2014/03/27 - 2014/03/27
16位(同エリア334件中)
キートンさん
そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・
ペルーの治安と交通事情を考えるとやっぱりツアーかな・・・
しかし南米のツアーってスケジュールが過密だし料金高いよなぁ・・・
そんな時発見したのが「現地合流プラン」なるもの。
HISのimpresso「感動体験ペルー8日間」、3月下旬出発成田発399,000円が、現地合流プランでは200,000円だという。(いずれも一人参加なら20,000円の追加料金が必要)
つまり現地リマまでの往復は自力で手配することになるが、言いかえると自由にプランを組めるということになる。
ペルーまでの往復の格安航空券を調べてみると、燃油サーチャージ諸税込みだと20万円近くなるので、これだけではメリットは薄い。
そこで、せっかく遥か南米まで行くのなら、アメリカ〜ペルー間でみどころの豊富である程度個人旅行のしやすく物価も高くないメキシコを加えるとどうなるのか?
大阪→ニューヨーク→リマ(ペルー国内ツアー参加)リマ→グアナファト(メキシコ国内個人旅行)カンクン→大阪
上記のフライトの格安航空券を全日空&ユナイテッドで、燃油サーチャージ諸税込みで20万円以内で見つけることができた。
よし!これでこの旅がより充実したものになりそうだ!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
というわけで、往路は乗継と観光を兼ねてニューヨークに1泊、ペルーはツアーに合流し5日間滞在後、ヒューストン経由でメキシコに入り、8日間国内を移動しながらカンクンから帰国するというプランに落着いた。
立寄り1日目(3/25):大阪→成田→ニューヨーク
立寄り2日目(3/26):ニューヨーク→リマ
1日目(3/27):リマ→ナスカ→リマ
2日目(3/28):リマ→クスコ→マチュピチュ
3日目(3/29):マチュピチュ
4日目(3/30):マチュピチュ→クスコ
5日目(3/31):クスコ→リマ→
6日目(4/1):→ヒューストン→グアナファト
7日目(4/2):グアナファト→サン・ミゲル・アジャンテ
8日目(4/3):サン・ミゲル・アジャンテ→テオティワカン→メキシコシティ
9日目(4/4):メキシコシティ
10日目(4/5):メキシコシティ→メリダ
11日目(4/6):メリダ→チチェン・イツァ→カンクン
12日目(4/7):カンクン→トゥルム→カンクン
13日目(4/8):カンクン→ロサンゼルス→
14日目(4/9、10):→羽田→大阪
上記の1日目〜5日目(3/27〜3/31)がHISのツアーに参加で、それ以外はいつも通りの個人旅行となる。
今回の旅は、移動図からもわかるようにフライトが全11回(ナスカの遊覧飛行を除く)と非常に多いのが特徴。
うち、リマ〜クスコ間の往復はツアーに含まれ、メキシコシティ→メリダのメキシコ国内線は別途単独で手配した。
その他の7フライトは全日空とユナイテッドの便となるが、全日空の便もユナイテッドとのコードシェア便であり、全てユナイテッドのセットで購入できるので格安になるようだ。 -
ニューヨークから約8時間のフライトで、ほぼ定刻の21:00過ぎにリマ・ホルヘ・チャベス空港に到着。
空港に到着すると、早速50USドルをペルー通貨のヌエボソル(以下ソル)に両替した。
今回、1万円弱の円以外の現金は全てUSドルで持って行った。
空港での両替は50USドル→130ソルだった。
1USドル約104円で両替していたので、1ソル40円で両替したことになる。
空港からミラフローレス地区のホテルまでタクシーで60ソルだった。
ホテルには22:30前に到着。
今日明日2泊するホテルは「ブリタニア・ミラフローレス」。
(写真は翌日夕に撮影) -
