雲取山登山（奥多摩～三峯神社）＆秩父

2016/04/23 - 2016/04/24

東京・埼玉・山梨の境界に位置し東京都の最高峰でもある「雲取山」（2017m）に登ってきました。生憎の天気でしたが途中の鷹ノ巣山から雲海上の富士山を見られたのはラッキーでした。
登山翌日は秩父を少し観光したので、旅行記のエリアは4travelの国内地図で空白のままだった埼玉としました。住んでいたこともありますが、実は観光は初めてです。

＜登山の行程＞
府中本町－立川－青梅－奥多摩6:52（鉄道）
奥多摩駅6:57－10:13鷹ノ巣山10:21－11:33七ツ石山11:38－12:47雲取山13:00－16:27三峯神社バス停
三峯神社16:25－三峰口駅17:20（バス）

エリア 秩父(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜行バスで府中駅前に到着後、府中本町からJRを乗り継いで青梅線の終点「奥多摩駅」に到着。周りを山に囲まれた東京の最果てといったところ。標高343m。

奥多摩駅 駅

乗客は登山者ばかりでしたが多くはバスに乗り込んでいました。
周りの山に雲がかかって予想以上に天気が悪そうなのが心配。

奥多摩駅から一般道をしばし歩いた後、雲取山へと続く「石尾根縦走路」へ。霧に包まれて視界が悪い。

「六ツ石山」山頂（1478m）ですが、この通り眺望なし。

標高1600m付近から雲の上に出たようで晴れてきました。

開けた南側を見ると、雲海の上に何と富士山！！

富士山！！！
この天気で見られるとは思っていなかったので感動。

「鷹ノ巣山」（1736m）の山頂。
冬場は低山にしか登っていなかったので、奥多摩駅からの標高差約1400mは結構きつい。

鷹ノ巣山 自然・景勝地

山頂から雲海の上に富士山

富士山をズーム

更にズーム

東京都と山梨県の境界にある「七ツ石山」（1757m）の山頂。
晴れていればここからも富士山が見えるようですが、残念ながら雲に隠れて見えませんでした。

目指す雲取山でしょうか。

七ツ石山と雲取山の間の鞍部にある「奥多摩小屋」。周りにはテントもたくさん設営されていました。

雲取山の避難小屋が見えてきました。

避難小屋前から歩いてきた方面の景色

避難小屋の少し先に雲取山の山頂。大勢の人で賑わっていました。

「雲取山」（2017m）の山頂。2000m超えは昨年10月の恵那山以来。

雲取山 自然・景勝地

山頂は富士山の絶景スポットですが、雲に隠れて見えず。残念。

雲取山荘

雲取山荘 宿・ホテル

ゴールの三峯神社までは10km！しかし、この時点でかなりバテていました。

途中で鹿に遭遇！

「白岩山」（1921m）の山頂。
雲取山以降も結構アップダウンがあって疲れた身にはしんどい。

廃墟の「白岩小屋」

小屋内は荒れ果てていました。

こんな急登を下ったりして

「霧藻ヶ峰」（1523m）の休憩所で少し休憩

霧藻ケ峰 自然・景勝地

休憩所の近くには秩父宮夫妻のレリーフ。秩父宮雍仁親王が1933年夏に登山で訪れた際に「霧藻ヶ峰」と名付けたそうです。

ようやくゴールの「三峯神社」（標高1102m）に到着。時間がなく神社内には行けませんでした。

三峯神社 寺・神社・教会

バス停がある駐車場へ。向こうに見えるのは雲取山でしょうか。

名前が分かりませんがピンクの花が満開で綺麗！

16:35発の最終バスにギリギリで間に合いました。これを逃すと登山道を1時間程度かけて下山して更に一般道を1時間以上歩かなければならないところでした。
歩行距離約31km、累積標高登り約3000mで疲労困憊。

車窓から秩父湖

二瀬ダム 名所・史跡

秩父鉄道の三峰口駅で下車。本日の宿のオーナーさんに車で送迎して頂きました。

秩父の山奥にある本日の宿「ゲストハウス錦」。
元々は明治34年に開業した旅館の建物だったそうです。

ゲストハウス　錦 宿・ホテル

薪を利用する台所。
周囲にお店は全くないので、食べ物は持参する必要があります。

かなり年季の入った趣のある部屋。
ドミトリーですが、この隣の部屋を一人で使えました（3000円）。

向かい側の建物に浴室

部屋からの景色。
疲れていたので食事もとらないうちに寝てしまい、気づいたら深夜でした。

翌朝、6:20頃にチェックアウト。
左側が宿で右側が浴室のある建物です。

宿の建物を下から見たところ。

夜間に雨が降ったようで、辺りは霧に包まれていました。

散りかけの桜

宿から35分ほど歩いて三峰口駅に到着

この時間帯は無人駅となっていました。

三峰口駅 駅

レトロな車両を想像していましたが意外に普通。

線路の向こう側には鉄道車両公園。
貨車が展示されていましたが機関車は見当たらず。

秩父鉄道車両公園 公園・植物園

こちらには古そうな客車

秩父鉄道の「御花畑駅」に到着

御花畑駅 駅

駅周辺をしばし散策。レトロな建物が所々に。

レトロな食堂

古銭ショップの皇室家系図

秩父神社

秩父神社 寺・神社・教会

神社の片隅に「諏訪社御柱」。諏訪大社の御柱に倣って「山出し」や「里曳き」をするそうです。本場の御柱よりかなり小ぶりな感じ。

1927年建築の登録有形文化財「近藤歯科医院」。現在も営業しているようです。

「諏訪本宮」

街の所々にこんな道標

羊山公園の中腹の「牧水の滝」

羊山公園内の「芝桜の丘」へ。
入場料300円。

羊山公園 公園・植物園

スマイル型の芝桜

「芝桜の丘」と武甲山。
秩父のシンボル・武甲山（1304m）はなかなかの存在感でした。

「芝桜の丘」の全景

反対側から

芝桜の丘

チューリップ

出口付近では「秩父路の特産市」

西武秩父駅

西武秩父駅 駅

秩父鉄道に乗り入れている西武鉄道の列車もあるようです。

車窓から武甲山。いずれ登ってみたいです。

東京に戻り、新大久保で韓国料理のランチ。
辛いものは苦手ですがプルコギとチヂミを美味しく頂きました。

でりかおんどる 新大久保2号店 グルメ・レストラン