2012/04/27 - 2012/05/08
7714位(同エリア10313件中)
zaruさん
2011年にウィーンの楽友協会でドレスデンシュターツカペレの演奏を聴き大変感動しました。一度、楽友協会でウィーンフィルの演奏を聴きたいものだと思っていました。
帰国して楽友協会のホームページを見ていると、2012年5月2日にベルリンフィル、5月6日にウィーンフィル、ネトレプコの演奏会があることを見つけました。チケットを手に入れて他のヨーロッパのコンサート情報を調べていると4月29日にロンドンでブーレーズ指揮ロンドン交響楽団のコンサートがあり、5月4日にブダペストでブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートがあることがわかりました。
このためロンドン・ウィーン・ブダペスト・ウィーンとまわることにしました。他にロンドンフィル、ロイヤルオペラ、ハンガリー国立オペラの演奏を楽しみました。
4月30日は
ミレニアム・マイル
バッキンガム宮殿
ロンドン・アイ
コートールド・ギャラリー
ラム(パブ)
コヴェントガーデン
Simpson's in the Strand(夕食)
ロイヤル・オペラ・ハウス
を観光しました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日も朝食をしっかり摂り、朝食のレストランから2階へ上がってみました。階段の途中の窓のステンドグラスがきれいでした。
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途中の階段は大理石で作られ重厚な内装です。
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前日までの雨と異なり、朝から快晴でした。ホテルの部屋からラッセルスクエアーを見たところです。
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ホテルを出て左側に行きバス停から68番のバスに乗りました。ウォータールー橋を渡った所にあるバス停で降りました。バス停から階段を下り、テムズ河沿いの遊歩道を散歩しました。天気が良いため絶景です。ナショナルシアターの前のミレニアム・マイルからサマセットハウスを撮影しました。
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歩行者専用のハンガーフォードブリッジも往復してみました。
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歩いてサウスバンクセンターの前を通りました。2日前のコンサートでテムズ河が見えたホワイエも見えました。
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ビッグアイはまだ動いていませんでしたので、後で乗ることにしました。
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天気が良く、空気が澄んでいるので、どこもきれいに見えます。
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ウエストミンスター橋を渡り、バッキンガム宮殿に向かいました。
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ウェリントン兵舎です。
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ウェリントン兵舎では近衛兵が整列していました。衛兵交代まではまだ時間がかかるので、やめにしました。
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セント・ジェームズパークの池の東端です。花も良く咲いていました。
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バッキンガム宮殿です。
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クィーン・ビクトリア記念碑です。良く見ると、今の女王のほうが相当美人です。
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バッキンガム宮殿の横のグリーン・パークではチューリップが満開でした。
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The Mallを歩きセント・ジェームズ・パークの中に入りました。
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リスもいました。金髪のかわいい女の子がえさをやっていました。
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なぜかペリカンもいます。
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ビッグ・ベンの前まで戻った時に、ちょうど10時になり時報の鐘が鳴りました。なかなかの迫力でした。
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ウエストミンスター橋を渡りビッグアイに戻りました。せっかくの好天なのでビッグアイに乗ることにしました。10時過ぎに行列に並び、チケット購入と乗車の順番にそれぞれ並び、乗ったのは11時20分でした。チケットはインターネットで予約できるようなので事前に買えばよいのでしょうが、天気が予想不能なのであきらめて並ぶしかないのかも知れません。
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近くから見るビッグ・アイはまさにビッグでした。
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カプセルに乗り込むところです。20人ぐらいが大急ぎで乗りこみます。列の前は中国人の家族で、夫は流暢な英語を話し社交的な人でした。妻と子供は昨日中国から出てきたような感じでした。私はここでもまた係員に中国人として扱われ、妻だけ日本人と思われていました。
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天気が良いのでかなり遠くまで見通せました。ここは、雨上がりの晴天の日がお勧めです。
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ビッグ・アイの一番高いところから、隣のカプセルを撮ったところです。
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旧ロンドン市庁舎の中にあるチケットセンターに並んでいる人たちです。建物に入ってからも時間がかかるので、これで約1時間待ちでした。
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チケットを買った後も20分位並びました。
