京都奈良へ（１６）興福寺・五重の塔と国宝館、ならまち囲炉裏ダイニング

2018/02/02 - 2018/02/02

奈良交通定期観光バス「奈良公園３名所と春日奥山めぐり」は奈良公園のシンボル五重塔がある興福寺へやってきました。今年リニューアルオープンしたばかりの国宝館には有名な阿修羅像をはじめとした国宝や重要文化財などの貴重な仏像などが数多く展示されています。

バスでの半日観光を終えて興福寺から猿沢池方向に歩くと最近観光地として注目されている、ならまちに入ります。その入口にあるお肉のおいしい囲炉裏ダイニングで素敵なランチを頂きます。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

奈良交通の定期観光バスは奈良公園内を走ります。

奈良公園 公園・植物園

定期観光バスは奈良公園の興福寺にやって来ました。

興福寺 寺・神社・教会

興福寺五重塔（国宝）

奈良時代建立。焼失再建を繰り返し、現存の塔は室町時代建造。高さ５０．１ｍは京都の東寺についで国内第二位。

興福寺五重塔 寺・神社・教会

興福寺では創建１３００年事業として整備計画が進められていて、その一つの中金堂の再建が行われています。

興福寺 中金堂 寺・神社・教会

１年間の耐震補強工事が終わってこの１月１日にリニューアルオープンしたばかりの国宝館（有料）へ。
入場料は定期観光バスの料金に含まれていました。

興福寺国宝館 美術館・博物館

有名な阿修羅像をはじめとした見ごたえのあるたくさんの仏像が展示されています。
興福寺に来たら必見の場所です。

定期観光バスはこの後若草山（三笠山）へ向かうコースで予約していましたが、奥山ドライブウェイが雪で通行止めになっていて、興福寺または奈良駅で解散（差額返金）となってしまうことが乗車前に案内されていたので、興福寺で降りて歩いてならまちへ向かうことにしました。

観光バス (奈良交通) 乗り物

この日私たちの定期観光バスの乗客の中に、外を歩くたびにずっと寒そうにしてる母娘がいたので聞いてみたら台湾から来たそうです。あったかい南の島から来たらこの日の奈良の気温は寒すぎるだろうなと思って使い捨てカイロをあげたらたいそう喜んで下さって。あとでどこかで買ってきたおやきみたいなものを下さいました。
拙い英語と日本語を交えての束の間のコミュニケーションでしたが、日台友好にほんの一役買えたかしら？

東日本大震災や熊本地震などの災害時にいち早く大きな支援をしてくださった台湾の方々。今年７月の西日本豪雨でも台湾だけでなく多くの国の方がありがたい支援をしてくださっていると聞きました。台湾には１０年以上前に仕事で一度行っただけですが、優しくて親切な人が多く、食べ物もおいしくて大好きな国の一つです。

気がかりなのはこの４日後の２月６日に台湾東部の花蓮で震度７強の地震が起きたことでした。この日お会いした母娘は台北からいらっしゃったと聞きましたから大きな被害には遭われていないものと願っていますが。

五重塔から南へ向かって歩き三条通へ。このまま進めば三条通商店街へと続きます。

ならまちへは三条通を渡ってそのまま南へ進みます。

正面の階段を降りてならまちの方向へ。

猿沢池の横を歩いて行きます。

付近の案内図がありました。

どこかでお昼ご飯を食べたいなと思いながら歩いて行くと、ならまちに入って少し行った所になんだかいい感じのお店を発見。

囲炉裏ダイニングたなか
とっても風情がある店内。

囲炉裏ダイニング たなか グルメ・レストラン

ランチプレートにしました。
後で調べたクチコミによると元お肉屋さんだったお店が経営しているそうです。

メインのお肉がドーンと。そして和のお惣菜がたくさんついて。
一品一品を楽しみながらとってもおいしく頂きました。

デザート付きコースにしたのでフルーツのチョコレートフォンデュが来ました。
テーブルの炭火グリルでチョコを温めます。

甘すぎないチョコレートに旅の疲れが癒されます。

最後に焼マシュマロも。

古都の町でゆったりした時間を味わいながら頂く贅沢なお昼ご飯でした。

（つづく）