塔の内部が復元され、今年の3月から一般公開が始まった「太陽の塔」<br /><br />公開直後は見学予約カレンダーが結構先まで埋まっていて、行けるのはまだまだ先かな～なんて思っていましたが、今見てみるとキャンセルする人がいるのか、ちらほら空きが出ている日もあるじゃないですか。<br />ということで、早速友人Mを誘って見に行ってきました。<br /><br />エキスポランドの跡地にできたEXPOCITYにもついでのつもりで立ち寄りましたが、予想外に楽しかった「ニフレル」なのでした。

EXPO今昔 48年ぶりに生まれ変わった太陽の塔・生きているミュージアムニフレル

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2018/07/03 - 2018/07/03

172位(同エリア995件中)

エリア

吹田・万博公園(大阪)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 友人

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 私鉄

阪急南茨木から大阪モノレールで万博記念公園にやってきました。
pacorinが乗って来たのは「チキンラーメン号」でした。
そういや昔、池田にある「インスタントラーメン発明記念館」に行ったな～

近くにあるパナソニックスタジアム吹田は、ガンバ大阪のホームスタジアムです。
太陽の塔は万博記念公園の中央口から入ってすぐのところにありますが、先日の地震の影響で中央口が封鎖されていて、東口から入らなければならず。（7月6日から入れるようです）
見学の予約は14時半からなので、先にEXPOCITYへ行きます。
Let's go to KYOTO「阪急電鉄号」と太陽の塔をパチリ。
いつもは高速道路で通過するだけなので、見にこれてうれしい♪
エキスポシティ
http://www.expocity-mf.com/expo/

2009年に閉園した遊園地「エキスポランド」（懐かしいわ～）の跡地にできた、大型複合施設です。2015年に開業してから一度も来たことがないので今回がお初です。
生きているミュージアムニフレル
https://www.nifrel.jp

入館料が1,900円もする割に展示がしょぼそうなイメージだったので、あんまり行く気はなかったけど、せっかく平日に来てるし空いてそう。。。ということで入ってみましょう。大阪の水族館「海遊館」がプロデュースしてるんだって。

ニフレルのコンセプトは、「感性に触れる」

まずは「いろにふれる」ゾーンです。
ほぉ～なんだかオシャレな展示方法。
平日というだけあってすいてるし、ゆっくり見られそう♪
ここではカラフルなお魚やエビたちがいました。

シロボシアカオエビは作り物のように赤が鮮やか！
ダイビングで見たことがあるドリーちゃん（ナンヨウハギ）のブルーもきれい。
カクレクマノミは安定の可愛さ。
お次は「わざにふれる」

ここは四角い水槽が並んだちょっと味気ない雰囲気の展示室でした。
カイカムリが自分の案内プレートをせっせとかついで運んでいました(*'ω'*)

右下の写真はドクターフィッシュ。

「すがたにふれる」

姿がおもしろい生物を展示。
ここは展示室も斬新な感じ。
左下のは「ボロカサゴ」っていうんだって。おもしろい名前。
プテラポゴン・カウデルニィ

名前もおもしろいし、かたちも模様もユニーク。
「ワンダーモーメンツ」

吹き抜けに浮かぶ大きな球体のスクリーンにデジタルアートが映し出されます。

ソファに座ってゆっくり鑑賞。
シロナガスクジラとエイたち。
フロアにもお花畑が広がります。
スノードームのよう。映像のきれいさに驚きます。
リバティプリントっぽい。

15分ぐらい座って見てました。
2階へ。
「水族館、動物園、美術館のジャンルを超えた、生きたミュージアム」というだけあって、思わぬアートが鑑賞できました。
「みずべにふれる」
ここはカメレオンがいたり、哺乳類や爬虫類も展示されていました。
ポルカドット・スティングレイ
淡水魚でブラジルのシングー川だけにすむエイ。

すんごい水玉だわ～
カフェもある開けたスペースに出てきました。
いらっしゃいませ～

水に入ってボールで遊びまくるホワイトタイガーのアクア君。
今年の3月で5歳になったアクア君。
活発に動き回っていてなかなかいい写真が撮れない。
ホワイトタイガーはインドに生息するベンガルトラの白変種で、世界でも250頭ほどしかいない希少種。湿地帯や川の近くの草原などに生息しているんだって。

ホワイトタイガーの他に、すごく大きいイリエワニやかわいいミニカバがいたけど、良い写真が撮れなかったので次に行きます。

「うごきにふれる」
このゾーンには檻がなく、鳥が自由に飛び回り、ワオキツネザルがうろうろしています。
コツメカワウソやビーバーはガラスの向こう側にいますけどね。
神社のハト並みに沢山いたのがオウギバト。すぐ近くに寄って来たり、ケンカを始めたり、飛び回ったり、一番自由な感じでした。
ケープペンギンもいたけど、これは最高の場所で見たことがあるからね。
その時の旅行記：ちょこっと南部アフリカいいとこ取りの旅3 ペンギンさんとワイナリー編
https://4travel.jp/travelogue/11241252

それより向こうで何やらスポットライトをあびてるコがいるよ！
わ～おもしろいところにいるね～
なんだよ～ほっといてくれよ～
ウインクのサービス☆
大きなモモイロペリカンも仲良く並んで。
この横で一緒に写真を撮ったけど、大きかったな～
あ、ワオキツネザルが歩いてくる！
飼育員さん曰く、閉園前になるとぞろぞろ出てきて動き回るんだって。遅い時間が狙い目。
近くに来るけど動きが素早くておしりしか撮れなかった。

