日。夏のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群ほど多くは流れないが、運よく富士山の山裾に流れた流れ星一個を捉えた。

  • オリオン座自身をフレームに入れて流れ星狙うも、そのあとは捉えることができなかった。

    オリオン座自身をフレームに入れて流れ星狙うも、そのあとは捉えることができなかった。

  • 薄明の時間帯となり、空の青みが増してきた。山中湖上空の雲海は分厚く盛り上がって来た。

    薄明の時間帯となり、空の青みが増してきた。山中湖上空の雲海は分厚く盛り上がって来た。

  • 平野地区の雲海に包まれた夜景をもう一枚。

    平野地区の雲海に包まれた夜景をもう一枚。

  • まもなく夜明け。平野地区の街灯りは消えつつある。

    まもなく夜明け。平野地区の街灯りは消えつつある。

  • 夜明け。紅富士出現。

    夜明け。紅富士出現。

  • 平野地区の北側の山肌にも日の光が当たって来た。そろそろロッジに引き上げ、朝食の時間だ。

    平野地区の北側の山肌にも日の光が当たって来た。そろそろロッジに引き上げ、朝食の時間だ。

  • 朝食後、一休みしてから連れ合いを連れて再び河口湖大石公園のコキアを見に再訪。

    朝食後、一休みしてから連れ合いを連れて再び河口湖大石公園のコキアを見に再訪。

  • 朝10時ごろのコキアと富士山。

    朝10時ごろのコキアと富士山。

  • この時間からは、大石公園は観光客であふれかえっている。やはりコキアと富士山でが目当てである。どんなアングルでカメラを構えても観光客が入ってしまう。

    この時間からは、大石公園は観光客であふれかえっている。やはりコキアと富士山でが目当てである。どんなアングルでカメラを構えても観光客が入ってしまう。

  • 無理に人を入れないようにすると、こんなアングルでしか撮れない。

    無理に人を入れないようにすると、こんなアングルでしか撮れない。

  • 昼間のコキアの撮影はあきらめ、戻ろう。コキアに似て茎が紅葉している植物を見かけた。ハーブの一種だろうが名前は失念した。

    昼間のコキアの撮影はあきらめ、戻ろう。コキアに似て茎が紅葉している植物を見かけた。ハーブの一種だろうが名前は失念した。

  • 売店前の庭園のオベリスクに仕立てられた秋バラと富士山

    売店前の庭園のオベリスクに仕立てられた秋バラと富士山

  • 春、夏に比べると咲いている花は少ないが、それでもいくつかの花は見られる。来月になると、ここは、寒さで花は見られなくなる。

    春、夏に比べると咲いている花は少ないが、それでもいくつかの花は見られる。来月になると、ここは、寒さで花は見られなくなる。

  • 6月にはラベンダー畑だった場所。<br />この後は、いつもの通り、日帰り温泉「紅富士の湯」に行き、午後はロッジでまったり過ごす。

    6月にはラベンダー畑だった場所。
    この後は、いつもの通り、日帰り温泉「紅富士の湯」に行き、午後はロッジでまったり過ごす。

  • 夕方、山中湖湖畔の夕焼の渚公園へ。この日はここでダイヤモンド富士が見られるのだが、残念ながら薄雲が広がってしまい、鮮やかなダイヤモンド富士とはならなかった。

    夕方、山中湖湖畔の夕焼の渚公園へ。この日はここでダイヤモンド富士が見られるのだが、残念ながら薄雲が広がってしまい、鮮やかなダイヤモンド富士とはならなかった。

  •  山頂に薄雲でぼやけた太陽が沈んでいく。例年だと、今頃は湖岸の紅葉が見頃になる時期なのだが、今年は色付きが遅れているようだ。

     山頂に薄雲でぼやけた太陽が沈んでいく。例年だと、今頃は湖岸の紅葉が見頃になる時期なのだが、今年は色付きが遅れているようだ。

