燧ヶ岳＆至仏山登山（大清水～尾瀬ヶ原～鳩待峠）

2018/07/01 - 2018/07/01

元々この土日は特典航空券で北海道を予定していましたが、残念ながら雨予報のため2日前にキャンセル（ユナイテッド1Kの恩恵で手数料無料）。予定変更して、天気の良さそうな尾瀬の燧ヶ岳(ひうちがたけ)と至仏山(しぶつさん)に日帰りで登ってきました。

＜行程＞
新宿22:00→大清水3:50（関越交通バス・尾瀬号）
大清水3:58-4:34一ノ瀬-5:22尾瀬沼山荘-5:38長蔵小屋5:45-7:15ミノブチ岳-7:33俎嵓7:41-7:54燧ヶ岳8:12-9:54見晴(下田代十字路)10:05-10:29竜宮十字路-11:21山ノ鼻11:44-13:21至仏山13:35-14:03小至仏山14:07-15:08鳩待峠（徒歩）
鳩待峠15:15頃→戸倉15:43頃（関越交通バス）
戸倉16:45→17:23吹割の滝17:53→沼田駅18:37（関越交通バス）
沼田19:01→19:48高崎19:59→20:52東京21:00→（JR）

＜日本百名山登山記録＞
https://4travel.jp/travelogue/11346539

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは高速バスで東京へ。前夜の時点では満席でしたが当日朝に予約できた。
足柄SAで雲の切れ間に富士山が見えました。

富士山以西は曇っていましたが、東京は快晴！

東京駅 赤レンガ駅舎 名所・史跡

銀座でランチ

ナイルレストラン グルメ・レストラン

銀座でディナー

俺のフレンチ 東京 グルメ・レストラン

バスタ新宿にはコンビニができていましたが大行列。西口地下のコンビニで食料を調達しておいて良かったです。

バスタ新宿 乗り物

22時発の関越交通・尾瀬号で尾瀬へ。4列の狭いシートで窮屈でした。電源もない。
途中、三芳PA（23:00頃）と道の駅こもち（0:50頃）で休憩。三芳PAには売店がありましたが食べ物は売り切れ。道の駅こもちは隣にコンビニがありました。

定刻の3:50頃に大清水に到着。

バスは戸倉→大清水→戸倉の順に停まりますが、戸倉で鳩待峠行きに乗り換える場合、戸倉で下車すると始発バスの待ち時間が長いので、大清水から折り返した後で下車するのを推奨とのこと。大半の乗客がそうしていました。

大清水休憩所 名所・史跡

大清水から林道を35分ほど歩くと一ノ瀬休憩所。ここまではシャトルバスも運行されていますが、始発を待つよりも早いので歩きました。

一の瀬休憩所 グルメ・レストラン

一の瀬からは登山道。意外と登りがありました。

三平峠付近からは木道が続く

尾瀬沼の畔の尾瀬沼山荘。尾瀬には各所に立派な山小屋がありました。

三平下 自然・景勝地

尾瀬沼と燧ヶ岳♪

尾瀬沼 自然・景勝地

長蔵小屋。この辺りでいつの間にか群馬県から福島県に入っていました。

尾瀬 自然・景勝地

湿原と燧ヶ岳

この分岐から長英新道で燧ヶ岳へ

切通しのようなえぐれた箇所が多い。登るにつれて石がゴロゴロ。

展望が開け、燧ヶ岳のピークの一つ「ミノブチ岳」に到着。ガスに包まれて全く展望がなく、暗雲が立ち込めましたが、、、

少し進むとガスが晴れ、次に目指す「俎嵓」が見えました！

左手には燧ヶ岳の最高峰「柴安嵓」

岩の多い道を登って俎嵓山頂へ

燧ヶ岳のピークの一つ「俎嵓」（まないたぐら）に登頂！

南側には尾瀬沼！バックには日光白根山や男体山などの日光連山♪

西側には燧ヶ岳最高峰の柴安嵓。

柴安嵓の右側には雪の残る山々。平ヶ岳や越後駒ヶ岳でしょうか。

北東方面には会津駒ヶ岳。この周辺には日本百名山がとても多いですが、まだあまり登れていません。

遥か南の遠くには、なんと富士山が見えました！

一旦下って柴安嵓へ

切り立った岩

燧ヶ岳最高峰の柴安嵓（しばやすぐら。2356m）に登頂！
日本百名山の55座目。

それにしても、燧ヶ岳（ひうちがたけ）を始めとして、柴安嵓、俎嵓など難読な名前ばかり。

燧ヶ岳 自然・景勝地

西側には尾瀬ヶ原。その向こうの至仏山には雲がかかっていました。

東側には俎嵓

見晴新道で尾瀬ヶ原方面に下山。ドロドロの道がずっと続きました。所々にぬかるみがある登山道はよくありますが、ここまで酷い泥道は初めて。
「見晴」という名前に反して展望もない。