HISのツアー本体は、ヒューストン経由でリマ22:25着の予定なので、私の方が先にホテルに到着した。
チェックインの時にメッセージがないか聞いてみると、明日の集合時間と出発時間を教えてくれた。
部屋にも同じ内容のメッセージの紙が置いてあった。
部屋は十分な広さで不満はないレベル。
翌日はナスカに日帰りなので朝が早い。
24:00頃就寝しようとした頃、ツアー本体のバスが到着した気配を感じたが、そのまま就寝した。 -
翌日の朝、集合時間の少し前にロビーに下りると、すでに数人のツアー参加者がいて、袋詰めの朝食が置いてあった。
この時が私にとってはツアー参加者や添乗員との初顔合わせとなった。
朝食はサンドイッチとフルーツジュースだったと記憶するが、ロビーで食べてもバスに乗ってから食べても自由だった。
その他ロビーではコーヒーを飲むことができたが、それはバスに持ち込めない。
ホテルを出発したのは、4:30頃だったか。
まだ夜明け前で真っ暗な中のスタートなので、明るくなるまでバス内は消灯でガイドもない。
バスが走り出してしばらくした時、海沿いの丘に大きな十字架が見えた。
以後、仮眠したので最初のトイレ休憩まで写真を獲ることはなかった。 -
夜が明けた6:00過ぎ頃、トイレ休憩。
2〜3ソルでミネラルウォーターを購入。
コンガス(炭酸入り)とシンガス(炭酸なし)があるので表示を確認すべし。 -
明るくなると、リマの現地ガイド・マルコ氏によるガイドが始まった。
日本人の最初のペルー移民は、横浜を出航した「佐倉丸」に乗ってこの近くに上陸したらしい。
ネットで調べた情報では1899年のことのようだ。 -
ガイドの参考資料が適宜回覧されてくる。
「ナスカのカレンダー」には、地上絵で知られる絵柄も多くみられる。
「ナスカの地上絵」を描いた「ナスカ文化」は紀元前後〜800年に栄えていたという。
地上絵の目的は、いくつか説があるものの、定説はなく謎に包まれたままだ。 -
トゥクトゥクみたいな3輪自動車。
結構よくみかける。 -
海に近い道路を南下して行く途中にいくつもの町を通過する。
大半が平屋建てだが、気になるのが屋根の上に突き出た鉄筋が多いことだ。
クスコなどでも見かけることになるが、後にガイドに聞いてみると、やはり将来2階3階へと増築する時を考えての処置だという。
しかし地方には貧しい世帯が多く、増築に至っていないのが現状であるらしい。 -
9:00前にピスコという町の飛行場に到着。
ピスコはリマとナスカの地上絵の中間くらいにある町で、ここからセスナ機で地上絵を見に行く。
リマからナスカの地上絵までは片道450km近くの距離があり、日帰りするにはハードなスケジュールとなる。
そこで、約200km手前のピスコからセスナで向かうことによって時間短縮するというスケジュールになっている。
ほとんど待ち時間なしで、スムーズにセスナに搭乗。 -
9:00過ぎにはすでに離陸態勢に入った。
下方が見えなければ話にならないので翼は窓の上方に付いている。 -
セスナは乗客12人乗りくらいだったかな?
往復約60分、地上絵遊覧約30分でトータル約90分のフライト予定。 -
操縦席の機器類。
-
戦闘機っぽい飛行機発見。
-
離陸直後、一瞬海岸部を飛行するがその後は内陸ばかりの飛行となる。
ナスカは海岸から約80km内陸側に栄えたのだという。 -
砂漠や山岳部を通過して行く。
-
進行方向左側には砂漠地帯の遥か彼方にアンデス山脈の山並みが見える。
-
ほとんど降水量のない地域だが、農場は結構見かける。
-
極度の乾燥地帯にもかかわらず大きな川が流れている。
アンデスからの水はこの地域に暮らす人々に計り知れない恩恵を与えているのかもしれない。 -
10:00前、いよいよ地上絵の地域に入ってきた。
最初は「クジラ」。
う〜ん、デジカメの液晶モニターではどこが写ってるのか良くわからん!
