2014/03/29 - 2014/03/29
33位(同エリア1176件中)
キートンさん
そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・
そんな想いから始まった今回の旅。
ペルー3日目、いよいよその最大の目的をかなえる日がやってきた。
マチュピチュ村に連泊するので、丸1日マチュピチュ遺跡を堪能できる本日。
まだ観光客が少ない朝のうちからじっくり遺跡を見学します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
ホテル出発の8:00まで時間があったので、少し散歩をした。
ホテル横にはナイター設備のある広いグランドがあり、昨夜も夜遅くまで青少年たちが練習していた。 -
マチュピチュ遺跡の方向は、いい感じの青空が見えている。
-
ホテルの朝食は、ビュッフェスタイル。
まあ、品数は多くはないけど朝食なのでこんなもん。 -
8:00にホテル出発。
バス乗り場へと向かう。
ワクワクのひととき。 -
ここからバスで遺跡入口まで運んでもらう。
(写真は翌日撮影のもの) -
九十九折りの「ハイラム・ビンガム・ロード」をバスは上り、どんどん標高を上げて行く。
3月下旬はこの地域では雨季の終りで非常に微妙な時期。
この晴れ間なら出だし上々といったところ。 -
マチュピチュ村から20分少々で、遺跡入口にある「マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ」前に到着。
-
遺跡内にはトイレがないので、この遺跡入口でトイレ休憩。
トイレは有料で1USドルだったかな? -
8:45頃、いよいよ遺跡に入場。
写真で何度も見た光景まであと少し。 -
色々なプレートが貼ってある。
ここは適当にスルーして先を急ごう。 -
出ました「ワイナピチュ」!
マチュピチュにこの山は欠かせない。 -
最初に目の前に現れるのは、「コルカ」と呼ばれる貯蔵庫。
食物や農具の保管庫となっていた。 -
「コルカ」が並ぶ手前のジグザグの石段道を上って行く。
眼下に谷底を流れるウルバンバ川も見えている。
このジグザグ道を上りつめると・・・ -
ついにマチュピチュで最もお馴染みのこの光景が広がる。
-
当然ここでは写真撮影タイムとなる。
とりあえずレトロ風に。 -
ジオラマ風も合わせてお馴染みの3点セット。
-
「コンドルの神殿」の方向を望遠で。
-
こちらは「主神殿」の方向。
-
晴れて良かった!
「マチュピチュってホンマにそんなに凄いのか?」
少なからず抱いていたそんな疑問が一掃された。
やっぱり実物の臨場感は違うわ! -
一度「インティプンク(太陽の門)」の方向へ少し進んでから「見張り小屋」の方を見ると、少し違った雰囲気となる。
-
イチオシ
「ワイナピチュ」に向かって左の方に進んで行くと、マチュピチュの西側斜面が見えてくる。
午前中は「ワイナピチュ」の東側斜面に日が当たり、西側斜面が陰になっている。 -
「見張り小屋」を望遠するとすでに多くの観光客が見られる。
-
西の端まで来た。
この先は「インカの橋」へと続く道になる。 -
西側斜面の段々畑。
東側斜面の畑とは日当りの時間帯が異なることを利用して、農業試験場としても機能していたという。 -
棚田100選に入れたいような風景だな。
-
西側斜面(というより絶壁)の下には、ウルバンバ川が流れる。
ウルバンバ川はこの周辺で何度も蛇行し、ワイナピチュの周りも3/4周して流れる。
残りの1/4周分の細い尾根にマチュピチュの遺跡がある。 -
「主神殿」と「メイン広場」。
-
「見張り小屋」
読んで字のごとき役目をしていたようで、ここから街にサインを送っていたようだ。 -
記念撮影もテンション上がるよね。
絶好のコンディションだもん。 -
イチオシ
「見張り小屋」だけに、街を見下ろす見晴らしの良い高台にある。
-
ウルバンバ川は意外にもアマゾン川の源流の一つで、太平洋ではなく、遥かに遠い大西洋へと流れて行く。
アンデス山脈の分水嶺はリマとマチュピチュの間を通っているということになる。 -
「カリャンカ」、「作業小屋」を遠望。
その手前には長い階段が続いている。 -
「マチュピチュ」は、1450年頃に造られたといわれる。
16世紀前半、スペイン軍はインカの都市をことごとく破壊していく中、麓から見えないマチュピチュはスペイン軍に見つかることなく、ほぼ無傷のまま残った。
