2018/02/09 - 2018/02/12
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norio2boさん
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アメリカの西海岸カルフォルニア州のサンディエゴにあるティムケン美術館にはブリューゲル(父)の作品が1枚あります。
ブリューゲルをたずねる旅も最終に近づきました。
5月に行く予定にしているロンドンの郊外にあるアップトンハウスにある作品1枚で一応の終了となります。
今回のサンディエゴ行きの旅程のところどころで「ブリューゲルに導かれて沢山のところへ行ったものだ」というような感慨を覚えました。
例えば、(ちょっと危ないと言われている)イタリアのナポリや(全米で一番殺人事件の多い街)アメリカのデトロイトなどはブリューゲルがなければ行かなかった所だったのかと思います。
でも実際に行ってみたら、ブリューゲルのおかげでナポリやデトロイトの素晴らしいあれこれを経験する機会を得ることが出来ました。
そして勿論、その他のブリューゲルのある街では素晴らしいその街の側面を改めて楽しむことが出来たと思いました。
さて、今回のサンディエゴでブリューゲルとはどんな感じで会うことが出来るのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
-
4Tの旅行記はなるべく早く書くようにしています。記憶が正確なうちに書いた方がよいと思います。
4Tの自分の旅行記を読み直して「そうだったな!」「こんな事もあったっけ!」とか「そんな風に考えていたのか!」と思い出す場面があります。
このサンディエゴのブリューゲルの旅行記はなぜか筆が重く感じられました。
気持ちを整理するのに時間が必要だったのかも知れません。
ーーーーーーーーーーーーー
銀座発13:00のアクセス成田で成田空港第一ターミナル着14:25着です。
ネットで予約と支払い(1000円)していたのでスムーズでした。予約番号だけ伝えると乗車出来ます。
連休前の為かとても混雑していました。
ゴールドトラックが有り難かったです。成田空港第1ターミナル 空港
-
成田発はANAのNH6で17:00です。
航空会社の競争は激しさを増しているように思います。
UAは先般の乗客引きずり下ろし事件の反省からかトップダウンでの経営改革が急に進んでいるようです。
ANAは外国人乗客の取り込みに力を入れているようです。どの便でも満席に近いようです。
ロスアンゼルス行きのゲートは56です。
ラウンジの前の広場で外国人向けの習字教室をやっていました。 -
ANAの成田ラウンジでは、毎日3時半から特別メニューをやっています。
曜日で握り寿司とか、今日はローストビーフでした。
美味しかったです。
奥さまの分もどうぞと二皿くれました。
ひとり旅なんですが、、、成田空港 国際線 ANAラウンジ (第4サテライト) 空港ラウンジ
-
ロスアンゼルス到着は予定通りの09:45でした。
入国審査はかなりの行列でした。
たまたま前にいたアメリカに駐在10年という男性と雑談しました。
ESTA取得後、アメリカ入国審査をしたら2回目からはESTAマシーン(グリーンが点灯している端末が受け付け可です)で早く出来るとの事です。
行列がだいぶ進んでから、その情報を伺ったので、今回は通常のマンツーマンで入国しました。航空会社の乗務員たちはESTAマシーンでやっていました。
サンディエゴへはLAX発11:15のUA5415ですからトランジットは1時間半でした。
入国審査終わって、いったんバゲージを受け取って再度UAに預けます。
ヨーロッパだと最初の到着空港から最終到着空港へスルーで行ってくれます。この点、アメリカは手間がかかります。
写真は国内線UAのターミナルである7番です。
ロスアンゼルス空港は楕円形にターミナルが並んでいます。
到着したトムブラディターミナルから7番ターミナルまで歩くと10分はあります。ロスアンゼルス空港到着からUAの国内線ターミナル7までの移動について by norio2boさんロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港
-
ロスアンゼルス空港の案内図です。
この看板が要所にあります。 -
ターミナル7は2階に上がって手続きです。
エレベーターに乗り込んで来たUAの女性マネジャーに出発は2階かと聞くと
「Yes、チケットを発券しましょう!」と言われました。
彼女は自動発券機でテキパキ発券してくれました。
チケットを渡しながら、親切にTSA PreのPremier Accessから入るんだよと注意してくれました。
UAの業務改善を感じました。
ゲートは80でかなり奥でした。 -
80ゲートに到着すると30分遅れでした。
更に1時間遅れて、ゲートも隣の81に変更になりました。
サンディエゴ空港ではバゲージは一番グループで出てきました。
UAはこの前のダブルブッキングで乗客を引きずり下ろした事件で目が覚めたのか、良い方向に改善されて来ていると思います。
サンディエゴ空港からホテルまではタクシーを使いました。
15+空港追加料金として2.5=17.5ドルでした。
チップ入れて20ドル払いました。
12月のワシントンーデトロイトの旅行ではチップしか現金を使いませんでした。
今回は現金を使うようにしました。
97円で買っておいたドルですので。 -
写真はホテルです。
Days Inn. San Diego Downtown Convention Center
脇の道が急勾配なのがお分かり頂けるでしょうか?
