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小松に3日、そして山中温泉に8日間逗留する。<br /><br />しかし肉体的には比較的楽で、穏やかな晴天の日々が続いたこの期間に、芭蕉は心を苦しめられるつらい出来事が続いたようだ。<br /><br />金沢では再会を楽しみにしていた若い弟子、一笑の死を知らされ、何と云っても山中温泉では、体調を崩した曾良との辛い別れがあり、永平寺参拝を終えた後訪れた松岡天龍寺で、金沢から付き添ってくれた北枝とも別れ、以後芭蕉は一人旅を余儀なくされる。<br /><br />疲れが溜りにたまった体に一人旅は、短い距離だったとはいえ、芭蕉と云えども応えたのでは無かろうか。<br /><br />我々はこのシリーズで始めての、羽田空港から小松空港までの飛行機旅であった。<br /><br />小松空港から一旦金沢までバスで一挙に後戻りし、金沢から芭蕉達の旅を追う。<br /><br />この旅には、兼六公園や永平寺といった日本有数の名勝や、山中節で有名な山中温泉が含まれており、もちろんそれらを楽しみにしていのたが、それら以外にも、訪れた場所が多く、その一つひとつが予想以上の規模があり、見所も豊富で、加えて芭蕉達と同じように天候にも恵まれ、それにつれてシャッターを切る回数も大幅に増えた。<br /><br />一方私の奥の細道を訪ねて最終回(第16回)の出発が10月19日に控えている事もあり、それまでに第15回の旅行記を終えるのはとても不可能だが、せめて最終回の出発と繋がるように、前回の芭蕉の行程だけは復習をして置こうと、目次だけでもと作成したものです。<br /><br />写真の順番は従来どおり我々の旅の順序でなく、判る限り芭蕉の行程に準じて整理して有ります。<br /><br />奥の細道を訪ねて第15回その2金沢から福井まで 目次<br /><br />15金沢から小松までの景観<br />16芭蕉句碑”あかかと 碑は難面(つれなく)もあきの風”小松天満宮<br />17小松散策その1神主宅で句会を催した本折日吉神社<br />18小松散策その2芭蕉も立ち寄ったお諏訪さんこと菟橋(うはし)神社<br />19曾良との別れの場となった山中温泉<br />20芭蕉が山中温泉到着翌日に訪れた医王寺<br />21山中温泉鶴仙渓散策その1”こおろぎ橋”から”采石巌”を眺める休憩所まで<br />22山中温泉鶴仙渓散策その2休憩所から道ヶ淵を見下ろす”あやとり橋”まで<br />23山中温泉鶴仙渓散策その3”黒谷橋”と木製芭蕉座像に出合う”芭蕉堂”<br />24曾良との別れの場所”芭蕉の館”で美声の山中節拝聴<br />25那谷寺散策往路:参道・奇岩遊仙峡・本殿<br />26那谷寺散策帰路:池・三重塔・鎮守堂・鐘楼<br />27那谷寺散策:金堂と名勝那谷寺庭園周遊<br />28小松に立ち戻った芭蕉が訪れた”小松天満宮”<br />29加賀地ビール館で昼食<br />30堂内に居並ぶ五百羅漢像と芭蕉塚・全昌寺<br />31西行が詠んだことで芭蕉も訪れた”汐越の松”の今様<br />32日本海を見下ろす蓮如上人像が建つ蓮如の里の上の吉崎御坊跡の丘<br />33芭蕉が宿を取った丸岡に聳える丸岡城天主閣とパノラマ<br />34永平寺その1永平寺までの景観・平林寺門前・正門参道・傘松(さんしょう)閣<br />35永平寺その2廊下・僧堂・承陽殿一帯<br />36永平寺その3法堂・仏殿・中雀門一帯<br />37大庫院・山門・浴室・鐘楼堂・瑠璃聖宝閣一帯<br />38金沢から同行した北枝との別れの場所・松岡天竜寺<br />39福井で再開し逗留した洞哉邸跡とその界隈<br />40敦賀に向かう等裁の案内で途上立ち寄った”玉江橋の碑”と”朝六ッ橋”<br />41斉藤実盛が最後を遂げた戦場跡・実盛塚<br />42安宅関と日本海の夕暮れ

奥の細道を訪ねて第15回その2金沢から福井まで(目次)

