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松岡から福井までは芭蕉の一人旅。<br /><br />奥の細道での芭蕉の2回目一人旅。<br /><br />1回目は越後で温海温泉に向かった曾良とは別行動を取り、馬で鼠ケ関を経て中村に向かった1日の旅。<br /><br />福井には江戸で会った俳人等栽(本名が神戸洞哉)を訪ねる事が主目的であったようだ。<br /><br />等栽に会うのは10年余振りで、芭蕉は街の人に等栽の消息を訪ね、等栽の家を探し当てた喜びの様子を生き生きと書き残している。<br /><br />芭蕉の別れと一人旅の後だけに、ここと、敦賀への出立のくだりをホットするような気分で目にしたのは、私だけでないのではなかろうか。<br /><br />残念ながら当時の様子が知れる家並みは今は無く、足羽川の西、福井鉄道福武線・公園口駅の程近くにある、橋本左内の銅像の建つ左内公園の一角に、「芭蕉宿泊地 洞哉邸跡」と記載した記念碑があるだけ。<br /><br />橋本左内は福井藩士、その学識は明治維新の立役者の一人とも評される人物。<br /><br />安政の大獄で井伊直弼に捕縛され、獄死。 享年26歳。<br /><br />小さな寺が居並ぶその一角には、柴田勝家の墓もある。

奥の細道を訪ねて第15回39福井で再開し逗留した洞哉邸跡とその界隈

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2012/09/16 - 2012/09/16

481位(同エリア604件中)

WT信

WT信さん

松岡から福井までは芭蕉の一人旅。

奥の細道での芭蕉の2回目一人旅。

1回目は越後で温海温泉に向かった曾良とは別行動を取り、馬で鼠ケ関を経て中村に向かった1日の旅。

福井には江戸で会った俳人等栽(本名が神戸洞哉)を訪ねる事が主目的であったようだ。

等栽に会うのは10年余振りで、芭蕉は街の人に等栽の消息を訪ね、等栽の家を探し当てた喜びの様子を生き生きと書き残している。

芭蕉の別れと一人旅の後だけに、ここと、敦賀への出立のくだりをホットするような気分で目にしたのは、私だけでないのではなかろうか。

残念ながら当時の様子が知れる家並みは今は無く、足羽川の西、福井鉄道福武線・公園口駅の程近くにある、橋本左内の銅像の建つ左内公園の一角に、「芭蕉宿泊地 洞哉邸跡」と記載した記念碑があるだけ。

橋本左内は福井藩士、その学識は明治維新の立役者の一人とも評される人物。

安政の大獄で井伊直弼に捕縛され、獄死。 享年26歳。

小さな寺が居並ぶその一角には、柴田勝家の墓もある。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス JALグループ ANAグループ JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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