結果、大失敗。
「クジラ」は写真の右側。
あまく見ていた。
地上絵撮影、かなり難易度高いぞ! -
次は「Trapecios Trapezoids」という幾何学図形。
まあこれはとらえやすい。 -
「宇宙人」。
黒めの山肌に描かれているので、これも写しやすい。 -
翼の下に「サル」が見えてきた。
-
デジカメの液晶モニターではわかりにくいので、作戦変更して広角側で撮影することにした。
この写真は、「サル」が写っている周りをトリミングして構図を整えたもの。 -
「イヌ」見えた。
広角で撮っても失敗してしまった。
トリミングしても切れた部分はどうしようもない。
「シリ切れイヌ」となった。 -
有名なのが見えてきた。
「ハチドリ」接近中。 -
なんでやねん!
またやっちゃったよ、「シリ切れハチドリ」。 -
あ〜、ちょっと気分悪くなってきた・・・
写真が上手く撮れないからじゃない。
両側の乗客に公平に地上絵を見てもらうために、セスナ機が右に左に交互に傾くためだ。
水平飛行中に気分を整えなければ・・・ -
イチオシ
今度は「コンドル」。
これはバッチシ撮れた。 -
次は「クモ」。
小いさ!
まあ所詮クモだから。 -
次は見つけやすい。
ミラドール(展望台)の近くに、「木」と「手」の二つの地上絵があるからだ。
「木」は根っこが下で、いい感じで撮れた。 -
「木」と「手」。
ここまでで地上絵の遊覧飛行は終了。
なお、このほか「フラミンゴ」と「オウム」を見ているはずだが、うまく撮れていなかったのでカット。
このあと、約30分かけて再びピスコに帰る。
帰りの写真が1枚もないのは、酔いそうになったせいなのか、あまり記憶がない。
後に聞いた話では、大半の人が酔い止めの薬を飲んでいたらしい。
酔い止めの薬など気休めにしかならないと思うが、気休めでも飲んでおいた方が良かったかも・・・ -
11:30頃、海辺の昼食のレストランに到着。
着席してから料理が出てくるまで結構待つ。
でも、黒っぽいトウモロコシみたいなおつまみは、意外にイケる。 -
最初は「セビチェ」。
魚介類のマリネでペルーの名物料理だとか。 -
次は、正直わからんけどガイドブックの写真からすると、「アロス・コン・マリスコス」では?
いずれも美味しかったかは正直覚えていない。
ツアー初日でまだ緊張感が抜けずだった。
まずくはなかったのは確かだが・・・ -
デザートのアイスクリーム。
1時間以上かけて昼食終了。
いつも旅行中の食事は、眺めの良いところでピクニックするか移動中や移動の合間にさらっと済ますので、こういう食事は正直間が持たない。 -
イチオシ
レストラン前は浜辺。
こんな素朴な風景が何気にいい感じ。 -
ピスコは港町で漁業が盛んなようだ。
-
通りの風景。
-
13:00頃、ピスコを出発。
大通りの真中ではスイカ売り。 -
砂漠地帯を行く。
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進行方向右側の席だったので、往路は時々海も見えてが、復路は砂漠の風景が続く。
-
復路のバスも半分くらい寝てたかな?
気が付いたらリマの近郊まで戻っていた。 -
17:00頃にはホテルに到着。
夕食は18:30からで、「ロモ・サルタード」というペルー料理だったが、写真を獲るのを忘れた。
牛肉の細切り、タマネギ、トマト、フライドポテトを炒めたもの。
写真はそのあと出てきたもの。 -
デザートのケーキ。
今日は早朝(というより夜中)の出発で寝不足ぎみだったが、その甲斐あって地上絵のフライトの待ち時間もほとんどなく、かなり順調に旅程を消化した。
少し遅れるとフライトでかなり待たされることもあるという。
「ナスカの地上絵」自体はそれほど期待は大きくなかったし、実際見て想像していたものとそう変わらなかった。
ただ、バスの道中やセスナから見た風景は、このあとに行くクスコ〜マチュピチュの風景とは全く違っていて、異なるペルーの一面を見て雰囲気を感じることができた。
他の国では見られない「地上絵」という独自の文化を目で確認したことと、ペルーの海岸沿いの乾燥地帯にひとときでも身を置いたことが今日一日の成果だった。
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