琴平・金刀比羅宮周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
香川県のローカル私鉄・高松琴平電鉄では、年に13回ほど休日に大正生まれの旧型車両の保存運転を実施しています。<br />旧型電車の保存運転が行われるのは、高松築港と琴電琴平を結ぶ琴平線。<br />せっかくだから旧型電車を利用して、金刀比羅宮参拝やうどん屋めぐりも楽しもうというわけで出かけて来ました。

2012年GW レトロ電車で行く金刀比羅宮とその周辺

12いいね!

2012/05/05 - 2012/05/05

364位(同エリア927件中)

旅行記グループ 2011年以降日帰りのお出かけ

2

62

TMBS

TMBSさん

香川県のローカル私鉄・高松琴平電鉄では、年に13回ほど休日に大正生まれの旧型車両の保存運転を実施しています。
旧型電車の保存運転が行われるのは、高松築港と琴電琴平を結ぶ琴平線。
せっかくだから旧型電車を利用して、金刀比羅宮参拝やうどん屋めぐりも楽しもうというわけで出かけて来ました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 琴電琴平駅にて。高松築港駅から乗ってきた高松琴平電鉄のレトロ電車。先頭の300号車は1926(大正15)年製造。今年で製造から85年を迎える古豪です。

    イチオシ

    琴電琴平駅にて。高松築港駅から乗ってきた高松琴平電鉄のレトロ電車。先頭の300号車は1926(大正15)年製造。今年で製造から85年を迎える古豪です。

  • 琴電琴平駅駅舎内に掲げられている、銘菓「灸まん」の広告。

    琴電琴平駅駅舎内に掲げられている、銘菓「灸まん」の広告。

  • 寺院をイメージした琴電琴平駅の駅舎。

    寺院をイメージした琴電琴平駅の駅舎。

  • 駅に隣接して建つ高灯籠。

    駅に隣接して建つ高灯籠。

  • 駅前通りをまっすぐ北東に行った突き当たりに、JRの琴平駅が見えました。<br />大正時代に建設されたレトロな駅舎です。<br />(琴電琴平駅の駅舎ももともとは、昭和初期のレトロ建築でしたが、惜しまれつつ20年ほど前に建て替えられました。)

    駅前通りをまっすぐ北東に行った突き当たりに、JRの琴平駅が見えました。
    大正時代に建設されたレトロな駅舎です。
    (琴電琴平駅の駅舎ももともとは、昭和初期のレトロ建築でしたが、惜しまれつつ20年ほど前に建て替えられました。)

  • 鳥居をくぐり、橋を渡って参道方面に向かいます。

    鳥居をくぐり、橋を渡って参道方面に向かいます。

  • 橋の上から見た、琴電琴平駅に停車中のレトロ電車。<br />4両とも、大正末期〜昭和初期に製造された車両で、今も時折イベント列車として元気に走っています。

    橋の上から見た、琴電琴平駅に停車中のレトロ電車。
    4両とも、大正末期〜昭和初期に製造された車両で、今も時折イベント列車として元気に走っています。

  • 琴平では、大正時代から昭和初期にかけて、金刀比羅宮への参拝客輸送のため4本の鉄道が建設されました。<br />そのうちの2本は現在は廃止され、琴平急行の琴平駅跡(右手後方)には郵便局が、琴平参宮電鉄の琴平駅跡(前方突き当り)にはホテル琴参閣が建設されました。

    琴平では、大正時代から昭和初期にかけて、金刀比羅宮への参拝客輸送のため4本の鉄道が建設されました。
    そのうちの2本は現在は廃止され、琴平急行の琴平駅跡(右手後方)には郵便局が、琴平参宮電鉄の琴平駅跡(前方突き当り)にはホテル琴参閣が建設されました。

  • 昼食はホテル琴参閣の裏手にある「こんぴらうどん」でいただきます。<br />香川県ではおなじみの、製麺所併設のうどん屋さんです。

    昼食はホテル琴参閣の裏手にある「こんぴらうどん」でいただきます。
    香川県ではおなじみの、製麺所併設のうどん屋さんです。

  • 「こんぴらうどん」はセルフのうどん屋さん。<br />まずは生醤油うどんの小(¥130)とてんぷら(1個¥100)2つをいただきます。

    イチオシ

    「こんぴらうどん」はセルフのうどん屋さん。
    まずは生醤油うどんの小(¥130)とてんぷら(1個¥100)2つをいただきます。

  • お腹が空いていたので、かけうどんの小(¥150)もいただきます。4品合わせて500円を切る安さに思わず感動。<br /><br />生醤油うどんのしょっぱさと、かけうどんのあっさりしただし汁はともに病みつきになりそうな味でした。

