日本100名城巡り<br />☆１城目☆今帰仁城（No.98）<br /><br />美しい曲線の城壁と青い海と青い空と遠くに見える島々。<br />素晴らしい眺望が楽しめる城跡です。

今帰仁城跡ちょこっと旅　～日本100名城巡りの巻～

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2014/09/25 - 2014/09/25

691位(同エリア2697件中)

#世界遺産・遺跡

エリア

美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

旅行の満足度: 5.0

交通手段: レンタカー

９/22〜９/26の５日間、ダイビングショップのツアーに参加して沖縄に行って来ました！
初日と最終日は移動のみで、那覇滞在３日間のうち、２日間はダイビング、１日はフリープランで観光。
久しぶりの那覇！久しぶりの慶良間でのダイビング！
海も陸も思う存分楽しみました〜♪

那覇ステイ慶良間ダイビングツアー５日間の日程：
９/22（月）羽田空港→那覇空港→那覇
９/23（火）３ボートDive
９/24（水）３ボートDive
９/25（木）観光：今帰仁城→美ら海水族館→中城城
９/26（金）那覇空港→羽田空港

関連旅行記：
●那覇ステイ慶良間でダイビング Sep. 22, '14　前編
http://4travel.jp/travelogue/10934753
●那覇ステイ慶良間でダイビング Sep. 22, '14　後編
http://4travel.jp/travelogue/10943776
●中城城跡ちょこっと旅　〜日本100名城巡りの巻〜
http://4travel.jp/travelogue/10941630
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2014年９月25日(木)
7:00 朝食

8:00 ホテルの前にあるレンタカー屋さんに予約していたレンタカーを借りに行きます。

今日は、ツアー参加者の他のみんなはダイビングで、観光に行くのは私とＹちゃんの二人だけです。
運転するのはＹちゃん。私はペーパーだから、運転も車も全てＹちゃんまかせです。

車に乗ってから、ナビの設定がうまく行かずに、高速に行くはずが、港(今帰仁までフェリーで行けと！？)に着いちゃったり、ホテルの前に戻って来ちゃったり、すったもんだがありましたがなんとか高速に乗れました〜。ほっ
10:30　今帰仁城跡の駐車場に到着です。思ってたよりも早く着きました〜。
駐車場は無料です。

最初、観光に行くのは私だけだと聞いていたので、バス移動を考えていましたが、ダイビング仲間のＹちゃんが一緒に観光に行ってレンタカーを運転すると言ってくれたので嬉しかったです(^^)
美ら海水族館にも行くため、お城は今帰仁城と中城城に行くことにしました。
沖縄県の100名城は、首里城、中城城、今帰仁城の３つです。時間的に忙しいので首里城はまた今度にします。那覇から近いしモノレールで行けるしね。

写真の赤い屋根の建物が今帰仁村グスク交流センターです。
グスク交流センター内にある券売所で観覧チケットを購入します。
観覧料は大人400円で、歴史文化センターとの共通チケットです。
今帰仁城跡のパンフレット。
今帰仁村グスク交流センター前にあった定番の顔出しパネル。
今日の日付も入っているのがいいですね。

今帰仁村グスク交流センターから今帰仁城跡入口まで歩いて行きます。
もう城壁が見えていますね。
今帰仁城跡（なきじんじょうせき）入口。

今帰仁城の歴史（パンフレットより引用）
【三大勢力が争ったグスク時代】
14世紀の中国の史書に琉球国山北王「帕尼芝（はにじ）」「珉（みん）」「攀安知（はんあんち）」の三王が登場します。この頃の沖縄本島は北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配した「三山県立の時代」でした。北山王は沖縄島の北部を中心に支配下とし、中国と貿易をしていました。しかし1416年に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。
【北山から監守時代へ】
北山の敗北後、中山は北部地域の管理のために監守を今帰仁グスクに設置し、1422年以後、監守の居城としてグスクを利用します。しかし1609年に薩摩軍による琉球侵攻にあい、城は炎上したとされています。監守が住まなくなって以後は拝所とし精神的拠り所として広く県内から参拝者が訪れています。
今帰仁城跡入口にある世界遺産の碑。