  • まだ、夕暮れの明るさが残っている間に、三国峠まで行ってみる。逆光で輝くススキと富士山を狙う。

    まだ、夕暮れの明るさが残っている間に、三国峠まで行ってみる。逆光で輝くススキと富士山を狙う。

  • 期待したほどの夕焼にはならなかったが、定点撮影ポイントの秋の一コマである。

    期待したほどの夕焼にはならなかったが、定点撮影ポイントの秋の一コマである。

  • この後、雲が広がってきたので、夜の星空撮影はせず、ロッジでのんびりと夕餉のひと時。<br />GPVをチェックすると、翌23日の午前2時ごろには晴れるという予報だったので、1:30に起き出し、定点撮影ポイントのきらら交流センター前の山中湖畔へ。<br />予報より遅れて3:00過ぎに晴れてきたが、あいにく富士山には雲がかかったままである。雲に隠れた富士山と上空のオリオン座、シリウスを一枚パチリ。単なる記録写真ではあるが・・・

    この後、雲が広がってきたので、夜の星空撮影はせず、ロッジでのんびりと夕餉のひと時。
    GPVをチェックすると、翌23日の午前2時ごろには晴れるという予報だったので、1:30に起き出し、定点撮影ポイントのきらら交流センター前の山中湖畔へ。
    予報より遅れて3:00過ぎに晴れてきたが、あいにく富士山には雲がかかったままである。雲に隠れた富士山と上空のオリオン座、シリウスを一枚パチリ。単なる記録写真ではあるが・・・

  • そのまま夜明けを待つ。ブルーアワーが始まる時間に一時、雪を被った富士山の頂上が顔を出したので、逆さ富士と共にパチリ。

    そのまま夜明けを待つ。ブルーアワーが始まる時間に一時、雪を被った富士山の頂上が顔を出したので、逆さ富士と共にパチリ。

  • 日の出近くになり、気温が最も下がったころ、湖面から気嵐が出始めたが、富士山は雲に隠れてしまった。

    日の出近くになり、気温が最も下がったころ、湖面から気嵐が出始めたが、富士山は雲に隠れてしまった。

  • 富士山はあきらめて、気嵐の山中湖畔の風景撮影。山中湖北岸に小さな半島のように突き出た付近の情景。

    富士山はあきらめて、気嵐の山中湖畔の風景撮影。山中湖北岸に小さな半島のように突き出た付近の情景。

  • 平野の湖岸。このあたりは紅葉が始まっている。

    平野の湖岸。このあたりは紅葉が始まっている。

  • 篭坂峠方面上空の雲が少し焼けてきた。

    篭坂峠方面上空の雲が少し焼けてきた。

  • 近くにマガモが一羽寄って来た。<br />6時過ぎに撤収し、ロッジに戻って朝食。この日は、恒例の修善寺の老人ホームに義母の元気見舞いに出かける日なので、昼の撮影は無し。

    近くにマガモが一羽寄って来た。
    6時過ぎに撤収し、ロッジに戻って朝食。この日は、恒例の修善寺の老人ホームに義母の元気見舞いに出かける日なので、昼の撮影は無し。

  • 23日は終日、曇りで時々小雨が降る天気。翌24日も一日中曇り、ときどき雨が降る天気なので、終日、ロッジで読書などして、のんびり過ごす。夜になって、晴れ間が出てきたので、いつもの定点撮影ポイントであるきらら交流センター前の湖岸へ。<br />まだ、月は沈んでいないので星は多くは写らないが、凪なので、湖面に逆さ富士が写り込んでいる。

    23日は終日、曇りで時々小雨が降る天気。翌24日も一日中曇り、ときどき雨が降る天気なので、終日、ロッジで読書などして、のんびり過ごす。夜になって、晴れ間が出てきたので、いつもの定点撮影ポイントであるきらら交流センター前の湖岸へ。
    まだ、月は沈んでいないので星は多くは写らないが、凪なので、湖面に逆さ富士が写り込んでいる。