今回のサンディエゴのホテルはバルボアパークにあるティムケン美術館に近いところ、歩いて行けるところを条件に探しました。
当初に予約したホテル(クオリティインサンディエゴダウンタウン)がオーナーが変わった?とかで駄目になりました。
その次に近いディズインサンディエゴダウンタウン(それでも美術館へ2km)に変更しました。
モーテル風ホテルとは知らずに変更しました。
タクシーを降りた時はちょっと驚きました。
実際に3泊して見たら気軽で機能的で楽しいホテルでした。デイズ イン バイ ウィンダム サンディエゴ / ダウンタウン / コンベンション センター ホテル
-
ご覧のようなモーテル風の作りです。
3泊で簡単な朝食がついて274ドルでした。
車でやって来る客に対応している構造です。
フロントを通さず自分の部屋に直接入れます。
セキュリティは個人の責任になります。
外出時は入り口の鍵、テラスのガラス戸のロックを自己責任で確認する必要があります。
設備は年相応に疲れています。
メンテと部屋の清掃はしっかりしています。
浅いバスタブがあり、湯のでかたも合格点でした。
バルボアパーク方面ではなくサンディエゴ湾の方面の観光でしたら一般のホテルが沢山あります。
あちらのホテルだったら、部屋からの景色にサンディエゴ湾が見えて夕陽も綺麗だと思います。 -
朝食はここで朝の9時半迄です。
カードキーと一緒に貰ったアクセス番号を入力して入ります。
簡単な朝食でセルフ形式でした。 -
朝食後ホテルから一番近いATTショップ(写真)にプリペイドSIMカードを買いに行きました。
ーーーーーーーー
今日は土曜日です。
通りには人通りありません。
この道でいいのかな?と歩いていたら
声かけられました。
ーーーーーーーー
今度の旅行ではソフトバンクの「アメリカ放題」で済ませようと考えていました。
やり方が下手なのか、スプリントの電波を拾ってくれないのでプリペイドSIMカード購入に変更しました。
この前、ワシントンで買ったATTのカードにチャージ(トップアップ)は店頭では出来ませんでした。 -
プリペイドSIMカードの費用は37.11ドルでした。
アクティベートまでやって貰いました。
今回のはデータだけではなく音声も出来るコースです。店員さんの携帯から電話をかけてくれて音声受信も確認してくれました。
この店は日曜日でも朝10時からオープンしています。
その後ナビでティムケン美術館をセットしました。
「ご参考まで」
出発前に、現地での訪問先を電話帳に住所と電話番号を登録しておきます。住所をタップすると地図が立ち上がりますから表示が正しいか確認して置きます。
旅行先での入力はミスタッチ(キーボードの押し間違え)なんかもあって、全く違うところにナビされてしまう事があります。
電話帳でマップを立ち上げてナビを始めるとトラブルがありません。
登録名は訪問先をつけておくと電話帳の検索の時に固有名詞を忘れても出てくるので便利です。
WiFiに繋げてナビを開始してください。 -
ここからティムケン美術館までは3kmとナビが教えてくれました。
サンディエゴは西海岸の他の街と同様に坂が多いです。
平地を歩くのと坂道を歩くのでは使う筋肉が違います。体のためには坂道歩きの方が良いと言われています。
個人的にですが、現地のSIMカードを入れたスマホは「お守り」のようなものだと思っています。
写真の信号機の奥に路上生活者が3人座っています。
個人的な見解ですが、例えばこのような場合でもこの道が正しいと分かっていれば(彼らの前を)自信を持って通過出来ます。
この道で正しいのかな?~という状態の場合は声をかけられる比率が、僕の場合だけかも知れませんがとにかく多いです。 -
右側はバルボアパークです。
アメリカは基本的に車社会です。
マラソンで走っている人、サイクリングの人はいますが、歩いている人は少ないです。
公園で暮らしている人も結構いるようでした。
写真にも右の木の奥に座っている人が写っています。バルボアパーク 博物館・美術館・ギャラリー
-
ナビの画面をスクリーンショットしています。
