転職記念！？でヨーロッパ周遊　その14　世界遺産のある街トゥルネーへ日帰り旅行

2017/07/17 - 2017/07/17

この日はブリュッセルから電車で１時間ちょっとのトゥルネーへの日帰り旅行。
トゥルネーは世界遺産のノートルダム大聖堂があることで有名な街。
が、行ってみるとその世界遺産のノートルダム大聖堂が大規模修復中。
帰ってみ調べてみると1999年の竜巻の被害で2030年まで長期修復計画だったみたい。
そこは残念だったけどノートルダム大聖堂以外にも見所があったので満足。
詳細は旅行記をどうぞ。

7/9　関空→ソウル→フランクフルト
7/10　シュパイヤー観光
7/11　マインツ、ヴィースバーデン観光
7/12　ダルムシュタット、マンハイム観光
7/13　ハイデルベルク観光
7/14　ハイデルベルク→リエージュ
7/15　マーストリヒト、リエージュ観光
7/16　リエージュ→ブリュッセル
7/17　トゥルネー、ブリュッセル観光
7/18　ブリュッセル観光
7/19　ブリュッセル→アミアン
7/20　アミアン→シャルトル
7/21　シャルトル→ランス
7/22　ランス→ナンシー
7/23　ナンシー→パリ
7/24　パリ→
7/25　ソウル→関空

エリア トゥルネー(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食は最上階の7階レストランへ。
レストランからは市庁舎の塔も見えて眺めがなかなかいい。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11373685
の続きです。

朝食の種類はまぁ最低限のレベル。
でも１泊朝食付きで6000円未満の宿泊代なら大満足の内容。

パンの種類もあるしたっぷり朝食を頂く。

思ったより早くホテルを出られた。
これなら予定していたより１本速い電車に乗れそう。
朝８時過ぎのブリュッセルの街は人が少ない。
駅までの道が微妙に分からなくってちょっと焦った。

焦りながらも無事ブリュッセル中央駅に到着して案内板でトゥルネー行きの電車のホームを確認。
ちょっと遅れてきた電車に乗る。
外は生憎の曇り空。
ブリュッセルからトゥルネーの切符はネットで事前購入済み。
往復で26.6ユーロ。

１時間ちょっとでトゥルネー駅到着。

地下の通路がちょっとオシャレ。

トゥルネー駅から旧市街まではちょっと距離がある。

駅前から続く大通りをてくてく。
美味しそうなケーキ屋さん。

てくてく歩いていると向こうの
塔が見えるので行ってみる。

地図を見るとSaint-Brice教会と書いてある。

開いているので入ってみる。

石造りのシンプルな造りの教会。

誰もいない飾り気のない素朴な教会。

橋を渡って…

歩いていると通りの奥に教会らしき建物が見えてきた。
でも…修復中？

通りには歴史ありそうな建物。

扉が素敵。

さっき通りから見えてきたのはやはり世界遺産のノートルダム大聖堂だったみたい。
でもかなり大規模な修復中。

工事の外壁に修復前の建物の写真があった。
本当はこんな外観だったみたい。
どうやら1999年の竜巻で大きな被害を受けて2030年までの間長期修復中らしい。
修繕に３０年かかるとは…かなり大きな被害だったんだろうなぁ。

大聖堂の前にはベルギーで最古の鐘楼が建っている。

大聖堂の入口探してウロウロ。

ここが入口みたい。

中に入るとガランとした印象。

中央祭壇。
後陣は修復中で一切入れない。
ステンドグラスも見えてはいるけど足場が邪魔であまり欲は見えない。
残念。

世界遺産の大聖堂ではあるけど、見学者はほとんどいなかった。

床下まで掘っての修復。

これだけ大規模な修復は初めて見た。
それだけ深刻な被害だったんだろう。

なので内部で見学出来る場所は限られている。

宝物館を見学しようと行ってみたけど…

月曜の午前中は閉館。
あとで来れたら来ようかな。

一度外に出る。

トゥルネーのグランプラス。
ベルギーは街の中央広場のことをグランプラスというみたいで多くの街にグランプラスがある。
ドイツでいうマルクト広場みたいなものか。
もちろん一番有名なのはブリュッセルのグランプラスだけどね。