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2012/09/14 - 2012/09/16

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WT信

WT信さん

小松に3日、そして山中温泉に8日間逗留する。

しかし肉体的には比較的楽で、穏やかな晴天の日々が続いたこの期間に、芭蕉は心を苦しめられるつらい出来事が続いたようだ。

金沢では再会を楽しみにしていた若い弟子、一笑の死を知らされ、何と云っても山中温泉では、体調を崩した曾良との辛い別れがあり、永平寺参拝を終えた後訪れた松岡天龍寺で、金沢から付き添ってくれた北枝とも別れ、以後芭蕉は一人旅を余儀なくされる。

疲れが溜りにたまった体に一人旅は、短い距離だったとはいえ、芭蕉と云えども応えたのでは無かろうか。

我々はこのシリーズで始めての、羽田空港から小松空港までの飛行機旅であった。

小松空港から一旦金沢までバスで一挙に後戻りし、金沢から芭蕉達の旅を追う。

この旅には、兼六公園や永平寺といった日本有数の名勝や、山中節で有名な山中温泉が含まれており、もちろんそれらを楽しみにしていのたが、それら以外にも、訪れた場所が多く、その一つひとつが予想以上の規模があり、見所も豊富で、加えて芭蕉達と同じように天候にも恵まれ、それにつれてシャッターを切る回数も大幅に増えた。

一方私の奥の細道を訪ねて最終回(第16回)の出発が10月19日に控えている事もあり、それまでに第15回の旅行記を終えるのはとても不可能だが、せめて最終回の出発と繋がるように、前回の芭蕉の行程だけは復習をして置こうと、目次だけでもと作成したものです。

写真の順番は従来どおり我々の旅の順序でなく、判る限り芭蕉の行程に準じて整理して有ります。

奥の細道を訪ねて第15回その2金沢から福井まで 目次

15金沢から小松までの景観
16芭蕉句碑”あかかと 碑は難面(つれなく)もあきの風”小松天満宮
17小松散策その1神主宅で句会を催した本折日吉神社
18小松散策その2芭蕉も立ち寄ったお諏訪さんこと菟橋(うはし)神社
19曾良との別れの場となった山中温泉
20芭蕉が山中温泉到着翌日に訪れた医王寺
21山中温泉鶴仙渓散策その1”こおろぎ橋”から”采石巌”を眺める休憩所まで
22山中温泉鶴仙渓散策その2休憩所から道ヶ淵を見下ろす”あやとり橋”まで
23山中温泉鶴仙渓散策その3”黒谷橋”と木製芭蕉座像に出合う”芭蕉堂”
24曾良との別れの場所”芭蕉の館”で美声の山中節拝聴
25那谷寺散策往路:参道・奇岩遊仙峡・本殿
26那谷寺散策帰路:池・三重塔・鎮守堂・鐘楼
27那谷寺散策:金堂と名勝那谷寺庭園周遊
28小松に立ち戻った芭蕉が訪れた”小松天満宮”
29加賀地ビール館で昼食
30堂内に居並ぶ五百羅漢像と芭蕉塚・全昌寺
31西行が詠んだことで芭蕉も訪れた”汐越の松”の今様
32日本海を見下ろす蓮如上人像が建つ蓮如の里の上の吉崎御坊跡の丘
33芭蕉が宿を取った丸岡に聳える丸岡城天主閣とパノラマ
34永平寺その1永平寺までの景観・平林寺門前・正門参道・傘松(さんしょう)閣
35永平寺その2廊下・僧堂・承陽殿一帯
36永平寺その3法堂・仏殿・中雀門一帯
37大庫院・山門・浴室・鐘楼堂・瑠璃聖宝閣一帯
38金沢から同行した北枝との別れの場所・松岡天竜寺
39福井で再開し逗留した洞哉邸跡とその界隈
40敦賀に向かう等裁の案内で途上立ち寄った”玉江橋の碑”と”朝六ッ橋”
41斉藤実盛が最後を遂げた戦場跡・実盛塚
42安宅関と日本海の夕暮れ

同行者
一人旅
交通手段
観光バス JALグループ ANAグループ JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 15金沢から小松までの景観