    お腹が空いていたので、かけうどんの小(¥150)もいただきます。4品合わせて500円を切る安さに思わず感動。

    生醤油うどんのしょっぱさと、かけうどんのあっさりしただし汁はともに病みつきになりそうな味でした。

  • 住宅街の中を抜け、金刀比羅宮の参道に合流します。

    住宅街の中を抜け、金刀比羅宮の参道に合流します。

  • 参道沿いのお店にて。金刀比羅宮の本宮までは700段以上にも及ぶ長い石段が続いていますが、足腰に自信のない人向けには「石段かご」なる乗り物があります。

    参道沿いのお店にて。金刀比羅宮の本宮までは700段以上にも及ぶ長い石段が続いていますが、足腰に自信のない人向けには「石段かご」なる乗り物があります。

  • 石段に沿って、土産物屋が並びます。

    イチオシ

    石段に沿って、土産物屋が並びます。

  • 石段沿いにあった備前焼の狛犬。

    石段沿いにあった備前焼の狛犬。

  • 参道沿いのお土産屋さんの看板。この辺りが222段目、まだ先は長いです。

    参道沿いのお土産屋さんの看板。この辺りが222段目、まだ先は長いです。

  • さらに登ると、終戦直後の瀬戸内海で、機雷の撤去作業にあたられ殉職された方々の顕彰碑がありました。<br />実は金刀比羅宮には、海の神様として長い間多くの海事関係者から信仰を集めてきたという歴史があります。

    さらに登ると、終戦直後の瀬戸内海で、機雷の撤去作業にあたられ殉職された方々の顕彰碑がありました。
    実は金刀比羅宮には、海の神様として長い間多くの海事関係者から信仰を集めてきたという歴史があります。

  • 記念碑の本体は、実際に掃海作業に使われた船の錨でした。

    記念碑の本体は、実際に掃海作業に使われた船の錨でした。

  • 大門に到着。ここから先が金刀比羅宮の境内です。

    イチオシ

    大門に到着。ここから先が金刀比羅宮の境内です。

  • 大門の左側に鎮座していた人形。

    大門の左側に鎮座していた人形。

  • 大門の右側に鎮座していた人形。

    大門の右側に鎮座していた人形。

  • 境内のあちこちには「笑顔取り戻そう。こんぴらさん。」のキャッチフレーズが掲げられていました。右側のイラストは、金刀比羅宮の宮司さんが描かれた「笑顔元気くん」。<br />東日本大震災や相次ぐ大型交通事故など暗いニュースが続きますが、世の中が少しでも明るくなることを願うばかりです。

    境内のあちこちには「笑顔取り戻そう。こんぴらさん。」のキャッチフレーズが掲げられていました。右側のイラストは、金刀比羅宮の宮司さんが描かれた「笑顔元気くん」。
    東日本大震災や相次ぐ大型交通事故など暗いニュースが続きますが、世の中が少しでも明るくなることを願うばかりです。

  • 金刀比羅宮に古くから伝わる品々を展示する「宝物館」<br />ちょうど金刀比羅宮所蔵の刀の特別展が開かれていました。

    金刀比羅宮に古くから伝わる品々を展示する「宝物館」
    ちょうど金刀比羅宮所蔵の刀の特別展が開かれていました。

  • さらに登った先には、資生堂パーラーが運営する喫茶・レストラン「神椿」が。<br />機会があれば、参拝ついでにじっくり立ち寄りたいお店です。

    さらに登った先には、資生堂パーラーが運営する喫茶・レストラン「神椿」が。
    機会があれば、参拝ついでにじっくり立ち寄りたいお店です。

  • 「神椿」の隣にある木馬舎。江戸時代の高松藩主が寄進した木馬が鎮座しています。

    「神椿」の隣にある木馬舎。江戸時代の高松藩主が寄進した木馬が鎮座しています。

  • 木馬舎の建物。

    木馬舎の建物。

  • 「祓戸社」参拝前に身を清めるための場所です。

    「祓戸社」参拝前に身を清めるための場所です。

  • ようやく本宮に到着しましたと言いたいところですが、この建物は旭社。<br />もともと同じ敷地にあった「松尾寺」の金堂でした。

    ようやく本宮に到着しましたと言いたいところですが、この建物は旭社。
    もともと同じ敷地にあった「松尾寺」の金堂でした。

  • 旭社の前の手水鉢。ここに1円玉を浮かべることができるとご利益があるそうです。<br />私もやってみましたが、結果は大成功!

