京都奈良へ（４）六盛の京料理、泉湧寺舎利殿鳴き龍特別公開、平安神宮・神苑と尚美館限定拝観

2018/01/29 - 2018/01/29

京都定期観光バス冬の特別コース「京の鳴き龍と庭園の美をたずねて」の続きです。

皇室の菩提所であるところから御寺（みてら）とも呼ばれる泉湧寺で特別公開中の舎利殿では天井画の鳴き龍の下に立ち、手を打って響くのを体験しました。
さらに昼食は京料理の料亭の老舗の「手をけ弁当」で名高い六盛で頂くとってもおいしいお料理の数々でした。
平安神宮にある日本庭園の神苑と貴賓館（尚美館）を限定拝観することができました。美しい日本庭園と京都御所から移築された通常非公開の尚美館の美しい襖絵や時代祭の衣装に目が釘付けになりました。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都定期観光バスは伏見稲荷大社を出て東福寺の東側にある真言宗泉湧寺派の総本山泉湧寺（せんにゅうじ）へ。皇室の菩提所であるところから御寺（みてら）とも呼ばれるそうです。

大門を通って仏殿に続くのは珍しい下り参道。緩やかな下り坂になっています。

仏殿
運慶作と伝わる阿弥陀・釈迦・弥勒の三世物が安置されています。

「第５２回京の冬の旅」で特別公開の舎利殿

舎利殿の天井には狩野山雪が描いた龍図があります。手を打つと響くことから鳴き龍と呼ばれています。「パンっ」と手を打って響くことを試させてもらうことができました。
（写真撮影不可のためパンフレットからお借りしました）

大門近くには楊貴妃観音堂があります。

楊貴妃観音堂

堂内に安置されている聖観音像があまりに美しいことから楊貴妃観音と呼ばれるようになったそうです。

門の外にあた付近の案内図。

バスは市内を北へ上がって閑静な岡崎地区の平安神宮に近い料亭六盛へやって来ました。

六盛 グルメ・レストラン

京料理の老舗料亭ですが、もっと敷居を低くとの思いから考案された手をけ弁当が有名だそうです。

手をけ弁当ではありませんでしたが、とってもおいしい京料理の数々。

正直言うと定期観光バスについている昼食ということでそれほど期待していなかったのですが、とんでもない思い違いでした。もう一度食べたいと思えるくらいの素晴らしいお味でした。

平安神宮は平安遷都１１００年を記念して１８９５（明治２８年）に桓武天皇と孝明天皇をご祭神として創建されました。
応天門（重文）

平安神宮 寺・神社・教会

平安神宮 寺・神社・教会

大極殿（重文）

平安神宮 寺・神社・教会

神苑の特別拝観に向かいます。

平安神宮 寺・神社・教会

こちらは中神苑。

平安神宮 寺・神社・教会

花の季節には枝垂桜が美しく咲き乱れるそうです。

この飛び石は臥龍橋と呼ばれ、龍の形に見立てられています。
豊臣秀吉が鴨川に架けた三条大橋と五条大橋の石柱が使われているそうです。

東神苑。

貴賓館（尚美館）と泰平閣（橋殿）が目を引きます。

琵琶湖から引かれているという水。
このようにせせらぎの音を聞くことができるように設計されているそうです。

泰平閣（橋殿）を渡ります。

泰平閣から見る栖鳳池（せいほういけ）と尚美館（しょうびかん）の美しい眺め。

貴賓館（尚美館）
通常非公開の内部ですが、今回は定期観光限定拝観で入ることができました。

尚美館から見た泰平閣
通常では見ることのできない眺めです。

その上写真撮影も可能でした。これは嬉しい。
鶴の間

松の間

時代祭の衣装

平安神宮の白虎の前で

（つづく）