10m先を右折して800m11分で目的地のティムケン美術館です。 -
ここを右折して歩きます。
-
バルボアパークの解説パネルです。
バルボアパーク 博物館・美術館・ギャラリー
-
右に曲がったところです。
道(Laurel Street~El Prado)の奥に見えるのがサンディエゴ人類博物館です。 -
美術館、博物館エリアへの入り口のゲートです。
-
まず、左に教会を思わせる荘厳な建物のサンディエゴ人類博物館があります。
ちょっと見て見たい気がしました。
ティムケン美術館にまず行こうと思いました。 -
噴水の周りの花壇です。
奥にあるのがサンディエゴ美術館(San Diego Museum of Art)です。
ティムケン美術館(Timken Museum of Art)は更に進んだ所にあります。サンディエゴ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
写真の左にあるのがティムケン美術館です。
正面入り口の前にはプールがあってその周りに花壇があります。 -
ティムケン美術館の正面の階段です。
ミュンヘンのアルテピナコテークで美術館の改修で見られなかった事がありました。今回は事前にメールして作品があること、貸し出しや修復の予定がないことを確認しました。ティムケン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ティムケン美術館は入場料は無料です。
10時~16:30開館
左にあるカウンターで大きな荷物を預けたり、車椅子を貸して貰ったり出来ます。
右側に簡単なミュージアムショップがあって、その奥にトイレがあります。
透明なアクリル製の寄付を入れる箱があります。 -
このソファスペースには美術館の本が置かれています。家族連れは集合場所に使っています。
平屋造りのシンプルな構造です。
この左右に展示室があります。
特別展以外の写真はOKです。 -
「Landscape with the Parable of the Sower」
「種まく人の諺のある風景」1557年
板に油彩70x102cm
額縁を入れた全体写真です。
見た瞬間に違和感がありました。 -
「種まく人の諺のある風景」作品の左上の部分です。
-
「種まく人の諺のある風景」作品の右上の部分です。
-
「種まく人の諺のある風景」作品の左下の部分です。
-
「種まく人の諺のある風景」作品の右下の部分です。
-
「種まく人の諺のある風景」の種をまく農夫が描かれている部分です。
「ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。」マタイの福音書 13:8
これを主題に描かれた作品です。
ブリューゲル(父)は農夫のズボンの前の「Codpiece コッドピース」を描き当時の農民の風俗を表現しました。
農民の生活を描いた作品ではこの「Codpiece」が農民生活のリアリティの表現として使われています。
この「種まく人の諺のある風景」には「Codpiece」の描写はありません。
ーーーーーーーーーーー
この旅行のあと成田から上野に出て一泊しました。
上野の都美術館の「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」を見に行きました。
ピーターブリューゲル(父)とヤコブグリンメル(ブリューゲル工房の一人)との共作の「種まく人の諺のある風景」が展示されていました。
制作は同じく1557年です。
板に油彩も同じです。
寸法が52x68.5cmとひとまわり小さいです。
上野の都美術館は別に旅行記にしています。 -
ウィーンの美術史美術館の「陰鬱な日」1565年の画面右下の3人の農民の部分です。
男性のズボンの前は今ではチャックです。
15-16世紀の男性用のズボンは前あきのカバー「Codpiece コッドピース」が付けられています。ブリューゲル(父)はほかの絵でもこのコッドピースをつけた姿を描いています。
ティムケン美術館の「種まく人の諺のある風景」では種を入れた籠に遮られて描かれていません。
