2010/03/29 - 2010/04/27
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この旅行記のスケジュール
2010/03/29
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トルコ アンタクヤ
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バスでの移動
国際バス
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ホテル・グリーンスター
2010/04/17
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バスでの移動
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トルコ アンタクヤ
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この旅行記スケジュールを元に
2か月かけて中東とバルカン半島南部を周遊した時の備忘録です。
前半1か月は、トルコとレヴァント(東部地中海沿岸の国々)のシリア・レバノン・ヨルダンを陸路で周ってきました。
黒海から紅海まで南下し、再び北上し、ギリシャへと抜けます。
シリア最初の街は、トルコからのゲートシティ、アレッポ石鹸でも有名な世界遺産に登録されているアレッポにやってきました。
シリア前半は西部ルートのハマ経由でレバノン・ヨルダンへ。
後半は東部ルートのパルミラ・デリゾール経由で約2週間後に再び、このアレッポに戻ってきます。
3/29 アレッポ
30 ハマ
31 バールベック (レバノン)
4/01 ダマスカス
02 〃
*シリアを訪れたこの1年後、内戦状態に入ってしまい、今もたいへんな状況が続いています。
1日も早く、また平和で訪れることができるように、またシリアの人々が無事で再び元の生活に戻れるように願っております。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
トルコのカッパドキアからアダナ経由でアンタクヤの街へ行き、そこからシリアのアレッポへ行く国際バスに乗ります。
国境ではたくさんのトラックが並んでいましたが、バスは入国審査を受けてすんなり通過。この当時は、特に厳しい検査もなく入国できました。
トルコからの国境を超えると、西洋文化があるトルコと比べ、一気に中東感、イスラム圏の雰囲気が増します。 -
バスターミナルらしき所に着くも、いまいち現在地がわからない。
ガイドブックに地図は載っているのもの、本来使われてるターミナルで降ろされたのかも怪しい。
とりあえず、ひときわ高いホテルに向かって歩いていきます。 -
高層ホテルを過ぎ、どうにか時計台と大きなシェラトンホテルを見つけ、おそらく中心部らしいので、ここら辺で宿を探します。
-
何件か部屋を見せてもらい、値段交渉し、裏路地のシェラトンから歩いて10分程の良さそうな宿に決定。
-
アレッポはシリア第2の都市で商業の中心地。
別名、アラビア語で乳を意味する「ハラブ」とも呼ばれます。
現地の人には「ハラブ」と言わないと通じないかも。
「古代都市アレッポ」と世界遺産に登録されるだけあって、思っていたより素敵な街でした。 -
写真の尖塔は世界遺産ウマイヤド・モスクの象徴。
*残念ながら、内戦で倒壊。
シリアに来てまず困ったのはお金。
トルコリラと米ドルを少額持っていたので、とりあえずは何とかなったのですが、ATMで国際キャッシュカードが使えるところが見つからない。
日本円を両替できるか不安だったし、レートも怪しいので、ATMを使いたかったのですが、マークはあるもののどうやら国内のカードしか使えないみたい。
街をぶらぶらしながら、ついでに使えるATMを探しながら歩いていると、「何か困ってるのかい?」と声を掛けてくる若い兄ちゃんが! -
声を掛けてくる時点で怪しいのだが、どこか使えそうなATMはあるか?聞いてみると、2,3か所ちゃんと連れてってくれました。
案の定、申し訳なさそうに「チップもらえるか?」聞いてきたのですが、助かったことにかわりはないので、少額ですがチップを渡しました。
(ちなみに、その後シェラトンホテル内のATMでもクレジットのキャシングができました) -
でも旅行中、他の人はみんな普通に助けてくれて、とても親切。
うさんくさい輩も少しはいるのかもしれませんが、基本みなさん助けてくれます。
逆に道や乗り場を尋ねたりして助けてもらわないと、個人で自力だけで旅行するのは難しいかもしれません。 -
やっと手にいれたシリアポンドで、サイダーを購入。
暑かったので、喉がカラカラで生き返りました。
その後も地元の人でにぎわうエリアをフラフラと散策。
当時、歩いた感じでは、ほぼ観光客はいないのですが危険な感じはせず、普通に散策ができました。 -
ここでお土産に買いたかったのはアレッポ石鹸。
石鹸発祥の地ともいわれ、1000年以上前から造られているそうです。
オリーブオイルとローレルオイルから造られていて、外側は茶色、中は緑色の固形の硬い石鹸。
