2009夏、ロシア旅行記(14/43)：6月7日(4)：聖セルギイ像、白鳥、昼食、モスクワから空路サンクトペテルブルクへ

2009/06/05 - 2009/06/10

　トロイツェ・セルギエフ大修道院の見学を終えて、ロシア空港まで、バスで戻りました。モスクワ空港からは、国内線でサンクトペテルブルクへの移動です。1時間20分のフライトでした。

エリア モスクワ(ロシア)

• 交通手段: 観光バス

ここからは、再集合場所に戻る途中での撮影です。人が気が出来た通路を横切ることは出来ませんので、裏側の通路を通りました。その通路脇の柵と門の光景です。

葱坊主の呼び方を何度もして起案したが、寺院内に紫の葱坊主の花が咲いていました。葱の仲間のアリウム・ギガンチウムです。ユリ科の植物です。

足場を組んで修復作業中の聖堂がありました。第二次大戦後の1945年、大修道院跡はロシア正教会に返還されました。その後、1960年代から1970年代にかけて、主要な文化遺産の復元修理が行われ、1993年に世界遺産に登録された経緯があります。

裏の道を通って移動する人達は大勢いました。同じように、人垣が出来た通路を横断するのを避けた人達でしょう。通路脇のチューリップの花です。

聖人像が描かれた聖堂の中間辺りの光景です。縦に筋が入っているのは、描きやすくするために素地が板張りになっているためでしょうか。板ですと、耐久性の問題がありますから、別の素材かも知れません。

白い雲がバックになった尖塔の光景です。入口近くにあった尖塔の一つです。

同じく、白い雲がある空をバックにした尖塔の光景です。建物の軒下からの撮影です。

チケット売り場があった集合場所付近の光景です。アーチ門の上に、木版に描かれた聖人像が飾ってありました。

チケット売り場です。修道院に関係する図書類も販売されていました。

全員が約束の時間までに集合しました。揃ったところで、セルギイ大修道院を後にしました。 退出したアーチ門を振り返っての撮影です。

セルギエフ・ポサードの創設者で、聖人に列せられたラドネジの聖セルギイの像です。足元には花が絶えないようです。

聖セルギイ像の頭部のアップです。この地は、セルギエフの地名でしたが、ソ連時代の1930年にザゴルスクと改称されました。ソ連崩壊後の1991年、『セルギイの居住地』を意味するセルギエフ・ポサードに改称になりました。

トロイツェ・セルギエフ大修道院の見学を終えたところで、丁度お昼の時間となりました。大修道院の門前町のセルギエフ・ポサードの町です。

この日の昼食は、セルギエフ・ポサードのレストランでした。メインディッシュです。野菜や魚の煮込み料理でした。大聖堂から歩いて移動しました。

昼食のレストランの建物光景です。看板の文字はロシア語(キリル文字)で、『PECTPAH』です。アルファベットに直しますと、『Restran：レストラン』です。英語の『Restaurant』の綴りとは違いますが、元々はフランス語のようです。

レストランのすぐ近くにあった池です。水鳥が飛び交っていました。カモメ類のようです。

白鳥も池で泳いでいました。日本の北部の湖沼や河川に飛来する渡り鳥です。鴨の仲間の鳥です。

長い首を湾曲させて、水の中を除く白鳥です。水草などの餌を探しているのでしょうか。

昼食を終えて、歩いて駐車場まで戻る途中での撮影です。塀越しに撮影した塔です。小さな窓かなく、中世を思わせる暗いイメージの塔です。

同じく、駐車場まで戻る途中での撮影です。トローイツェ・セルギエフ修道院を取り囲む塀はかなりの高さです。歴史上、城塞としての機能もあったためでしょう。

城壁の外から、鐘楼の姿の見納めです。時計の針は13時を指していました。高い塀と濠は、まさに城郭の造りです。

トロイツェ・セルギエフ大修道院の門前町として発達したとされるセルゲエフ・ポサードの町ですが、住宅用の新しい建物も多く建ち始めていました。

駐車場に戻り、今度はバスの中からの撮影です。向かった先はモスクワ空港です。

途中、休憩と買い物で立ち寄った郊外型の大型ショッピングセンターです。広大な駐車場でした。その広大な駐車場が、ほとんど満車になっていました。

郊外型の大型ショッピングセンター野内部の光景です。広い店内は、買い物客で混雑していました。日本に配信されていた、昔のソビエトのイメージは、配給を求める行列の光景でした。今は物が溢れ、その光景はありません。

同じく、郊外型の大型ショッピングセンターの内部の光景です。地元の人は車でやって来て、1週間分くらいの食糧等の買い物をするようです。

モスクワ空港に到着しました。国際線で到着した空港ですが、今度は国内線の利用です。次の見学地のサンクトペテルブルグまでの移動です。

モスクワ空港のターミナルビル内から眺めた外の光景です。アエロフロ―ト社の機体が見えました。大韓航空等と同じ、スカイチームに属しています。今回の搭乗機ではありません。

サンクトペテルブルグまでは、17時35分発のFV144での出発です。その間でモスクワ空港のビル内の散策です。今回の旅行では、サンクトペテルブルグからの帰国便ですから、この後立寄ることはありません。

空港ターミナルビル内を歩き疲れたところで、冷えたハイネケンの小瓶がありましたから、ひとまず一服です。