    15金沢から小松までの景観

  • 16芭蕉句碑”あかかと 碑は難面(つれなく)もあきの風”小松天満宮<br />

    16芭蕉句碑”あかかと 碑は難面(つれなく)もあきの風”小松天満宮

  • 17小松散策その3神主宅で句会を催した本折日吉神社<br />

    17小松散策その3神主宅で句会を催した本折日吉神社

  • 18小松散策その4芭蕉も立ち寄ったお諏訪さんこと菟橋(うはし)神社<br />

    18小松散策その4芭蕉も立ち寄ったお諏訪さんこと菟橋(うはし)神社

  • 19曾良との別れの場となった山中温泉<br />

    19曾良との別れの場となった山中温泉

  • 20芭蕉が山中温泉到着翌日に訪れた医王寺<br />

    20芭蕉が山中温泉到着翌日に訪れた医王寺

  • 21山中温泉鶴仙渓散策その1”こおろぎ橋”から”采石巌”を眺める休憩所まで<br />

    21山中温泉鶴仙渓散策その1”こおろぎ橋”から”采石巌”を眺める休憩所まで

  • 22山中温泉鶴仙渓散策その2休憩所から道ヶ淵を見下ろす”あやとり橋”ま<br />で

    22山中温泉鶴仙渓散策その2休憩所から道ヶ淵を見下ろす”あやとり橋”ま

  • 23山中温泉鶴仙渓散策その3”黒谷橋”と木製芭蕉座像に出合う”芭蕉堂”<br />

    23山中温泉鶴仙渓散策その3”黒谷橋”と木製芭蕉座像に出合う”芭蕉堂”

  • 24曾良との別れの場所”芭蕉の館”で美声の山中節拝聴<br />

    24曾良との別れの場所”芭蕉の館”で美声の山中節拝聴

  • 25那谷寺散策往路:参道・奇岩遊仙峡・本殿<br />

    25那谷寺散策往路:参道・奇岩遊仙峡・本殿

  • 26那谷寺散策帰路:池・三重塔・鎮守堂・鐘楼<br />

    26那谷寺散策帰路:池・三重塔・鎮守堂・鐘楼

  • 27那谷寺散策:金堂と名勝那谷寺庭園周遊<br />

    27那谷寺散策:金堂と名勝那谷寺庭園周遊

  • 28小松に立ち戻った芭蕉が訪れた”小松天満宮”<br />

    28小松に立ち戻った芭蕉が訪れた”小松天満宮”

  • 29加賀地ビール館で昼食<br />

    29加賀地ビール館で昼食

  • 30堂内に居並ぶ五百羅漢像と芭蕉塚・全昌寺<br /><br /><br />

    30堂内に居並ぶ五百羅漢像と芭蕉塚・全昌寺


  • 31西行が詠んだことで芭蕉も訪れた”汐越の松”の今様<br />

    31西行が詠んだことで芭蕉も訪れた”汐越の松”の今様

  • 32日本海を見下ろす蓮如上人像が建つ蓮如の里の上の吉崎御坊跡の丘<br /><br />

    32日本海を見下ろす蓮如上人像が建つ蓮如の里の上の吉崎御坊跡の丘

  • 33芭蕉が宿を取った丸岡に聳える丸岡城天主閣とパノラマ<br /><br /><br />

    33芭蕉が宿を取った丸岡に聳える丸岡城天主閣とパノラマ


  • 34永平寺その1永平寺までの景観・平林寺門前・正門参道・傘松(さんしょう)閣<br /><br /><br />

    34永平寺その1永平寺までの景観・平林寺門前・正門参道・傘松(さんしょう)閣


  • 35永平寺その2廊下・僧堂・承陽殿一帯<br /><br />

    35永平寺その2廊下・僧堂・承陽殿一帯

  • 36永平寺その3法堂・仏殿・中雀門一帯<br />

    36永平寺その3法堂・仏殿・中雀門一帯

  • 37太平寺その4大庫院・山門・浴室・鐘楼堂・瑠璃聖宝閣一帯<br /><br /><br />

    37太平寺その4大庫院・山門・浴室・鐘楼堂・瑠璃聖宝閣一帯


  • 38金沢から同行した北枝との別れの場所・松岡天竜寺<br />

    38金沢から同行した北枝との別れの場所・松岡天竜寺

  • 39福井で再開し逗留した洞哉邸跡とその界隈<br /><br />

    39福井で再開し逗留した洞哉邸跡とその界隈

  • 40敦賀に向かう等裁の案内で途上立ち寄った”玉江橋の碑”と”朝六ッ橋”<br />

    40敦賀に向かう等裁の案内で途上立ち寄った”玉江橋の碑”と”朝六ッ橋”

  • 41斉藤実盛が最後を遂げた戦場跡・実盛塚<br />

    41斉藤実盛が最後を遂げた戦場跡・実盛塚

  • 42安宅関と日本海の夕暮れ

    42安宅関と日本海の夕暮れ

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