三番町共用会議所一般公開

2017/11/26 - 2017/11/26

無料と聞けばフットワークは軽いのです。
月の最後の土曜日は出勤日なので、今週末の休みは日曜日だけ、それでも「休み」ませんよ(笑)。
8時からスーパーの朝市に行った後、表題の地を見学し11時50分からの全日本実業団女子駅伝に間に合うように戻って来る。往復の交通費は330円、自画自賛です。
出かける時に炊飯器のスイッチも入れておいたから、帰ったら前の晩に下拵えしておいたブラウンシチューを完成させてお昼にします。
駅伝の後は、サッカー～大相撲とスポーツ中継のハシゴを続け、夕飯前には餃子1人前無料券の有効期間が明日に迫ってる会社の近くの大阪王将まで行き、BO GO で手に入れて、会社で飲むペットボトルのコーヒードリンクを湯島のドンキでまとめ買いして、夕飯の後は4トラ三昧。
これがPHOの1日でした。
旅は日常ってプロフの通り♪

エリア 神田・神保町(東京)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

半蔵門線九段下駅で下車、靖国通り沿いの2番出口で地上に出ます

坂を上って行くと、左手に田安門、北の丸公園入口と続き、右手には靖国神社。そしてその先、此処が千鳥ヶ淵です

千鳥ヶ淵の遊歩道へと歩を進めると、改修工事中のインド大使館がすぐ見えます

桜の時期は物凄い人出となりますが、オフシーズンの今はとても静かです

この枝ぶりは絵になるよね

三番町共用会議所。
今日公開されているお庭の入口はもう少し先

はい、こちらが入口です。お立ち寄りくださ～い！なんて呼び込みしてました。

詳しくはこちらのHPをどうぞ
http://www.maff.go.jp/j/use/kaigisyo_koukai29.html

10時からの公開で10分過ぎに到着したら、何と9番目。意外と少ないね。もっと人が押し寄せてるかと思ったけど(東京に住んでると、イベントは常に混みまくるって頭が有るモンで)、やや拍子抜け

小さなゲートを職員の方々に見守られるようにして中へ入ると、メタセコイアの林のよう。奥に四阿も見えます

メタセコイア

受付でいただいたパンフレット

それと同じような写真を撮ろうとしました

四阿は新し過ぎて風情は無し

こうやって見ると、そう悪くはないね

耳折れちやったのかもしれないけど、兎が網にかかってるみたい

これが紅葉だったら、更に映えた事でしょう

振り返ると

鯉も泳いでます

3方向に分かれる置き石。ちゃんと全方向歩きました

そのうちの1つは池で行き止まり

水の流れに落差も

スダジイ

クスノキ

またも振り返ってみます

栴檀。
栴檀は双葉より芳し、の栴檀です

遊歩道から少し外れますが、色々な木が植えられています

白い山茶花。
最近、椿と山茶花の違いを覚えました

こっちも山茶花でしょう。まだ不確か、平たく咲いてるから

芝生の広場まで上がって来ました。ビルがすぐ其処に迫って建っています

其処から、またまた振り返ると庭全体の感じが判ります

仕方無いとは言え、無粋なビル

共用会議所本館。外国の方もお見えになるそうで、お庭が好評なのだとか

この芝生が史上最高レベルでふかふかで寝転びたい程でした。その感触が楽しくて5分以上走り廻ってました。他の見学客からは頭がおかしいヤツと思われたかもしれません

判るかな？クッションみたいでした

遊歩道は周遊してるので、順路に従って下ります。此方は紅葉し始めた樹木が見られます

共用会議所別館

紅葉と言えば、京都に行きたい！けど、青春18きっぷも、鉄道の日記念切符も無い★イコール行かない(泣)

苔の緑が段状に。散り紅葉の頃に見たいかな、ちょっと貧弱だけど

こういう構図が好きなんですが、人が増えて来て写り込んでしまうのが残念です

桜

青空だったら良かったのにね。
来週末にも公開されますが、その時だってお天気は判らないし、バイトのクラブ○ーリズムのパンフレット配達が有るので、来られるのは今日だけでした

11時から、この石碑についての解説が農水省職員の方から有りました。山縣有朋直筆だそうです。
『天津かせ
　　えたをなさらぬ
　君かよは
　　こころ
　　　のとけく
　　　　匂ふ梅かか』

明治18年10月に明治天皇の行幸を賜った記念に、翌11月早々にこの石碑を建てたのでした。それだけ嬉しかったって事でしょう。これだけは当時のまま残っています

こちら裏面が遊歩道に面しています。
書かれている内容はと言うと・・
『今年10月19日。
今上天皇が有朋の私邸に行幸され、光栄に預かる事大である。又、銀杯、貨幣を下賜される。有朋は謹んで来国光の刀一口及び松蔭先生の書二幅献上した。
この日、宴に侍する者は、皇族、内閣諸侯及び武官若干名なり。(陸軍)戸山学校の下士が銃剣技を奏し、宮内官吏等は、刀槍術を演じ、御覧頂いた。饗応の際、夕刻となり陸軍楽隊に演奏させる。夜になり、多くの玉燈を点け、煙火を放つ。既に儀仗兵の隊列の準備の知らせが入り、龍旗(錦旗)は宮城に還られた。嗟有朋の幸この上なし。ここに臨幸の始末を記し、併せて二品の由来を録し、将来に伝える。
明治18年11月
従三位　伯爵　山縣有朋　謹んで識るす。』

此処で見学客から出た質問が、この庭園(現存しているのは近年になって当時の様子を復元したモノですが)は誰の作か？職員の方は記録が無くて判らないと答えていましたが、「小川治兵衛だと思いたい」的発言があちこちから出て、やはり考える事を皆同じなのだなと実感w

入口近くのメタセコイアのところまで戻りました

それではクィーンズ駅伝見るので帰ります

この旅行記へのコメント （2）

• 元カニ族さん 2017/12/04 20:28:35

  戦没者墓苑のすぐ近くですね？

  千鳥ヶ淵の花見や、戦没者墓苑に行くたびに、この前を通っていましたね。
  「こんなところに、役所の会議室がある！！一体誰が、何の会議をするのだろうか？」と思っていました。
  内部が、こんな庭園になっていることは、全く知りませんでした。
  それにしても、PHOPHOCHANGさんの情報収集力は素晴らしいですね。
  貴重なものを見せていただきました。
  元カニ族

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2017/12/04 21:45:48

  Re: 戦没者墓苑のすぐ近くですね？

  そうです、そうです、千鳥ヶ淵沿いです。
  自分は会議所の在る事すら知りませんでした。
  この公開の情報は新聞で読みました。仕事上、毎日何紙も読めるチャンスが有りますので、Aには載っていなくてもBで見られる事がしばしばです。
  
  昔の山縣有朋邸は、今の倍以上の敷地が在り、靖国通りまでずっと敷地内だったと聞きました。国に売り渡したのが農林水産省の大臣だった時期なので、今でもそのままになっているそうです。
  
  ご覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m