「つながりにふれる」

人と自然と生き物のつながりを鮮やかな映像で表現。
期待していなかったので余計に、というより普通にとても楽しめました。
念のため再入場できるスタンプを手の甲に押してもらって退場。
ランチはららぽーとEXPOCITYのベシャメルカフェにて。
https://daiwa-kigyo.jp/shop/bechamel-expo/

ほんとは万博公園内の民族学博物館のレストランに行きたかったんだけど、先日の地震で被害を受けて当分の間休館中なのです。。。
ゆっくりしていたら太陽の塔の予約の時間がせまってきました。
モノレールで1駅移動しないといけないのです。
予約時間は14時半だけど、その20分前に行かなきゃなのです。
ガンダムスクエア前の「ガンダム VS シャア専用ザク」

このあとダッシュで万博記念公園駅に行き、隣の公園東口駅に移動。
東口で公園の入場料（250円）を支払い、10分ほどてくてく歩くと太陽の塔の姿が見えてきました。
太陽の塔
http://taiyounotou-expo70.jp/

太陽の塔は、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根とともに作られました。
塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持っています。

黒い太陽は信楽焼の黒色陶器タイルが貼り付けられています。
見学の予約はネット上で行います。入館料700円は入場時にお支払い。
塔内は撮影禁止ですが、生命の進化を表した「生命の樹」を含めた空間はとっても素晴らしいので、興味のある方はぜひ見学してください。
一つ、気付いたことを。
最初に見学する「地底の太陽」ゾーンは空調が効いてとても涼しかったのですが、「生命の樹」ゾーンは空調ができない（室外機を設置できない）ので、階段をのぼっていくとどんどん暑くなります。
途中明らかに空気の境目のようなものを感じ、最後の方には気分が悪くなってしまいました。真夏はけっこう厳しいかと思います。

ちょっと空気が悪くて気持ち悪くなってしまったけど、展示内容には大満足しました。説明を聴きながら時間を区切られて見学するので、所要時間は30分程度だったと思います。

「黒い太陽」、平面的なのかと思っていたけど、横から見たら立体的だったのね～
せっかく公園に入ったので、見頃は過ぎているだろうけど、あじさいの森を見に行くことに。敷地が広くて、太陽の塔から1キロぐらい離れています。
「春の泉」から太陽の塔と観覧車「レッドホースオオサカホイール」を眺める。
やっとたどり着いた～けど、すでに干からび気味の紫陽花たち。
この日の大阪は30度越え。
6月に来た知り合いは、紫陽花と花しょうぶがきれいだったと言ってたな。
今年は特に花の開花が早かったからねぇ…

pacorinは何年か前にポピーがきれいな時に来たことがあります。
さてと、戻りますか。
お茶でもしたいところですが、太陽の塔に行く前に気になるところを通ったので、そちらに立ち寄ります。
EXPO’70 パビリオン
http://www.bmkkc.or.jp/expo70pavilion/
（諸般の事情により7月31日でHPが終了してしまうみたいです）

日本万国博覧会当時の出展施設であった鉄鋼館を利用し、博覧会の記念館として、2010年にオープン。
常設展示（200円）を見学します。
55年ぶりの開催なるか！？
当時のロゴがお出迎え。

当時の資料が沢山展示されています。
会場の様子。太陽の塔の大屋根がどんなだったかわかりますね。
音楽堂（スペースシアター）はガラス越しに見学。
空前絶後の記録づくし

結婚55組ってのもすごいけど、出産1人って書いてあったような気もする…
ネットで調べてみたら「会場内で産気づいた静岡県の婦人が千里丘中央病院で男児出産」だって。
入館者数1位は「ソ連館」

pacorin母に万博に行ったか聞いてみたら、1度だけ行ったそう。ソ連館で宇宙の展示を見たことを覚えているんだって。
当時は「ホステス」って言ってたみたい。
今見てもかわいい衣装たち。
こちらはちょっと時代を感じる。奥の三菱マークはいただけないな～
手の椅子　by 岡本太郎
万博開催当時、まだ生まれていなかったpacorinでも、タイムスリップした気分で当時の盛り上がりを感じることができ、とても興味深い展示内容でした。
実際に行かれた方にとっては大変懐かしい気持ちになるのでは。太陽の塔と合わせてぜひご見学を♪

じっくり見てたら「蛍の光」が鳴りだして、慌てて退散。
再びモノレールでEXPOCITYへ。歩きすぎて疲れたので甘いものが食べたいっ！！

Eggs 'n Thingsでパンケーキとシェイブアイスを。
http://www.eggsnthingsjapan.com/expocity

普段ならこんな組み合わせ絶対しないけど、身体が欲していた。生き返ったわ～♪
ここのパンケーキは大昔にハワイで食べて以来だけど、pacorin好みです。
Billsよりこっちのが好きです。

甘いの食べたらしょっぱいの！（笑）

カルビープラス
https://www.calbee.co.jp/calbeestore/shop/

ポテりこサラダ
ホクホクでうまうま～♪
レッドホースオオサカホイール
http://osaka-wheel.com/

現在日本一の観覧車らしいです。機会があれば乗ってみたいね。
あ！ニフレルの再入場のこと忘れてた！！
万博公園を大満喫した一日でした。
最後に目から光線を出した太陽の塔に見送られ、EXPOの世界を後にしました。