2016　青春１８きっぷ　リニア鉄道館＆名古屋めし日帰り旅

2016/08/12 - 2016/08/12

2016年夏の青春１８きっぷ２回目は、以前から行きたかったJR東海「リニア鉄道館」への弾丸日帰り旅。
片道５時間半も列車に乗りつづけるという酔狂なものです。
（新幹線のぞみだと新横浜ー名古屋が１時間半！）
行きは５本、帰りは７本乗り継ぎました。

リニア鉄道館は夏休みということもあり、子供達の歓声で満ちていました。
私にとっては、東海道新幹線０系から７００系まで歴代の車両と再会。
（７００系はあと数年は現役です）
その他にも見たかったものもありました。

名古屋ですから「名古屋めし」も外せません。
今回も味仙の台湾ラーメンと風来坊の手羽先＆土手煮を頂きました。
さらに乗り換え時間を利用して２度目の浜松餃子も食しました。

青春１８きっぷの残り３回分は、
来週初めに山形へ嫁＆娘と行く往路で使う予定です。

あるあるネタの「きっぷの元」は今回で回収して、
さらに\3000程度のお釣りも来ました。
山形へ行くとさらにお釣りは\20000くらいに増加予定です。
まぁセコい話はこのくらいに。

エリア 名古屋港(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

自宅を出てから６時間。
５本の列車を乗り継ぎ名古屋駅到着。

名古屋駅 駅

リニア鉄道館では食事は期待できませんので、
早めのランチをエスカ地下街の風来坊でいただきます。
ここの手羽先はさらっとしたスパイシーな塩味で私の好み。
山ちゃんの甘辛い味も捨てがたいですが。

さらにここの土手煮は初トライですが、旨いの何の！
お吸い物はおぼろ昆布でさっぱりと洗い流せる感じでバランスも?ジョブ。

風来坊 エスカ店 グルメ・レストラン

あおなみ線（名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線）で２４分。
金城ふ頭駅下車すぐにJR東海リニア鉄道館はあります。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

入場料￥1000を支払い入場すると、
時代ごとの高速列車の展示です。
C６２（日本最大級のＳL）??３００Ｘ（東海道新幹線実験車両）??MLX01−1（リニア実験車両）ですね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

超特急と呼ばれたつばめを牽引した本線用蒸気機関車C６２。
１７号機です。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

運転室、夏は酷暑だったでしょうね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

確か自動給炭システムが備わっていたような。
それでも大変だったでしょうね。

私の子供時代は東京下町を走ってました。
D５１でしたが。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

東海道新幹線実験車両の３００Ｘです。
300系と700系が混ざったような。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

リニア実験車両の乗降口。
面白い形。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

メインホールへ。
まずは700系です。
オーストラリアに生息するカモノハシに似ていますね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

東海道新幹線で見られるのはあと数年。
同系車両が台湾高速鉄道で走っています。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

のぞみでデビューした300系。
軽量化された車両ですが、そのせいか横揺れが大きかった印象があります。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

300系といえば焦げ茶色のシートを思い出しますね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

イケメンに例えられる100系。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

最初の車両0系。
団子鼻とも言われますね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

100系二階建ての食堂車メニューです。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

100系の二階部分は良かったですね。
特にグリーン車に２席だけ一人がけシートがあって、
わざわざ指定して乗ったこともありました。
個室感覚で本当に快適でした。

食堂車は縁がなくて残念です。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

博多までの開業時に食堂車（0系）が連結されました。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

日本食堂、帝国ホテル、都ホテルなどが運営していて、
なかなか敷居が高い場所で、１回くらいカレーなんかを食べた記憶があります。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

当時の国鉄特急には必ずあった冷水機。
封筒みたいな紙コップが懐かしい。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

初めて新幹線に乗ったのは小学校3年生の時だったと思います。
東京から熱海までのこだまでした。
走り出しの滑らかさとスピードに圧倒されました。
数年後の大阪万博（1970年）で新大阪まで乗り通しました。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

キハ181系。
高出力のディーゼル特急車両。
家族旅行で那須へ行った時に、切符取りを任され、
敢えて秋田行き「つばさ」を買って乗車しました。
食堂車でランチをしたことも含め鮮明な記憶で残っています。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