独特なほのかな香りがして、無添加石鹸なので、髪から全身使えるそうです。湿気のある所に置いておくのはダメらしい。
また帰りにもう1度寄るので、店の下調べだけしておきます。
でも1個だけ、自分で旅行中に使うために買っておきました。 -
泊まった宿のバルコニーからはシェラトンホテルと遠くにアレッポ城が見えます。
シリアの宿の難点は、高級ホテルでないとシャワーが水しかでないこと。
お湯が出る場合もありますが、時間がかかったり、短かったりしてあまり期待はできません。それで、気温が暑いうちに浴びてしまいます。
Myミニシャンプー&トイレットペーパー持参は必須です。
アラブ式トイレもダメな人が多いかも・・ -
夕食は、サンドウィッチと揚げパンみたいなもので、軽く済ませます。
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翌日はバスで中部の水車の街「ハマ」へと移動します。
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少し日付が飛んで約2週間後に、レバノン・ヨルダンと周り、パルミラ経由で2度目のアレッポに戻ってきた時の記録です。
さっそくアレッポ城に見学に行きます。 -
周りはお濠に囲まれ、石の橋を渡って城内に入っていきます。
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イチオシ
アレッポ城入り口
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内門塔の中に入りました。
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直角の曲がり角が5つ続きます。
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城の頂上部に着きました。
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アレッポ城は、世界で最古の、かつ最大の城の一つといわれています。
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城からのアレッポ市内の景観
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小高い山の上に建てられているので、360度見渡せます。
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頂上部は遺跡のようになっており、ハマムやモスクがあったようです。
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残念ながら、ここも内戦でひどく崩壊してしまい、廃墟となってしまっているようです。
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シリアの子供たちは人懐っこく、寄ってきて「写真を撮ってくれ!」と自分たちから言ってきます。
外国人が珍しいのもあるのでしょう。
無邪気で元気な男の子たちです。 -
この子たちは表情が硬いですが、礼儀正しい子たちでした。
この子供たちが、無事に戦火から逃れて、他の場所へ避難して無事であることを願うばかりです。 -
ぐるっと1周して、城を後にします。
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アレッポ城の麓から続くスーク(市場)にやってきました。
屋内のメインロードは約1kmも真っ直ぐ続いています。 -
イチオシ
1450年からある歴史あるスークだそうです。
中世の趣を感じられます。
500年以上あるスークが、内戦によって破壊されているとしたら、本当に残念でなりません。 -
歩いていると、ここでも遊んでいた子供たちが「写真を撮って」と声を掛けてきました。
-
ストリートチルドレンの子みたいに物をねだったりはしてきません。
興味本位でコンタクトをとってみたかったようです。
撮った画面を見せてあげると、喜んで友達とはしゃいでました。
この子たちもちゃんと無事でいてほしいな~ -
時間帯が遅かったので、お店はほとんど閉まっていました。
-
スークから出て少し裏道を歩いてみました。
ここも中世の雰囲気が漂います。 -
夜は、時計台付近を散策してみました。
ライトアップされています。 -
思ったよりライトアップが素敵な時計台。
おそらくこの時計台も壊されてしまっていることでしょう。 -
この日は満月。
お土産のアレッポ石鹸屋さんを周り、交渉して何セットか購入しました。
アレッポは内戦の中でも激戦地で、被害がかなりひどいそうです。
この時には、1年後にこんなひどい状況になるとは夢にも思っていなかったので、素敵な街が破壊されているとしたら残念でなりません。
なにより、親切にしてもらったシリアの人々が、無事でいてくれることを切に願います。
そして、早くこの状況が収集し、再び平和な国に戻りますように。 -
レバノン経由、シリア前半のルートマップ
次は中部の「ハマ」へと向かいます
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