ブリューゲルをたずねる旅～2005/11月マドリード

2005/11/28 - 2005/12/04

ブリューゲル父をたずねる旅
マドリードのプラド美術館へ行きました。

成田からマドリードの単純往復の旅程でした。
ANAでパリ経由でマドリードへ
11月28日NRT11:50~NH205~CDG16:25
CDG18:15~IB344~MAD20:30
でした。

宿泊ホテルは
Hotel Suecia
に6泊で860ユーロでした
当時は1ユーロは145円でした。

帰りはフランクフルト経由で
12月3日MAD1503~FRA17:45
FRA20:45~NRT15:55+1

表紙の写真は
「死の勝利」
「The Triumph of Death」
Oil on Panel, 117x162cm
マドリード　プラド美術館蔵

プラド美術館にはブリューゲル父の作品が1枚があります。

エリア マドリード(スペイン)

1月28日 月曜日
20:30に着陸しました。
空港からはタクシーで行きました。
ホテルまで30ユーロでした。

11月28日もうクリスマスのデコレーションが始まっていました。

1月29日 火曜日
午前中はマドリード市内観光
3時からセコビア半日観光
の現地ツアーに参加しました。

1月29日 火曜日 曇りのち雨
現地の市内観光ではプラド美術館にも入場しました。
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このプラド美術館は1775年にカルロス三世が計画を指示し1819年にフェルディナント七世により開館されました。1739年に開館したルーブル美術館を参考にしています。

写真はエルグレコ(1541〜1614)の宗教画「キリストの磔刑」「The Crucifixion 」1600年です。
エルグレコはギリシャクレタ島出身の画家です。本名はドメニコステオトコプーロスです。イタリア語でギリシャ人の意味のエルグレコと呼ばれるようになったといいます。長っぽくデホルメされた人物がエルグレコの特徴です。プラド美術館がエルグレコ作品の収蔵数が一番多い美術館です。

12月1日 木曜日にはトレドに行きました。サントトメ教会でオルガス伯の埋葬を見ました。1588年の作品です。エルグレコの最高傑作と呼ばれている作品です。

プラド美術館 博物館・美術館・ギャラリー

1月29日
これも同じくエルグレコの作品です。「胸に手を置く騎士」1578年

スペインには有名な画家が多いです。プラドに来るとスペインが多くの画家を輩出していることを強く感じます。

1936年から3年間パブロピカソがこの美術館の名誉館長を務めました。ピカソの作品「ゲルニカ」は各国を巡回した後、スペインに返還されここにあったそうです。「ゲルニカ」がソフィア王妃芸術センターに移されたのは1992年の秋でした。

1月29日 火曜日
ゴヤの「裸のマハ」97x190cm キャンバスに油彩 1797年
フランシスコデゴヤ(1746〜1828)はベラスケス(1599〜1660)とともにスペインで重要な画家です。二人とも宮廷画家として活躍しました。この作品は「着衣のマハ」とセットの作品です。依頼者のマヌエルゴドイ(当時の首相)の邸宅で発見されています。2枚は背中合わせに装幀され都合に合わせて回転し展示されていたようです。

よく見ると顔の部分の描画がレベルの高い他の部分と比べると稚拙です。ゴヤ以外の誰かが書き加えた感じがしました。

1月30日 水曜日
市内でショッピングしました。
昼は生ハムの薄切りとワインで一人40ユーロでした。

夕食はマドリード最古のレストランのボティンに行きました。
場所はマヨール通りのマヨール広場の南側です。人気のお店なのでディナーの予約をして行きました
初めてだったのでハウスメニューというオススメセットを注文しました。玉子入りガーリックスープと子豚の丸焼きとデザートのアイスクリームとパンとワインハーフボトルかビールかミネラルウォーターのいずれかのセットで一人34ユーロでした。
あと、コーヒーを追加注文して二人で合計で80ユーロでした。

ホテルから1.5km位で食後は時間も遅くなったので往復タクシーを使いました。
写真は玉子入りガーリックスープです。

ボティン 地元の料理

1月30日 水曜日
夕食のBotinのメインの子豚の丸焼きです。丸焼きを割れた皿でカットするパフォーマンスがありました。

1725年の創業でギネスブックに世界最古のレストランとして登録だれていると言っていました。

12月1日 木曜日
現地ツアーでトレドへ行きました。サントトメ教会でエルグレコの「オルガス伯爵の埋葬」を見ることが出来ました。

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12月2日 金曜日
今日も雨でした。
写真はプラド美術館の前の通りの花屋さんです。
この日はLiadroで「ピノキオとゼベットじいさん」、「少女とゴールデンリトリバー」の二つの作品を買いました。一旦ホテルへ戻りました。日本での価格の半分だったと言っていました。

プラドとソフィアとティッセンの３つの美術館の共通券が12ユーロでした。

12月2日 金曜日
プラド美術館です。
写真はブリューゲル長男の模写「鳥わなのある冬景色」です。ブリューゲル父の作品はブリュッセルのベルギー王立美術館にあります。この作品は人気があったようです。128枚の模写があると言われています。

木の右下に鳥わなが描かれています。

12月2日
プラド美術館のブリューゲル父の作品「死の勝利」の全体図です。

12月2日
プラド美術館のブリューゲル父の作品「死の勝利」の右下の部分です。殺し合いが続いています。

12月2日
プラド美術館の
ブリューゲル父の「死の勝利」の真ん中の部分です。

12月2日
プラド美術館のヒエロニムスボッシュ(1450〜1516)の「七つの大罪」120x150cm 1480年
中央にはイエスキリストが描かれています。その周りを七つの大罪が描かれています。

ボッシュはブリューゲル父に大きな影響を与えています。

12月3日 土曜日
最後の日に快晴になりました。

マドリード15:03発ルフトハンザ4413便でパリ着17:48
フランクフルト20:45発NH210便で成田空港着15:55で戻りました。

この旅行記へのコメント （1）

• マンサフさん 2016/08/29 10:01:07

  プラドにも

  オルセ−、ル−ブル、プラ-ドも何度か拝観しました・・・典型的ミ−ハ−なんです