カーブを高速で走行するための振子車両381系。
感覚と違う横揺れに妙な感じでしたが、実際に酔う乗客が多発したそうです。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

戦前、関西を走った急電モハ52系。
当時の流行「流線型（ストリーム・ライン）」を纏っています。

当時から京阪神地区は高速輸送に熱心だったんですね。
（現在の新快速ネットワークの元祖）

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

52系の車内はレトロシック。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

このリベット感がいいね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

モハ111系、湘南電車80系のモデルチェンジ版。
運転席のパノラミック・ウインドウがいいです。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

111系車内。
当時の車両はシートが小さいなと思います。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

夏といえば扇風機！
でも暑かったな〜。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

あまり乗り心地のいい車両ではありませんが、
結構な長距離も走ってましたね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

マイネ40。
白帯の一等寝台車。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

オロネ10。
昭和の標準的な二等寝台車。
青帯を締めています。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

オヤ31。
トンネルなどの車両限界を測定していた検査車両。
オイラン（花魁）って呼ばれてました。
検査用のバーが遊郭の花魁が差したカンザシに似ているのでそう呼ばれていたそうです。
時代を感じる例えですね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

昔の客車の車内は暗かった。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

キハ48。
子供の頃、房総を走っていて乗った記憶があります。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

キハ82。
非電化区間の女王で、あの「特急白鳥」もこの車両でした。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

モハ63。
自宅近くを走る総武線でこの系列車両が来ると、
「ハズレ！！」って思いました。

何せ床が木張りで塗ってあるワックスが油臭くて閉口しました。
それに音はうるさいし、揺れるし。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

クモハ165。
標準的急行車両153系のマイナーチェンジ版。
この系列にはよくお世話になりました。
（昼間も夜行も）

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

40系客車。
東北・奥羽方面の急行車両といえばコレでした。
なんどもお世話になりました。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

大学1年夏は津軽号で弘前まで。
大学2年夏は八甲田号で青森まで。
ともにサークル（旅行研究会）合宿で乗りました。
暑くてバテた記憶あり。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

当時は嫌煙権なんて言葉は無くて、灰皿は必需品。
私も紫煙を燻らせていました。
（20代後半で禁煙して今に至ってます）

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

EF58は大好きな電気機関車のひとつ。
最初のゴジラにも出てきました。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

貴婦人と称されたC57。
最初のSL復活運転（やまぐち号）はこの系列だったような。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

ED18。
大正末期にイギリスから（日英同盟のよしみで）輸入した機関車を日本向きに改造したものです。
顔つきが英国的な趣をしています。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

グラスゴーって書いてあります。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

ED11。
こちらはアメリカから大正末期に輸入されたもの。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

モハ1。
大正末期に製造されて、南武線なんかを走っていたそう。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

今じゃ考えられない木製の背もたれ。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

ここの鉄道模型ジオラマは大きいだけでなく細部にこだわりがあります。
中心は名古屋駅です。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

暴走族が事故を起こして救急車とパトカーが。
野次馬まで。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

浜松の新幹線工場では検査のために車両の吊り下げ。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

向かって右（東）には東京地区の情景。
これはお台場のフジテレビ。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

トーマス機関車ってことは、
大井川鉄道の金谷あたり？

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

ここは横浜中華街。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

リニア中央新幹線の実験線。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

これは長島スパーランドかな。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

西には京阪神地区。
これは清水寺。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

甲子園球場ではナイター。
まさに高校野球開催中ですね。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

今日と五山の送り火。
この日から４日後です。
甲子園といいジャストタイミング！

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

みどりの窓口マルス機。
かなり初期のやつで、列車名と乗車駅＆下車駅は長いゴム印を入れて印字してました。
ぼんやりした字が懐かしい。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

一番世話になったマルス機。
列車名・駅名をピンで刺すタイプ。
切り替えのパタパタとした音、
送信後のしばしの静寂、
席が取れた時の緑ランプ、
満席時の赤ランプ。
一喜一憂したあの日が蘇りました。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

おもちゃみたいな入れ替え用SL。
ケ90というそうです。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