    旭社の前の手水鉢。ここに1円玉を浮かべることができるとご利益があるそうです。
    私もやってみましたが、結果は大成功!

  • 「賢木門(さかきもん)」をくぐり、本宮に向かいます。

    「賢木門(さかきもん)」をくぐり、本宮に向かいます。

  • 「遙拝所」伊勢神宮を拝むための場所です。

    「遙拝所」伊勢神宮を拝むための場所です。

  • 本宮まではもう一息。

    本宮まではもう一息。

  • 金刀比羅宮の本宮です。

    イチオシ

    金刀比羅宮の本宮です。

  • 本宮は大物主神と、今大河ドラマ「平清盛」で話題になっている崇徳天皇を祀っています。

    本宮は大物主神と、今大河ドラマ「平清盛」で話題になっている崇徳天皇を祀っています。

  • 本宮の脇でおみくじを売っていたので、1本引いてみることにします。

    本宮の脇でおみくじを売っていたので、1本引いてみることにします。

  • おみくじの結果は大吉でした。<br />今年の2月から3月にかけ、プライベートや仕事でごたごたが続いていたので、この金刀比羅宮参拝を機に運勢が好転してくれればと思いました。

    おみくじの結果は大吉でした。
    今年の2月から3月にかけ、プライベートや仕事でごたごたが続いていたので、この金刀比羅宮参拝を機に運勢が好転してくれればと思いました。

