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 マハマンツカンダ寺院から、次に向かうはプエコーフの滝。<br /> 寺院から少し北にあるというが、幹線道路から入っていく道はでこぼこした砂利道で、転倒しないよう緊張を強いられる。<br /> そんな道なのに、車の何と多いこと。<br /> 滝は山道を登っていくとあるのだが、この道は反対に下っていく。<br /> 道幅が広くなり、建物が見えてきた。<br /> 観光客の姿もある。

行きそびれていたミャンマーに初挑戦 その16 プエコーフの滝とペイチンミャアウン洞窟は、人気の遊園地だった

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2017/10/06 - 2017/10/06

101位(同エリア480件中)

motogen

motogenさん

 マハマンツカンダ寺院から、次に向かうはプエコーフの滝。
 寺院から少し北にあるというが、幹線道路から入っていく道はでこぼこした砂利道で、転倒しないよう緊張を強いられる。
 そんな道なのに、車の何と多いこと。
 滝は山道を登っていくとあるのだが、この道は反対に下っていく。
 道幅が広くなり、建物が見えてきた。
 観光客の姿もある。

同行者
一人旅
交通手段
バイク

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  •  「バイクはここだ!」と止められた。<br /> バイク専用の駐車場(草原)があって、50円を徴収された。

     「バイクはここだ!」と止められた。
     バイク専用の駐車場(草原)があって、50円を徴収された。

  •  駐車したのはいいものの、どこが滝なのか分らない。<br /> 土産物屋があるだけだ。<br /> 駐車場の兄ちゃんに聞くと「その先だ・・」と指示されるが、入口らしきものはない。<br /> あるはずの山がない、川がない、渓谷がない。

     駐車したのはいいものの、どこが滝なのか分らない。
     土産物屋があるだけだ。
     駐車場の兄ちゃんに聞くと「その先だ・・」と指示されるが、入口らしきものはない。
     あるはずの山がない、川がない、渓谷がない。

  •  土産物屋の裏を見ると、水の音がしている。<br /> どうもここがそうらしい・・・<br /> 山を登るのではなく、下りるのか・・

     土産物屋の裏を見ると、水の音がしている。
     どうもここがそうらしい・・・
     山を登るのではなく、下りるのか・・

  •  あった、あった!<br /> 台地の下に谷があり、川が流れていたのだ。

     あった、あった!
     台地の下に谷があり、川が流れていたのだ。

  •  垂直に落下する滝ではないが、これも滝だ。

     垂直に落下する滝ではないが、これも滝だ。

  •  何と人の多いこと。<br /> まるで遊園地のようだ。

     何と人の多いこと。
     まるで遊園地のようだ。

  •  遊歩道もできていて、お洒落なカップルや、車でやって来た裕福な家族連れが、写真を撮ったり、水の中に足を突っ込んだりして遊んでいる。<br /> 町に住むミャンマー人の、手軽な観光地といった所か。

     遊歩道もできていて、お洒落なカップルや、車でやって来た裕福な家族連れが、写真を撮ったり、水の中に足を突っ込んだりして遊んでいる。
     町に住むミャンマー人の、手軽な観光地といった所か。

  •  なるべく人のいない場所を探して、岩に座る。<br /> しぶきを立て一瞬一瞬変化する水の姿は、観光地とは言え、やはり面白い。<br /> その音を聴いているのも爽快だ。

     なるべく人のいない場所を探して、岩に座る。
     しぶきを立て一瞬一瞬変化する水の姿は、観光地とは言え、やはり面白い。
     その音を聴いているのも爽快だ。

  •  この台地の上に降った雨は、こうして流れ下っていくのだ。<br /> それを知ったことが、この滝の収穫か。<br /> 

     この台地の上に降った雨は、こうして流れ下っていくのだ。
     それを知ったことが、この滝の収穫か。
     

  •  小さな吊り橋があった。

     小さな吊り橋があった。

  •  渡ってみるとユラユラ揺れ動いて、酔った気分になった。

     渡ってみるとユラユラ揺れ動いて、酔った気分になった。

  •  プエコーフの滝は、マハマンツカンダ寺院から北東に直線距離にして1kmです。

     プエコーフの滝は、マハマンツカンダ寺院から北東に直線距離にして1kmです。

  •  滝には少々がっかりし、ペイチンミャアウン洞窟まで遠出する。<br /> 直線にして17km、バイクで走って25kmほどの距離になる。<br /> バイクなら楽勝だろう。

     滝には少々がっかりし、ペイチンミャアウン洞窟まで遠出する。
     直線にして17km、バイクで走って25kmほどの距離になる。
     バイクなら楽勝だろう。

  •  細かなアップダウンが続く道路だが、一箇所に大きな下り坂があった。<br /> 見晴らしの良い場所にバイクを止めて、洞窟のある方面を眺めていると、同じようにバイクを止める人がいた。<br /> みんな洞窟を見に行く同類のようだ。  

     細かなアップダウンが続く道路だが、一箇所に大きな下り坂があった。
     見晴らしの良い場所にバイクを止めて、洞窟のある方面を眺めていると、同じようにバイクを止める人がいた。
     みんな洞窟を見に行く同類のようだ。  

  •  これから走っていく道も見える。<br /> 道はまだまだ長そうだ。

     これから走っていく道も見える。
     道はまだまだ長そうだ。

  •  ガス欠が心配になってガソリンスタンドに寄ると、100円で満タンになった。<br /> バイクを借りる時に、満タンにしてくれたようだ。<br /> ミャンマーでは1リットルが80円ほどだった。

     ガス欠が心配になってガソリンスタンドに寄ると、100円で満タンになった。
     バイクを借りる時に、満タンにしてくれたようだ。
     ミャンマーでは1リットルが80円ほどだった。

  •  洞窟に向かう路地の入口に到達した。<br /> 町からやって来たほとんどの車が、その路地に入り込んで行く。<br /> 嫌な予感がする。

     洞窟に向かう路地の入口に到達した。
     町からやって来たほとんどの車が、その路地に入り込んで行く。
     嫌な予感がする。

  •  道路には砂塵が巻き上がり、サングラスをしているのに目が痛い。<br /> 髪の毛がほこりでゴワゴワしている。

     道路には砂塵が巻き上がり、サングラスをしているのに目が痛い。
     髪の毛がほこりでゴワゴワしている。

  •  下り坂が続く。<br /> 洞窟も滝と同じように、山の上にあるのではなく、台地の下にあるようだ。<br /> 安全運転で走っていると、次々に車に抜かれていく。

     下り坂が続く。
     洞窟も滝と同じように、山の上にあるのではなく、台地の下にあるようだ。
     安全運転で走っていると、次々に車に抜かれていく。

  •  が、その車もノロノロ運転に変わったと思ったら、渋滞にはまってしまった。<br /> 身動きできないほどの渋滞だ。<br /> 車から降りて歩く人も出てきた。

     が、その車もノロノロ運転に変わったと思ったら、渋滞にはまってしまった。
     身動きできないほどの渋滞だ。
     車から降りて歩く人も出てきた。

  •  車の隙間を縫って進める所まで行ってみるが、

     車の隙間を縫って進める所まで行ってみるが、

  •  進むと先に何があり、それがどうなっているのか不安になって、林の中にバイクを置いて歩くことにした。<br /> 2~400mほど歩くと駐車場があった。<br /> しかし隙間もないほどの混乱状態で、この中の車はおいそれとは帰ることもできないだろう。

     進むと先に何があり、それがどうなっているのか不安になって、林の中にバイクを置いて歩くことにした。
     2~400mほど歩くと駐車場があった。
     しかし隙間もないほどの混乱状態で、この中の車はおいそれとは帰ることもできないだろう。

  •  人でいっぱいだ。<br /> 土産物屋は大繁盛しているが、洞窟はどこにあるのかさっぱり分らない。<br /> 人の動きも千差万別で、誰の後をついて行けば良いのかも分らない。<br /> 行ったり来たりを繰り返し、

     人でいっぱいだ。
     土産物屋は大繁盛しているが、洞窟はどこにあるのかさっぱり分らない。
     人の動きも千差万別で、誰の後をついて行けば良いのかも分らない。
     行ったり来たりを繰り返し、

    ペイチンミャァウン 寺院・教会

  •  向こうに見える吊り橋を渡れば良いらしいと、どうにか分り、

     向こうに見える吊り橋を渡れば良いらしいと、どうにか分り、

  •  吊り橋を渡ってはみたが、進む人と戻る人とがぶつかり合う群集の中に巻き込まれた。<br /> 想像していた洞窟とは全く違うこのありさまに、言葉も出ない。

     吊り橋を渡ってはみたが、進む人と戻る人とがぶつかり合う群集の中に巻き込まれた。
     想像していた洞窟とは全く違うこのありさまに、言葉も出ない。

  •  そんな群集の中をどうにか進むと、噴水があった。<br /> 遊園地の流れるプールもどきまで作ってあって、家族連れや若者たちが気勢をあげている。

     そんな群集の中をどうにか進むと、噴水があった。
     遊園地の流れるプールもどきまで作ってあって、家族連れや若者たちが気勢をあげている。

  •  その奥に洞窟の入口が見える。<br /> 順番待ちをする長い列。<br /> ここからは裸足にならなくてはいけない。<br /> 観光地さながらの光景だが、ここは寺院なのだ。

     その奥に洞窟の入口が見える。
     順番待ちをする長い列。
     ここからは裸足にならなくてはいけない。
     観光地さながらの光景だが、ここは寺院なのだ。

  •  滝のような水が流れ出しているその脇を、押し合いへし合いしながら進み、

     滝のような水が流れ出しているその脇を、押し合いへし合いしながら進み、

  •  やっと中に入れたが、前の人の背中についていくだけで、歩幅は20cmだ。

     やっと中に入れたが、前の人の背中についていくだけで、歩幅は20cmだ。

  •  タイやラオスでは、これまでたくさんの洞窟を体験してきたが、そこは観光名所となっていてもほとんど人はいなく、のびのびと思いのままに、その神秘的な雰囲気を楽しめたのに、

