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メキシコに入国して7日目。<br /><br />今日はカンクンからトゥルムヘデイトリップ。<br /><br />午前中に「グラン・セノーテ」を存分に堪能した後、カリブ海に面した「トゥルム遺跡」を訪れます。<br /><br />カンクンに帰る途中で、ヨーロッパ人に人気の「プラヤ・デル・カルメン」にも立ち寄ります。

中南米 古代文明&コロ二アル紀行2014 / 12日目(4/7)後編

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2014/04/07 - 2014/04/07

12位(同エリア91件中)

キートン

キートンさん

メキシコに入国して7日目。

今日はカンクンからトゥルムヘデイトリップ。

午前中に「グラン・セノーテ」を存分に堪能した後、カリブ海に面した「トゥルム遺跡」を訪れます。

カンクンに帰る途中で、ヨーロッパ人に人気の「プラヤ・デル・カルメン」にも立ち寄ります。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
ユナイテッド航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 「グラン・セノーテ」の入口に停まっていたタクシーで「トゥルム遺跡」にやって来た。<br /><br />タクシー代は15USドルもかかった。<br />街からグラン・セノーテまで6USドルだったのと比較すると、たいして距離は変わらないはずなのに、高過ぎだと感じた。<br />しかし昨日のイク・キル・セノーテでの教訓から、街中と違い、ここにタクシーが停まっていることはラッキーかもしれないので、高いと感じながらも素直にタクシーで移動することにした。<br /><br />ただ、タクシーで着いたのは思っていた遺跡の北西側ではなく、遺跡の南側だった。<br /><br />遺跡入口まで歩く距離はそれほど変わらないと思うが、タクシーで走る距離は確かにこちらの方が長くなる。

    「グラン・セノーテ」の入口に停まっていたタクシーで「トゥルム遺跡」にやって来た。

    タクシー代は15USドルもかかった。
    街からグラン・セノーテまで6USドルだったのと比較すると、たいして距離は変わらないはずなのに、高過ぎだと感じた。
    しかし昨日のイク・キル・セノーテでの教訓から、街中と違い、ここにタクシーが停まっていることはラッキーかもしれないので、高いと感じながらも素直にタクシーで移動することにした。

    ただ、タクシーで着いたのは思っていた遺跡の北西側ではなく、遺跡の南側だった。

    遺跡入口まで歩く距離はそれほど変わらないと思うが、タクシーで走る距離は確かにこちらの方が長くなる。

  • 徒歩5分程でチケット売り場に到着。<br /><br />タクシーを含む一般車両はここまでの進入は不可のようだ。<br />タクシーで着いた場所は、確かにここから最も近い場所だったようだ。<br /><br />遺跡の入場料は49ペソだった。

    徒歩5分程でチケット売り場に到着。

    タクシーを含む一般車両はここまでの進入は不可のようだ。
    タクシーで着いた場所は、確かにここから最も近い場所だったようだ。

    遺跡の入場料は49ペソだった。

  • 遺跡見学の前にこのジオラマで遺跡の大まかな位置関係をイメージしておこう。<br /><br />遺跡はほぼ長方形をしていて、3辺を石積みの城壁に囲まれ、東側の1辺はカリブ海に面している。<br /><br />左側が北、上の方が東(カリブ海)。<br /><br />順路としては北側(左側)から南(右)に向かって進むのが一般的のようだ。

