2015/07/14 - 2015/07/16
50位(同エリア408件中)
Halonさん
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ウズベキスタン二日目はサマルカンドをすっ飛ばしてブハラに到着。移動にはなるべく寝台列車を使いたくてタシケント⇒ブハラ⇒ヒヴァ⇒サマルカンドというルート取りにしてみた。それと闇両替上もブハラまで来たほうがレートが有利らしかったのも理由のひとつ(実際はそうでもなかった)。
【交通】
7/14 Kogon ⇒ Bukhara マルシュルートカ 500スム
7/15 Bukhara ⇒ Kogon マルシュルートカ 500スム
7/15 Bukhara 20:30 ⇒ Navoi 22:04 開放寝台 82,000スム
7/16 Navoi 2:50 ⇒ Urgench 13:05 開放寝台 上記に含む
7/16 Urgench駅前 ⇒ バザール 19番バス 700スム
7/16 Urgench 14:50 ⇒ Khiva 15:43 18番トロリー 1,000スム
【宿泊】
7/14 ブハラ Hotel RUSTAM&ZUKHRA ドミトリーAC、朝食付 10ドル
【為替】
1,000スム≒30円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7時10分、ブハラ駅に到着。駅はブハラから10kmほど離れたカガンにある。ブハラ行きの268番マルシュルートカにはいつでも乗れそうなので、近くに見える建物を見物することに。
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中には入れなかったが、何やら立派な建物。
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その後マルシュルートカでブハラへ向けて出発。ところが500mほど走ったところで突然故障!お客は全員降りて逆もどり。途中でもう一台ひろってブハラへ。
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ブハラの停留所から目当ての宿までは徒歩2分ほどで着いた。
As-Salam Boutique Hotel ホテル
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周りにまともなレストランが見当たらなかったので、宿で1ドル払ってこの日の朝食を取る。なかなか盛りだくさんだ。チーズにヨーグルト、ポテト、フルーツジャムにクロワッサンと全部好きなものばっかし。
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ドミトリーは10ドルで(明日の)朝食付。久しぶりにシャワーを浴びて、エアコンの効いたベッドの上で昼間から爆睡。エアコンは苦手だが、さすがにこの暑さでエアコン無しという選択はないなあ。
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夕方から観光開始。まずはラビハウズ。四角い池の周囲にレストランのテーブルが並んでいる。
ラビハウズ 滝・河川・湖
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ラビハウズの東側にあるナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。鳳凰の緑が青地の中で一際映える。太陽の中にイスラム教では問題の顔がある。
ナディール ディヴァンベキ メドレセ 史跡・遺跡
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その北西のクカルダシュ・メドレセ
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内部は見学自由だがお土産屋。日本人はお得意さまのようで日本語で売り込みを受けた。
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タキと呼ばれるバザールを通り抜ける。
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カラーン・ミナレットのある広場に来た。
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ミル・アラブ・メドレセは夕陽を浴びて綺麗。対面のカラーン・モスクは逆光なので明日入ることにする。
ミル アラブ メドレセ 史跡・遺跡
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門の内側までは入れた。
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内部への立入りは断られた。
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物売りさんからピロシキ1個購入(1,000スム)。
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絨毯売り場の奥に工房があったので見せてもらった。
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丸屋根のタキ・サルガロンに入ってみる。
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中に並ぶ楽器。
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アブドゥールアジス・ハン・メドレセ。
アブドゥールアジス ハン メドレセ 史跡・遺跡
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門上部の造形と色彩が見所。
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お土産屋のカラフルな帽子。
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手作りハサミの店。
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ハサミにオス、メスがある。