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ウォータールー橋を渡り、コートールド美術館に入りました。入口は工事中でわかりにくかったです。月曜日は入場料金が無料でしたが、混雑はしていませんでした。エレベーターで最上階に上がり、そこから、階段で降りながら絵を見て回りました。印象派で有名な美術館ですが、家に飾るような大きさの絵が多く、持って帰りたいような絵ばっかりでした。それぞれの部屋の中央にベンチがあり座ってゆっくり鑑賞できます。
今回、思ったのですが、印象派の絵はある程度離れて時間をかけて見ていると絵が遠近感を持って見えてきます。そのあと、近くで見るとこんな風に書いていたのかと興味が持てました。人の多い日本の美術館では無理な鑑賞法でしょうが、この美術館はあまり混雑していないのでこのような絵画を楽しむことが十分可能でした。セザンヌも今まで良さがまったくわかりませんでしたが、ここにきて初めて良い絵だと認識できました。あまり大きくなく絵を鑑賞しやすい美術館でお勧めだと思います。 -
その後歩いてオペラハウスの近くに行き、写真を撮った後、地下鉄でラッセルスクエアーに戻りました。地下鉄の出口からホテルと反対側に歩きました。少し歩くとショッピングセンターもありました。
反対側は病院でした。 -
そこから川側に曲がりLamという名のパブに行きました。お店の前はお花が飾ってあり、きれいです。中に入ると地元のおじさんが2人でビールを楽しんでいました。もう一人おじいさんがいて白ワインと食事を楽しんでおられました。美味しそうでした。店は長身の美人の女性が一人でやっていました。夫婦でビールをそれぞれ楽しみました。2人で4.1ポンドでした。夕食を予約していたので食事は頼みませんでしたが、試してみても良かったかと後で後悔しました。
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ホテルに戻って休憩しました。ホテルの朝食のレストランを外から見たところです。5階ではホテルの人が鳩の巣を片づけていました。
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ホテルで休憩して5時から地下鉄でコヴェントガーデンに行きました。かなりの人出です。紅茶専門店のティーパレスで紅茶を買いました。上品そうなお店でした。
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夕食のためにコベントガーデンから道を渡ってすぐのところにある、Simpson's in the Strandに行きました。5時45分からインターネットで予約していましたが、時間丁度に付いたため、まだ準備が出来ていないと待たされました。しばらくして、席に案内されましたが、当然ながら一番乗りでした。内装はとても豪華です。
このあとしばらくして、日本人客が3組ほど来ました。夕食のメニューを持ってきましたが、プレシアターメニューを頼みました。プリフィックス2皿で30.25ポンドです。ワインはCrozes Hermitageのハーフワインで20.5ポンドでした。ワインだけはとても美味しかったです。イギリスはワインの輸入国のため目利きのバイヤーがそろっていると聞いたことがありますがうなずける美味しさでした。
前菜は、妻はカボチャのスープを頼みましたが、自分が作った方が絶対美味しいと力説していました。私が頼んだハトも堅くあまり美味しいとは言えませんでした。 メインは二人ともローストビーフを頼みましたが、今まで食べたローストビーフの中で一番不味かったです。前日に食べたサンドイッチに入っているローストビーフの方が圧倒的に美味しかったです。
その後、イギリスに住んだことのある人と話すことがありましたが、スーパー等で売っている原材料はとても美味しいのに、レストランで出す料理が、なぜあそこまで不味くなるのか不思議と言っていました。ある意味天才かも知れないと盛り上がりました。会計は100ポンドを少し超えました。 -
少し引き返し、ロイヤルオペラハウスに向かいました。レストランからすぐ近くです。手前のガラス張りの建物がホワイエです。中もガラス張りでとってもきれいでした。
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こちらは入口です。
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少し引き返し、ロイヤルオペラハウスに向かいました。レストランからすぐ近くです。19時30分開演でプッチーニ作のボエームを鑑賞しました。2月8日にインターネットで予約しました。指揮はSemyon Bychkov、ミミはAnja Harteros、ルドルフはJoseph Callejaの予定でした。ところが、4月20日に配役変更のメールが来て、ミミはCarmen Giannattasioという新人の方に変わりました。チケットは2月8日に予約しました。インターネットはなかなかつながらず、初日は諦めて翌日の朝、やっと席をとることが出来ました。
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席はStalls Circle Left A 42でした。ボックス席の1階の1番前の席でステージが見やすくて音響も良かったです。スカラ座のように個室になってないので開放感があります。内装は豪華でした。観客も私の周りはロングドレスにブラックフォーマルの人はいませんでした。普通のスーツで良かったです。休憩のホワイエでシャンパンを楽しむ人たちはブラックフォーマルの人が多かったので、上階のDress Circleは違うのかも知れません。
前半、テノールのJoseph Callejaは流石にうまく声もよく出ていました。しかし、後半は声の輝きが落ちて行った気がします。
ソプラノのCarmen Giannattasioは、前半、音が固く声も出ませんでしたが、後半は固さもとれたのかなかなか良かったです。カーテンコールの時に深々とお辞儀をした後に前につんのめって手をつきました。体が柔らかそうです。
指揮のSemyon Bychkovが良いのか、オーケストラは上手で良く歌っていました。特にミミが死んだ後のオーケストラの演奏は絶品でした。
しかし、こちらは旅行の疲れが出て後半は十分に音楽を楽しむことが出来ませんでした。休憩時間はホワイエでシャンパンを楽しむ予定でしたが(シャンパンとプログラム付きのチケットを買いました。)、飲むと寝てしまいそうであきらめました。
ホワイエはガラス張りで綺麗でした。ブラックフォーマルの人が多く日本人は気後れする雰囲気でした。体調が悪く、ホワイへの壁際にある水を飲んで良いかと聞くと遠来の客をもてなすロイヤルオペラのおもてなしだとユーモアたっぷりの口調で言われ、むっとしました。
水を飲んで一息つき後半を聞きましたが、二人とも半分寝ていました。終演後は舞台演出家の方の20周年か何かのお祝いを舞台上で長々とやっていました。これを見ながらやっと目が覚めました。連日連夜時差ボケでコンサートを聞くのはさすがに無理だと痛感しました。
11時が終演で、地下鉄でホテルに戻りました。治安は良いようでした。
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