タモリ旅in富山＆金沢　１　富山でタモリ倶楽部「タモリ電車クラブ」

2016/02/27 - 2016/02/28

期限切れ間近のANAマイレージ＆スカイコインを使用して、
富山便往復航空券を手に入れました。
この頃、小学生時代に戻ったようにテツ男が再燃しています。
富山市は富山地方鉄道（鉄道線＆軌道線）と富山ライトレールが走り、
以前から一度行ってみたいところでした。

じゃらんで富山地鉄のターミナル駅上にある富山地鉄ホテルを予約して、
勇躍旅立ちました。

１日目はタモリ倶楽部、２日目はブラタモリ的な旅ということで、
勝手に「タモリ旅」と名付けてしまいました

食い意地の張った私ですので「孤独のグルメ」井の頭五郎、
可愛い感じのお酒好きのツルん「久住昌之」もオマージュしています。

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:45発ANA(NH)311便富山きときと空港行きに乗ります。
B737-800からA320に機種変更となってました。

日の出寸前です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

ゲート６７はまるで岬の突端、遠かった！

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

A320は多分初めてかも…。
あまり広くない足元でLCCはさらに狭いわけだからね。
正直２時間が限度かな。
ということはソウルが限界点？

北アルプス上空を越えて富山を目指します。

プッシュバックから55分で富山きときと空港に到着。
富山地鉄の空港バスに乗って、富山駅へ（25分410円）と比較的良心的。

富山きときと空港 空港

8:20に富山駅到着。
真ん中に見えるのが今宵の宿「富山地鉄ホテル」。
JR富山駅隣接のビルで、１階は富山地鉄の「電鉄富山」駅で超便利。

２階のフロントで荷物を預けて身軽になりました。

嬉しいことに早速地鉄軌道線に遭遇。

電鉄富山駅ビル エスタ ショッピングモール

軌道線電車に導かれ、始発の富山駅停留所へ。
駅の高架下にあります。
便利かつバリアフリー。

富山駅 駅

南富山駅雪が発車していきました。

富山駅 駅

電鉄富山駅で鉄道線＆軌道線１日乗車券を￥2000で購入。
冬場は安価に設定されています。

地鉄車両で多分一番古い14720形。
それ以降出会えなかったので乗っときゃよかった。

電鉄富山駅 駅

さすがに「腹が減った！」ですので、
駅構内にあるドトールコーヒーでモーニングセット。

9:59発　岩峅寺（いわくらじ）行きに乗車します。
本線の次駅稲荷町で分岐する不二越・上滝線経由です。
大体１時間ごとの運転のようです。

電鉄富山駅 駅

JR寄りの４番線ホームには、ヘッドマークが沢山。
楽しいですね。

電鉄富山駅 駅

富山地鉄のメインターミナル「電鉄富山」駅は、
頭端式ホームが３面４線櫛形に設えられています。
ホーム有効長はおそらく４両分８０数mだと思います。
小さな東急蒲田駅みたいでした。

電鉄富山駅 駅

左が立山線寺田経由岩峅寺行き、14760形（旧京阪特急車3000形）。
大好きな車両でしたので再会した気分。
右がこれから乗る14760形南富山経由岩峅寺行き。
富山地鉄のオリジナル車両で30数年前とは思えない洗練されたデザインだと思います。
実はこれに乗ってみたかった。

電鉄富山駅 駅

ともに２両編成ワンマン運転です。

車内は転換クロスシートが並び、昭和感が漂っています。

運転席の後ろには運賃表示パネルと運賃箱があり、バスみたいです。
かつてはここにロングシートがあったのでしょうね。

次駅の分岐駅稲荷町は車庫があり、
17480形（旧東急8590形）が休んでいました。
東急の車両は青ガエルこと5000形が全国の私鉄に拡散したように、
全国の地方私鉄を席巻するんでしょうか？
（つい先日熊本電鉄で最後の青ガエルが引退しましたね。私は幼児の頃、東横線日吉に住んでいて、母と渋谷東横百貨店に行くときによく乗ったものです）

途中駅で最古参14720形とすれ違いました。
不二越・上滝線は棒線（単線でホーム一つ）駅が多く、
交換可能なのは２駅のみでした。
交換設備を撤去した駅もありましたので、過疎が進んでいるんでしょうね。

