
2015/07/31 - 2015/08/03
9位(同エリア40件中)
Halonさん
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中国西端のカシュガルから非空調列車を乗り継いで張掖まで2500kmの大移動。
途中どこにも寄らないのも芸が無いのでクチャ(庫車)に24時間滞在。
【交通】
7/31 カシュガル16:27 ⇒ クチャ3:20 7558次 非空調硬座 40元
8/2 クチャ3:30 ⇒ トルファン14:00 7558次 非空調硬座 35元
8/2 トルファン16:05 ⇒ 張掖4:39 T296次 空調硬座 156.5元
【為替】
1元≒20円
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝は老城ユースの周辺を散策。この辺りも道が入り組んでいる。
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三階建てのベランダの造りが独特。
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路地だけ見ると中国には見えない。
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小ぶりの烤包子(2元)を買ってみたが肉汁がなく塩が効き過ぎていて今いち。
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カボチャのこぶがグロテスク。
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パミールユースの手前に並ぶゴールドショップ街。
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直径50cmほどもあるパンを移動食用に購入(3元)。
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新疆ではカップ麺もムスリム対応。
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16時27分発のウルムチ南行きに乗車。
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ブドウ畑を通り過ぎ、
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七色の山が見えてきた。
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向かいのおばちゃんの荷物はなぜか北九州市の指定ゴミ袋。
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車内は扇風機のみだが灼熱地獄ではない。去年は砂埃がすごくて窓が開けていられなかったが、今回は全く大丈夫。
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向かいのおばちゃんの信じられない行動。せめてサンダルは脱げよ。
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砂の海に浮かぶ島のような景観。
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8月1日(土)3時20分、深夜のクチャ駅に降り立つ。中国の硬座(二等車)は駅に着く30分くらい前から服務員が「○○駅にもうすぐ着くぞ〜 寝るなよ〜」と叫んで回るので乗り越す心配は少ない。
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駅前は商店の灯りが煌々と点いている。地面に寝ている親子連れの近くにカッパを敷いて星を見ながら寝た。
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7時過ぎにようやく明るくなってきた。
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7時48分、駅前のバス停に始発の16路バスがやってきた。女性ドライバーはクラクションを何度も鳴らして、駅前で寝ている客がほとんど乗り込むまで待った。
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8時28分、町の中心部にある金鹿客運站で降ろされる。
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バスの広告はレッドブルのウイグル・バージョン。
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公園にあった銅像はまたもや楽器を持っている。オシュからの流れがまだ続いている。
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靴履きのパジャマ男。
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クチャのパン、でか!
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モナエシディン・マザールに行ってみたがまだ開いてなかった。
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亀茲古城へ行く途中で見つけたモニュメントはまたまた楽器を持っている。歌や踊りが切っても切れない民族なのだなあ。
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亀茲古城は看板が無ければただの土の塊だが、よく見るとレンガ形状の跡があった。壁にしては分厚いから櫓の跡かな?
亀磁古城遺跡 史跡・遺跡
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隣の杏花園にも寄り道。
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稼動している気配が無い。
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動物園とあるがやたら狭い。園内には人工スキー場まであるらしい。
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百度マップに従い古城を求めて枝道を進む。
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看板を見つけたが、
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この土塁がそうなのか?
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近所の農家にお邪魔してお茶を飲ませてもらう。
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このお宅の中学生が別の場所にも古城があることを教えてくれた。
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なるほど城壁の跡らしい土盛りを発見。
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塀の先は車道で遮られて、その先にさきほど見た亀茲古城が見えた。なるほど。もとは繋がっていたんだ。
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続いてはクチャ大寺の方へ歩いてみる。柵で囲まれた墓の形状は初めて見た。
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感じのいい石畳の道に出た。先に進むのが楽しくなる。
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道の名前はサカサカ街道。
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窓から覗くと縫製工場。
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男の子たちはポーズを取ってくる。日本人だと言ったら驚いていたけど「きのうはアメリカ人が来たよ」と教えてくれた。
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ローカル食堂でうまそうな麺を食べていたので同じものを注文。
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スープはインスタントっぽい味だけど肉とトマト入りでおいしかった(5元)。
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昔の中国を思い出させる窓。
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茶房に集まる男達に挨拶。日本の千円札を珍しがって回し見してくれる。価値を聞かれて「50元だ」と答えるとその場で「換えてくれ」と言われるので60元と答えるようになった。それでも別の場所で「100元出してもいいから換えてくれ」と言われたことがあり、そのときは喜んで交換に応じた。
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団結新橋の横には市場が広がる。
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この円錐形の売り物は石鹸だった。黄色が洗濯用、白が入浴用。