  • それでも、40分ほどのインターバル撮影で星を流せば、それなりに星影は写る。

    それでも、40分ほどのインターバル撮影で星を流せば、それなりに星影は写る。

  • この後、河口湖の裏の新道峠へ。雨上がりなので、河口湖に雲海が出ることを期待していたが、峠に到着したころは、周りは霧で真っ白。撮影どころではない。<br />車のなかでしばらく仮眠することに。<br />4時ごろ、ようやく霧が晴れてきたので、撮影ポイントの新道峠第2展望台へ登る。

    イチオシ

    この後、河口湖の裏の新道峠へ。雨上がりなので、河口湖に雲海が出ることを期待していたが、峠に到着したころは、周りは霧で真っ白。撮影どころではない。
    車のなかでしばらく仮眠することに。
    4時ごろ、ようやく霧が晴れてきたので、撮影ポイントの新道峠第2展望台へ登る。

  • すでに薄明がはじまっているので、星は輝きが弱くなっている。月明りに照らされた富士山と河口湖町の夜景撮影。

    すでに薄明がはじまっているので、星は輝きが弱くなっている。月明りに照らされた富士山と河口湖町の夜景撮影。

  • 待つこと1時間、東の空に赤みが差してきた。

    待つこと1時間、東の空に赤みが差してきた。

  • 河口湖に雲海は現れなかったが、隣の忍野村は霧で覆われているのが遠望できた。

    河口湖に雲海は現れなかったが、隣の忍野村は霧で覆われているのが遠望できた。

  • 日の出を迎えた。富士山の右側の雲が鮮やかに紅に染まった。

    日の出を迎えた。富士山の右側の雲が鮮やかに紅に染まった。

  • 富士山頂上に朝日が当たり、朱に染まり始めた。

    富士山頂上に朝日が当たり、朱に染まり始めた。

  • 紅富士をアップで。

    紅富士をアップで。

  • みるみる日が高くなり、手前の木々も朝日で照らされ始めたので、ここでの撮影は終了。

    みるみる日が高くなり、手前の木々も朝日で照らされ始めたので、ここでの撮影は終了。

  • 陽光の下でのコキアを撮影すべく、ふたたび大石公園に立ち寄り。一昨日、連れ合いと来たときは、観光客であふれ、このアングルではどうしても人が入り込んでしまうので、再トライというわけである。

    陽光の下でのコキアを撮影すべく、ふたたび大石公園に立ち寄り。一昨日、連れ合いと来たときは、観光客であふれ、このアングルではどうしても人が入り込んでしまうので、再トライというわけである。

  • 朝7時前なので観光客はいないが、すでにコキアを撮影しに来たカメラマンで、ごった返していた。

    朝7時前なので観光客はいないが、すでにコキアを撮影しに来たカメラマンで、ごった返していた。

  • とはいえ、同業の人たちなので、不用意に前に出て撮影の邪魔になるようなことはしない。場所を譲り合いながら、心ゆくまで撮影が楽しめた。

    とはいえ、同業の人たちなので、不用意に前に出て撮影の邪魔になるようなことはしない。場所を譲り合いながら、心ゆくまで撮影が楽しめた。

  • 気嵐は出ていないが、富士山はすっかり晴れ上がり、青空とコキアの赤のコントラストが美しい。

    気嵐は出ていないが、富士山はすっかり晴れ上がり、青空とコキアの赤のコントラストが美しい。

  • ポイントを変えながら、しつこく富士山とコキアを狙う。

    ポイントを変えながら、しつこく富士山とコキアを狙う。

  • ただ、今年はコキアの生育が悪く、地面が露出している。コキアの醍醐味である、密集してモコモコとした感じにはなっていない。<br /><br />7時を過ぎた。ここでの撮影は20分ほどで終えて、ロッジに朝帰りである。<br /><br /><続く>

    ただ、今年はコキアの生育が悪く、地面が露出している。コキアの醍醐味である、密集してモコモコとした感じにはなっていない。

    7時を過ぎた。ここでの撮影は20分ほどで終えて、ロッジに朝帰りである。

    <続く>

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