世界遺産に認定された証明としてUNESCOが認定した世界遺産エンブレムマークが表示されています。
今帰仁城跡入口にある「遺産群分布図」。
今帰仁城跡入口にある「琉球王国のグスク及び関連遺産群」。

今帰仁城跡入口にある碑。
昭和47年（1972年）5月15日に国の史跡に「今帰仁城跡」として指定されました。
正面に見えるのが、平郎門（へいろうもん）です。

平郎門は、本門で、現在見る門は昭和37年の琉球政府時代に修復されました。琉球国由来記に「北山王者、本門、平郎門ヲ守護ス」として登場します。

平郎門の手前で係の方がチケットを確認をします。
平郎門をくぐった後にあるきれいな石畳の道は「七五三の階段」と呼ばれている参道で、昭和34年に当時の琉球政府文化財保護委員会によって新設されたものです。
１月中旬〜２月上旬には緋寒桜の並木道になるそうです。
「旧道」について
フウリンブッソウケ（風鈴佛桑花）

【科属名】アオイ科フヨウ属
名前の由来は花弁が球状となって、枝からぶら下がっている様子が風鈴に似ていることがきている。

リュウキュウコクタン（琉球黒壇）

【科属名】カキノキ科カキノキ属
沖縄各地に自生し、クルチ（黒木）の方言名がある。芯材は三線の竿に利用される。
大庭（うーみゃー）に立っている伝説の美女「志慶真乙樽（しげまうとぅだる）」の歌碑。

今帰仁の城（今帰仁のグスク）
霜成りの九年母（しもなりのクニブ）
志慶真乙樽が（しげまうとぅだるが）
ぬきやいはきやい（ぬちゃいはちゃい）

と書いてあります。
ここは記念写真スポットでしょうかね。
「御内原（うーちばる）」について
御内原（うーちばる）からの眺望。

御内原（うーちばる）からの眺望。
絶景です。
大隅（うーしみ）の郭の城壁の曲線がよくわかります。
御内原（うーちばる）からの眺望。
御内原（うーちばる）からの眺望。
「山北今帰仁城監守来歴碑記（県指定文化財）」について
火神の祠（ひのかんのほこら）、
石灯寵（いしとうろう）４基、
県指定文化財の山北今帰仁城監守来歴碑記（さんほくなきじんじょうかんしゅらいれきひき）
が立っています。
「昭和58年度石垣修理」と書いてありました。

今帰仁城跡の石垣は、野面積みといわれる最も古い造り方だそうです。
「志慶真門郭」について
志慶真門郭（しじまじょうかく）

ここには城主に仕えた身近な人々が住んだと考えられます。発掘調査によって４つの建物があったことが分かっています。
上から見た志慶真門郭。
上から見た志慶真門郭。

主郭（俗称本丸）

発掘調査によって築城から廃城までの時期変遷を確認することができました。城内で最も中心的な建物があった場所です。
「発掘調査からみた今帰仁城主郭の変遷」
外側から見た城郭。
外側から見た城郭。
「炉跡を伴う掘立柱建物跡」について
炉跡を伴う掘立柱建物跡。
「古宇利殿内（フイどぅんち）」について
古宇利殿内（フイどぅんち）。
グスク交流センターの窓の外に「今帰仁ムラ跡」についての説明書きがありました。

グスク交流センター内の休憩所で、休憩します。
今日はとても暑くて日差しも強く、帽子と日傘を持って来なかったのを後悔しました。
後から見たら肝心な所の写真がなかったし、時間がなくて今帰仁村歴史文化センターにも入らなかったので、また再訪したいです。
今帰仁城跡管理事務所の受付で出してもらった名城100スタンプを押します。
記念すべきスタンプ１城目にふさわしい素晴らしい城跡でした。