  • 本宮前からは、琴平市街と讃岐平野を一望することができました。

    本宮前からは、琴平市街と讃岐平野を一望することができました。

  • 画面中央にJRの琴平駅と高松琴平電鉄の琴電琴平駅が見えます。

    画面中央にJRの琴平駅と高松琴平電鉄の琴電琴平駅が見えます。

  • 小さくて分かりづらいですが、琴電琴平駅を発車した琴電の電車です。

    小さくて分かりづらいですが、琴電琴平駅を発車した琴電の電車です。

  • 「幸福の黄色いお守り」を購入。<br /><br />飼い主に代わって金毘羅参りに出かけた「こんぴら狗」に因んだ犬のマスコットも合わせて売られていました。

    「幸福の黄色いお守り」を購入。

    飼い主に代わって金毘羅参りに出かけた「こんぴら狗」に因んだ犬のマスコットも合わせて売られていました。

  • 本宮の先には奥社ほか複数のお社があります。

    本宮の先には奥社ほか複数のお社があります。

  • 奥社に続く坂道。

    奥社に続く坂道。

  • 白峰神社

    白峰神社

  • 白峰神社には崇徳天皇が祀られています。

    白峰神社には崇徳天皇が祀られています。

  • 白峰神社の先には、菅原道真を祀る菅原神社がありました。<br />本当は奥社まで行きたいのですが、次の予定まであまり時間が無かったためここで引き返します。

    白峰神社の先には、菅原道真を祀る菅原神社がありました。
    本当は奥社まで行きたいのですが、次の予定まであまり時間が無かったためここで引き返します。

  • 旭社に供えられていた清酒「金陵」とマルキン醤油。<br />いずれも金刀比羅宮にゆかりの深いブランドです。

    旭社に供えられていた清酒「金陵」とマルキン醤油。
    いずれも金刀比羅宮にゆかりの深いブランドです。

  • 表書院。入場料を払えば中に入ることもできます。

    表書院。入場料を払えば中に入ることもできます。

  • ここには2頭の神馬がいます。

    ここには2頭の神馬がいます。

  • サラブレッドの「トウカイ・スタント号」G1優勝馬を父に持つ名馬です。

    サラブレッドの「トウカイ・スタント号」G1優勝馬を父に持つ名馬です。

  • もう一頭の神馬は、道産子の「月琴号」

    もう一頭の神馬は、道産子の「月琴号」

  • 巨大なスクリュー。愛媛県の今治造船が奉納したものだそうです。

    巨大なスクリュー。愛媛県の今治造船が奉納したものだそうです。

  • こちらはアフリカ象の銅像です。

    こちらはアフリカ象の銅像です。

  • 琴電琴平駅目指して長い石段を下ります。

    琴電琴平駅目指して長い石段を下ります。

  • 大門を出たところにある茶店で一服します。

    大門を出たところにある茶店で一服します。

  • まずは、昔懐かしの瓶入りコーラをいただきます。

    イチオシ

    まずは、昔懐かしの瓶入りコーラをいただきます。

  • 2杯目は、金刀比羅宮名物の冷やし甘酒をいただくことに。ほどよい甘さに生姜の風味が混じり、石段登りで疲れた体を癒してくれました。

    イチオシ

    2杯目は、金刀比羅宮名物の冷やし甘酒をいただくことに。ほどよい甘さに生姜の風味が混じり、石段登りで疲れた体を癒してくれました。

  • 参道を降りて行く途中で、昔の水難救助用品が陳列されているのを発見しました。

    参道を降りて行く途中で、昔の水難救助用品が陳列されているのを発見しました。

  • 戦前のものと思われる、救難所の配置図。

    戦前のものと思われる、救難所の配置図。

  • 旧南樺太の地図も掲載されていました。

    旧南樺太の地図も掲載されていました。

  • もう少しで石段の出口に達するという所で、石段かごとすれ違いました。<br />見た感じ石段かごを使われている方はそう多くないようでしたが、杖のレンタルを利用されている方はかなりいました。

    もう少しで石段の出口に達するという所で、石段かごとすれ違いました。
    見た感じ石段かごを使われている方はそう多くないようでしたが、杖のレンタルを利用されている方はかなりいました。

  • 帰りの電車の時間が迫っているので、急ぎ足で移動します。

    帰りの電車の時間が迫っているので、急ぎ足で移動します。

  • 取るものもとりあえず、琴電琴平14時43分発の高松築港行きで次の目的地仏生山に向かいます。<br /><br />今回はレトロ電車乗車のついでの金毘羅参りとあり、あまりゆっくり琴平に滞在できなかったのですが、次琴平に来る時は奥社にお参りしたり、ご当地スイーツや温泉を楽しみたいなあと思います。

    取るものもとりあえず、琴電琴平14時43分発の高松築港行きで次の目的地仏生山に向かいます。

    今回はレトロ電車乗車のついでの金毘羅参りとあり、あまりゆっくり琴平に滞在できなかったのですが、次琴平に来る時は奥社にお参りしたり、ご当地スイーツや温泉を楽しみたいなあと思います。

この旅行記のタグ

関連タグ

12いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ムロろ~んさん 2012/05/14 17:20:41
    木造の列車ですか?
    TMBS殿

    ムロろ〜んです。
    かなり古い列車の画像を見て、ちょっと驚きながら旅行記を拝見しました。今でも現役で走っているのですね。
    しかも駅前にあるうどん屋さんもおいしそうですね。うどん県だけあって良さそうです。

    ここにも行ってみたいのですが、ボンネットバスが走っている所もありましたよねぇ。たしかかずら橋のところだったかと。そこに行ってみたいなぁと思っているのですよ。って、どこでしたっけ?


    ムロろ〜ん(-人-)

    TMBS

    TMBSさん からの返信 2012/05/17 23:19:45
    RE: 木造の列車ですか?
    ムロろーん様

     こんばんは
     写真の電車ですが、現役ですが、もっぱら年13回の保存運転の日に運転されるのみになっています。
     今回行った琴平のお店は駅から若干距離があるのですが、評判に違わないなかなかの美味でした。金刀比羅宮近くのホテル琴参閣の裏にあるので、一度寄られてみてください。
     ボンネットバスは、同じ四国でも徳島県三好市のかずら橋周辺で、定期観光バスやホテルの送迎バスとして走っています。
     あまり詳しくは調べていないのですが、琴平から土讃線の列車に乗られて、阿波池田という所で降りたら、そこからボンネットバスの定期観光コースに乗り継げると聞きました。

                           TMBS

TMBSさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP