2018秋、道東の名所(21/21)：9月29日(9)：鹿落しのチャシ(2)：セントレアへ

2018/09/27 - 2018/09/29

道東の名所とチャシ跡巡りの締め括りです。厚岸に位置する『鹿落としのチャシ』の紹介です。お供山にある四つのチャシ群の一つになります。

エリア 厚岸・霧多布(北海道)

• 交通手段: 観光バス ANAグループ

お供山展望台の光景です。最初に目にした時には、『鹿落としのチャシ跡』に建てられた見張り台かと思いましたが、チャシ跡とは無関係の施設でした。

お供山展望台から眺めた厚岸湖の光景です。前方に、厚岸湖を取り巻く対岸も見えていました。厚岸の名産の牡蠣の紹介です。『厚岸は、国内で唯一、年中出荷できる牡蠣の名産地です。身はふっくらと育ち、甘みが濃厚なのが特徴です。山や湿原の養分を含んだ淡水の川と太平洋の海水が混ざる厚岸湖、その恵まれた自然環境が牡蠣を美味しく育てています』と紹介されていました。

同じく、お供山展望台から眺めた厚岸湖の光景です。左手に厚岸大橋が見えています。厚岸の名産の牡蠣は、『低水温のため、成長が遅くなる』という性質を利用して、養殖の時期をコントロールして、一年中出荷されています。生産されている3種類の牡蠣は、『カキえもん』、『マルえもん』と、『ナガえもん』です。

お供山展望台の途中から見下ろした、眼下の光景です。がっしりとした造りの木造の展望台でした。まさに砦のイメージです。

すっきりとした光景ではありませんが、『鹿落としのチャシ』の周りの空堀光景です。地形を詳しくは確認できませんでしたが、面崖式のチャシになるようでした。

『鹿落としのチャシ跡』のタイトルがあった説明看板の光景です。昭和35年(1960年)10月に厚岸町史跡に指定された時に建てられたもののようです。崖下から鹿の骨が出土していることから、鹿を追い落として狩りをしていた伝説により命名されたと紹介されていました。

『史蹟・鹿落としのチャシ跡』の文字が記された標識の光景です。お供山にある四つのチャシ群の一つになります。根室半島のチャシ群からは離れた場所ですから、続日本百名城には含まれていません。

お供山の下山途中に眺めた、厚岸湾の光景です。厚岸湾と厚岸湖は、赤い橋の厚岸大橋の部分で繋がっています。前方に見えるのは厚岸港の光景です。

同じ場所から眺めた、厚岸湾の光景です。厚岸湾は、北海道東部にある厚岸道立自然公園に属する湾です。南東に開け、太平洋に面しています。先程より右手(北側)方面の光景です。

同じ場所から眺めた厚岸湾と厚岸港の光景です。沖合ではサンマ漁、湾内ではニシン漁が営まれていると、ネット紹介されていました。

振り返って眺めた、お供山に登る木製の階段の光景です。麓から展望台までは15分ほどの距離ですが、いきなり急な登りとなりますので、少し息が切れました。

今度は木製の階段の下り方面の光景です。殿を歩きながら、携帯のカメラを使っての撮影です。実は、デジカメをバスに置き忘れてしまいました。途中で気が付きましたが、この急階段を下るのを避けて、携帯のカメラに頼りました。

麓近くの踊り場のような場所からの撮影です。眼下に麓の街並みが広がっていました。厚岸橋が架かる前には、町の人はフェリーで往復していたようです。

振り返って眺めた、お供山展望台の登り口の階段光景です。『鹿落としのチャシ』への登り口にもなっていました。

釧路空港の待合室光景です。年間利用客数は、国内669,739人、国際10,868人（2014年度）と紹介されていました。

釧路空港の出発便の電光表示板です。羽田までは直行便がありますが、セントレア空港まではANA機の場合は千歳空港での乗り継ぎでした。17時10分発の表示がありました。JAL機ですと、セントレアまでの直行便があるようでした。札幌の丘珠空港からは、松本市や静岡市への便があるようです。

待合室の一角に置かれていた、釧路空港の縮小模型の光景です。愛称は『たんちょう釧路空港』です。釧路市中心部より北西に約20キロ離れた丘陵に位置します。

釧路空港のターミナルビル内の光景です。現在時刻は16時17分、新千歳空港域のANA4876便は、『搭乗待合室にお入りください』の表示が出ていました。

釧路空港内のポスター光景です。往路はセントレアから女満別空港までプロペラ機でしたが、帰路も釧路空港から新千歳空港まではプロペラ機の予定でした。本当に久し振りのプロペラ機への搭乗です。

定時の17時10分に釧路空港を飛び立ち、札幌の新千歳空港への到着予定時刻は。17時55分です。フライト時間は1機関未満の45分の予定です。搭乗したプロペラ機の機内から眺めたターミナルビル方面の光景です。

新千歳空港に向かうプロペラ機のANA機内光景です。プロペラ機には、中国でも登場した記憶ですが、一番新しい記憶では、タイのスアンナプームとカンボジアのシェムリアップの往復以来のようです。

明日当たりからは、北海道も台風24号の影響を受け始めそうでした。天気予報では、すでに名古屋は雨でしたが、秋雨前線を台風24号が刺激したためのようでした。

釧路空港から新千歳空港までの短いフライトは、夕焼けの景色を眺めながらの空の旅となりました。雲の上の上空には、まだ明るさが残っていました。

変化に富んだ夕焼けの景色を眺めながら、短い空の旅を楽しみました。景色に変化はあっても、飛行中に機体が揺れることはありませんでした。

空の青色が少なくなり、茜色がより濃くなってきました。前方に見えているのは日高山脈当たりでしょうか、雲の上に顔を出した半島のように見えました。

釧路空港を飛び立って、30分ほど経過したようです。もう暫くすれば着陸態勢に入るようでした。雲の上の夕焼空ともお別れです。

新千歳空港への到着予定時刻は17時55分、定時に到着しました。ここは、乗り継ぎのための新千歳空港内の出発ロビーの光景です。セントレア空港往きのANA714便が電光表示されていました。もう間もなくの搭乗開始です。

セントレア空港への到着予定時刻は21時25分、1時間45分のフライト予定です。新千歳空港の出発は少しだけ遅れました。

同じく、新千歳空港での出発前の光景です。陽は沈みましたが、台風24号の影響は全く感じられない穏やかな夜の光景です。

21時25分の定時にセントレア空港に到着しましたので、22時17分発の名鉄電車に乗車できました。金山駅で地下鉄に乗り換えての帰宅になります。29日の内に何とか戻れそうです。台風24号の影響もなく、ラッキーな北海道の旅となりました。