2018/09/27 - 2018/09/29
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道東の名所とチャシ跡巡りです。『桂ヶ丘チャシ跡』に隣接する、網走市立・郷土資料館の展示品紹介の続きです。アイヌ文化と生活の一端を目にすることができました。
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『矢筒:アイヌ語でイカヨプ』のタイトルがあった展示品の光景です。2組の『矢筒』は、儀礼の際に使われたもので、全面に漆が塗られ、家紋が記されていると説明されていました。
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右側に見える『矢筒』と一緒に展示してあった、上側の『弓:アイヌ語でクー』と、左側の『花矢:アイヌ語でヘペレアイ』の展示光景です。羆送りのイヨマンテの儀式などに使われたようです。
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弓と花矢の展示のズームアップ光景です。花矢には、『動物の霊送りに使われた鏃(やじり)のない飾り矢で、送られた霊が、神の国の親元に向かう際のお土産に持たせるものと補足説明されていました。宗教の範疇かも知れませんが、アイヌ民族の方の心優しさが窺われるようです。
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上部の折れ曲がった部分は、写真が切れていますが、『刀掛帯:アイヌ語でエムシアツ』です。実際に1振りの刀がセットされていました。帯には、アイヌの民族模様が施されていました。
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『飾り刀:アイヌ語のエコロ・タン・ネップ』の表示があった展示品です。祭儀用の刀で、刀掛け(アイヌ語でエムシ・アツ』に飾られると補足説明されていました。
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アイヌの衣裳の足元に展示してあった品々の紹介です。ゴザが敷かれ、その上に木皿(アイヌ語でニイタ)、木鉢(アイヌ語でニマ)、杓子(アイヌ語でカスップ)と漆器椀が置かれていました。
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こちらも、アイヌの衣裳の足元に展示してあった品々の紹介です。右手前が祭の際にお酒が入れられていた耳ダライ(アイヌ語でトコン・コル・パッチ)、左手前が儀式の際の前面漆の柄杓のペサクです。耳ダライは、取手が付いた盥(たらい)のことのようです。
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『奉酒箸:アイヌ語のパスイ』の展示の数々です。心霊と交信するための献酒の儀礼、カムイノミに使う箸と紹介されていました。全体が鳥に象られ、先端の尖った部分に酒を付けて、神への祈りに使われたとも紹介されていました。
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イチオシ
ネックレスらしい装身具の展示光景です。『首飾り(アイヌ語でタマサイ)』の表示がありました。説明文は、『祭などに正装した女性が付ける玉を連ねた飾り、中央には、サイトキと呼ばれる金属製の飾りが下げられている』ことが紹介されていました。
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アイヌ文化に関わる展示があった室内光景です。右手前の低いガラスケースが、アイヌの小刀、マキリが展示してありました。一番奥が、復元されたアイヌの住居と人々のジオラマ展示でした。
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『網走の歴史・古代~中世」のタイトルがあった展示コーナーの光景です。およそ11万年前の採集表記でオホーツクを通じてサハリンと陸続きになり、マンモスなどが南下し、それに伴い人も移動してきたと解説されていました。近隣の斜里町の越川遺跡では、約2万年前の焚火の痕と、旧石器時代の黒曜石製品が見付かっています。
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ガラスケースの中に収蔵された、土器や石器類の展示品の光景です右上付近に『縄文時代晩期の土器』の表示がありました。
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真横から眺めた、同じ展示ケースの光景です。手前左側には、磨製石器の石斧、その奥には、複製された握りが付いた石斧もありました。黒っぽい小さな石製品は、黒曜石を使った、石鏃などのようです。
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ユニークな造りの展示コーナーの紹介です。右手前が口を開けた姿の『牙製海獣像』のようです。左手前の可愛らしい像は、羆の子供のようです。中央奥の後ろ向き姿のような像は、首が無くなってしまった人の姿に見えました。
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大小の土器類の展示状況です。実際に火が使われたものが多いのか、黒っぽい色をしていました。中央手前に『オホーツク文化』の文字が見えました。オホーツク文化は、3世紀から13世紀までオホーツク海沿岸を中心とする北海道北海岸、樺太、南千島の沿海部に栄えた古代文化です。同時期の日本の北海道にあった続縄文文化や擦文文化とは異質の文化とされます。
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先程の『オホーツク文化』の出土品と同じような質感を持った土器類の展示コーナーの光景です。オホーツク文化の担い手は、オホーツク(文化)人と呼ばれ、近年行われた人骨の遺伝子調査から、ニヴフ人やコリヤーク人との近似性が示されています。