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店の横に張られた線に水を流して涼むのだそうだ。
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ヒヨコ豆と羊肉のスープは油たっぷり具だくさんで見かけよりもお腹にたまる(6,000スム≒180円)。
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ラビハウズの周囲では結婚記念写真撮り中。
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旅行中に初めて5リッター入りの水を買った(3,000スム)。1日2リッター以上は飲み干しているので、すぐに無くなる予定。
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宿の目の前で完熟トマトを売っていたので500g購入。4個で1,000スム=30円。安い!美味い!同室のイタリア人に見せたら「トマトは生じゃ食べない」と言っていた。イタリアではあくまでも食材のようだ。
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ウズベキ初ビール(5,000スム≒150円)。夜は宿の中庭でイタリア、アルゼンチン、イギリス人と談笑。彼らは3人で夕食に出かけたが葬式に紛れ込んでご馳走を食べてきたのだとか。自分みたいな人が他にもいたんだなあ。さっき付いていけばよかったなあ。
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7月15日(水)6時すぎに朝の散歩。
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イスマイール・サーマーニ廟まで来てみたが、あいにくまだ木陰。もう少し遅く訪れたほうがよかった。
イスマイール サーマーニ廟 史跡・遺跡
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892〜943年作。イスラム初期の建築様式として注目されている。モンゴル軍来襲時に土に埋もれていて破壊を免れた。こじんまりしたプロトタイプがインドのファイブラタを連想させた。
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暫く待つとだいぶ日が当たってきた。
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同じ公園内にあるチャシュマ・アイユブ。ここは朝早すぎて開いてなかった。とんがり屋根がユニーク。
チャシュマ アイユブ 史跡・遺跡
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バラハウズ・モスク。20本のクルミの柱が並ぶ。
ボラハウズ モスク 寺院・教会
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アイヴァンという建築様式はのちにサマルカンドやヒヴァ、カシュガルでも目にしたが、これが初対面だったので特に感動。
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天井の文様がすばらしい。
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アルク城の外壁は独特の曲線。
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きのう逆光だったカラーン・モスクに入場。早朝で係員がいなくてフリーで見学。
カラーン モスク 寺院・教会
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カラーン・ミナレットは近くで見ると彫りが複雑で迫力がある。
カラーン ミナレット 寺院・教会
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ラビハウズの西側に建つナディール・ディヴァンベギ・ハナカも朝日を浴びているうちに見学。精緻な文様がすばらしい。
ナディール ディヴァンベキ メドレセ 史跡・遺跡
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宿内の交換レートがよかったので100ドルを440,000スムに交換。財布には入らないので持参した封筒に分けて入れる。それをリュックに放り込む。札束がかさばり過ぎてお金ではなく物扱いに降格。
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ヒヴァへの移動はシェアタクシーを考えていたが、宿で聞いたら1人20ドルもするとのこと。この暑さでは日中の移動というのも気が進まない。そこで急遽、夜行列車を検討。
宿から東へ15分歩いて右折すると列車チケット販売店がある。そこでウルゲンチ行きを購入。翌日は運休と分かり、やむなく今夜の夜行を購入。途中のナボイ駅で乗換えが必要。額面は65,396スムだったが手数料込みで87,000スム(2610円)も取られた。 -
宿に戻ってチェックアウト後、中庭で時間調整。郊外にあるスィトライ・マヒ・ホサ宮殿に行く準備をしていたら、運悪く水曜休館になっていた。まあ行く前に気がついただけでも良しとしよう。
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気を取り直してチョル・ミナルへ。ここは通りから奥まっていて探すのに難儀した。
チョル ミナル 史跡・遺跡
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お土産屋の日陰で休憩。
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ラビハウズ畔の店でホットドッグ。
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入場料1,500スム払ってナディール・ディヴァンベギ・ハナカ内の小さな展示館へ。
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展示物よりも内装がきれいだ。