1時間半くらい下り続けてようやく木道に出ました。

いくつもの山小屋が建ち並ぶ「見晴」（下田代十字路）

燧小屋 宿・ホテル

そこからは、至仏山に向かって広大な尾瀬ヶ原の木道を歩く。
標高は約1400m。

尾瀬のハイキングコース 公園・植物園

至仏山！

尾瀬ヶ原 自然・景勝地

振り返ると燧ヶ岳！

この橋を渡ると再び群馬県

龍宮小屋。水場で補給できました。

龍宮小屋 宿・ホテル

この辺りは池塘が多い。

尾瀬ヶ原の池塘 自然・景勝地

池塘と至仏山

池塘と燧ヶ岳

いくつもの山小屋が並ぶ「山ノ鼻」

至仏山荘 宿・ホテル

暑さでバテ気味だったので、花豆ソフトクリームを頂きました。

山ノ鼻に着いた時点で時間、天候、体力などを考慮して至仏山にも登るかどうか決めようと思っていましたが、想定より早い時間に山ノ鼻に到着し、天気も良かったので、少し休憩した後、至仏山にも登ることにしました。

山ノ鼻・至仏山・鳩待峠ハイキングコース 公園・植物園

至仏山の登山口。山ノ鼻からのコースは登り専用となっています。

階段が結構あり、水が溜まっている箇所も。疲れていたので息が上がって汗だくになりました。

森林限界を越えると岩の多い道となり、鎖場も出現。

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の眺めが素晴らしい！

岩がゴロゴロした道が続き、階段になっている箇所も多い。

山頂に近づくとなだらかな階段が続く

至仏山（2228m）に登頂！
日本百名山の56座目。

至仏山 自然・景勝地

東側には尾瀬ヶ原と燧ヶ岳♪

その左側には残雪のある山々が連なっていましたが、山名が分かりません。平ヶ岳から巻機山あたりでしょうか。

その更に左には「ならまた湖」と思われる湖が見えました。
その向こうに少し霞んで見えた雪渓の残る山は谷川岳らしい。

岩がちな稜線を歩いて小至仏山へ。右奥には武尊山が見えました♪

小至仏山の山頂！

至仏山山頂方面の景色

鳩待峠に向けて下山。階段の多い道でした。

ゴールの鳩待峠に到着！
本日の歩行距離は約30kmでした。

鳩待峠 自然・景勝地

販売所でバスの乗車券を購入。980円。

少し下った駐車場でバスに乗車。バスは満席となり、乗り切れなかった人たちは乗合タクシーに誘導されていました（チケットは共通）。

約30分で戸倉に到着

すぐ近くの「尾瀬ぷらり館」の日帰り温泉「戸倉の湯」に行ってみました。500円。
シャンプーやドライヤーもありました。

尾瀬ぷらり館 名所・史跡

戸倉を16:45発のバスに乗りましたが、沼田駅まで行くと1時間近くの列車の待ち時間が発生するため、「吹割の滝」で途中下車。

幹線道路から滝への道にはレトロな土産物屋が並ぶ

河原への階段を降りると、まずは「鱒飛の滝」

切り立った岩の渓谷

少し遡ると吹割の滝が見えてきました。

転落防止のためロープが張られていてこれ以上近づけないため、パンフレットなどで見る姿は見られませんでした。

吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地

良い角度から見えないせいもあるでしょうが、「東洋のナイアガラ」というには迫力不足かと。

30分後のバスに乗って沼田駅に到着。

沼田駅 駅

沼田の市街地はあちらの断崖の上にあるようです。

列車を乗り継いで帰途につきました。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2018/07/08 21:45:54

  今回も超快足！

  mondoさん
  梅雨の晴れ間に恵まれて尾瀬満喫、画像もとてもクリアで良い感じです。
  それにしてもmondoさんの１日は普通の人の３日分ですね。２座と尾瀬沼・尾瀬ヶ原を一気に歩くなんて(@_@)
  大震災の後の2011年夏、久々に尾瀬を歩きました。ハイシーズンの週末なのに、福島県側は閑散としていて絶句しました。人がいない夏の尾瀬なんて……
  ひとつ自慢すると、さすがに私も鳩待峠からの至仏山だけでは物足りなくて、寄り道して笠ヶ岳に登りました。至仏山から下りてくると右前方に見える格好良い山です。静かで登り応えある山でした(^o^)
  
  吹割の滝は悪くないですが、東洋のナイアガラはちょっと無理があると私も思います(笑)

  mondoさん からの返信 2018/07/09 00:01:08

  RE: 今回も超快足！

  ねもさん、コメントありがとうございます。
  
  先週の尾瀬は、至仏山までは厳しいかもと思いつつでしたが、何とか2座に登頂できました。日帰りで同じコースを歩いている方が他にもいました。
  
  尾瀬の笠ヶ岳は現地で地図を見て初めて知りましたが、印象的な形ですね。
  プラス3時間くらいかかりそうなので、立ち寄るのは流石に無理でしたが。。。
  
  吹割の滝は、全景が間近に見える場所に展望台でもあれば印象も違ったかなと思います。
  「〇〇のナイアガラ」って各地にありますよね。