ウィーンの美術史美術館の訪問記は
https://4travel.jp/travelogue/11112818 -
「種まく人の諺のある風景」作品の中央部分です。
小屋があってその奥に小道が続いています。白い馬が教会の方に進んでいます。 -
「種まく人の諺のある風景」の教会の部分です。
突然、教会の尖塔が森の中から頭を出しています。
教会は今にも左側へ倒れそうな傾きかたです。 -
「種まく人の諺のある風景」作品の右下に描かれている小屋の周辺です。
-
「種まく人の諺のある風景」作品の右側の中段部分です。
川辺に2艘の船が着いています。
イエスキリストの説教「種蒔く人のたとえ話」を聞きに、20~30人くらいの人たちが集まって来ている場面です。
ブリューゲル(父)の表現とは思えない出来ばえです。イエスはどこにいるのか、説教を聞いている聴衆はどんな様子なのか?
描き方は不充分です。
日本には一粒の米粒に般若心経(262文字)を書く人がいたといいます。ブリューゲル(父)はそれに負けない細密画を描きます。 -
ウィーンの美術史美術館の「ゴルゴダへの道行き」1564年板に油彩124x170cmの右上に描かれたゴルゴダの丘の部分です。
十字架が立てられその周りを人たちが大勢集まっています。群衆の一人一人がそれぞれ生き生き描き分けられているのが見て取れます。
画面に描かれている人物の大きさは「ゴルゴダへの道行き」の方が小さいです。人物は何をしているか分かります。子供連れ、子どもどうし、犬と遊んでいるなどなどが表情豊かに描かれています。
これがブリューゲル(父)の驚くべき細密描画技術なのです。 -
もうひとつブリューゲル(父)の人物表現の素晴らしさを理解する為引用しておきます。
こちらは同じくウィーンですが、1563年の「バベルの塔」板に油彩114x155cmの右下の海から建築資材を荷揚げしている描写の部分です。
塔の工事用の資材を陸揚げする作業者の丸い背中に過酷な仕事に疲れ果てたところまでブリューゲル(父)は描きあらわしています。 -
これは今日見に来たサンディエゴのティムケン美術館の「種まく人の諺のある風景」1557年板に油彩70x102cmです。
作品の中央部の部分です。
不明瞭な描き方です。
人物が描かれていますが何をしているのか分かりません。
ブリューゲル(父)の描写力をご理解頂くために、ウィーンやプラハやナポリにある作品をいくつかご紹介しました。
ブリューゲル(父)の絵の上手さは サンディエゴの「種まく人の諺のある風景」には感じられませんでした。
ーーーーーーーーーーー
ブリューゲル(父)のフォロワーズ作と作品プレートに書かれているワシントンのナショナルギャラリーの「聖アントニウスの誘惑」は1557年の作品です。
この「種まく人の諺のある風景」も同じく1557年です。
ブリューゲル(父)がアントワープの画家組合である「聖ルカ組合」に加入したのが1551年です。同じ年に当時の画壇の中心だったイタリアへの画法研修の為の3年間の周遊旅行に行っています。
1554年にイタリアからアントワープに戻ったブリューゲル(父)はすぐに油彩を始めたのではなく、版画の為の下絵を描いています。
現存するブリューゲル(父)の作品の一番古いものはベルギー王立美術館にある1555年の「イカロスの墜落のある風景」キャンバスに油彩73.5x112cmです。
この絵は初めてブリュッセルに行った2005年当時はブリューゲル(父)の作品とされていました。2016年に行った時は「ブリューゲル工房の誰かの」模写として展示されていました。
歴史年表的に考えると
種子島へ鉄砲伝来が1543年
フランシスコザビエルの宣教のための来日が1549年
ととてつもない大昔のことです。
その時代の作品が絵の具が剥落せずに残っているという事は(修復技術の進歩もありますが)奇跡的なことだと思います。
真実を実証する為には解析技術や分析技術が必要なのかも知れません。
今年(2018年)10月にはウィーンの美術史美術館で「ブリューゲル(父)の没後450年展」が開催される予定です。 -
