武尊山＆茅ヶ岳登山

2019/11/09 - 2019/11/10

天候に恵まれずなかなか行けなかった群馬県の武尊山（ほたかやま）にようやく登ってきました。上部には積雪があり少々厄介でしたが、雪景色と紅葉を楽しめて充実の山行となりました。
前日には山梨県の茅ヶ岳に登ったので併せて掲載します。

＜武尊山の行程＞
水上駅8:32→武尊橋8:56（関越交通）
武尊橋バス停9:01-10:03武尊神社-11:14手小屋沢避難小屋分岐-12:35武尊山12:59-14:14前武尊山14:17-15:24オグナほたか駐車場15:26-17:14わたすげの湯（登山）
立沢下18:01→沼田駅18:52（関越交通）

＜茅ヶ岳の行程＞
韮崎駅8:51→深田記念公園9:11（山梨峡北交通）
深田記念公園9:12-10:20茅ヶ岳10:30-11:02金ヶ岳11:12-12:06明野ふれあいの里-12:44ハイジの村クララ館（登山）
クララ館13:49→韮崎駅14:10（山梨峡北交通）

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

信州健康ランドで前泊して、翌朝は中央線で山梨の韮崎へ。
車窓から甲斐駒ヶ岳の雄姿♪

バスの待ち時間に韮崎駅近くの丘の上の平和観音に行ってみました。

平和観音 名所・史跡

これから登る茅ヶ岳がよく見えました。

韮崎駅前からバスで深田記念公園へ。人気の山のようで満員（ほぼ同時刻発の瑞牆山荘行きはもっと満員）。

深田記念公園 公園・植物園

最初はなだらかな登山道

女岩付近からは急になってきました。

深田久弥終焉の地。日本百名山を選定した深田久弥氏は、登山中に山頂間近のこの場所で急逝されたそうです。

茅ヶ岳（標高1704m）に登頂

茅ヶ岳 自然・景勝地

南西方面には南アルプスの甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山。冠雪した北岳・間ノ岳も少し見えました。

北西方面には八ヶ岳

肉眼では雪山としか分かりませんでしたが、八ヶ岳の左奥に北アルプスの槍・穂高。

北東方面には金峰山

茅ヶ岳山頂から先に進んで金ヶ岳方面へ。途中に「石門」。

金ヶ岳山頂から茅ヶ岳と富士山

南アルプス

金ヶ岳から明野ふれあいの里方面に下山すると、山麓は紅葉が見頃でした。

正面に南アルプスを眺めながらの舗装路歩き。

左折すると道の向こうに富士山！

ハイジの村クララ館で温泉に入浴

ハイジの村 クララ館 スパ&レストランホテル 宿・ホテル

写真撮影スポット

クララ館の展望台から八ヶ岳

展望台から茅ヶ岳。
クララ館前からバスで韮崎駅に戻り、中央線で東京に向かいました。

東京で夕食に鰻♪

新宿うな鐵 グルメ・レストラン

翌朝は電車を乗り継いで群馬県の水上駅へ。群馬県南部は快晴で、車窓から榛名山が見えました。

水上駅に到着すると、曇っていて路面が濡れていました。。。山の状況が気懸り。
ほぼ同時刻発の谷川岳に行くバスは満員でしたが、武尊山の登山口近くを通るバスの乗客はなんと自分1人。

水上駅 駅

武尊橋バス停で下車して、1時間ほど歩いて登山口へ。麓は紅葉が綺麗でした。

登山口の武尊神社

武尊山が見えましたが雪に覆われていました。しかもガスってそう。。。
昼前から晴れる予報でしたが、小雨にも降られたりして先行き不安。

しばらく林道を歩いた後、登山道に入ると、真ん中が沢になっていて歩きにくい。

その後は普通の登山道になりました。
しかし、日差しが出てくるとともに雨（？）が降ってきました。

尾根上に出ると、一面の霧氷！

青空も出てきました。どうやら雨だと思っていたのは霧氷が融けた雫だったようです。

しばらく登ると登山道も雪に覆われてきました。

高さのある垂直に近い岩場が出現。鎖を使って何とか登りましたが、雪で滑って結構苦戦しました。
この後、普通の登山道も雪で滑りやすくなってきたのでチェーンスパイクを装着。

全面雪で覆われた斜度のある岩場。ロープに頼って何とか登れました。チェーンスパイクなしでは厳しかったかも。

合計５つの急な岩場が続きました。

難所の岩場を越えると、武尊山の山頂が見えました！
すっかり快晴♪

右手には剣ヶ峰山。左奥には赤城山。

武尊山（標高2158m）に登頂♪
日本百名山の93座目。
山頂からは百名山にふさわしい360°の素晴らしい眺望でした。

武尊山 自然・景勝地

南側の剣ヶ峰山への稜線。いつか積雪期に川場スキー場から剣ヶ峰山を経て登るルートも歩いてみたい。

北側には尾瀬の燧ヶ岳と至仏山

西側には少し冠雪した谷川岳

東側には日光白根山周辺の山々。後ろに少し見えるのは男体山か。

遠くに薄っすらと富士山も見えました♪

名残惜しいですが先はまだ長いので、山頂を後にして前武尊（写真右）方面へ。
左奥には日光白根山、中央奥には皇海山が見えました。

奥に燧ヶ岳から日光白根山。山麓の紅葉が綺麗。

雪が付いた細い岩場のトラバースが度々出現し、滑らないよう気を使いました。雪のある所とない所が混在していたのでチェーンスパイクは外していましたが、使った方が楽に歩けたかも。

振り返って山頂方面

尖った川場剣ヶ峰には登らず東面を巻くルートでした。

前武尊山頂には日本武尊像。日本武尊の東征が山名の由来となっているそうです。

前武尊山頂は南東方面のみ開けていました。左奥は皇海山、右奥は赤城山。

今年5月に登った皇海山

前武尊からしばらくは急な下り。ロープが設置されている箇所もありました。

その後はオグナほたかスキー場のゲレンデを下る。正面には皇海山。

紅葉と日光白根山～皇海山

オグナほたかスキー場のゲレンデを下り切って登山は終了

片品オグナほたかスキー場 スキー場

案内図の左上から右下に向かって歩きました。

バス停まで約9.4kmの舗装路歩き。
沿道にはペンションなどが建ち並んでいました。5月に皇海山に登った際に泊まった送迎付の宿もこの付近にあります。

片品村のご当地マンホール

月が綺麗に見えました。

スキー場から1時間50分ほどで「立沢下」バス停に到着し、バス停近くの「わたすげの湯」で温泉に入浴。
スキー場からは武尊口バス停に行く方が0.6kmほど近いですが、温泉がありバスの時間調整もできるので、こちらに来ました。

水芭蕉 グルメ・レストラン

バスで沼田駅に移動して電車を乗り継いで帰途に。

沼田駅 駅

高崎駅で駅弁