シルクロード再び５▲イーニン観光後カザフスタン入国

2015/07/08 - 2015/07/10

昨年、宿泊を断られ続けたイーニンでやっと泊まれた。イーニン市内を観光後、翌日はカザフスタンへ陸路入国。２０１５年７月１５日まではビザ免除期間だ（その後２０１７年まで延長された）。
国境近くの町ジャルケントからアルマトイまでバス移動。その後シムケント行き夜行バスに乗り継げた。よし、明日はウズベキスタン入国だ。いや待てよ、肝心なことを忘れてた！

【交通】
7/8 ウルムチ南19:55 ⇒ 伊寧6:59 5815次 硬座 75+5元
7/9 伊寧駅 ⇒ 林則徐紀念館 17路バス 1元
7/10 伊寧9:30 ⇒ ホルゴス11:06 ワゴン 19.5元
7/10 ホルゴス ⇒ Zharkent ﾏﾙｼｭﾙｰﾄｶ 100元
7/10 Zharkent 15:15 ⇒ Almaty 8:57 バス 1,500テンゲ
7/10 Almaty 22:05 ⇒ Shymkent 9:32 バス 2,600テンゲ
【宿泊】
7/9 伊寧 伊桟青年旅舎 ドミトリー 50元(Booking.comで予約）
【為替】
1元≒20円、1テンゲ≒0.7円

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

１０時５８分、ウルムチ駅にさぼど疲れずに到着。

駅前には行き先のプラカードを掲げたお姉さんが待っている。駅前から国際バザールまで散歩。

途中で軽く昼食。肉無しポロ（８元）。

二道橋大劇院のポスター。「私に１時間ください。一千年をあなたへ」

二道橋市場 市場

二道橋市場内にあった間口の狭い楽器屋。隣ではマトリョーシカを売っている。

バザール内の楽器屋で店主の弾くドゥタールをしばし鑑賞。

バザール内のドライフルーツ店。日光が射し込み明るい。

国際大バザールに建つ巨大ミナレット。

カシュガル名物らしき食べ物。

１９時５５分発５８１５次でイーニンへ向かう。

７月９日（木）６時５９分、イーニン駅に到着。

１７路バスで「林則徐紀念館」下車後、３０分歩いて伊機青年旅舎にたどり着く。Booking.comで予約していたがフロントの様子では部屋が確保できていない様子。確かにＹＨＡのサイトで見ると満室になっている。他の宿でも感じたがBooking.comには最新情報が反映されてない傾向がある。とりあえず荷物を置かせてもらって充電も済ませる。スタッフが親切にもスマホの外部電源を貸してくれた。

シンジャン イーヂャン ユース ホステル ホテル

最寄のバス停を教えてもらい、いざ行動開始。

４路バスに乗って文化一条街までやってきた。

ここにはウイグル族伝統の家並みが続いている。

このオレンジ茶色は去年も見た。懐かしい。

金属オブジェのようなモスク。

移動八百屋の若大将と地域のお婆さんたち。

こんな家の門だったら楽しいだろうな。

５路バスでイーニン大橋へ。

ちょっと寄り道。またまたスケルトンタイプのモスク。

スマホ地図で博物館を見つけたので先に行ってみる。目に付いた都市計画館＆科技館に入る。中は撮影禁止で巨大都市模型などがあった。肝心な博物館は工事中で入れず。

イーニン大橋に着いたが川原が広すぎて水が見えない。

川原に下りて水辺まで来ると川というより池に見えた。なんかイリ川のイメージと違うなあ。本流はまだ先にあったようだ。

新疆に来たのでラグメンを頂く。ニンニクの茎たっぷりのラグメン（１３元）。

１２時過ぎに戻ったら部屋が確保できていたのでシャワーを浴びてしばらく昼寝。ここは４人部屋のカードロック式で室内にシャワー、トイレがありwifiも使えたが、唯一気に入らないのは女性部屋が男性部屋の内側にあるので、その出入りがうるさかったこと。なんでこんな構造にするかな？

夕食は碎肉飯というのを注文（１３元）。これもトマトのやさしい味で当たりだった。

ユースの周りは下町風情だった。午後１０時を過ぎてもまだ明るい。率先して寝ないと寝不足になる。

新疆に来るとウースービールを飲みたくなる（４．５元）。

７月１０日（金）中国入国から１５日目なので今日中に出国が必要。バスターミナルに行くとホルゴス行きの相乗り白タクから盛んに誘われるが、別段急ぐ必要もないので断ってバスチケットを買う。

パンを買いだめ。カザフスタンよりは中国のパンのほうがおいしい。たぶん玉ネギをまぶしてあるせいだと思う。

９時半にイーニンを出発。

１１時６分、ホルゴス国境から１ｋｍほど手前のバスターミナルで降ろされた。

歩いて国境審査所へ。手前で１００元を２８００テンゲに両替。思ったほどひどいレートではないので、ここで２００元換えておくべきだった。
出国審査はデジカメ写真検査が無くなっていた。去年の検査はなんだったんだ？

行列しているときに話したロシア人ツーリストとカザフスタン国境まで乗せてくれる車を探すが、数台停まっているマルシュルートカは１００元などとべらぼうな金額を言ってくる。去年は２０元だったのに。だがこれしか手段がないようだ。バスは乗客者リストをたてに乗せてくれない。一方トラックにも同乗できないルールになっていた（国境通過後ならＯＫ）。
１００元＝３０００テンゲは通常価格のようで他のカザフスタン人も同額を払っていた。国境を抜けてすぐ降りても３０ｋｍ先のジャルケントに行っても同額。だが半分以上の乗客は国境でアルマトイ行きの相乗りタクシーに乗り換えていた。

僕は終点のジャルケントまで乗ってバスを待つことにした。アルマトイ行きのバスは１日５本。次は３時１５分。運賃は１５００テンゲ（約１０００円）と安い。

アルマトイでシムケント行き夜行バスに乗り継げればいいな。でもそのときに両替所が無ければ買えないから手前で両替しておこう。まずマルシュルートカの運転手に両替を持ちかけたが断られた。

レストランの客に両替を持ちかけたが法外なレートを言ってきたのでこっちが断る。最終的に物売りのおばちゃんと両替。６０元＝１５００テンゲ（１００元換算だと２５００テンゲ）とかなり悪いレートだが仕方が無い。このときはどうしても換えたかった。

アルマトイまでの道はたいした風景でもないが、

たまたま写りこんだ標識は牛のマーク。

午後６時１０分、食事休憩。食事しているのは運転手と数名の客だけ。

８時５７分、アルマトイのバスターミナルに到着。さっそく窓口でシムケント行き購入。１０時５分発の窓側が取れた。よし、これで寝れる。シムケント行きは午後７時半から１１時１５分までで６本走っていた。運賃は２６００テンゲ。

窓口の反対側に両替所があった。先ほど慌てて両替する必要は無かったなあ。

バスはリクライニング席。乗車後たいへんなことを思い出した。ウズベキスタンのビザ申請時に入国日を７月１３日としていたのだ。ということはカザフスタンにあと２泊しなければならない！？しかも安宿がないシムケントで。この旅最大のチョンボ！気分は一気にブルー。

深夜にトイレ休憩。ステップ気候の夜は冷える。

７月１１日（土）朝６時前、どこかの町に着いたようだ。

８時４０分、列車と交差する。

恐竜の里？ラクダ？

９時過ぎにシムケント市内に入る。さて２日間どうやって過ごすかな。