2015/08/05 - 2015/08/10
26位(同エリア144件中)
Halonさん
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旅の最後は再び蘭州の愉快な宿に立ち寄り、緩めの観光に身を任せる。上海でもゆるゆる。時間の無駄使い旅。
【交通】
8/4 張掖23:58 ⇒ 蘭州6:30 K9662次 硬座 75元
8/8 蘭州12:29 ⇒ 上海11:25 Z166次 硬座 240+5元
8/10 上海浦東8:45 ⇒ 佐賀11:15 春秋航空 10610円(運賃3000+燃油5500+空港税1800+手数料310)
【宿泊】
8/5~7 蘭州 Love Youth Hostel テント 24元,22元
【為替】
1元≒20円
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
23時58分発のただ寝るだけの列車で蘭州へ6時30分に到着。1路バスを「公交集団」で降りて見慣れた歩道橋を右へ曲がると、
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ラブ・ユースホステルのあるマンションが見えてきた(ラブホではありません)。
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ベランダ内のテントに荷物を置いて一休み。隣にはテントがもうひとつ増えていた。ここにはカリフォルニアから来たお姉さんが入居。テント民どうし「ハ〜イ、ネイバーズ!」とハイタッチ。
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朝食は水煎包子4個で2元。上海名物だと思うけど上海で食べたことはない。気に入ったので3日連続で食べた。食後はシャワーを浴びてスマホを閲覧。その後は昼寝。
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午後3時、スーパーで買い物するために外出、ついでに散歩。
歴史のありそうなリャンピー屋台のお父さん。 -
牛肉麺屋の求人は麺を延ばす人、揉む人、スープ、皿洗いと別々に雇うようだ。
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蘭州の町中にはモスクがごろごろ建っている。
言葉はきれいな標準の北京語を話す人が多い。道行くおばさんの発音がテレビドラマ並みにいいので聞きほれてしまう。 -
百度マップで山へ向かうつづら折れの道があったので目指してみる。
この手の浴場にはいまだ入ったことがない。試しに中を見学。 -
狭い廊下の両側にシャワー室が並んでいた。プラケースが衣類入れとして横向きに取り付けてある。
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牛肉麺屋で漿水麺(6元)を注文。出てきたのは青菜入りのシンプル麺。牛肉麺よりはあっさり味で食べやすい。
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店の接客はこの少年が一手に担っていた。
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モスクの礼拝時間表。
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文化財を示すプレートが門の横にあったので扉を叩いてみると、中から上半身裸の男性が不審気に顔を出した。
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事情を話すと快く招き入れてくれた。中のテーブルでは酒盛り中。その先の中庭を一通り見学させてもらう。
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その後は「まあ飲め!」と白酒を勧められるも肴のほうは勧められず。「日本人でも山田や三宅姓の人は中国からの移民だ。日本人のルーツは中国人。」と永ちゃんのように熱く語るおっさん。
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平安橋を渡って崖の対岸に渡る。
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西坪拱北清真寺。
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1986年に建設開始した新しい寺院。
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断崖の土地いっぱいに複雑に建て増しされたような造り。
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敷地で比べたらエイティガール寺院より広いだろう。
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白いドーム・モスクの中。
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墓の形は土地ごとに特徴が出る。
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モスクを管理する老人に招き入れられ敷地の脇の一軒屋へ。
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お茶とパンに貴重なハチミツを奥の戸棚から出してきてくれて恐縮する。
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10分ほど歩いて奥にあった灵明堂まで来た。
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この日の観光が3日間の中で一番充実していた。スーパーへの買い物ついでに散歩しただけなのに、分からないものだ。
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夕食は羊肉麺片(9元)。
夜に気になる情報を得た。西安の手前の鉄橋が豪雨のために流されて、蘭州から西安へ向かう全列車が不通だと言うのだ。鉄橋の復旧が数日で終わるはずもなく、バスで西安まで行くことを本気で考え始めた。上海発の帰国便に乗れない事態を想像すると、観光どころの気分ではなくなる。スマホで中国語の情報を閲覧したいがうまくいかず、中国人の助けを借りる。中国鉄路の発表やウェイポーのつぶやきがリアルタイムで情報を得る手段となった。唯一自分でも見れたのは列車の遅れ情報の閲覧。 -
8月6日(木)病院の敷地を通って黄河沿いのバス停から25路バスに乗る。
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付いたのは「蘭州水車博覧館」。まずは目に付いた「敦煌芸術館」に立ち寄る。敦煌の有名窟がいくつか再現してありモニターで360度回転させて窟内を見ることもできた。内部は撮影禁止。
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水車博覧館には黄河沿いに大きな水車が8基ほどあり、
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水車で回る石臼で豆をすり潰す体験コーナーなど水車に関する展示が揃っていた。
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散水車が走り回る大通り。
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中心部の西関什字あたり。
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西関清真寺。
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大モスクの外観はSF的。
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牛肉麺はもう飽きたので牛肉麺屋で干拌麺を頼んでみる(12元)。これが美味かった。トマト、ピーマン、ニンニクの茎、木耳、玉ネギ、牛肉がトッピング。
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西湖公園に集う音曲好きの皆さん。
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朝ご飯用に甘いパンを調達して帰る(2元)。
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8月7日(金)今日は50路バスで西固まで当てもなく行ってみた。市場でひまわりの種を売っていた。1個が3元(60円)くらいするので結構もうかりそう。この種を生で食べたのは初めて。ローストしたものとは別の食べ物で生々しい。
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金城公園という大きな公園があったので軽く散歩。
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公園のそばの金城媽媽菜は大人気。番号札を取って15分ほど待つとお一人さま席に通された。