ゆったりとした車内です。
東京近郊では望むべくもないけど。

でも富山地鉄の運賃は結構高いようでした。

岩峅寺駅です。
不二越・上滝線と立山線の連絡駅ですが、
線路はつながっていないように見受けられました。

岩峅寺駅 駅

ここから５駅ほどで立山駅ですが、
シーズンオフの今は間引き運転されています。
アルペンルートが再会する４月中旬に運転本数が倍程度になるよう。

岩峅寺駅 駅

立山駅まで行くには長時間待ちとなりますので断念。
寺田経由立山線で一旦電鉄富山へ戻ります。

岩峅寺駅 駅

電鉄富山を5分前に出た電車です。

岩峅寺駅 駅

折り返し待ち。

岩峅寺駅 駅

14760形に乗車。
京阪3000形時代の縦ストライプが残ってました。

まるでバスですね。

本線との分岐駅の寺田。
阪急宝塚線石橋駅を彷彿させます。

寺田駅 駅

宇奈月温泉行き特急を１本遅らせて、
富山ライトレール（ポートラム）に乗ります。
富山駅北と岩瀬浜間を15分ヘッドで走っています。

旧JR富山港線の線路を活用して敷設されました。

富山駅北停留場 駅

運賃は200円均一。
（ホテルで貰った半額チケットを活用しました）
運転席は広々しています。

騒音・振動も少なくて乗り心地はかなりいいと思います。
地元相模原でも導入を検討しているそうですが、早期実現してほしいですね。

途中で富山港線時代の駅舎などが残っていて興味深い。
終着の岩瀬浜の一つ手前は富山競輪場。

おしゃれな車両に疲れた感じのおっちゃんギャンブラーがミスマッチで面白い。

岩瀬浜停留場です。
数歩歩けばフィーダー線のバス連絡出来ます。

バリアフリーの現在にはもってこい。

岩瀬浜停留場 駅

トラムカーは本当に身近でいいですね。

岩瀬浜停留場 駅

滞在時間数分で富山駅北へ戻ります。

まさに阿呆の所業ですね。

岩瀬浜停留場 駅

途中ですれ違った車両には、鉄道アニメが描かれていました。

城川原停留場には本社と車両基地がありました。

約１時間で戻ってきました。

富山駅北停留場 駅

アルプスエキスプレス特急うなづき７号、
宇奈月温泉行きに乗車します。
富山地鉄の看板列車の一つです。

電鉄富山駅 駅

Toyama Regional Railway（富山地方鉄道）。
旧西武レッドアロー5000形は、２編成嫁入りしたそうです。
ここでは16010形です。

電鉄富山駅 駅

４年ほど前に、JR九州の「ななつ星」などをデザインした、
水戸岡鋭治氏に依頼して看板列車にしたそう。
３両編成で中間２号車は指定席で220円（別途特急券220円も必要）。
１日乗車券は特急券も不要ですので、指定席ソファー８Aを購入。

この席が良かったのですが、帰りにしましょう。

お昼ご飯です。
鱒寿司と黒部名水サイダー。

おいしゅうございました。

途中にある上市町観光協会のスタッフから生姜シロップのサービス。

女性駅員がアテンダントとして往復乗務してます。

１時間少々で宇奈月温泉駅に到着。
まさに銀世界！

宇奈月温泉駅 駅

駅前の温泉噴水。

宇奈月温泉駅 駅

無料の足湯。

気持ちいいですが、熱めでした。

いい雰囲気。
もう直ぐ駅近くに日帰り温泉施設が出来るそう。

帰りもアルプスエキスプレスに乗ります。

青く見えるのは黒部峡谷鉄道が冬季養生シートで包まれているものです。

宇奈月温泉駅 駅

再度乗車！

帰りは念願のシート。

いいですね。

窓枠が額縁みたいで、帰りも１時間飽きませんでした。

これは１・３号車の自由席シート。

晴れていれば北アルプスが綺麗に見えるそう。

富山的？集落？かな。

2000円に１日券で6000円以上乗車しました。
楽しかった。

RAILWAYSと言う映画の舞台になったんですね。

電鉄富山駅 駅

夕食を食べるために、富山の繁華街「総曲輪（そうがわ）」に、
地鉄軌道線環状線（セントラム）に乗車します。

富山駅 駅

２連と３連の車両があり、
２連はライトレールと同じものですね。

市内中心部を走ってこそトラムカーなんでしょうかね。
乗り心地は上々です。

総曲輪のアトリウム。
ここにはけっこう人がいたのですが。

アーケードには人が少なく、
お店がありましたがよくわからないので駅前に戻ることに。

３連のトラムカーに乗って戻ってきました。
タモリ電車クラブの活動はここまでです。

「腹が…減った…」と井の頭五郎さんに変身します。
孤独のグルメに路線変更。

駅高架下「きときとマルシェ」内の回転寿司「すし玉」。

清冽な甘露のような地元産米焼酎（名称失念！）をいただきながら、
富山湾盛り３カン（白海老、蛍烏賊、ズワイ蟹）。
富山の美味いものダイジェスト！

私は白海老に天然塩振って食べたものが美味と思いました。

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

本日の一等賞！
地甘海老、甘くて美味いの何の！！

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

白海老の唐揚げ。
焼酎のつまみにはいいね。

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

蛍烏賊沖漬けは概念を変える美味さ。
ただ塩辛いので少しでいいかも。

夕食のはしごは無化調富山ブラックの一心。
オススメの黄金煮卵ラーメンを発注。

ラーメン一心 富山駅前本店 グルメ・レストラン

無化調はすごい！
今までのラーメンに慣れた舌には、
一口目に若干物足りなさを感じてしまうかもしれません。
でも食べ進めるごとに美味しさが増していきます！
そして食後感の本当にいいこと。
喉も渇きにくいんですよ。

店長曰く「いい材料使ってコスト高になるんですけど」と。
近くにあったら絶対に通うと思います。

ラーメン一心 富山駅前本店 グルメ・レストラン

富山地鉄ホテルシングルルーム。
ベッドは140cm幅と広く、マットレスも適度に硬く熟睡できました。

富山地鉄ホテル 宿・ホテル

朝食付きで6200円なので、なかなかのコストパフォーマンス。
お風呂には入浴剤（バブ）があり、リラックスしてのバスタイム。

フロント横にはコーヒーやお茶のサービスがあるラウンジ。
ロケーションは最高、ただ施設的には古いかな。

明日は金沢でブラタモリ旅をしようと決めました。