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『チャシ跡』のタイトルがあった展示コーナーの紹介です。『チャシ跡』は、今からおよそ300年前にアイヌの人々が残した砦跡と解説されていました。網走でもオホーツク海や網走湖を望む高台にチャシが造られたことと、砦以外に、見張りの場、儀礼の場、暖パンの場があったことが紹介され、最後に『桂ヶ丘チャシ跡』についても紹介されていました。
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左下付近に『網走の歴史⑦:アイヌ文化の時代』の表示があった展示コーナーの紹介です。擦文文化(8~13世紀)とオホーツク文化(3~13世紀)が交流を始めたころの解説のようでした。展示品は、土器や内耳土鍋、鉄鋼や太刀などでした。
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左端に見える歯並びの良い図骨には、『縄文人』の表示がありました。発掘されたオリジナルではなく、表示はありませんでしたがレプリカかも知れません。中央手前が、石鏃、石斧、石匙、石錐などの石器類、その他が縄文土器の展示です。
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3点の土器の紹介です。右側のやや薄い灰色の縄文土器二つには、『プトセウシナイ遺蹟出土」の表示がありました。網走の二見ヶ岡地区になるようでした。左上の一番大きな遺物も縄文土器です。『木下木材遺跡出土』らしい表示がありました。
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『網走の歴史①:縄文時代早期』のタイトルがあった展示品です。2枚のモノクロ写真で、水中から遺物を引き上げる様子が紹介されていました。展示されているのは網走湖底遺跡からの出土品で、4点の縄文土器です。左側に見える黒曜石の打製石器などは、次の『石刃鏃文化』の方で紹介します。
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『石刃鏃(せきじんぞく)文化』のタイトルがあった展示品の紹介です。石刃に簡単な加工を加えて鏃とした石刃鏃を特徴とする文化を指します。中石器時代から新石器時代初期にかけてユーラシア大陸北部に広く認められます。日本列島では、北海道東・北部に限って存在し、縄文時代早期浦幌式土器、女満別式土器などを伴うのが特徴です。
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展示の境界がはっきりしませんが、一番手前の展示物が。『擦文人の道具』に分類される出土品のようです。紡錘車や金属製品です。中段左手に、『縄文人の住居』と題された写真があり、土器類は縄文時代の出土品のようですが、表面をへらでならした、擦文土器のようにも見えます。
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3個の縄文土器の展示光景ですいずれも、自立できない構造でしたから、金属枠に収まっていました。表面をへらでならした、擦文土器のようにも見えました。縄文土器に比べれば、かなり薄い造りにも見えました。
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3個の縄文土器の展示光景です。右側の2つは、自立できない構造でしたから、金属枠に収まっていました。いずれも広口壷の造りのようです。
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『丸木舟」の中間辺りのズームアップ光景です。その名前の通り、大きな木をくり抜いて作られた丸木舟のようでした。縄文時代の舟材に鳥浜貝塚、浦入遺跡や島根大学構内遺跡の出土例のようにスギ材が使われるのは稀であり、東日本での出土例ではイヌガヤ、ムクノキ、クリ、カヤなどが使用されています。古墳時代の大型の丸木舟にはクスノキの使用例が目立つようです。 (ウィキペディア)
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イチオシ
交易で、本土から北海道に運ばれてきた絵額のようです。この絵には、『賤ケ岳七本槍』のタイトルがありました。賤ヶ岳の戦いは、天正11年(1583年)4月、近江国伊香郡(現:滋賀県長浜市)の賤ヶ岳付近で起きた羽柴秀吉と柴田勝家の戦いです。戦功をあげた羽柴軍の脇坂安治、片桐且元、平野長泰、福島正則、加藤清正、糟屋武則、と加藤嘉明が七本槍とされます。
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同じく、交易で、本土から北海道に運ばれてきた絵額のようです。この絵には、『牛若丸と天狗』のタイトルがありました。右側枠の日付は、慶応2年(1866年)5月吉日でした。以上の二枚は、神に描いたものではなく、板絵のようにも見えました。
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イチオシ
明治時代使用された3本マストの帆船模型です。『明治初期に藤野家が使用した輸送船』の表示がありました。近江商人の出身である藤野家は、六代目四郎兵衛のとき松前に渡って海運交易業を営み、1806年(文化3年)から上下ヨイチ場所の請負人となりました。1832年(天保3年)には、藤野家最大の経営基盤となる根室場所の請負人となりました。
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使い古された2種類の木工具の展示光景です。左側が金属で補強された、藤野家で使用されていた消火用の『手押しポンプ』、右側が木臼です。こちらには標津の文字がありましたが、同じく藤野家で使用されたものです。
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2018秋、道東のチャシ跡巡り
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