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マーボー豆腐(3元)、ライス(2元)、デザートに甜醅子(3元)を注文。人気の訳はこの安さ。途中で頼んでもいないジュースが出てきたが、これは少しでも待たされたお客への一律のサービス。もし60分以上待たされた場合はさらに1割引。やるな、限りなく資本主義に近い社会主義。
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次は68路バスで黄河の北岸へ。
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蘭州植物園で降りたが想像と違って地味。
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園内を一通り回って地図にある道をたどって北へ歩くも行き止まりですごすごと南門へ戻る。
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この辺りは農家楽(農家の庭先でお茶や料理を食べて過ごす店)を営む家が連なっていた。
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その先は殺伐とした光景。地図で想像したのと全く違う光景にがっかり。外したなあ。
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最終目的地としていた寺が半分はげ山の上に建っていたので今日の観光にくぎりをつけるために登る。
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中腹の寺を見学。宋代の儒学者、朱子が祀ってあった。
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胴体にコインを纏った超合金猛牛。金運に恵まれるのかな?
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園内はスプリンクラーが作動していて、ツルツルの石の階段に水が流れていた。下りになり嫌な予感がしたので慎重に歩を進めたつもりが、見事に足元がすべり一瞬スローモーションの後で階段の角に腰を強打。やっちまった!とりあえず骨折をしなかったのは不幸中の幸い。
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腰を押さえながら頂上に登る。結局、痛みが取れるまで10日くらいかかった。
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頂上からの眺め。
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寺の壁がトンペイ壁みたいに味がある。
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麓にいた大きな耳の賢人像。
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帰りは雨に降られて20路バスに逃げ込む。黄河を渡って帰宿。
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8月8日(土)12時29分発の上海行きに乗る。ラサに行ったことはないがラサ発の列車に乗るのは2回目。西安の手前の鉄橋が復旧できて助かった。一時は西安までのバス移動を本気で考えていたから。
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LEDが光って奏でるコマの車内販売。最近はスマホ移動電源の販売が増えてきた。
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南京を通過中。
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上海駅前は雨上がり。日差しが無いから遠足日和。
上海駅 駅
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南へ歩いて橋を渡る。歩行者用の階段をうまく見つけた。
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千里香餛飩王というワンタン屋は上海中でよく見かけるチェーン店。
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薄利多売形式と自ら名乗るだけあって、
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ワンタン20個入りスープが6元と激安。ビール3元も追加してクーラーの効いた店内で寛ぐ。
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隣で食べている冷ワンタンもでかくて美味しそう。次回はあれは頼もう。
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今回も量り売りの酒を買う機会が無かったなあ。
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地図上に”フェイク・マーケット”とあったので寄ってみると、多くの外国人が買い付けに来ていた。
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絵画ギャラリーに立ち寄ったりしながらブラ散歩。
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上海博物館は長蛇の列で入る気がせずお土産屋だけ見てきた。夏休みで日曜なので来るタイミングが悪すぎた。
上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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歩道橋の下の店には有名人が来ているらしく、出待ちする人で溢れていた。
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家の前に蛇口が並んだ路地裏に進入。
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歩き回るうちに上海老街まで来た。
上海老街 散歩・街歩き
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30年前から在りそうなハムの缶詰を売る店。
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屋根の形が面白い。
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豫園からすぐの場所にあった下町の商店街。
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大衆理髪店はカット6元!パリ・ヨーロッパ風パーマもあるよ。
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バターナッツ・カボチャ。
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騫逸先生が館主の「不良館」はフィギアの店でした。
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豚足と野菜2種+ライス、スープで10元。豚足が思いのほかボリュームあり。
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8月10日(月)上海浦東空港に一泊してから春秋航空カウンターでチェックイン。
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今麦郎のカップ麺が朝ごはん。スープの小袋が4つも入っていて感心する。
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春秋航空で佐賀へフライト。春秋体操が無くなって寂しい。
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大牟田まではリムジンタクシー。相乗りの奥さんは日本に嫁いだ中国人妻とそのお嬢ちゃん。上海ではスマホで同じ方向に走る車を探して乗せてもらうサービスがあるそうで、タクシーより安く行けるとのこと。
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二両編成のワンマンカーに乗って帰る。
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人民元は5年前に1元=13円で調達したものを使用。もし1元=20円で計算すると総費用が25,000円ほど高くなる。手持ちの人民元が無くなったら中国には行きにくくなるなあ。
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