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最後にもう一度ラビハウズを見てからカガン駅へ移動。
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駅にはすぐに入場できず外の椅子に座って待つ。
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まず乗り込んだのはタシケント行き。
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向かいの親父さんが親しく話しかけてきた。ジャガイモと羊肉のおかずを勧められて一緒に頂く。
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10時過ぎにナボイ駅で下車。ここで2時50分まで列車待ち。ベンチでたっぷり寝るつもりだったのに、横になると警備員が起こしに来るので一睡もできなかった。駅の温度表示はこの夜中でも38度。駅から外出できたとしても駅前は真っ暗の田舎駅。鉄道を選択したのは失敗だった。
2時40分、無事に列車を間違えずに乗り込めた。自分の寝台に誰か寝ていることも覚悟していたが、そんなことは無く1ヶ所だけちゃんと空いていた。少なくとも同じ車両にここから乗ったのは自分だけのようだった。 -
7月16日(木)日の出
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午前中から車内の温度は急上昇。向かいのおばさんは棒に付いた扇をくるくる回しながら風を送っている。
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12時1分、アムダリア川を渡る。
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砂漠地帯に入ってきた。
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13時10分、定刻5分遅れでウルゲンチ駅に到着。とにかく暑い。
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駅を出て右手の切符売り場に逃げ込む。2日後のサマルカンド行き寝台を確保。57,500スムは納得の値段。エアコンの効いた屋内から外に出るのに勇気がいる。
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駅の南500mほどにあるヒヴァ行きトロリーバス乗り場を目指して炎天下を歩く。少し遠回りでも日陰を選んで歩く。乗り場付近まで来てみたがトロリーバスも乗客も見当たらない。そもそもトロリーの架線が無い。どうやら情報が古いようだ。いつもなら1km先のバザールまで歩くところだが、この暑さでは命の危険すら感じる。とにかくバスに乗ろう。
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駅から走ってきた19番バスに乗りバザールへ。ヒヴァ行きの乗合いタクシーはすぐ見つかったが、タクシーを無視して歩く家族連れがいたので付いていく。
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するとバザールを通り抜けた先に探していたトロリーバス乗り場を発見。
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発車前に買い食い。美味しいソフトクリームが500スム(15円)と格安。最初に作ったのは先が折れたので作り直していた。
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ヒヴァまでの所要時間は歩き方に2時間と書いてあったが、50分ほどで到着。イチャン・カラの北東にあるこのテント前が終点。次回、灼熱のヒヴァ編へつづく
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この旅行記へのコメント (4)
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- ishicameraさん 2015/09/24 08:15:01
- 宿のお母さん
- Halonさん こんにちは。
懐かしの宿が!宿のお母さんすっごく親切で、ご飯美味しかったので、印象深いです!
お母さんお元気でしたか?
両替レートがいいのは相変わらずなんですね〜
お客さんたくさんいるようで、良かった!!!
- Halonさん からの返信 2015/09/24 09:13:04
- RE: 宿のお母さん
- そうそう、ishicameraさんもあの宿でしたね。旅行記を参考にさせて頂きました。
宿のお母さんはちらっとお見かけしました。お元気でしたよ。宿の運営のほうは娘さんたちがメインでされていました。宿の中での両替はレートはよいし安全、安心だったので助かりました。移動手段についてもいろいろと情報を貰えてよかったです。
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- こぼちゃさん 2015/09/23 21:16:14
- 綺麗な建築がたくさん
- 今、ウズベキスタン旅行を終えて帰宅中なのですが地方は建物が綺麗で見所もたくさんありそうですね。私はタシュケントだけで終わってしまったので見所も少なく不完全燃焼でした。Halonさんの闇両替の記事は参考になりました。それにしても最高額紙幣が1ドル程度の価値しかないとはどういった経済状況なのか不思議でたまりません。続きの旅行記楽しみにしています。
- Halonさん からの返信 2015/09/24 09:01:12
- RE: 綺麗な建築がたくさん
- こぼちゃさん お帰りなさい。
シルバーウィークはウズベキスタンだったんですね。
私はタシケントのほうを素通りしてしまったのですが、ブハラやヒヴァは街が丸ごと旧来の建物でタイムスリップ感が味わえました。
輪ゴムでとめた紙幣の束も初体験でした。カードも普及してないようだしお金持ちはどうやって大金を持ち歩くんでしょうね。そのうち高額紙幣を発行するなりデノミをするのだとは思いますが。
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