    遺跡見学の前にこのジオラマで遺跡の大まかな位置関係をイメージしておこう。

    遺跡はほぼ長方形をしていて、3辺を石積みの城壁に囲まれ、東側の1辺はカリブ海に面している。

    左側が北、上の方が東(カリブ海)。

    順路としては北側(左側)から南(右)に向かって進むのが一般的のようだ。

  • 12:30過ぎ頃、遺跡の北側から見学開始。<br /><br />これは「北西の家」と呼ばれているようだ。

    12:30過ぎ頃、遺跡の北側から見学開始。

    これは「北西の家」と呼ばれているようだ。

  • 「セノーテの家」<br /><br />岩の下にセノーテがあり、その上に家が建っているようだ。

    「セノーテの家」

    岩の下にセノーテがあり、その上に家が建っているようだ。

  • トゥルム遺跡はこのような石積みの城壁で囲まれていて、「セノーテの家」の近くにも入口がある。

    トゥルム遺跡はこのような石積みの城壁で囲まれていて、「セノーテの家」の近くにも入口がある。

  • 「セノーテの家」の上部の建物部分。

    「セノーテの家」の上部の建物部分。

  • いよいよカリブ海の見えるエリアに来た。<br /><br />カリブ海に面する「風の神殿」。<br /><br />カリブ海側の空がどんよりとした曇りなのが残念。

    いよいよカリブ海の見えるエリアに来た。

    カリブ海に面する「風の神殿」。

    カリブ海側の空がどんよりとした曇りなのが残念。

  • 「風の神殿」へと続く園路。<br /><br />「トゥルム遺跡」は、ずっとジャングルで発展したマヤ文化が最後にたどり着いた地であり、スペイン人が最初に目にしたマヤの都市だといわれる。

    「風の神殿」へと続く園路。

    「トゥルム遺跡」は、ずっとジャングルで発展したマヤ文化が最後にたどり着いた地であり、スペイン人が最初に目にしたマヤの都市だといわれる。

  • 「風の神殿」の南側に砂浜のビーチ。<br /><br />もともと進入禁止なのか、今日は波が高いからなのか、ビーチに人の姿はない。

    「風の神殿」の南側に砂浜のビーチ。

    もともと進入禁止なのか、今日は波が高いからなのか、ビーチに人の姿はない。

  • 「大宮殿」の北側建物部分。<br /><br />このあたりからカメラの設定が知らぬ間に変わったのか、レンズが埃で汚れてしまったか、写真の画質が著しく劣化していた。<br /><br />写真データに画質補正をかけたが、まだ多少画質が劣ってしまっているのでご了承を。

    「大宮殿」の北側建物部分。

    このあたりからカメラの設定が知らぬ間に変わったのか、レンズが埃で汚れてしまったか、写真の画質が著しく劣化していた。

    写真データに画質補正をかけたが、まだ多少画質が劣ってしまっているのでご了承を。

  • 城壁の隙間から見える「エルカスティージョ」。<br /><br />何年か前まではもっと近くまで入れたようだが、現在は進入禁止になっている所が結構あるようだ。

    城壁の隙間から見える「エルカスティージョ」。

    何年か前まではもっと近くまで入れたようだが、現在は進入禁止になっている所が結構あるようだ。

  • 「エルカスティージョ」の西側には、「柱の家」。<br /><br />支配階層が住居としていた建造物としては、この遺跡最大のものだという。

    「エルカスティージョ」の西側には、「柱の家」。

    支配階層が住居としていた建造物としては、この遺跡最大のものだという。

  • 「エルカスティージョ」は、トゥルム遺跡のなかでは最も高い建造物。

    「エルカスティージョ」は、トゥルム遺跡のなかでは最も高い建造物。

  • 「エルカスティージョ」の裏側(海側)。<br /><br />古い建物の上に新しい神殿を構築していくという手法で建造されたという。<br />現在残っている神殿の内部には、2つの時代の神殿が眠っているそうだ。

    「エルカスティージョ」の裏側(海側)。

    古い建物の上に新しい神殿を構築していくという手法で建造されたという。
    現在残っている神殿の内部には、2つの時代の神殿が眠っているそうだ。

  • 「エルカスティージョ」の裏側の園路を行くと、「風の神殿」と砂浜のビーチを見渡せるポイントに出る。<br /><br />やはり空模様がイマイチ。

    「エルカスティージョ」の裏側の園路を行くと、「風の神殿」と砂浜のビーチを見渡せるポイントに出る。

    やはり空模様がイマイチ。

  • ここでもしばしば見かけるイグアナ。

    ここでもしばしば見かけるイグアナ。

  • 断崖に咲く花。

    イチオシ

    断崖に咲く花。

  • ビーチに下りる階段が設置してあるが、階段上部にロープが張ってあり、進入禁止となっている。<br /><br />今日に限ったことなのか、下のビーチには現在進入禁止なのかは不明。