インカ帝国の滅亡から400年近くを経過した1911年、ハイラム・ビンガムによって発見された。 -
「市街地入口」から見る「ワイナピチュ」。
-
「市街地入口」から見上げる「見張り小屋」。
-
「カリャンカ」と呼ばれる訪問者の休憩所。
その向こうに東の山々を望む。
谷が深く切れ込んでいる地形がわかる。 -
「作業小屋」
建材の石の加工がおこなわれ、職人の住居でもあった。 -
「メイン広場」と「ワイナピチュ」。
-
「主神殿」
三方に壁があり、開いている面が「神聖な広場」に面している。
正面右側が崩れかけているが、地震によるものと考えられ、ハイラム・ビンガムの発見時にはすでにその状態になっていたらしい。 -
「インティワタナ」付近から見たマチュピチュ山。
右寄りに石切場がある。 -
背後の山の形をしているという石。
山頂が雲にかくれていて明確ではないが、そんな雰囲気はする。 -
「インティワタナ」と呼ばれる日時計。
-
体で何かを表現したい気持ちはよくわかる。
そんな雰囲気にあふれている。 -
「ワイラナ」と呼ばれる、儀式を行う前やワイナピチュに登る前の準備室として使われたわらぶき小屋が2つ見える。
-
狭い階段をぞろぞろ下りる。
マチュピチュ遺跡は起伏が多い。
そこそこの体力がいる。 -
イチオシ
「農業試験場」
農作物の品種改良が行われたという。 -
「インティワタナ」の丘とマチュピチュ山。
下から見るとかなりの急勾配。 -
「メイン広場」と「技術者の移住区」。
空が近い! -
「ワイナピチュ」の頂。
いくつもの石垣が見える。 -
「聖なる石」と「ワイラナ」。
この「聖なる石」も、背後の山の形になっている。 -
「ワイナピチュ」への登山口。
ここから登山できるのは、7:00〜8:00に200人、10:00〜11:00に200人、の1日400人のみである。
事前予約が必要。 -
「ワイラナ」は遺跡の北端。
ここで折り返す。 -
マチュピチュで見かけた花。
花の名はわからず。 -
ここは「3つの入口の家」あたりかな?
「3つの入口の家」は、手工芸・ケチュア語・天文学・歴史などを教えた「学校」のような施設だと推測されている。
実はこのあたりで私を含めた数人がツアー団体とはぐれてしまった。 -
先回りして、「天体観測の石」まで来た。
その結果、「2階建ての家」や「一枚岩の階段」は見れずじまい。 -
無事再び合流して先へ進む。
「コンドルの神殿」への階段。 -
「コンドルの神殿」
自然石と石を組み合わせた半地下の建物。
牢獄だったという説もあるが、コンドルをモチーフにしていることから神聖な場所だったという説が有力だとか。 -
イチオシ
気持ち良さそうな緑の広場。
ゴロ寝したい! -
「太陽の神殿」と「ワイラナ(準備室)」。
-
このあたりには「16の水汲み場」があり、僅かながら水が流れている。
-
マチュピチュにも複雑な石組がある。
-
「太陽の神殿と陵墓」
自然石の上に石積された上部が「太陽の神殿」となっている。
上部に見える東向きの窓は冬至に、南に向いている窓は夏至に、太陽の光が真っすぐに差し込み、聖なる石を照らしだすように設計されているという。
上部の石積のカーブは、マチュピチュでここだけに見られるもの。 -
下部の「陵墓」。
自然の洞窟を利用し、中に石積で飾り棚を造っている。
発掘品から、大地の神パチャママの神殿だったという説がある。 -
「王女の宮殿」、「太陽の神殿」、「ワイナピチュ」が並ぶ風景。
ここから「太陽の神殿」の南側の窓が確認できる。 -
石積の間から見上げる、「見張り小屋」と「マチュピチュ山」。
-
「王の別荘」付近で見かけたウサギ。
-
リャマもよく見かける。
-
東斜面に広がる、「アンデネス」と呼ばれる段々畑。
標高差による気温差を利用し、上部ではジャガイモなど、下部ではトウモロコシやコカなどを栽培したという。 -
「コルカ」と呼ばれる貯蔵庫が斜面に並ぶ。
ジャガイモを乾燥させたチューニョ、キヌア、乾燥リャマ肉などの食料のほか、農具や土器なども保管されたという。 -
12:15頃、約3時間30分かけて午前中のガイド付き遺跡見学は一旦終了。
面積はそれほど広くないが、高低差のある立体的な遺跡で、実にみどころ豊富だった。
どこにカメラを向けても絵になる光景。
数ある世界遺産の中でもトップの人気を誇るのもうなずける。
今日はこれで見学が終わるわけではない。
午後からもまだまだこの「天空都市」を堪能しますよ〜
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