関西の新快速に新車投入された117系。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

初代ドクターイエロー（922形）にお別れのご挨拶。
幸運が訪れますように。

リニア・鉄道館 デリカステーション グルメ・レストラン

あおなみ線で名古屋へ戻ります。

金城ふ頭駅 駅

建て替えられた大名古屋ビルヂング。
（?三菱地所を見に行こう?）
新丸ビル的な感じです。

私的はこのネーミングセンス嫌いじゃありません。
一発で覚えますから。

大名古屋ビルヂング 名所・史跡

味仙大名古屋ビルヂング店。
一度食べたかったここのシグネチャー「台湾ラーメン」。
思い違いで卵入りを発注（煮卵が入っているものと勘違い）。

結果的にこれが正解で、辛さを卵がマイルドにしてくれました。

辛いことは辛いんですが、これは癖になりそうな味わい。
豆板醤・唐辛子・ニンニクで味付けされた肉味噌と
鶏ガラと思うスープがマッチしていて大好きな味。

ルーツは台南「度小月」の「担仔麺」と思いますが、
台北の度小月で食べたものとは味わいが異なります。
どっちが？と言われると比べようがありません。
（ちなみに担仔麺には煮卵が乗ってました）

味せん グルメ・レストラン

ゆっくりしたくてJR高島屋の上階へ。
スタバが大混雑していたので、ブラッスリー・ポール・ボキューズのティータイム。

ポールボキューズ 松坂屋名古屋店 グルメ・レストラン

ここでもシグネチャーの「クレーム・ブリュレ」を。
しっかり甘くて香ばしくて元気になりました。

タルトやアイスなど７〜８種類から選べ、
飲み物も選べ￥900は悪くありません。

ポールボキューズ 松坂屋名古屋店 グルメ・レストラン

気分を変えるために、浜松ー静岡をホームライナーに乗ることにしました。

約１時間強の待ち時間に浜松餃子を。
餃子＆小ライスで￥530と良心的価格。

餃子も癖がなくて美味。
下の小皿は酢醤油辣油、上は「孤独のグルメ」で推奨された酢胡椒です。

五味八珍 浜松駅ビル メイワン店 グルメ・レストラン

先ほどはアイスティーでしたので、本日初のコーヒー（スタバでアイス）。

何だかスタバでドリップコーヒーかアイスコーヒー以外の発注をしなくなった今日この頃です。

ホームライナー静岡６号が入ってきました。

浜松駅 駅

373系特急車両の３両編成。

浜松駅 駅

コーヒーをいただきながら、静岡までの１時間ゆっくりとします。
いい気分転換になりました。
静岡から三島、熱海で乗り換えて藤沢へ。
日付が変わる前に自宅へ帰ることができました。

青春１８きっぷで１万円超の乗車は初めてのこと。
充実した楽しい１日となりました。

浜松駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2017/05/01 18:09:51

  初めまして♪

  こんばんは、capriさま
  ご還暦おめでとうございます。
  そして、フォローも頂きありがとうございます。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  リニア鉄道館、なかなか見ごたえ満載ですねー
  ずっと、リニアに乗れないか、、、
  応募しているのですが、当たりません。
  って、倍率非常に高いから難しいですよね（笑）
  リニアが走る頃まで生きていられるか？？
  生きてたら乗ってみたいなぁ。
  
  名古屋飯も、いっぱい堪能されて、私は山ちゃんよりも風来坊派です！！
  浜松餃子も大好き♪
  台湾ラーメンは食べたことあるのですが、味千でまだ食したことないので、ぜひ行ってみたいなぁ。
  大名古屋ビルヂングにできたんですね。
  駅前で行きやすいから良いわー♪
  
  たらよろ

  capriさん からの返信 2017/05/01 21:52:28

  RE: 初めまして♪

  たらよろさん
  
  コメントありがとうございます。
  名古屋飯は家族揃って大好きで、何度も訪れています。
  前回２年前に家族で行った時は、あんかけスパと櫃まぶしを食べました。
  以ば昇という錦にあるお店が皆のお気に入りです。
  手羽先はうちも風来坊派です。前回はホテル近くの山ちゃんのテイクアウトで我慢しました。
  味仙の台湾らーめんは初でしたが、又絶対行きたいと思います。
  かなり辛いので卵入りがおすすめです。
  今後ともよろしくお願いします。