2017/10/05 - 2017/10/05
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motogenさん
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ピンウーリンは涼しい高原で、ミャンマー唯一の避暑地だという。
しかし観光客にはマイナーな町らしく、旅の情報はほとんどない。
鉄道は通っているようだが、マンダレーからの列車は1日1本で、それも夕方遅くだ。
定期バスはない。
タクシーをチャーターすればすごい料金。
こうなるとピックアップトラックしかない。
朝食を食べ、調べておいたピックアップ乗り場に急ぐ。
「7時半には来い・・」と言われていたのに、油断していたらもう8時近くになってしまっている。
-
「おおっ、来たか。これだ。」
ここを仕切っている男が、停まっているトラックを指差す。
荷物がどっさり積んである。
え~、これ?
乗るとこ、ないじゃん。
すぐには動き出す気配がないので路上で待っていると、黙ってどこかに走り去ってしまった。 -
「別のが来るから大丈夫だ・・・」
と言われて、30分以上も待つ。
目を上げると、素朴なマンダレーにも金髪兄ちゃんがいた。
着ているシャツもツッパリ風で、態度もぐうたらしている。 -
それにくらべると、何と可愛らしいお嬢ちゃんだ。
ちびちびとお菓子を口に運ぶ仕草も愛らしい。
この親子もピンウーリンに行くお客かな? -
客が増えてきたところに、トラックがやって来た。
可愛い女の子も一緒に乗った。 -
いよいよ出発だ。
運転席の上に小さな通風口があって、そこから前が見える。
最高の眺めだ。
後を見ると、例の金髪兄ちゃんが運賃を集めるなどして、テキパキ働いている。
半分子どもなのに、車掌だったのだ。
運賃は、驚くことなかれ、たったの150円だった。 -
車は線路を越えて、東へ東へ走っていく。
目指す高原はマンダレーからおよそ70km。
3~4時間はかかるとガイドブックに書かれている。 -
これがマンダレーとメイミョーとの位置関係だ。
-
何箇所かに料金所があった。
しかしこの車は見逃してくれる。
通行料をとられるのはお金持ちの乗用車で、貧乏人のバイクや荷車、そして庶民の足ピックアップトラックは無料のようだ。 -
乗客はどんどん増えて、屋根の上に登っていく男たちもいる。
車内は女性優先で、男は屋根の上か、後部にぶら下がるのだ。
私は老人なので車内に座っていられる。
途中で乗り込んで来た欧米人のうら若き女性は、さっそうと屋根に登っていった。
欧米人は見晴らしの良い屋根の上が好きだ。 -
最初の頃は整備された広い道路を走っていたが、大きな料金所を超えると道路状況は激変した。
-
砂埃が舞い上がる山道に突入したのだ。
-
突き上げる振動で、私の尾てい骨は悲鳴をあげる。
土ぼこりで、口の中がジャリジャリしてくる。
マスクを取り出して顔を覆い、尻の下には旅行用のスリッパを当てた。
他の客は平気な顔をしている。 -
しばらくして荒れた路面は終わったが、長い長い登り坂は続いた。
登り専用と下り専用が別れていて、対向車と衝突する危険はないが、左右に曲がる遠心力でつかまっていないと体が傾く。
こんな山道なのに交通量は多い。 -
2人乗りのバイクが追い越していく。
後部座席に乗っているのは観光客のようだ。
そんなバイクがひっきりなしに走っていく。
ピンウーリンという町は、観光客でごった返している町なんだろうか? -
勾配がゆるやかになり、小さな町が現れると、車とそこで停車した。
ボンネットを上げてエンジンを冷却する。
ここが終点のピンウーリン?
でも、変だな・・ -
マップを見ると道半ばだった。
単なる休憩のようだ。
それにしてもピンウーリンに向かう人が多い。
静かな町を想像していたが、そうではないらしい。 -
坂道が終わって、台地の上を走る。
ゆるやかなアップダウンはあるが、広い平原だった。
標高が高くなって、風が涼しい。
道路沿いには人家が建ち、山の上とは思えない活況ぶりだ。 -
二度目の停車。
車内の客は強制的に降ろされた。
今度こそ、終点ピンウーリンか?
でも、変だ。
みんなこの場を離れないで、トラックを見つめている。 -
トラックから荷物が降ろされている。
分厚い木製のドアが、何枚も重ねられて積み込まれいたのだ。
足元が狭かったのは、このドアが積んであったからだ。
屋根の上にも驚くほどの枚数が積んである。 -
よくもまあ、こんなにたくさんのドアを積載できたものだ。
20枚以上はゆうにある。 -
屋根の上にいた乗客は手伝わされ、ぐったりしている。
-
足元が広くなって、いざ出発。
-
正真正銘のピンウーリンに入って来た。
時刻は12時。
およそ3時間の行程だった。
時計台の近辺で降ろしてもらおうと思っていると、町の入口付近で降ろされてしまった。
ロータリーが見える。
町の中心までは1km、ホテルまでは2kmもありそうだ。 -
不満だったが、車はロータリーを右に曲がってしまったのだから仕方ない。
歩く、歩く。
7kgのバックパックを背中に担ぎ、4kgのリュックを腹に吊るして、歩く、歩く。 -
なあに、2kmくらい何と言うことはない・・と頑張る。
モスクらしき建物が見えてきた。 -
時計塔もあった。
-
レストランもある。
-
これは豪華なレストランだ。
-
お洒落なパン屋さんに、
-
マートだってある。
この町には何でもある。 -
そして馬車まで走っている。
どんな店があるかを見ながら歩くのも楽しいものだ・・と思うようになった。 -
ここを曲がれば、目的のホテルがありそうだ。
涼しい高原なのに、汗びっしょりになっていた。 -
あった、ここだ。
ロイヤルフラワーGH。
安くて、綺麗で、親切・・・とネット情報には書いてある。 -
左下の赤星がロータリー。
右上の赤星がロイヤルフラワーGH。
途中の赤星がモスクです。 -
部屋は空いていて、すんなりチェックインできた。
1泊13ドルだったので2泊することにした。 -
踊り場には水とコーヒーとココア、そしてケトルが置いてある。
自由に使ってね・・と言われる。 -
部屋は広くて綺麗だ。
一人じゃもったいない大きなベッド、
明るい窓、 -
トイレ・シャワーも清潔で広い。
-
クーラーもあるが、この高原の町では必要なく、扇風機で充分だ。
レンタルバイクもレンタル自転車もあって、楽しい町になりそうだ。
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この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2017/11/11 15:35:35
- 100回通っても飽きないね!
- 写真ながら目に映るもの全てが心をユルユルにしてくれる、海でも山でもイイから田舎が一番(^o^)
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