    ビーチに下りる階段が設置してあるが、階段上部にロープが張ってあり、進入禁止となっている。

    今日に限ったことなのか、下のビーチには現在進入禁止なのかは不明。

  • アクアブルーの海と「エルカスティージョ」。<br /><br />海の色が良いだけに、空模様が残念。

    イチオシ

    アクアブルーの海と「エルカスティージョ」。

    海の色が良いだけに、空模様が残念。

  • 断崖に白砂のビーチって絵になるよね。

    断崖に白砂のビーチって絵になるよね。

  • 打ち寄せる波は半端なく、浜辺の砂を巻き上げている。

    打ち寄せる波は半端なく、浜辺の砂を巻き上げている。

  • 断崖の上は風だって半端なく強い。

    断崖の上は風だって半端なく強い。

  • 石積みとカリブ海の風景。<br /><br />この石積みは遺跡の古さはないように見えるけど。

    石積みとカリブ海の風景。

    この石積みは遺跡の古さはないように見えるけど。

  • 遺跡の中央部に戻って、建造物の見学ももう少ししておかないと。<br /><br />「エルカスティージョ」を正面方向から。

    遺跡の中央部に戻って、建造物の見学ももう少ししておかないと。

    「エルカスティージョ」を正面方向から。

  • 「フレスコ画の神殿」<br /><br />15世紀前半に3段階に分けて建てられた2階建の神殿。<br /><br />降臨する神や仮面のレリーフなど壁画の装飾は、トゥルム遺跡のなかで最大の見どころのひとつ。<br /><br />そんなこととはつゆ知らず、完全に見逃してしまった。

    「フレスコ画の神殿」

    15世紀前半に3段階に分けて建てられた2階建の神殿。

    降臨する神や仮面のレリーフなど壁画の装飾は、トゥルム遺跡のなかで最大の見どころのひとつ。

    そんなこととはつゆ知らず、完全に見逃してしまった。

  • 「大宮殿」の南側建物部分。<br /><br />「大宮殿」は「ハラッシ・ウィニックの家」とも呼ばれているようで、支配階層が住居としていた建造物であったようだ。

    「大宮殿」の南側建物部分。

    「大宮殿」は「ハラッシ・ウィニックの家」とも呼ばれているようで、支配階層が住居としていた建造物であったようだ。

  • 入口上部には、「降臨する神」のレリーフが見られる。<br /><br />「降臨する神」は、逆立ちしたような彫像で、コバ遺跡などの周辺のマヤ遺跡でも見られるものだという。

    入口上部には、「降臨する神」のレリーフが見られる。

    「降臨する神」は、逆立ちしたような彫像で、コバ遺跡などの周辺のマヤ遺跡でも見られるものだという。

  • 「チュルトゥンの家」<br /><br />これも、支配階層が住居としていた建造物のようだ。

    「チュルトゥンの家」

    これも、支配階層が住居としていた建造物のようだ。

  • 遺跡に咲く赤い花。<br /><br />「トゥルム遺跡」は、残っている建造物としては世界遺産の遺跡に比べて小ぶりだという印象はぬぐえない。<br />しかし、アクアブルーの海、白砂のビーチ、断崖の上に建つ建造物がセットとなった風景は、この遺跡だけが持つ唯一無比のものである。

    遺跡に咲く赤い花。

    「トゥルム遺跡」は、残っている建造物としては世界遺産の遺跡に比べて小ぶりだという印象はぬぐえない。
    しかし、アクアブルーの海、白砂のビーチ、断崖の上に建つ建造物がセットとなった風景は、この遺跡だけが持つ唯一無比のものである。