グランプラスの中央に建つ像。
誰か分からない…。

グランプラスに面して建つ建物は歴史的な感じのする建物が多い。

この辺りの建物も素敵。

今は銀行として使われているみたい。

グランプラスに面して建っていた教会。
Saint-Quentin教会。

開いているので入ってみる。

入ってみるとここも素朴な教会。

ほとんど装飾もない。

この天使像くらいかな。

鐘楼は上がれるようにもなっていたけどこの天気では…と思って上がらず。

途中の道で見かけた郵便ポスト。
なんか昔の日本の郵便ポストと似てる？？

トゥルネー市庁舎。

その横に目指すトゥルネー美術館の入口へ続く道。

こちらがトゥルネー美術館。
アールヌーヴォーの父と言われたオルタの設計。

入場料は2.6ユーロ。
入っていきなり吹き抜けの空間の上に空飛ぶカバ。
なぜカバ？
これはオルタのデザインじゃないよね？
トップの写真はこのカバにしてみた。

でも中は普通に美術館。

（上）ブリューゲル（子）「雪の中の狩人」
（下）ブリューゲル（父）
ブリューゲルは親子、兄弟あるからややこしい…。
たまに子が親の作品模写したりもしててそれはそれで興味深いけど。

オルタの建築って事もあってかアールヌーヴォーの作品も。
花瓶はガレの作品。

なぜか中国の掛け軸もあった。
収集の基準がよく分からない。

マネ「ラタトゥイユ親父の店」

左はレンブラントの小作品、右はマネの作品。

シラー

シラーの作品見るたびに思うんだけどこういう風に点をひたすら描いて作品を作るのってすごい。
拡大して見ると本当に全部点で描かれているのが分かる。
私なら絶対無理（笑）

美術館はこぢんまりとしていて１時間弱で見学終了。
見学者もほとんど居なかったのでゆっくり鑑賞できた。

あとは地図を見ながら気ままに散策。
窓にズラリと並ぶ人形達。
よく見ると招き猫やお相撲さんが。

広場らしき所に出た。

で、しばらく歩くと聖ジャック教会。

ここも開いていたので入ってみる。

入口のドアの横には天使像。

中に入ると多くのレリーフ。

床には髑髏。

中はここも素朴。

中央のステンドグラスが綺麗。

ステンドグラス。

こっちも。

ステンドグラスが綺麗な教会だな。

祭壇画。

入口の上にはパイプオルガン。

これは…犬かな？

他にも地図を見ながら教会巡りをしたけどこの聖マリー・マドレーヌ教会は周りが柵で覆われてて入れず。

街外れのトル橋まで来た。

が、この橋現在は使われていない様で橋に上がる階段はご覧の通り入口が閉められている。

なので見るだけ。
元は１３世紀に作られた要塞の名残。
保存のため通行は出来無いんだろうなぁ。

中心部に戻ろうと歩いていると大きなスーパー発見。
今まで見たことのない名前のスーパーなんで入ってみる。

このスーパーめっちゃ大きかった。
が、売っている物がすべて特大サイズで旅行者向きではない。
地元の人がみんな車で来ていて大量買いしていたからそういうスーパーなんだろう。

これはムール貝用のバケツ。
家庭でも売っているんだ。

さらにてくてく歩いて…

ノートルダム大聖堂に戻ってきた。
さっきとは違う入口から入ってみる。
この入口の両脇には見事なレリーフ。

天井のアーチも素敵。

さてでは再び中へ。

ご覧の通り奥は全く見えない状態。
で、なんで戻って来たかというと、さっきは入れなかった宝物館に入るため。
入口で英語の作品一覧を貸してくれた。
残念ながら宝物館は撮影禁止なんで写真は無いけど象牙のマリア像、聖エルテールの聖遺物箱などが展示されていた。
展示室はそんなに広くなかったのでサクッと終了。

タペストリーが飾られている礼拝堂。

最後にステンドグラスを目に焼き付けてトゥルネーの見学終了。

で、駅に向かおうと思ったんだけど…あれ？？方向感覚が分からない。
太陽出てないとこういう時困る…。
通りがかりの人に聞いてなんとか駅の方向へ。

世界各国に中華料理屋さんはある。
パンダがかわいくて思わずパシャリ。

行きに目を付けていたパン屋さん。
さすがに１３時過ぎてお腹が空いているのでここで何か買おうと入ってみる。

お客さん結構居てる。
次の電車まであんまり時間が無かったのでちょっと焦ったけどなんとか購入。

トゥルネー中央駅到着。

駅の構内。
お店とかはない。

13：44発の電車でブリュッセルへ。

中は空いていた。

電車の中でさっきパン屋さんで買ったお菓子を食べる。

買ったのはベルギー名物タルト・オ・リ。
いわゆるライスプディング。
実は名物な事は知らずに見た目からエッグタルトかな？と思って買ったら中にお米が入っててびっくりした。
で、ガイドブックで調べたらどうやらこれはタルト・オ・リというベルギーのお菓子だと分かった次第。
美味しかった。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11373736