     タイやラオスでは、これまでたくさんの洞窟を体験してきたが、そこは観光名所となっていてもほとんど人はいなく、のびのびと思いのままに、その神秘的な雰囲気を楽しめたのに、

  •  なんだ、ここは!<br /> まるでUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、アドベンチャーワールドみたいじゃないか。<br /> 滝といい、洞窟といい、遺跡といい、ミャンマーの観光スポットは他のアジア諸国とは違っている。

     なんだ、ここは!
     まるでUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、アドベンチャーワールドみたいじゃないか。
     滝といい、洞窟といい、遺跡といい、ミャンマーの観光スポットは他のアジア諸国とは違っている。

  •  人の体温で熱がたまるものだから、普通ならひんやりした洞窟なのに、扇風機が必要となっている。<br /> 自然の雄大さも不思議さも奥豊かさも、あったものではない。

     人の体温で熱がたまるものだから、普通ならひんやりした洞窟なのに、扇風機が必要となっている。
     自然の雄大さも不思議さも奥豊かさも、あったものではない。

  •  造り物の怪獣が、葉をむき出した大きな口を開けている。<br /> ここは恐竜博物館なんかじゃないぞ!<br /> うんざりしながら歩いていくと、

     造り物の怪獣が、葉をむき出した大きな口を開けている。
     ここは恐竜博物館なんかじゃないぞ!
     うんざりしながら歩いていくと、

  •  それでもここは由緒ある寺院で、

     それでもここは由緒ある寺院で、

  •  大きな仏様が鎮座し、

     大きな仏様が鎮座し、

  •  信仰心の厚い人々からあがめられている。

     信仰心の厚い人々からあがめられている。

  •  湧き水の流れの中にも、小さな小さな仏様がいらっしゃって、

     湧き水の流れの中にも、小さな小さな仏様がいらっしゃって、

  •  ステージの上にも、周囲の岩場にも、多数の仏様が微笑んでいる。

     ステージの上にも、周囲の岩場にも、多数の仏様が微笑んでいる。

  •  それらをありがたがって、列を作って延々と歩く人たち。

     それらをありがたがって、列を作って延々と歩く人たち。

  •  ここはテーマパークでありながら、やはり寺院だ。<br /> ただし入場料は必要ない。

     ここはテーマパークでありながら、やはり寺院だ。
     ただし入場料は必要ない。

  •  洞窟の奥行きは600mと紹介されているが、それ以上に長くはないのか。<br /> 最奥部になかなか到着しない。<br /> 鍾乳石が垂れ下がり、湧き水もあふれ出て、奇岩に囲まれている。<br /> どこまでも続く長い長い洞窟。<br /> 私一人なら感動そきものの洞窟なんだがなぁ・・

     洞窟の奥行きは600mと紹介されているが、それ以上に長くはないのか。
     最奥部になかなか到着しない。
     鍾乳石が垂れ下がり、湧き水もあふれ出て、奇岩に囲まれている。
     どこまでも続く長い長い洞窟。
     私一人なら感動そきものの洞窟なんだがなぁ・・

  •  水溜りの中にゾウやワニのオブジェが置かれていた。

     水溜りの中にゾウやワニのオブジェが置かれていた。

  •  その先に仏様たちが祀られている。<br /> ここが終着点だった。<br /> ついに最後まで歩いてきた。<br /> いろいろと文句を並べて来たが、ここまで来れたことに意味があり、これはこれで良い観光になったのだ・・と思うことにした。<br /> だって周りのミャンマー人たちは、すごく楽しんでいるのだから。

     その先に仏様たちが祀られている。
     ここが終着点だった。
     ついに最後まで歩いてきた。
     いろいろと文句を並べて来たが、ここまで来れたことに意味があり、これはこれで良い観光になったのだ・・と思うことにした。
     だって周りのミャンマー人たちは、すごく楽しんでいるのだから。

  •  町からペイチンミャアウン洞窟への道路です。<br /> 相変わらず、Gマップの距離は短く出てきます。<br /> 帰りがまた大変でした。<br /> 林の中からバイクを取り出して、隙間もない車と車の間を、ぶつけないように進むなんて、とんでもなく困難なことでした。<br /> そして渋滞はさらに長くなっていたのでした。

     町からペイチンミャアウン洞窟への道路です。
     相変わらず、Gマップの距離は短く出てきます。
     帰りがまた大変でした。
     林の中からバイクを取り出して、隙間もない車と車の間を、ぶつけないように進むなんて、とんでもなく困難なことでした。
     そして渋滞はさらに長くなっていたのでした。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • trat baldさん 2017/11/16 05:13:29
    いい!いい!最高の観光!
    外国人観光客が巾を利かせる名所旧跡よりもミャンマー人だけが楽しめる場所である事が素敵!
    さすがに鍾乳洞は信仰と重なり合うと云いながらもチョット勘弁してよ、の感じは否めないけど最初の滝ならビールとツマミを持参で半日遊べそう(^o^)

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