  • 14:00頃、トゥルム遺跡の見学を終えて、遺跡の北西方向に歩いて行く。<br /><br />しばらく行くと、道路の右側には露店が出ている。<br /><br />この近くに停まるプラヤ・デル・カルメン行のバスの便があるようだが、トゥルムのバスターミナルまで戻った方が便も多く確実だったので、タクシーでバスターミナルまで移動した。<br /><br />タクシー代は忘れてしまったが100ペソ近くしたかも。

    14:00頃、トゥルム遺跡の見学を終えて、遺跡の北西方向に歩いて行く。

    しばらく行くと、道路の右側には露店が出ている。

    この近くに停まるプラヤ・デル・カルメン行のバスの便があるようだが、トゥルムのバスターミナルまで戻った方が便も多く確実だったので、タクシーでバスターミナルまで移動した。

    タクシー代は忘れてしまったが100ペソ近くしたかも。

  • 14:30頃発のADOバスに乗り、プラヤ・デル・カルメンに14:30過ぎに到着。<br /><br />バス代は72ペソ。

    14:30頃発のADOバスに乗り、プラヤ・デル・カルメンに14:30過ぎに到着。

    バス代は72ペソ。

  • プラヤ・デル・カルメンの街の道路は、碁盤の目のようなので方向がわかりにくい。<br /><br />ちょっと苦労してようやく海が見えてきた。

    プラヤ・デル・カルメンの街の道路は、碁盤の目のようなので方向がわかりにくい。

    ちょっと苦労してようやく海が見えてきた。

  • 浜辺に出てみると、波が高く海で泳ぐには無理がありそう。<br /><br />意外に人は多いが、椅子に寝そべる人は少ない。

    浜辺に出てみると、波が高く海で泳ぐには無理がありそう。

    意外に人は多いが、椅子に寝そべる人は少ない。

  • 浜辺の北東方向(カンクンの方向)。

    浜辺の北東方向(カンクンの方向)。

  • カリブ海の景色。<br /><br />頭上は晴れてるんだけどなぁ。

    カリブ海の景色。

    頭上は晴れてるんだけどなぁ。

  • 波で浜が洗掘されて倒れそうなヤシの木。

    波で浜が洗掘されて倒れそうなヤシの木。

  • 海は荒れてるし、もう帰るとするか・・・<br /><br />って感じ。

    海は荒れてるし、もう帰るとするか・・・

    って感じ。

  • それでも海で遊ぶツワモノたち。

    それでも海で遊ぶツワモノたち。

  • 海鳥たちはどこ吹く風。

    海鳥たちはどこ吹く風。

  • 観光用にしては少し漁船っぽい。

    イチオシ

    観光用にしては少し漁船っぽい。

  • 海に続く通りの風景。<br /><br />天気が良ければ、このプラヤ・デル・カルメンかカンクンのきれいな海辺で夕暮れ時の風景を見るのもいいが、今日は朝早かったこともあり17:00頃のADOバスでカンクンの宿に帰った。<br /><br />今日は「トゥルム遺跡」も良かったが、なんといっても「グラン・セノーテ」が最大の成果だろう。<br />世界でもユカタン半島でしか見られないセノーテを、ダイビングではないが水中の光景を見れたのは貴重な体験となった。

    海に続く通りの風景。

    天気が良ければ、このプラヤ・デル・カルメンかカンクンのきれいな海辺で夕暮れ時の風景を見るのもいいが、今日は朝早かったこともあり17:00頃のADOバスでカンクンの宿に帰った。

    今日は「トゥルム遺跡」も良かったが、なんといっても「グラン・セノーテ」が最大の成果だろう。
    世界でもユカタン半島でしか見られないセノーテを、ダイビングではないが水中の光景を見れたのは貴重な体験となった。

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