これはプラハのロコビッツコレクションにある「干草作り」1565年板に油彩117x161cmの中央部分の遠景に描かれた風車です。
ブリューゲル(父) の建物の描き方の正確さご紹介したくて、引用しました。
尖った岩山の上にしっかりと安定して風車が描かれています。建物がしっかりと岩山の上に立っています。
「種まく人の諺のある風景」での建物はどこに立っているのか分からないです。教会の尖塔は突然緑の部分から頭を出しています。
ブリューゲルをたずねる旅?2009年ブタペストは下記です。
https://4travel.jp/travelogue/11085857 -
これはナポリのカポディモンテ美術館の収蔵作品「盲人の寓話」1568年の中央部の上の部分に描かれた教会の部分です。
デッサン力が全く違うレベルです。
しっかり建物の足元まで描かれています。
ナポリのカポディモンテ美術館の訪問記は
https://4travel.jp/travelogue/11165589 -
「種まく人の諺のある風景」の額縁の下の部分に付いている銘板です。
Parable of the Sower
Pieter Bruegel the Elder
1525-1569
Putnam Foundation
ティムケン美術館のHPのブリューゲルの「種まく人の諺のある風景」のページです。
http://www.timkenmuseum.org/collection/parable-of-the-sower/
ティムケン美術館の解説の記述を拙訳しました。
マタイ、ヨハネの福音書からの「種蒔き人の寓話」を主題としたこの絵は、北ヨーロッパの絵画の天才の一人であるPieter Bruegelによる最も早く署名された絵の一つです。左の前景の一人の農民が畑の上に種をまいています。川を渡った向こう岸には群衆が集まり、イエスの説教を聞いているのが小さく描かれています。ブリューゲルは1551年にアントワープを出発してイタリアで勉強しています。彼が帰国時に見たアルプスのやまなみは、この絵画の風景に反映されています。
同じく作品の由来についての記述です。
1924年にブリュッセルのフィエベズ・ギャラリーの公開オークションでFernand Stuyck(パトナム財団)が購入した。このオークションでブリューゲルの作品であることが認められています。その後、第二次世界大戦の直前に米国に運ばれ、サンフランシスコとワシントンD.C.で一般に展示されました。 -
他の展示です。
写真はフラッシュなしでOKです。
イコンの特集をやっていました。
イコンはギリシャ語の画像を意味するエイコーンから来ています。ギリシャ正教での聖画像のことと理解して良いと思います。ギリシャやロシアやギリシャ文字(キリル文字)を使う国に多い宗教画です。 -
イコンというと金ピカで比較的小さいサイズのものと思っていましたが大きいものがありました。
-
Luca Di Tomme
ルカディトム
14世紀のイタリア生まれの画家です。
「キリストの生涯」1355年板にテンペラ57x54cm
中央部にはイエスキリストの磔刑図
左の扉には大天使ガブリエル、キリストの降誕、東方三博士の礼拝が描かれています
右にはキリストの嘲笑と嘆きと十字架からの降架が描かれています。 -
キリストの降臨と東方三博士の礼拝の部分です。
-
右下の十字架からの降架の部分です。
-
展示室の中央にはベンチが置かれています。
ティムケン美術館は1956年にオープンしています。
設計はフランクホープ
火曜日から土曜日は10時から4時半まで
日曜日は12時から4時半まで
月曜日と祭日は休館
入場料は常時無料です。 -
ティムケン美術館の代表的な収蔵作品はこの写真のレンブラントとルーベンスです。
写真はレンブラントファンレイン(1606~1669)
「聖バルトロマイ」キャンバスに油彩123x100cm
1657年の作品です。
バルトロマイはイエスキリストの弟子です。
インド、ペルシャと伝道しアルメニアで皮剥の刑で殉教したと言われています。