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かち割り氷入りのヨーグルトが大人気。氷が不安だし、今夜も移動するので食べるのはやめておいた。
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男たちが地面に書いた盤面で勝負中。
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クチャ大寺は外側だけ見学。
庫車大寺 寺院・教会
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きれいな色彩の家が続いていた。
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クチャ王府の前では列車内で向かいにいた家族と偶然にも再会。
クチャ王府 城・宮殿
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その近くには清代の城壁が残る。
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クチャ民間収蔵博物館は昼休み時間だったが尋ねてみたら入れてくれた。門で記帳すると女性係員があくびしながら案内してくれた。
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展示室が4つあったが、そのうち第1展示室だけ鍵を開けて見せてくれた。
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ほかに地元の革命戦士らしい方の展示館がひとつ。
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館内のブドウ棚で摘み食い。こちらのブドウは虫が全く付いていない。摘果や害虫駆除などしていそうに見えないのに。
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郊外にある千仏洞まで行けるバスの気配が無いので、このモニュメントまで歩いてUターン。
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8路バスに乗って金鹿客運站まで戻る。今どき0.5元のアイスを売っていた。暑いので団地のベンチでしばらく休憩。
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モナエシディン・マザールの中を見学。
モラナ エシディン マザール (黙拉納額什丁麻扎) 史跡・遺跡
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礼拝中の男性が数名。
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珍しくムスリムの男性から写真をリクエストされて撮る。
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絨毯店の前の歩道は広くないといけない。
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ウチャ民族特色餐飲街で食べ物を物色。ここにはスーパーがあったのでバーコード式ロッカーに荷物を入れて手ぶらになる。
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烤包子は一個1.2元。あとから入ってきた若者たちは一人で20個くらい食べていた。なるほど、水ギョーザ感覚で食べるものらしい。
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民族風味美食一条街の二階に上がってみると想像とは違う世界が広がっていた。
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酒を売る店ばかりが80軒ほどずらりと並ぶ。
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中の小部屋には化粧の濃いお姉さんが座っていたりして飲み屋以外に付加価値がある模様。
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16路バスで駅へ戻る。まだ外は明るいがバス停のベンチで4時間くらい寝ていた。幸い最終バスは終わったので誰にも邪魔されず、適度に車は通るのでうるさいけれど安心感あり。
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8月2日(日)夜中の1時ごろ駅の待合室に入る。夜中でも1時間に1〜2本は列車が発車するので、そのたびに服務員からたたき起こされた。
3時過ぎに改札を出てホームで整列させられる。 -
列車に乗り込んだら窓側のつもりで買った80番席が3人掛けの真ん中の席になっていた。この客車には保安服務員席が設けてあり、その分の席がずれるのだ。これじゃあ寝れないな。と諦めつつも窓側の席を指差すと座っていた男性が内側にずれてくれた。ラッキ〜!おかげで窓に頭をあててゆっくり眠れた。
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車内の売り子さんは去年と同じ欧米風の彼女。
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2時過ぎにトルファン到着。10人ほどの列に並んで張掖行き硬座券を入手。この程度の距離だと直前でも余裕で買える。駅前にたむろする宿の客引きに聞いてみたが外国人は宿泊不可だった。
吐魯番鉄道駅 駅
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トルファン駅のホームでは特産のハミ瓜やブドウを売っている。昼間のトルファン駅は耐えがたいほどの暑さではなかった。
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16時5分発の列車に乗る。空調車なので涼しいが値段は倍以上する。向かいのうら若き乙女が足を伸ばしてきた。日本でやったら驚かれるだろうが中国では普通。写真を撮っていると少しは抑止力になる。
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進行方向に向かって右側に火炎山が見えないかと思っていると、かわりに西部劇みたいな風景が広がり始めた。
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白いドーム屋根はなんだろう?
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夜9時半ごろの太陽。
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毎度お馴染みの果物売りは最初こそ定価の15元で売っていたが、途中からどんどん値下げし始めた。10元→2つで15元→2つで10元、、、
3つで10元になったところで向かいの男たちが満を持して買い込んだ。その後も 2つで5元→1つ2元、ここで一気にまとめ買いする客が現れた。僕も慌てて洋ナシ3個パックを2元で購入。向かいの男たちは苦笑い。もうこれが最後だろうと思っていたら次は 4つで5元と言ってきた。ここで隣のおばちゃんが購入。やられたな。そして最後に 1つで1元まで下落。ここでスモモ4個パックを1元で購入。そこまで下げてもなお売れ残っていた。最初の15元はいったい何だったんだ? -
早朝4時39分、張掖に降り立つ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- kayoさん 2015/11/03 22:33:38
- 商魂、たくましい。
- Halonさん、今晩は〜☆
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
長距離の移動、お疲れ様でした!
日本の千円札、そんな良いレートで交換出来るんですね。
見た事も無い紙幣、家に持って帰って壁にでも記念に貼って置かれるかと。
最後の果物売り、最初は高くで売っておいて利益が出たら在庫処分?
中国人でも中国人にやられちゃうんですね。
ちょっと笑っちゃいました。
kayo
- Halonさん からの返信 2015/11/04 19:13:51
- RE: 商魂、たくましい。
- kayoさん、こんばんは
中国人も最近は豊かになったようで、レートなんか度外視して欲しい千円札を手に入れる男性がいました。日本人に会った証拠を隣人に見せたりするんでしょうね。
私のほうは良いレートに味をしめて、その後も千円札を財布の中に常駐させましたが、さすがに二匹目のドジョウは現れませんでした。
果物売りはれっきとした国鉄職員でして、普通はあそこまでディスカウントしないんですが、ちょっと驚きました。
-
- こぼちゃさん 2015/11/03 18:03:22
- デカパン
- パンの大きさと金額の安さに驚きましたが、どんな釜で焼いているのかとても気になりました。
それにしてもウイグル地区の町並みはどこも中国とは思えない景観ですね。
旅行記の続きが楽しみです。
- Halonさん からの返信 2015/11/04 18:53:15
- RE: デカパン
- こぼちゃさん、プロフの写真が変わりましたね!
こぼちゃさんは緑のイメージなので慣れるのに暫くかかりそうです。
パンの釜は内側にぺたっと貼り付けるタイプだったと思いますが、あのでかいパンがよく落ちないなあとか、パンの大きさによって釜の大きさが違うべきだなあとかいろいろ疑問がわきますね。次に出会ったら注目したいと思います。
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