そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・<br />そんな想いから始まった今回の旅。<br /><br />ペルー3日目、いよいよその最大の目的をかなえる日がやってきた。<br /><br />マチュピチュ村に連泊するので、丸１日マチュピチュ遺跡を堪能できる本日。<br /><br />午前中に遺跡をひと通り見学を終え、後編では「インティプンク（太陽の門）」まで往復して、残りの時間をマチュピチュ遺跡でのんびり過ごします。

中南米古代文明＆コロ二アル紀行2014 / ３日目(3/29)後編

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2014/03/29 - 2014/03/29

40位(同エリア1176件中)

#遺跡・歴史

旅行記グループ中南米古代文明＆コロニアル紀行 2014

キートンさん

そろそろマチュピチュに行っとかないとなぁ・・・
そんな想いから始まった今回の旅。

ペルー3日目、いよいよその最大の目的をかなえる日がやってきた。

マチュピチュ村に連泊するので、丸１日マチュピチュ遺跡を堪能できる本日。

午前中に遺跡をひと通り見学を終え、後編では「インティプンク（太陽の門）」まで往復して、残りの時間をマチュピチュ遺跡でのんびり過ごします。

エリア

マチュピチュ周辺(ペルー)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 3.0

グルメ: 3.5

交通: 3.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

昼食は「マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ」でバイキング。

ここでの食事はかなり値が張るらしい。

ツアーに組み込まれているとはいえ、しっかり食べておきたい。
午後は基本的に自由行動だが、希望者はオプショナルツアーとして「インカ道ウォーキング」に参加する。

実際は大半のツアー参加者がこのオプションに参加したようだ。

13:30前、マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジを出発。
午後に入り、ワイナピチュの西側斜面に日が当り始めている。
東側斜面のインカ道を上って行く。
左側には深い谷と急峻な山々。
石が敷かれた細いインカ道を上って行く。
マチュピチュが徐々に遠くなり、ワイナピチュの山容も少しづつ変わってきた。
歩き始めてから45分程度で、「タンボ」と呼ばれる場所に到着。

「タンボ」は宿泊施設だったようだ。
昼からも好天が続き、結構暑い。

日影でしばし休憩。
岩にトカゲ。

日本で見るトカゲよりはやや大きい。
再びインカ道を行く。

結構細い山道。
終盤、急な石段も上る。

道は整備されて歩きやすいが、たまに浮き石があるので注意が必要。
14:40頃、「インティプンク（太陽の門）」に到着。

結構人いてる。
急峻な山肌の下にウルバンバ川が流れる。
歩いて来たインカ道とマチュピチュの方向。

ここから見るとワイナピチュってあんな形をしてるんだ・・・
マチュピチュ遺跡を遠望。

やや逆光ぎみ。
イチオシ

ここもセピア風に撮っておこう。

九十九折りのハイラム・ビンガム・ロードがよくわかる。
その昔、クスコからインカ道を歩いて来た人たちは、ここでマチュピチュの姿を初めて目にしたことになる。
遥か下を流れるウルバンバ川は、この周辺で何度も蛇行を繰り返しながらやがてアマゾン川へと流れていく。
良く見ると、激流のウルバンバ川に架かる橋とペルーレイルの操車場（たぶん）が見える。
昔の旅人にとって「インティプンク（太陽の門）」は、マチュピチュへの入口であり関所であった。

この門をくぐり、マチュピチュへの1歩をしるした。
15:00過ぎに下山開始。

もと来た道を戻る。
「タンボ」の傍らにある「儀式の石」。
人が去った後の「タンボ」。
帰り道で見かけた花。
マチュピチュ遺跡まで戻って来た時には、日が西に傾いていた。
振り返ると、歩いたインカ道と「インティプンク（太陽の門）」が遠くに見える。
イチオシ

緑のじゅうたんにポツンと建つ「見張り小屋」と「ワイナピチュ」の風景が、何気に良いんだな。
そこをあえて望遠で。
「上部墓地」からの眺め。
これも残念ながら花の名がわからない。
マチュピチュ村へのバスの最終は17:30と聞いている。

まだ２時間近くあるので、残りの時間はのんびり過ごそう。
この風景を眺めながら腰をおろしてのんびり過ごす。

それが至福のひととき。
花はよく見かける。

名がわからないだけ。
よーく見ると、ワイナピチュにも建物の跡があるんだな。
あいかわらず、こんなのや・・・
こんなのを撮ったりしながら・・・
多くの観光客が去って、静けさに包まれてきた。
リャマものんびり草を食み・・・
イチオシ

そして、この景色を眺める。
「儀式の石」と「マチュピチュ山」。
誰もいない「見張り小屋」。
その窓から見下ろす風景。
残り少ない観光客。
邪魔者は消えてこれからはリャマの時間。
好天に恵まれて、今日は「空中都市」を満喫できた。

思い残すことはない。

そろそろ帰るとしますわ。

これからは君たちだけの時間だ。
今日入場して最初に見た「コルカ」。

見納めもやはりこの建物。
17:00発のバスでマチュピチュ村に下りた。

朝、防寒を兼ねたレインウェアを羽織って出かけたが、入場してすぐに脱いでから一度も着ることはなかった。

「雨が降っても日中晴れ間が見えることもあるだろう」、そんな悲観的な希望は、杞憂に終わった。

ペルーを旅する誰もが目指す「空中都市」を絶好のコンディションで満喫できた、最高の一日だった。