このレンブラントの作品もそうですが、黒い髪に髭をたくわえナイフを持って描かれることが多いです。 -
Pieter Paul Rubens
ピーターポールルーベンス(1577~1640)
「鎧を着た若い男の肖像」1620年キャンバスに油彩
65x51cm
ベルギーのアントワープにルーベンスのアトリエ兼住居がルーベンス美術館として公開されています。
ルーベンス工房にはブリューゲル(父)の次男のヤンブリューゲル(1568~1625)は働いていました。
ヤンブリューゲルはルーベンスの9歳年上です。
ルーベンスの描いたヤンブリューゲル一家の絵があると聞きました。
ルーベンスはブリューゲル(父)の作品を認め、その画力を尊敬していました。
ロンドンのコートルドにあるブリューゲル(父)の「エジプトへの逃避のある風景」1563年は一時ルーベンスのコレクションでした。
アントワープのルーベンス美術館旅行記はブリューゲルをたずねる旅にまとめています。
https://4travel.jp/travelogue/11102907 -
この美術館を作ったティムケン一家の紹介パネルが飾られていました。
ヘンリーティムケンは1831年にドイツのブレーメンで生まれています。
1838年にアメリカへ移民としてやって来ました。
当初はニューオーリンズに住んでいましたが、その後サンディエゴにやってきました。
ヘンリーティムケンは発明家であり実業家でした。
彼が発明し実用化したボールベアリングは荷馬車の性能と耐久性を飛躍的に改善しています。
今でもこのビジネスは継続しているようです。 -
ティムケン一家はサンディエゴの家です。
ヘンリーティムケンはこの家を1887年に建てました。今でもFirstとLaurelの角にあります。 -
最後にもう一度ブリューゲル(父)の「種まく人の諺のある風景」を見ました。
-
ティムケン美術館のロビーです。
左右ガラス窓の外には庭園があって植物が育てられていました。 -
ティムケン美術館のガラスドアです。
右側に入場無料の表示です。
サンディエゴの作品を見た後の感想は奇妙でした。
期待とは違ったものでした。
旅行記としての範囲を外れて「美術論みたいな記述」になってしまったようです。 -
ティムケン美術館を終わってサンディエゴ美術館(San Diego Museum of Art)に回りました。
書きすぎた旅行記になりました。
このあとの続きは別の旅行記に書くことにします。
ティムケン美術館をでてiPhoneでビデオを撮りました。今日は少し曇っていました。
https://youtu.be/ljngezxG6Lsサンディエゴ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この旅行記へのコメント (2)
-
- tadさん 2018/03/21 00:42:11
- 凄い旅行記です!
- これは一度では消化できません。いくつか理解できた範囲でも、これは、今までのブリューゲル研究になにかを加えていると思います。また、出直してきます。ブリューゲルは真性な作品ではないものがかなりありそうですね。。。
ともかく、あなたの熱意に脱帽。。。私もブリューゲルは特別視していますが、熱意に負けています。すごい旅行記です。
- norio2boさん からの返信 2018/03/21 21:58:11
- Re: 凄い旅行記です!
- tadさん
拙い旅行記にコメントを頂き恐縮しています。
あともう一ヶ所ロンドン近郊のアップトンハウスで一応「ブリューゲルをたずねる旅」も終了の予定でした。
ニューヨークのフリックコレクションに無彩色の油彩で「3人の兵隊」という作品があるのが聞こえて来ました。
ウィーンで10月から始まる「没後450年展」も気になるところです。
今後とも宜しくお付き合い下さい。
追伸:
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旅行記グループ ブリューゲルをたずねる旅
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