足利氏館ちょこっと旅　日本100名城巡りの巻

2017/04/28 - 2017/04/28

日本100名城巡り
☆21城目☆足利氏館（No.15）

栃木県の100名城は、
足利氏館（足利市）の１城のみです。

エリア 足利(栃木)

2017年４月28日（金）

時刻は15時16分。
14時50分頃に金山城を出発し、東武伊勢崎線 「足利市」駅まで移動して来ました。
足利氏館は、東武足利市駅北口から徒歩15分ぐらいです。

足利市駅 駅

渡良瀬川！
森高千里の歌の！

渡良瀬川を渡ります。

青い空と緑が綺麗です。
頭の中では森高の歌が。

渡良瀬川 自然・景勝地

15時29分　途中少々道に迷い、人に聞きながらようやく鑁阿寺の楼門（仁王門）が見えてきました。
「100名城の足利氏館（あしかがしやかた）」と言ってもわかりませんでしたが、「鑁阿寺（ばんなじ）」と言うと皆さんすぐにわかりました。

【楼門（山門）】（県指定文化財）

鑁阿寺 寺・神社・教会

屋根付きの反橋（太鼓橋）を渡ります。

鑁阿寺の周囲にめぐらされた堀。

反橋を渡ると楼門の説明板がありました。
「【楼門（ろうもん）及び反橋（そりはし）】
　楼門は当山では仁王門又は山門ともいう。開基足利義兼公が建久７年（1196）創建せるも室町時代兵火にあい永禄７年（1564）足利幕府１３代将軍足利義輝の再建である。構造雄大、手法剛健、入母屋造、行基葺き。両側の仁王尊像は此の建物より古く鎌倉時代運慶の作といわれている。反橋は俗に太鼓橋といい江戸時代安政年間の再修である。当山境内は面積１万２３００坪（40.467平方メートル）４周に濠と土塁をめぐらし４門あり。当山開基足利義兼公の祖父源義国（八幡太郎源義家の子、足利・新田両家の祖）が別業として平安時代末に構築せるものにして上古の豪族の居館を原形のまま今日に残したもの。実に近世城郭の原始を示しており、足利市宅趾として大正１１年国が史蹟に指定した。楼門及び反橋は栃木県指定文化財である。
真言宗大本山　金剛山　鑁阿寺」
（説明板より）

「重要文化財　国指定史蹟　足利氏宅跡　平安時代末期（12世紀）」の案内板。

【金剛山鑁阿寺伽藍図】

楼門から境内に入ると正面に本堂が見えます。

【本堂】（国宝）

鑁阿寺 寺・神社・教会

「【国宝　鑁阿寺（ばんなじ）本堂（大御堂）】
鎌倉時代初期、建久７年（1196）に足利義兼建立。正安元年（1299）再建。
本尊は源氏相伝の守本尊、大日如来。建築は構造雄大、手法剛健、本瓦葺、唐様と和様を加味した折衷の代表的な建物で堂内の柱、天井、厨子等の価値は高い。
明治41年国宝に指定され昭和８年より２年間、解体修理を文部省の指導の下実施した。
戦後、法令改正により重要文化財となる。平成25年８月、国宝に指定される。
境内に山門、鐘楼、不動堂、一切経堂、多宝塔、御霊殿等の七堂伽藍を備えた東国の密教の代表的な寺である。
創建以来、幸い火災にあわず多数の重要文化財を蔵している。開基、義兼７世の孫は足利尊氏にして京都室町に幕府を構え、幕府は15代230年つづいた。
大祭は５月３、４、５日、11月３、４日。
初詣、節分鎧年越等、厄除・開運の祈願寺として参拝者が多い。
　真言宗大本山　金剛山　鑁阿寺」
（説明板より）

【大銀杏】（天然記念物）

「【天然記念物　大銀杏】
開基 足利義兼のお手植えと称しているが鎌倉時代末期正和年間(1310年)の当山の古地図には載っていない。
故 三好学博士の鑑定によれば樹齢約五百五十年といわれる。江戸時代には既に大木となり樹下に於て大日如来のお堂を前にして青年男女のお見合いが行われ、縁結びの御神木ともいわれている。」
（説明板より）

【一切経堂】（国指定重文）

鑁阿寺 寺・神社・教会

【一切経堂】（国指定重文）

「一切経堂」の説明板。

【多宝塔】（県指定文化財）

鑁阿寺 寺・神社・教会

【多宝塔】（県指定文化財）

「多宝塔」の説明板。

「鐘楼」の案内板。

【鐘楼】（重要文化財）

【鐘楼】（重要文化財）

「鐘楼」の説明板。

【中御堂（不動堂）】〔市指定文化財〕

【弘法大師御像】

庭園が綺麗です。

ネコがいました！

鑁阿寺の案内板とネコ。

お堀とネコ。

鑁阿寺を後にします。
参道にあった「まちなかマップ」。

【征夷大将軍足利尊氏公像】

鑁阿寺周辺の道は、石畳となっており綺麗に整備されています。

遅咲きの桜がまだ咲いていました。

【松村記念館】（国登録有形文化財）

松村記念館 美術館・博物館

16時30分　渡良瀬川に戻って来ました。
日帰りでお城のはしごをして今日はめっちゃ歩きました！

100名城スタンプは、本堂の寺務所で押しました。
楼門がデザインされています。